アイデアを生み出すには場が大事っぽい

最近読んで面白かったのは、こちらのリクルートワークス研究所の「創造性を引き出しあう職場」の探究というレポートです。

詳しいことは読んでもらえればというところで、本題に関わるところでいえば、やはり何かアイデアを生み出すにはここでは職場とかですよね、その環境がめちゃくちゃ大事だろうなということを改めて感じました。

運営しているアイデアパークはまだまだ沢山余地がありますので(笑)どうぞお気軽に試してもらえれば嬉しいです。アイデアパークをやっている意図とも重なるので改めて場について考えてみました。

多分、場はバーチャルでも人がいれば成り立つ

有り体にいえばオンラインサロンみたいなものですが、とはいえ僕がオーナーでオラオラありがたい話をみたいなものでは当然ないです(笑)

そういう意味ではサークルに近いと思います。運動とかでいえばテニスサークルというか。自分で動いて適宜何かあれば教えてもらえるかもという。そこで講師に期待値が高ければサークルでなくレッスンとかプロコーチになるという感じですよね。実際にアイデアパークでは僕が指導とかよりも、一緒に楽しむ場というのを目指しています。もちろん全く何も聴くなということではないですがこのあたりはうまくさじ加減で調整していきたいというところです。

アイデアパーク自体は仮想であり、物理的な場ではないです。インターネット上、とくにDiscordのサーバーにあるチャットルームでしかない。現時点では僕一人のみなので、そこにポツンといる感じです

ですが、人が集まるというところでいくと、一対一では対話風ですが、3人ほどになればそこから集団となります。まあ同じ目的というところでは、アウトプットの練習をするとか、アイデアを話し合う場というところを保証するので、そこは心理的安全が生まれるわけです。そういう心理的安全が生まれるというところを保証するのが僕の役目ですし、そこをしないと流石にサービスとしてはどうなのとお叱りを受けると思うのでそこは流石にやると。

ここでバーチャルでもなんでもいいというのは、多分それが井戸端会議みたいに犬の散歩がてら会う人とかでもいいんですよ。きっとですね。でもそういう場がなかったり、作りづらいというところにおいて、こういうアイデアパークという概念がもしかしてうまく刺さるのではなかろうか?というところでやっているわけですね。

また根拠として僕自身はアイデア仲間がいてざっくばらんに色々話しています。正確にはアウトプットして興味あればレスポンスもらえるという。そこでルールは明確にないですが、全部聴いて、見てもらえるとかではなく、面白そうなら反応する。見たよくらいはある程度担保する。そこは緩めですね。これが成り立つには組織ならもっとルールがいりそうですが、お互いを知っているのでそこの関係性でやれている面があると。

アイデアパークにおいてはここがサービス化しているので、僕が心理的安全と、そういうアイデアを出しやすいとか、ネタを投稿してフィードバックしてもらえるというところを担保すると。そこが一旦はアイデアパークの価値となるかなと思います。

アイデアパーク最近の様子はこんな感じです

僕で一人で遊んでいる、まさに公園で一人で遊び倒している絵を思い浮かべてください。楽しそうだなと思ったらぜひ(笑)

基本的に1日1投稿とかネタを出しています。面白ければブログや他のアウトプットと重なることもありますが、ネタで完結して面白さ100%求めるというよりも、こんなのあったねーというところの何気ないものが大事かなと思っています。

ファミカセ展とかのネタも面白いですよね。いいですよね。こういうのから、ビジネスっぽいネタまでというところです。僕だけでやっているのであなたが入るとまた全然違うものになってきますよね。そうなると楽しいですよね!

小さい工夫や発見を共有できること。多分そこから始まる

ちょっと共有してなかったのですが、創造性の研究というところにおいて、big-Cやlittle-cというのがあってさらに、little-cの前にmini-cというのがあるっぽいと。ここでmini-cとは自分が感じたこととか解釈、自己世界の話ですね、主観とか。それはまさにアイデアパークにおける投稿だと感じました。人が面白いというから面白いとかでなく、あなたが面白いから面白いと思ったことを書いて見る、出してみるという練習ですよね。

まさにそれがアウトプットの練習としてアイデアパークが目指しているものだなと。学術的なものから補完されて正直嬉しいですよね(笑)

