壁打ち環境とアイデアの出し易さについて考えてみた

これについてはアウトプットで遊びつつというところで、動画を撮ってみました。音声はノーマライズしていないので聞き取りづらいかもです。このあたりは課題ですね。

youtube版

5分程度ですが、動画となるとファイル容量が上がっていてこれでも20MBはあります。そのあたりが良い悪いではないですが、Wordpress上でも上げられるので外部に出したくないならそういう使い方も出来ますよね。

WordPress直版

中身はどちらも一緒です。気にせず。

アイデア絶滅危惧種からのスタート?

本記事では一応説明していきます。書く場合はスライドスクショと文字という感じで、本ブログおなじみの形式です。

全体像はこんな形です。

ただツッコミどころということを動画でも言ってますが、二軸としての「アイデアの出しやすさ」「壁打ち環境」はMECEとかじゃないんですよ(笑)

それを踏まえつつ、「アイデアの出しやすさ」とは、ここでいいたいのは個人が、例えば僕が一人で考えて「出しやすい」とか「出るかも」という主観的な内省的な心理というところです。

「壁打ち環境」自体は、「誰でも良いので話し相手がいる」ということです。その数や質は問わずです。一人で考えなくて良いというのが分かりやすいでしょうか。

左下は「アイデア絶滅危惧種」とは、アイデア自体やアイデアマン自体、アイデアを出して改善するなどの人自体が「レア」ということです。レアだから「価値がある」と思いたいですが、逆にいえばアイデア文化がないので軽んじられる。ありそうなのは「これって改善したほうがいいですよね。例えばこう出来ますよね」と指摘すると「じゃあお前やっといて!」と言われる感じのところです。

これは駄目ですね。それではアウトだと。そういうところを批判する意味もありますが、全ての企業や組織がアイデアフルになれるか?は疑問で、必要としないところもあるからですね。保守的な役割もあるわけですから。

そういうところを踏まえて、あまり良くない状態と考えるのが左下でした。

本来であれば「アイデア」がレアだから保護すべきですが、そこを考えもせず徹底的に潰しに来る、むしろ価値がない、適応できてないから消えてしまえ(笑)とは言われないかもですが、結構シビアです。

個人の技量に頼らない。壁打ち的環境を1mmでも作る

じゃあどうするか?というと、蛍光ペンで書いてみましたが、右へいこうと。つまり、壁打ち環境を作っていくしかないのではないかって話です。他にもあるかもしれませんが、ここでは一旦そうしてみましょう。

壁打ち環境とは、整備されたグラウンドとか、優れたトレーナーとか、そういう野球強豪高校みたいなことだとハードルが高いですよね。なので作戦としては地味でいいです。(ちなみに動画で撮っていたときもいくつか言いたかったところですが、あとアイデアとしてここで付与したいところで、テキストであれば適当にブレストもできるし、このあたりはテキスト打ち込みは強いなとふと感じました)

例えばですが、

  • 社内のルールとかはないし、部署や部門は全然違うのだけど、話しやすい先輩がいる。その人に話してみる。その先輩は断らないので話に乗ってもらえる
  • 家族や友人など身近な人に話をしてみる。そういう話をいい感じで聴いてくれる
  • 1日1個ネタを出すような共有の場や勉強会、サークルなどなんでもいいのでやってみる、またはそういうことをしている人がいるので話を聞いてみる
  • 無料で出来る範囲でイベントや壁打ちを行っているところで話をしてみる

などです。細かいものはもっとありそうですが、少しでも何かしてみる。とくに「自分」で考えるのでなく、誰かに話してみてぶつけてみてどうかという癖をつけるのがポイントです。

アイデアパークは僕がやっているのでそういう場がない人はぜひ(笑)

そうやってとにかく、外で出来ないか、もちろん自分で出来ることはやったほうがいいですが、こういう時って「あー自分で一人ではなんもできないや」ってネガティブになりがちなので、そこはオススメしづらいなというところでした。

少しでもいいので右へいこうとすると、組織や周りが変わってくるはずです。変わらないこともあるかもしれませんが、変化は地味なのでそこを粘っていくと。

なので、1mmでも壁打ち的な環境というところで、そういう上の地味な取り組みを繰り返してどうかって感じになります。

アイデア天国を作らなくてもいいが出来ると好循環

アイデアチームみたいなそこそこアイデア環境がある、個人ではあいからずだけどみたいな時から、そこから上へいくといいかもって話です。

ただこれは好循環サイクルなので、いきなりできないし、個人まで成長してくるのはもっと先でしょう。あと、ここを目指すかはかなり組織や企業自体によるので一概にオススメというわけでもないです。

ただこのレベルになると、アイデアを大事にしている会社って感じかなと思います。ぱっと思いつくのであれば、小林製薬とかオモシロ家電のサンコーとかです。そういうアイデアを大事にしている会社はアイデア天国にいるといっていい。少なくとも傍からはそう見えます。仕組みがあり制度があり評価があるという一体というところですね。

今回はこれで、終わりです(笑)

ソロアイデアって何?

