アイデアが苦手な人は大きなアイデアを考え動けずはまる

アイデアが苦手な人とか、アイデアに対して解像度や経験値が低いという人ほどアイデアに対する期待値が高いという話を前書きました。

期待値が高いからこそ最初の初動、一発目が重いってことですよね。それは変わらないのですが、もうちょっと説明できそうだなということでまた考えてみたものをアウトプットします。

アイデアに対する2つの立ち位置がある

アイデアに対する2つの立ち位置っていきなりですが、そういうのがあるかなという仮説です。アイデアが苦手な人は、大きなアイデアを好むわけです。アイデアマンは逆で小さなアイデアを好む気がします。

その上で、大きなアイデア、つまり夢とか世界を変えるみたいなのも「大きな」アイデアですが、それはどうでもよくてというかそれ自体は僕は良いと思うんですね。ただ、そのアイデアが大きすぎて「自分も」手がつけられないなら、悪手ではないかということですね。

理想は、大きなアイデアを掲げつつもしれっと小さいアイデアをやっていくですよね。まあ実行して形にすれば別に順序なんてどうでもいいんですよ。

だけど、ここで明確なのは最初の一歩を大きくしすぎて「動けない」ってことなんですよね。それは何度も書いていますが、失敗を恐れる心理と相性が良いわけです。失敗できない、一発で決めなきゃ。そんなのでうまくできる人は稀なので、多くはそのまま頓挫するってことですよね。

大きなアイデアはまず実行しづらい

まとめるとこんな感じです。

最初に大きなアイデアから入るのと、かつ大きなアイデアが「アイデア」だと思ってしまうんですね。これはもう経験値とか体験、知見の乏しさってだけなので、それが悪いとかってことはないです。だから、アイデアがないなーという人は別にあなたのセンスとか才能とかでなくて、単にその知見の少なさゆえというだけです。あればアイデアは溢れるし、アイデアはあるわけですから。

当然ここで「じゃあどんなことでもアイデアはあるのか」となるのですが、無理なものは無理ということもあるので、そこも含めて「アイデア」に過度な期待を持っていることが微妙というわけですね。そういう反論、つまり「アイデアがあればー」とか「アイデアでいける」とかっていう感覚がまさに術中にハマっているわけですね。

小さなアイデアを丁寧に積み上げる

相互作用的と書いたのですが、アイデア自体は小ささとか一旦無視して、考えられることを丁寧に繰り返す。それが大きなアイデアの一部かもしれないし、またはそれが大きなアイデアそのものかもしれない。アイデアの大きさを評価することって最初から出来なくて、あとから「あのアイデアが転換点になった」としか結果論でしかないんですよね。

だからここで評価する、期待するということが「悪手」と捉えると、そもそもそれを考えないことが良いとなります。

もっといえば、そもそもアウトオブ眼中として、アイデアを考えて試してどうかとか、試してこんな気付きがあったとか、それを繰り返していくことなんですよね。それがアイデア出しとか、アイデアの取り扱いかなというのがあります。

誤解がないようにいえば、大きなアイデアをもって動けない素人はダメとかそういうことではないです。またプロが常に小さいアイデアから始めているかは正直わからないです。アイデア自体は色々と要素が大きすぎるので、最初のアイデアや着手というポイント、シーンを限定してみたというところですね。

アイデアマンとアイデアが苦手な人の思考イメージ

次に、じゃあどうすればいいか。具体的にはアイデア出しが苦手とか、アイデアが苦手だ思いつかないという人に向けてです。

2点あって1つは、アイデアの数と広さ、もう1つはそのアイデアの紐づけです。最後にまとめます。

アイデアとして見える範囲が広い

アイデア自体を点のようなものとして位置づけたのが上の図です。アイデアが苦手な人は偏ったり、少なかったりしてとにかくアイデア資源が枯渇しています。この状況であれば、やはり「一発」アイデアを求めるのはわかりますし、妥当なような気がしませんか?

ちなみに、アイデアマンが考えるジャンプ、面白いアイデアとは、「アイデアジャンプ」というのがあり、それは見えている範囲とは著しく異なるような、つまり「他との組み合わせ」なんですよね。本当それだけです。ただそれを文字通りランダムに組み合わせると疲れるのと、実際に無限のパターンがあるので無理ですよね。

そこで自分の体験や経験や妄想などを含めて考えていくと、自分を通じて重ねられるというのが適切な表現な気がします。他人の視点を借りるのもありですしね。

アイデア資源が多いからアイデアマンとも言えるのですが、アイデア資源が多いからアイデア一個ずつに固執しないということも一発で伝わるのかなとも書いてて思いました。

範囲も大事です。具体と抽象としましたが、次元として枝葉だけで見ていることのほうが多い気がしますが、実はこういうことがいえないか?本質的にいって同じではないか?みたいなことが出来るかどうかです。これはカンとかもあるのですが、カンも結局知見から導き出されるので、やはり日々のトレーニングのような、というところになっちゃうんですよね。

アイデア自体を紐づける

2つ目は紐づけです。アイデアが独立していないってことですね。

アイデアが苦手な人は独立していて、つながらずにそれだけであるという感じです。だから、点なんですよね。頑張って線というか。

なんでそういうアイデアなの?とか、そのアイデアに関連しそうなものは?と言うと、止まる気がします。思いつきっていうのは悪いわけではないですが、まさに思いつきとは点的といえます。アイデアマンが考える「思いつき」と「アイデア」の5つの違いで思いつきは2つ目の特徴として「打ち上げ花火」と書いたのですが、まさに点的といえます。