社会を変える「革新的な創造性」はどうやって育まれる? IQと並ぶ知性の研究「拡散的思考(DT)」をベースに考えるにある図が分かりやすいので見てもらえれば。

little-cとはおそらくですが、個人の主観とかよりも、例えば先の話で言えば面白いと思ったことを言うmini-cがあって、実際に試したり、やってみて良かったから共有したよとかって感じかと思います。例えば仕事で実践して「こういう取り組みをある程度したら見えたこと」みたいな簡単な発表とか。改善サークルみたいなものもそれに近いかもしれません。ただそれを義務的にやったり、イヤイヤやっていればあまり創造的ではない感じはしますね。ある種の強制で動く=動機として動くということは意味がありますが、その後は自分が楽しめてないと面白くない、学びとかメリットがないとということですね。

アイデアパークが提供するのは、mini-cをもっと出してもいいですよ、それ面白いのなんでですか?という素朴なアイデアのやり取りですね。ここで完成されたビジネスアイデアとか、すぐ儲かる!アイデアをください!みたいなのは違いますよね。というかそれはNGなので、そういう方がいれば容赦なく弾くからこそ、心理的安全が保たれるという感じです。そこは僕の舵取りというか、信じてもらうというところなので、引き続きやっていきますね。

mini-cとかlittle-cの理解は雑で違ってるかもですが、僕の解釈ではこんな感じです。アイデアパークにおいては、mini-c的な個人の中で思ったこととか、内省的な振り返りとか、気づき、小さいこうなったらいいなとかがあると。それがあっても、実際に職場とかでlittle-cとして「同僚に話してアイデアを出してみる」「上司に提案して何か小さな工夫で仕事の生産性を上げる」みたいなことができるできないで終わっちゃうと。実際に出来ないと凹むのでまあ誰も言わないですよね。僕もそうですから(笑)

だから環境がめちゃくちゃ大事だと。アイデアパークにおいては、個人のインプット活動というところで、ちょっと面白いニュースがあったので調べたら意外なことがわかった。これは無理にmini-cかlittle-cかを分ける意味はないと思うのでそれはいいとして、アイデアパークでいえば、思ったり調べたらぜひアウトプットして欲しいってことですね。調べること、考えをメモでまとめるのもアウトプットです。さらに、どうせアウトプットするなら、アイデアパークという場があるのでそこで出してみると「意外に誰かの役に立つかも」というところで、話をしてみる。または出してみる。

それがまさにアウトプットの練習であり、mini-cの練習というか、自分の中に留めないというところがポイントになるかなと考えています。

時代は正解がないからこそ、地味な取り組みが大事

何度も言っていますがここでアイデアパークにおけるアイデアの正解とか、これが正しいとかって考えはないです。真逆の意見や考えがある時どちらもそれなりに最もらしいなんてことはありますからね。別にそういう議論をする場ではないと。適度に話すのはいいんですけどね。そこが主ではないと。

むしろ、違う意見を知るとか、自分の見方は「普通」とか「一般的」とか思っていた人が実はそうではないなとか。まだまだ違う考えがあるし、そう言われてみれば全然普通でもないなとか。気づけること。まさに違和感とか、違う人との出会いが自分という存在、輪郭を明確にしてくれるみたいな感じですね。

アイデアパーク自体はお金になるとか、ビジネスになるとかっていうと大きくお金になるわけではないはずです。ですがボランティアでやるのもどうかなと思いますし、僕がテンションが下がるだけですが、そこは一線を画すと。その上であとは仕組みができて来ればそれこそ法人向けとか、こういうソフト的な場作りはめちゃくちゃニーズがあると思っています。多分考えても分解できない、適切な施策が打てない、あとは解像度が低いために分からないとかで止まっちゃうことが多いのではないかと。

例えばアイデアが出る組織にしたいけど出来ていないとかってゴロゴロありそうですよね。

僕自身は別に企業がとか関係なく社会全体の総量として、アイデア総量みたいなのがあるとして可視化できるならそういうのが多いとか高い方が楽しいと思っていて。お金とかではないバロメーターやものさしとして当然あるそういう創造性というところで楽しんだり、「あーこれ面白いわ!」って気づけて人生楽しくなる、まさに豊かに幸せになるってことなんですが、そういうのを目指してやろうというところでした。

おわりに

少しでもアイデアパークに興味が出たらぜひアイデアのインプットとアウトプットがチャットで気軽に出来る「アイデアパーク」はじめます!をチェックしてみてください。詳細をまとめております。

とりあえず分からないけど、大橋が言うならやってもいいかなという方がいればお気軽にお問い合わせからしれっとご連絡ください。ウェルカムです!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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