ツッテ西伊豆の取り組みが面白い
ツッテ西伊豆の取り組みというネタです。以前紹介したかもですが。
こういう問題を解決する仕組みがいいなあと。もちろん観光客は面白いし、使うし、ぐるぐる回る仕組みになるといいなというところです。
食事も買い物も、お支払いは釣った魚で 『ツッテ西伊豆』体験レポート編
三方良しのモデル
動画もあったので貼っておきます。
なんで面白いかというと、やはり、お客さんである観光客は気兼ねなく釣れるし釣ればお金になる=使うのは地域店だけですが、実際にものやサービスが買えるんですよね。
そして、釣りをすることでどこまで伝えているかはおいておいて、釣り自体が出来るので、釣り業、漁業ですよね、そこの貢献にもなる。もちろん観光客は素人だから、プロのサポートがいるわけですが、多分プロがごりごりやるよりも、プロサポートで大量素人(笑)の方が数はこなせると思うんですよね。
そして地域の店にとっては、それで使ってくれれば売上になると。実際に地域通貨というところでは、100%それが使えるかは不明で、例えば1000円に対して10%まで地域通貨とかかもしれないですから。ただ、それによって流通すると。
課題をいえば、地域住民が常に使う規模になれるかーとかですかね。結局お金って使ってなんぼで回さないといけないので。
というところはあれど、やっぱ企画として、釣り客が動くことで色々と刺激になっていくのが面白いんですよね。こういう事例めちゃくちゃ好きです。
やぎ除草も三方良し
やぎ除草もそんな印象ということで思い出しました。調べてみると人と実はコストはそこまで変わらないかもです。ただ、楽ということで、人への負担が軽減されるし、プラス人がみてほっこりする(笑)のもものすごく情緒的魅力です。価値というか。こういうの捨てると色々終わりますからね。
浜松市 ヤギ放牧による除草実験について(結果報告)
やぎさんにとっては、草が食べられますし、まあ変な草があるとまずいですが、それで良しと。
人間にとっては、やぎが食べてくれるので除草できると。
多分、課題は、やぎ自体がいるかとか羊がいるかとか、そういう生体としてそもそも飼っている人がいて、移動してこれるかですよね。柵とかも費用いりますけど。
人間が除草機使ってがーってやれば確かに早いけど、危ない面もあるのと、ハードで心理的にも肉体的にも疲れると。
そういうところで、除草をめちゃくちゃ楽しくやるなら、こういう動物にやってもらうっていいなあと思いますね。
とはいえ、そばになければできないし、その手間もあるので、コストだけ見てどうかっていうのもまた野暮ですけどね。情緒を馬鹿にしないことが大事ですよね。
おわりに
こういう事例はとても面白く、問題やテーマに対して「それだけ解決」するのを見るとどうしても近視眼的になりがちです。実は一気に解決出来るところがあるかも、というのは、もう少し引いてみたり、違う視点を導入するのが大事と言えそうです。
例えば、釣りを別の業界や事象に入れられないだろうかとか。除草のように動物で他にやってもらうことができないだろうか。なんて視点ですね。
何かヒントになれば幸いです。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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