IKEAのCook this Pageというユニーク商品はそれだけで集客アイテムになる

IKEAのネタです。面白いなと思ってこういうキャンペーンなり、紹介の仕方でいかようにもネタは作れる時代だなと感じました。一方で同じようにライバルも学習するので、結局どう使うかだけなんでしょうけどね(笑)

※初稿:2017年7月22日です。

ネタ元

Twitterでみかけた話題です。IKEAがクッキングシートのようなものを開発したようです。食材をそのシートに載せるだけで作れるという、いわばレシピをシート上で再現できるという感じですね。

口では分かり辛いと思うのでこちらをどうぞ。

食材を置くだけで料理が出来る紙!? やるなIKEA! 日本でも売って欲しい!

映像を見ると分かりますが、最後はぎゅっと丸めて混ぜるんですね。手軽で面白そうです。見栄えを最後にいじっているかは分かりませんが(笑)

見ていて何だか楽しそうと思えるのがポイントですよね。難しくないし簡単。楽しそう。やってみたい。完全にこれはcook this pageの勝ちですね(笑)

商品で集客するには「あっ!」が大事

このネタを見た時、一瞬であれば買うだろうなと感じました。今回の商品自体は日本ではなさそうですが、こういった見るだけで「なるほど」と思わせるものはそれだけで集客となります。

もちろんこれは真似が出来るわけですが、自社の食品であったり、関連しているアイテムをそこで並べれば一度の購買ともなるので、他社が真似をするには同じようなアイテムをうまく見せる必要があります。当然先にやったほうがどんどん精度は上がるのでよりよいものが作れそうですね。

こういう商品自体が面白いものは、それだけで集客出来るという例でした。

映像を見ると、キャンペーンなのか、その場で買っていく人が多いわけですが、ある種の実演販売にも使えますよね。色々なアイデアが膨らみます。

ユニーク商品はどのように作られているかを考える

世の中には、「アイデア商品」というジャンルがあります。それはどちらかといえば、主婦や日曜発明家が考えた物が多く、かつデザインが微妙なものも多いのも確かです。

自社で作るにはどうしたらいいかは難しい問いですが、少なくとも新規商品を次々と出して一定の確率を当てていくには、アイデアと商品化が出来る仕組みがなければ出来ないでしょう。

そしてそれらの商品が失敗しないためにも精度を上げるのは大事ですが、そもそもその場合ですら「失敗してもいい」という共通前提がなければ誰しもやりたがらない「新規事業部門」「新規商品開発」部門になってしまいます。

IKEAの商品開発体制は分かりませんが、ユニークで面白い商品でかつ価値も高いであろう商品。そういうものを見かけたらそれはどのように作られているかを考えるだけでも大きなヒントになりそうです。

またはコバンザメ的に、こういうユニーク商品を作れなくてもその商品を使ってどのように展開出来るか、組み合わせられるかなどを考えていけば商品開発力がなくても全然面白いですよね。

おわりに

こういったSNSで売るみたいなことってどうなんだ、結果出るのかって感じる人は多いと思います。多くは結果は出ないでしょう。出るようにやるしかないというか(笑)

実際は認知としての商品CMなりが、SNSベースになったり、SNS発となると、共感や心が少しでも動かないと飛ばされるという感じでしょう。ここでいう共感とは、買うとか興味あるだろう人の視点がないなら、小手先ではまあ駄目かなってところです。そうでないなら全部売れるわけでもないでしょうから、ここは数打っていくしかないですねえ。

IKEAのこのアイデア自体は真似出来てしまうわけですが、上から撮る動画レシピなども定番化してきましたし、似たようなものをやるならもっと違ってもいいですよね。例えば漫画のキャンペーンで、重ねて漫画作るみたいな。作るのと料理は相性が良さそうです。

Twitterで話題にして売るという以上にこの場合は面白そうで認知度が高まる→店いってみるかなという行動喚起になりそうなのもいいですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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