アイデアマンはこれらを色々な視点、見方でつなげようとします。僕の場合も同じです。今感じた経験や体験って前どっかであったかな?というのもそうですし、雑談でもこれ似たことあるよなあとか。そういうことがかなり多いです。というかそんなことばかり考えているので(笑)そういう風になってしまったというほうが自然ですかね。

例えばある本を買ってブックカバーをつけてもらったんですが、ブックカバーは要らないといったつもりがつけてくれたんですね。それはいいのですが、ブックカバーってつけるの久しぶりだなあと思ってそういう体験自体は「とてもささやか」ですよね。でもですね、こういう経験をしたことは必ずどこかで生きるんですよ。っていう感覚が大事ですね。ブックカバーを久しぶりに付けた話なんて全然おもしろくないはずですが、「久しぶりにした」体験としてはありだと思うんですね。そういうこじつけでもいいので紐づけることが大事です。

ちなみに、ブックカバーをつけると、表紙が見えないので何を読んでいるか分からないですよね。これを逆にすれば、つまり見えるようにすれば宣伝ができるというアイデアにもつながりますよね。ブックカバーを隠すから見せるようにすれば、ブックカバーなんだけ表紙みたいなものもありかもしれませんしね。

なんでつなげるかというと、シンプルにつなげるとアイデアが活性化するからですね。他でも使える、N的に複数つながっているハブみたいなアイデアはどんどんこすれば良いわけです。するとどんどん使えるアイデアになると。これは感覚的に人にアイデアは言ったほうがいいということとリンクします。ここではアイデアはそこそこ使える何かというよりも、アイデアの種から様々なネタということを含むイメージですね。

アイデアマンになるには?

最後にアイデアが苦手な人がどうすればいいかというところの「解決」アイデアを示してみます。とはいえ、すぐ出来る魔法のアイデアではないですよ(笑)

新しいことを試して紐づける

先に述べたように、アイデアが苦手な人はそのまま見た目通り、図通りの狭さと、偏りがあるわけですね。

よって、アイデアの数を増やすとはどういうことかというと、色々なことをやってみるとか、興味を持つってことです。だからこれが全くないと、基本的にアイデアは出ないはずです。これしか興味ないですという人がアイデアマンであることは・・・僕は知らないですね。反例があるかもしれませんが(笑)

点→線→面というのもポイントでしょう。思いつきが点なら、アイデアは線的ともいえるし、企画は面、事業はさらに立体かもしれません。つまり少なくとも次元が増えていき、考えることや要素が増えていくことって感じですね。ここでアイデアが苦手な人は「点」のアイデアで、解決しようとするんですよね。実際には点では打ちまくってもどうかというところですから、実際はしっかり面くらいは見えるようにないと、厳しいのではないかなというところです。

ただ最初は誰でも、僕でも、点的なので、そこを色々と重ねていけるか、視点を増やせるか、興味を増やせるかってだけなんですよ。それだけですよね。

あとは、それをつなぐこと、一個やって何度も試すでも、そこから拡張するでもいいし、それは自由ですよね。やはり自分の興味があることがあるはずなのでそれをやってみて、なにこれ面白いってことをどんどんやる。それが遠そう!って思うのですが実は最短=それでも最短なわけですが、感じがしますね。

やろうとすると壁にぶつかる

最後に実際に興味を広げようとか、新しいことを色々やろうとすると、まあうまくいかないんですよ(笑)それも織り込み済みです。

だから、諦めるんですけど、難しいわけでなく、なんか手応えがないとか、これでいいのか正解?が気になるとか、あと単純に面白くないとか。色々ですよね。実際に評価されるとか、求められるものとのズレってのはありがちですが、一旦ここではスルーしておきます。

最終的に言ってしまえば、日々の生活、見たもの、感じたことが楽しめるかどうかだけな気がしています。箸が転んでもおかしいというのは比喩ですが、箸が転ぶと面白い!ってことを実際にやるかはおいておいてそれくらい生活を楽しんでいる、生活とはあなたの人生であり、生き方であるというわけですよ、どこかの誰かのものではないです(笑)

楽しんでいるはめちゃくちゃ大事で、楽しいからアイデアが生まれるし、楽しんでいるからアイデアが寄ってくるといってもいいかなと。あと楽しくないと続かないですね。

これって誰かに言われてやるようなことでなくて、「あれなんでこうなってるだろう」って自分で気づいて、違和感を覚えて、そういうのを愚直にやるってことですね。

コツというのはそれだけなんですが、このコツが重くて出来ない人が多いかも知れないし、実は分かるけど頭で分かって実際に行動するのが大変という話かもしれないし、そこは分からないです。ただ、アイデアについては出せる人と出せない人で上のようなギャップがあるということは明確なのでちょっと書いてみました。

おわりに

アイデアが苦手な人とアイデアマンとの世界の見方が違うということで、大分スッキリしました。おそらく違っているところもあるのでしょうが、本当に些細な、細かい認識で世界は変わります。眼鏡があるとして、その眼鏡が全然曇っていれば曇るじゃないですか、キレイならクリアに見える。それだけなんですが、そのように微差や誤差でぜんぜん違うのもアイデア世界なんだろうって感じを痛感しました。

僕が偉そうにアイデアマンだーということはないのですが、一方でアイデアが苦手とか、アイデアに対する苦手意識というのはほぼほぼないので、あとはアイデアが苦手だなという人に降りていってどこまで見える世界や伝え方が出来るかというのを課題として持っています。今回のものでも1割伝わればいいくらいで書いています(笑)

この世界が、仮説があったとしても、結局やることは地味なので、地味なことは変わらないんですよね。という地味さを面白く出来るからこそ、そこで既にアイデアマンかもしれないし、逆に「自分は生活を楽しんでいるし楽しいよ」という人は立派なアイデアマンかなと僕は思います。そういう人をどんどん増やしていきたいですね!

ライター

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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