思いついたことを最速で進めるには、りんごをスプーンでえぐり取るイメージでやる

現在進めている企画があります。

それは、以前提案したアイデアがお客様でどう使われたかの追跡調査です。思いついたのでばばっとやってるんですが数は多く、あとレスポンスの率はまあ大分経っているものも多くそこまで期待出来ません。

とはいえ、やってみたらどれくらい返ってくるか、あと実際どうなったかも分かるわけでこれは面白い部分です。実際にアイデアがどう使われたか、そこへの意識がなければ意味がない調査であり企画ですが、そこに興味が最もあるというのが今って感じですね。

今回はこうやって思いついたりしたものをどう最速で進めるかについて考えてみます。

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本の気付きや学びなどから一気にやる

今回の企画自体は思いつきです。とはいえ、本を読んでいて「自分ならどうするかな」と思った時に出てきたアイデアです。そういえば過去のアイデアがどうなったか調べてなかったな、ほぼというか全くですね。その点についてある程度しっておかなければ、アイデアを出した→終わりであって、成長や展開がないなあと感じました。だからこそやるわけです。

この場合いくつかプロセスがあるんですが、多分最も大事なのは、

  • 思いつた根源や根本、本質的な部分をえぐり取る
  • それらを今動ける行動範囲で速攻出来るレベルで荒くていいのでやる

です。

本質をえぐり取る

これは、りんごがあるとしたら、りんごの皮とか下手とか、種とかでなく、果実の実であり、りんごとして食べられる部分を一気に取りに行くということです。最近絵が出てきますけどこういうのもたまにはいいですよね。

Aのように丁寧に皮をむかない。Bのように一気にやる

上の絵はりんごと思って下さい。一般的にはりんごを食べる場合、皮を向いたり、下手をとったりして、実をできるだけ食べますよね。それは一般的にはです。でも、こういう初期段階で思いついた時は乱暴で荒くでいいので、一発で出来るスピード勝負が必須です。なぜならAのようなことをやっていると「皮を半分くらい向いたら、あれ何やってたんだっけ目的はなんだっけ?」となりがちです。何かの話で、ゲームを作る時にボス戦をすごく凝って作ったら最初からボスまでがだるくなって辞めてしまったみたいな話があって、でもボス戦だけそれなら集めてボス戦のみのゲームにすればいいよねというところにも似ています。

品はあるべきですが、Aのような品の良さは命取りで、ここでは何も出来ないというか実行に持ってくまでに時間がかかり、結果的に忘れて終わるパターンでやる気が遭難します。

Bのように、「スプーン」をりんごにぶっ刺して、えぐる。そして実を取ってくる。それでいいんです。そうやって実を汚くも取り出せば実には変わりません。そしてその実こそが今得るべきことであると。

今回の思いつきであれば、「そのアイデアどうなったか」を調べられればいいので、「アンケート調査票」を書式で作ろうとか、「送付先リストを作ろう」とか、そういうことではないんですね。手っ取り早く連絡出来るものでまず「1つ」送ってみてどうなるか、いわゆる鍬を入れることで一気に持っていきます。

粗いレベルでいいのでやる

送付先リストだの、調査票だのはスルーして、本質的に「あのアイデアどうなったか」を聞かせてというだけに絞ります。一回で聞けば複数聞けるからあれやこれやでは返信率も悪いでしょうし、手間も掛かります。

そこで、一個に絞り、とりあえずGO。そしてやっていくうちに返信があれば修正したり、やっていく数は全体でどれくらいあるかを見ていけばいいとなります。

一個やってはずみをつける

実際に僕の場合は、テキストエディタにメモをガンガン綴って、じゃあこの人に送ってみようということでテストとして送ってみました。すると意外にすぐ返事が返ってきました。これは嬉しい誤算です。正確にはアイデアの話でなく相談系だったので、データにはならないのですが良い傾向です。というよりも、ここで「反応がある」ことが大事で、そういう手応えがなければ止めちゃいますよね。

逆に言えば手応えを何でもいいから刺激として得られれば、それって持続出来ます。好奇心って不思議でそういうものを満たすので「楽しいからやり続けられる」んですね。そういうダイヤの原石でなくても、「やると喜ばれるならやろうかな」というくらいで全然オッケーですよね。

これはいけると思ったので、今度はExcelに送った人をリスト化しつつ、送っていくということで、そういえば他の候補リストも出来るなとかリストを増やしつつ今に至ります。