左上のソロアイデアとは、一人の天才とか一人の出来る人とか、アイデアがよく出る人が孤軍奮闘する、役割を良くも悪くも担ってやっているというところです。役割分担といえば聞こえはいいですが、壁打ち環境などがないためその人がアイデアを出せるのは何かしら独自の仕組みを作ったからと言えます。ので、そこを評価してあげてないと逃げられると思います(笑)

それはさてき、アイデア絶滅危惧種から上へ、つまり個人のアイデアの出しやすさを上げるのは筋が悪いのではないか?というのが僕の仮説です。それは個々で頑張れ、例えばですが「えーじゃあこれからアイデア大会やるので各自アイデアを考えて提案してくれ」みたいなむちゃぶりです。そういう個人に頼るのでなく、そうであればグループで応募とか、教え合うとかセミナーや考えかたを伝えるとかは必須なわけです。

そんなことをしないとアイデアが出せないのか?と批判する人もいるかもしれませんが、そこが大事で。人ってやはりわからないことはわからないので、最初のハードルを下げつつ面白がるというところをやればいいと。

宣伝しておくと、僕も違和感発想法などのワークショップもできますのでぜひそういう面白くやるに興味があればぜひ。もっとブラッシュアップできるかもしれませんのでそこはご相談ください。

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それで、ソロアイデアというところがある場合、そういう状態の場合はこれも組織としてチームとして、右に行ったほうがいいかもです。ただ壁打ち環境を作るのはアイデア絶滅危惧種よりも作りやすいかもですが、これも難しい点はありそうです。なので、右下のチームアイデアとするのも良くて、つまり個人の気質とか資質とかに頼らない運用を覚えると誰しもアイデアが楽しくなるのでいいのかなと。

アウトプットの仕方でかなり伝え方が変わる

今回の主題は以上です。以下は気づきです。

実はこの動画を撮った後に、編集はしていないのですが音声化もしていてそれで音声だけ聞いたのですが「図」がないので、分かりづらいこと。そして同時に図が要るのか?というのも覚えたんですね。このあたりの伝え方が難しいというか、変わってくるなと。最適解とかこうすればいいとかは見えてないです。ただ違いが見えただけでも儲けものです。

例えば動画も編集すればめちゃくちゃ時間がかかるのでキリがないなと。一方で上でも括弧書きしましたが、アイデアが出てきた時にアイデアを書き出すとか、切り替えが出来るなあと。録画停止して話すとかもありですが、それは結構テクニックがいるのでまだ先となりそうです。慣れのアドバンテージがあるので、テキスト打ち込みの方が楽というか、バッファがある。余裕がある感じですね。僕がですね。

そういう意味では、

  • 動画はリッチで情報量を多く瞬時に伝えられる。一方で編集が過度であれば質がなくてもごまかせることもありえる。編集も適宜やれば時間がかかる。編集なしでは、退屈とか情報がリッチすぎて間延びする。編集は時間はかなり使うため諦める人も多そう。
  • 音声は話しことばで伝えるため、言葉や話になれてないとなかなか難しい。とくに伝えるとか話すになれてないと適切な言葉が出てこない。これも慣れもいるが、編集はコンテンツによるが映像よりかからないが音声ファイルだけ吟味すればこれも時間がかかる。編集なしでは間延びする傾向は当然ある。情報量は音声は話し言葉となり動画よりは抑え気味。
  • 活字やテキストは、文体は自由に変えられる。ここではブログでの口語体をメインに想定。書くのに加えて静止画などのスライドを入れられるので補完は可能。書く言葉では情報量は論理構造もだが、相手に委ねられる。情報量が限られるため要約したり、無駄を省くなどの工夫が必要か。

みたいな感じです。それぞれ比較できるかはおいておいて、無理に比較すると、動画>音声>テキストという感じでリッチ度は減るけど、その分、視聴覚とか五感ですよね、使う部位が減るので読み手は疲れづらいかもです。ただ苦手なメディアだと駄目なので、例えば活字辛い人は音声とか映像が良いわけですよね、となることを考えると最適解はないということですね。

収録というところでいえば、ラジオで分400文字、書くで分100文字で4倍でした。動画はもっと身振りや手振りが本来はいるのですがそこは省いてスライド操作となると結構難しくなってくるというか。口だけでは駄目なんですよね。となると文字数レベルでは変わらないかもですが、体感が異なるので違ってきそうだなと。

ここで文字数が多ければ情報量が多ければいいじゃんって思いたいのですが、実際はCMみたいな短尺とかでは伝えるところを一気に浴びせてくるので時間がめっちゃかかるんですね。編集されまくったものとなるというか。そのあたりの編集具合で変わるので、なんともですが、ある程度編集するとテキストも変わるのでここはどう着地するかは不明です。ただ主観では、テキストは論理とか修正したり、またはタイトルと合致しているとか、明らかに論理がおかしくないかとか、分けて考えられるのは単に僕の慣れな気がしているので、そのあたりを差し引いて考えないといけないかなあとか思ったりします。

という意味では、上のスライド説明では20-30分くらいかかっているので、動画で5分撮りでそのまま流してますが、6倍かかっています。時間をかければいいわけでもないですが、なかなか面白いところですよね。

最後にどうせならというところで、ラジオでも録ってみます。そうやって比較して何か見えるかもしれないし、見えないかもしれません。

おわりに

アウトプットとして伝え方、メディアとか表現とかですよね、それが変わるだけでも何か変わるなあと感じました。

なんでこんなことしているかというと、パワーポイントで録画という機能全然使ったことがなかったので、これで伝えるとかやっていくと面白いかなと思って遊びの延長です。こっからどうなるかはおいておいて(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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