じぶんコインを初心者にも分かりやすくするアイデア
(アイキャッチ画像は公式サイトのバナー画像を使わせてもらいました)
じぶんコインの開発者であるひさしAppさんからお題をいただきまして、アイデアを考えてみました。
現在、僕はじぶんコイン上で、
・30コインでアイデア出しやります。
・100コインでアイデアへのアドバイスします。
・200コインで何か文章かきます
・300コインで、アイデアの出し方教えます。ご相談は適当にどうぞー!
(readmasterコインから引用)
こんなふうに何かアイデアだしまっせということをやっています。
読者視点でいえば、readmasterコインを30枚貯めたらアイデアをだしてもらえるというわけですね。
今回ひさしさんの依頼が初となります。あざーす!
では早速いってみましょう。
目次
お題
ひさしさんから頂いたお題はこちらです。
「じぶんコインを初心者にもわかり易くする」アイデア出しお願いします!
ご依頼ありがとうございます!
考えたアイデア
以下でアイデアを考えてみました。
1)図解する
現在のサイトだと文字ベースの説明が多く、図解とかするともっとすっきりするかなというアイデアです。チャーリー図解よろしくきれいにまとめるとかまでしなくてもいいですが、図解で整理されると大分いいかもしれませんね。
参考:2018年ゴールデンウィークまでに感動したビジネスモデルまとめ15個
あと、図解自体もじぶんコインユーザーさんにやってもらうとか。図解はないのかしらん。手間だからかな。
2)コインで買える価値とコイン自体が紐付かないのを防ぐ
具体的なアイデアというわけでなく、そもそも「じぶんコイン」は誰でも持てる。という第一ステップは分かる。でも次にそのコインで価値が買えるというのが分かりづらいのかなあと感じました。
直観的には、「コインは持ったけど・・・」で止まるユーザーが多いのかもしれません。現在、ランキングを見ると2070名ほどの登録者がいる一方で、価値検索で該当するのは493種類(おそらく493名が価値情報に何かしらあると想像)ということで、4分の1という割合です。
75%のユーザーはコインは持ったけど、次のステップにいけないと。よくあるのは、既にありそうなものから選べる(リストボックスなど)ものです。が、じぶんコインのコンセプト(発行者の独自視点)とはずれる気もするので難しいところですね。
ただ、初心者に分かりやすいとは結局この部分で、価値提供欄が埋まっていくし、増えていくし、内容が面白いということが指標なんだろうなあと感じました。改めてという感じですけどね。
3)チュートリアルモードまたはどんな価値か質問に答えると教えてくれる
ひさしさんはゲーム開発者でもあるので釈迦に説法ですが、ゲームであるようなチュートリアルモードを入れて、とりあえずクリックしたり、カチカチしていると進んで「なるほどねえ」くらいにオートモードでいける感じです。
こういったスキルシェア系サービスでは、「そのプラットフォーム上で何が出来るか」というメタ的なものが一番受けるという話もあります。例えばココナラなどであれば「ココナラ上で何を出品していいか分からない人に、何か出品サービスを考えます」というものです。
2と関連しますがそこが分からないのが初心者だとすると、
- 質問をいくつかする、最大5個くらい
- 質問例としては「あなたが今まで時間を最も費やした趣味や習い事や続いていることを教えてください」とか。お金を最も使ったとかでもいい。
- 興味があるジャンル、買いたい価値、またはあったらいいなというものなど適度な質問をする
- 回答によって、「こんな価値を提供してみたら」をおすすめする
実際に趣味とか仕事とか考え方次第ですが、時間やお金を費やしたものがわりとその人の価値です。そうじゃないとかイヤイヤってこともあるのでそこはスルーしますが、大体は。それらを質問によって提案できるということで、価値はこれだ!というところまでたどり着けない人に案内する感じです。
参考:やる気の出るアドバイス
あとは、質問数やサジェストした回答の手応えから、どうかを検証していくといいのではないかなと思いました。
4)じぶんコインの価値って何?140字で募集する
回答してくれたらコインプレゼンということで、140字はツイッターイメージですが、じぶんコイン上やツイッター上で募集します。
価値提供をしている人が500名くらいいて、うち1割以下の50名以下は回答してくれるはず(笑)なので、それらのユーザーが思う価値を列挙して、初心者に伝える感じです。
集まった回答はアフォリズムではないですが、名言っぽくしてみると面白いかもしれません。
例えば、
じぶんコインは、自分の価値発見の母である(by readmaster)
分かりづらい言い回しですが(笑)雰囲気として。この場合は、じぶんコインがあるから自分の価値に気づけたというくだけたほうがいいかもですが、あえて「母」を使ってみました。
5)チュートリアルモードで体験価値を数値化する
チュートリアルモードでなくてもいいですが、例えば、「提供価値を書いた人は7日間で楽しい経験を2回する」とか「エアドロップを5回した人は提供価値を書く確率が40%高まる」とかみたいなものです。
これはグロースハックとかっぽいですが、内部とかマーケティングという意味でなく、これらをユーザーに見せることで「ああ、ここで止めずに提供価値を書くといいんだなあ」とか「他にやはりつまづく人もいるんだ、どうしようかな」(笑)とか、初心者=孤独=不安にならない配慮という感じですね。
実際にそれらのデータがある程度分かれば、つまづきそうなところや手が止まりそうなところでプッシュできそうですしね。
6)エアドロップ体験
僕はエアドロップが説明されてもよく分からなかったのですが、同様の人はいるかもしれません。理屈や説明でなくやってみてどうなるかが分かる。試してなんぼみたいな、ことです。
と、思ったらQAで既にプッシュされていましたね(笑)
Q1. とにかく使い方がよくわかりません!どうすれば良いですか?