このように一気に本質をえぐり一個まずやることで、そこから見えることが多いです。これをプロトタイプだとか、仮説検証だとか、MVPだとか言葉は仰々しいのですが、思いついたことを「1つ」でもいいからやることは意外に困難になりがちです。

なぜかというと、「それはやっても意味がない」とか「やったところで何があるのだろうか」と寝かせることでやる気も永眠する(笑)からですね。冷めないうちにやりきるというと大変ですから(例えばやるとしたら100時間かかるなら2週間はかかるわけで)、それらを全部やれってことではないです。ちなみに思いついたことをすぐ全部やりきっていたら時間は足りませんよね。

だから、まず1個をやってみてどうかを確認する。この確認的なテストをやる癖をつけるのがいいんじゃないかと思います。いいとは、そうすることで思いつきやアイデアをそのままに寝かせず、検証フェーズや実験フェーズと次の段階に進めていけるということです。それによってそのアイデアに迫力や企画っぽさが出てくるし、何より楽しいのではないかと思います。やっているうちにそこからアイデアも発展したりしてきます。

今回の例で発展できそうなこと

当初、アイデアを出して終わりでなく、その出した成果物であるアイデアをどう使われているかを知ることは実は不安や怖さもありました。最も納めてしまったものはもはやいじれませんから何も恐れることはありません。またお客さんにとって商品として入れたアイデアが使えるかどうかまでは保証しませんから、どうなったかはお客さん次第という面もあるので、とくに瑕疵担保責任みたいなことがあるわけではありません。

とはいえ、アイデアを出したのは僕ですからその出した側では想定出来ない部分があるでしょうし、出来なかった場合僕に対する心象は良くないかもしれませんし、またアイデアを出したから感謝しているでそれ以上はないのかもしれませんし、そのあたりは不明です。

そこを突っ込んでいくことで見えるものがあるのではないか。そういう仮説の元やっています。

発展としてありそうなのは、

  • 提案したアイデアの成功率や採用率、実施確率などを数値化出来る(もちろん返信があって分かる人のみです)
  • 上手く行かなかった場合などどこで躓くかの傾向やその課題解決から新たなサービスや商品を開発出来る。
  • うまくいくケースはそこから何でうまくいくかを学べる。
  • アイデアを提案しそこから成果報酬みたいなサービスをするとした場合の貴重な参考データとなる
  • データが足りなければ、追跡調査ということに協力をする前提でやってもらうことにするなど次の一手が打てる

というところです。

今回の追跡企画は実は、アイデアコンペなどでも求められる話で、コンペ参加者があのアイデアどうなったかというのは実は価値なんじゃないかと。でも、そこを実は出来ているところってほぼないかあっても企業秘密とかあーだこーだで分かりませんよね。開示レベルによるのですが、会員向けだけでもクローズドでもあってもいいし、やり取りをしたお客さんなら尚更だろうなあと思っています。

関わったもの、仕事がそれが結果的にどうなったかを知ること。それは関わった瞬間に見えないけど、形が変化したり形になったりする、またはしないことによって、「関わり」が変化したり、関わる瞬間から最終型が見えるという意味で非常に学びになりそうです。

おわりに

まだ20程度しか出せていませんが、スキを見てやっていこうと思います。既にいくつかはレスポンスをもらっていて嬉しいことです。このデータや返信から学べることがあればまた共有していきたいと思います。

今回は、思いついたアイデアなどをどう形にするか。そういう意味で自分の事例を挙げてみました。ビジネスでもWebサービスでも思いついたら多分やりたくないとか時間がないとか言い訳はおいておいて、やりたいのであれば、まず小さな部分で形を作る。イメージはりんごをスプーンで実をえぐり取り、そこで実を食べて味見する。そこからスタートということです。

体裁は後から整えればいいし、やりたいことはシンプルになんだっけ?ということで1つやる。あとから複数のことや全体をみることはすればいいわけです。むしろ、全体を見るために、効果をどうかを見切るために1回のテストです。そのテストがあまりにも芳しくないなら、今後かかる時間を節約できます。下手を取って、皮をむいたら、実はりんごは腐っていて食べられないかもしれませんよね。そうなったら意味がないので、まずは突っ込んでみる(笑)

そんな一つの進め方でした。多かれ少なかれ物事を早く実現したり、思いついたことをいかに摩擦をなくして進められる、円滑にやるという人はこういう観点があるのではないかなと思っています。

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。1記事でも何かヒントになれば嬉しいです。

ビジネスアイデアで悩んでいませんか?

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