ツイッターだと20-30人フォローすればなんかツイッターというサービスが分かるとかあったかなと思います。これらはKPIというのか分かりませんが、こういった指標は行動に起こせる方が良さそうです。
1時間に1回のエアドロップも確かに出来るのですが、数日以上かつ1時間に1回というところをやらないと分からないということで「明らめる」人がいるかもしれません。
そこで、またゲームっぽくなりますが、エアドロップするとコインが増えていってこうなるということが分かる。ここではチュートリアル動画とかがいいかもですね、を見せることで「疑似体験」させたほうがいいかもしれないとか一瞬思いました。
多分、1時間に1回を何度もやる人はそこまでいないとしても、意識を高めたり行動を変えないとなかなか「エアドロップする」という行動をするのはハードルが高いかなと。例えば、エアドロップをイベントとしてみんなでやろうとか、そういうのがいいかはおいておいてそれくらいのことをしないと、初心者は動かないのではないかなと感じました。
7)ユーザーがあげた記事をまとめてみる
わかりやすくするアイデアからはずれますが、ユーザーが見た視点で書かれた記事をまとめてみると面白いかもしれません。そこからヒントが見つかるかもというアイデアです。
これについては、僕が勝手に言及してやろうかなとか思っています(笑)
例えば、「じぶんコイン」を発行してみた!Twitterと連携したおもしろい応援サービスという記事などです。
ただ、使ってみた、でなくこういう価値を感じたとか、使った検証記事であるレベルが望ましいので、もう少し時間が経ってからかなあと思います。
ひさしさんが作ってくれたじぶんコインから発生した奇跡は超いいと思いますが、開発者側で作らずにユーザーが自発的に作るというのが良いのかなというところですね。
分かりやすいとはなんだろうか
今回のお題で考えてみた「初心者に分かりやすい」とは何か。
結局、じぶんコインだけでなくなんでもですが、知らないサービスに対してどこまで「説明」してくれたり「不安を取り除いてくれる」かという、一見さんを歓迎するのが大事なんだろうということも感じました。
最近行ってないですが、劇団など観劇に行くと多くは劇団の知り合い=身内っぽいものも多いようですが、それでも「はじめての人にアナウンスが必ずある」のがとても好印象でした。ただでさえ一人で不安というか、初めての場合どうしていいか分からない。そういう時に「ああ、この劇団は一見さんに優しいなあ」とか思ったりしました。
人によってわかりやすさは異なるので万能なアイデアはないですが、ただ一見さんというところで丁寧にフォローをすることで「そもそもサービスとは関係なく」ファンになることもあります。
例えば、適当に入った飲食店が「そこまで美味しいとか」ではないんだけど、なんか感じがいいとか。こういうのってあるんじゃないかと。なんかいいというのはものすごくざっくりですけど(笑)
人が良さそうみたいなのと一緒で、この人は悪くなさそうとか、このサービスなんか良さそう(笑)という「なんかいい」を演出してもいいかもしれないなと。それは嘘でなく「良い感じ」でしかなくて、それで情報や体験を入りやすくしてくれるならとてもいいですしね。
ひさしさんからのフィードバック
嬉しいことにお役に立てたようでありがたい限りです。記念に引用させてもらいます!
じぶんコインを使って「初心者にもわかりやすくするアイデア」をお願いしたら、またしても神ブログに価値変換されました・・!
大企業のコンサルレベル?大変参考になったので、しばしば読み返してみます!
じぶんコインを初心者にも分かりやすくするアイデア | シゴクリ https://t.co/B7gwBllCRs
— ひさしApp@じぶんコインリリースしました (@Hisashi_vc) 2018年9月19日
なおこのreadmasterコインで書いてもらいました。想像の300倍くらいの価値だった!w\(^o^)/
(たまたま運がよかったせいもあるかもしれないので、あしからず・・!)https://t.co/YY2mN05wbs pic.twitter.com/T4yc7P6DCq— ひさしApp@じぶんコインリリースしました (@Hisashi_vc) 2018年9月19日
アイデアのお題募集しています
今回のような感じで、アイデア出して欲しい方がもしいればお気軽にじぶんコイン集めて依頼してみてくださいー。
当然じぶんコインは他にも色々な方が価値を提供しているので楽しんでみてください。価値検索ページで色々と検索出来ます。
おわりに
シゴクリ読者なら、じぶんコインでアイデアを出してしまったら、たくさん集めて無料依頼出来てしまうのでは?と思う方がいるかもしれません。
実際どうなるかは分かりませんが、例えばお一人様一回限りとか、コイン数を増やす(30枚でなく100枚とか)、わりとコントロールが可能です。このコントロールが出来ることがいいのかもと。とはいえ隙間をつかれたらどうとかですが、多分そういうコンセプトのサービスではないのは確かです(笑)(悪意を持って困らせてやろうみたいな人とか考え方ですね。)
僕にとってのメリットは何か?を気にされる方もいるかもですが、実際に体をはって?じぶんコインというサービスの検証にもなるし、気に入ったサービスがどうなるかって見たいし、そこを言語化するなりするのが僕の強みだと思うので、全て実績になると考えてやっています。
これも一つのじぶんコインの使い方として捉えてもらえればいいかもしれませんし、わりと初期のサービスで使い倒していくというのが好きということを証明できるかもしれません。
今回は以上です。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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