内向型の生き方戦略から負債本まで

今回もkindle unlimited本の記録をメモしていきます。

なおkuの性質上、チェック時点で既にku対象外ということもあり得るためその点はご容赦を。

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kindle unlimited本で読んだ本

内向型の生き方戦略―「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案

内向型をそこまで意識してないが、内向型=境地開拓型ということでその強みや特性、向きを活かして人生を生きたほうがいいよねという話。

非常に賛同出来る点が多かった。一方で、境地開拓のために境地へ行けず、外向型である社会維持型のルールにとらわれてしまい、にっちもさっちもいかずという人も多いのかなと思ったりする。というか本書のターゲットはそういう人だと考えられる。

実際に、親が社会維持型で子が境地開拓型の場合、多分そういうジレンマに陥る。親は子どもに社会維持型を求め我慢や社会が求めるような外向的な生き方を求めるからだ。しかし、子は「自分はなんだかそうではない。自分の道は違うんだ」といっても親が泣くみたいなところ。

その場合、理解がある親は自立しているからこそ、子どもの行く末を見守る事ができるんだと思う。一方でそういう親がどこまでいるか。そういうことを考えると実は本書は子がターゲット(成人という意味で)だが、実は社会維持型な親こそが読むべきかもと思ったりもする。

自分の母親はとても社会維持型とは思えない(笑)ので、自分は本書ほど内向的でありかつ生きづらいと思ったことはない。僕は自分をハイブリッド人間と自称しているし、引きこもるのもいいけど、人と話すのも好き。とはいえ逆にこれはどっちもバランスでいくべきであって、どっちかに偏らせるとまたまずいのかなということも感じた。もちろん内向型の境地開拓型の考えは好きだし、社会のルールはあって然るべきとも思う一方、それらを踏まえた上で自分の生き方としては、最も自分が生きるとか、使えそうというか効果を出す、または没頭できたりこれはいい感じだというところで生きたいという気持ちをエンパワーメントしてくれる気がした。

ハイブリッド人間であれば、外向型の罠を踏まえつつ、内面でじわじわと境地開拓をできたり、内向型コミュニティにありつつも外向的に振る舞えるから外の情報を持ってこれる(笑)みたいな感じがする。例えば仕事づくりなんて内向型であるし、境地開拓型ということ(文字面を見ると内向型=社会維持型であり、外向型=境地開拓型と思う人もいるが実は逆)だと思う。けれど、それって人と接するだの提案するだのとなると途端に「外向的」スキルが求められる。例えば営業など。でも、今は紹介営業であるとか、インサイドマーケティングみたいな内向向けの営業方法もあったりして、結構境地開拓にも向いているやり方もそろってきたかなあと思ったり。とはいえ、短期的には外向型スキルで仕事を取りつつ、一定集まったら内向型で固めつつ、とはいえ目指すべきは人が作らないとかやらないようなことにリソースを割いてそこで独自の道を作るほうが楽しそう、だとは思っている。

不思議なのは仕事を作るのが境地開拓で、でもその後成長させるのは社会維持型。だからどちらの要素も必要だし、バランスではあるんだけど、やっぱ向き不向きだよなあとつくづく感じた。

地域No.1を目指すな!地域繁盛店の売上を50倍にする・中小企業向けダイレクトマーケティング論: 地方だから成功できる! 売上があがるウェブマーケティングシリーズ

面白かった。軽めの本かもしれないが、詰まっている系。

岐阜のバーでダイエットカレーが売れてきたからその売上をどう伸ばすかというストーリーを展開しつつ、その中で、新潟の染み抜き屋さんの事例、最後はこどもびいるの事例を紹介し、物語で分かりやすくしつつも、実績できちっとWebマーケティングの有効性を伝えている。

とはいえ、これでWebマーケティングすれば成功するとかではなく、自社でなくてもいいからちゃんとしたパートナーを探すべしというのが本書の主張。もちろん自社に頼んでもらえれば嬉しいのだろうけど、その主張に品があるのが好き。

学ぶべきは、こどもびいるの事例の中で、飲料メーカーと契約していく時に一本売れたらいくらかというロイヤリティ契約ぽくした話。これは結局成果報酬なのだけど、アイデア出しにおいてもその単価って実はもっと高められるし、そういう実際に役立つところまで見届けたり成果単位でもらうほうがいいのかなと思ったり。うまく形にしていきたいなと思った。

あとは新潟の染み抜き屋さんの話は、クリーニング屋さんのビジネス展開の話なんだけど、Webマーケティングを使っていくことで、地域No.1などにこだわらず、地域から直接都市圏やネットというところで動いていけるよねという話。これって地域→東京→地域へUIターン等してそこで結構ポジション作れるみたいな話とも似てる。そこで出てくるのは地域の良いものを東京の人に売れるよねという視点があり、かつ売れる東京の人のイメージがあるということ。当てずっぽうでなく。

Webマーケティングというと今更感はあるものの、2014年の話であるが古びた話でなく全然面白いかなと感じた。

300以上の経営者を劇的に変えた 小さなお店のバカ売れ集客の考え方: 成功を引き寄せるマーケティング入門

結構面白い。

簡単にいえば、自社商品を適切な顧客に、かつ適切な宣伝をして適切な売り文句で売りましょう。それが「正しいマーケティング」だと書かれている。

ここでいう適切とは、例えばラーメン屋でいえば、ラーメンは男性でよく食べる人が好きなはずだ。だから男性向けで売るということしかない。しかし実際は男性向けでも色々な男性がいるわけで、ラーメンが嫌いな人も、ご飯をそこまで食べない人もいるはず。そのラーメン屋のラーメンがヘルシーならば、女性向けだし男性でもあまりこってりが苦手なというメッセージになる。ではそれってラーメン雑誌とかに広告載せればいいの?というとそうではない。例えば女性でもラーメンを美味しいといって比較的食べたり、パスタ代わりに食べられる考え方を持っていたり、男性でもパスタ的にヘルシーに食べるみたいなライフスタイルや食の考え方を持っているところ、そうそれは例えばオーガニックラーメンであるとか、ラーメンサラダとか、そういったヘルシー系なもので刺さるところを顧客としてイメージすべきとなる。

ラーメン屋だからこの人達とか、属性とか、わりとざっくりした曖昧なやり方では売れない。当たり前のようだが、そういう「顧客が見えない」からカンで打っていって宣伝がヒットしないということは普通にありえる。例えばチラシもポスティングも新聞折込も全部そうだが、宣伝広告は「成果報酬」ではない。Web広告はクリック保証はされることが普通だから違うのだけど、クリック数=売上数ではないから、やはり仕掛けが大事になる。

自分のお客さんはどこにいるか、いそうか。どういう媒体を見たりどういうところに仕掛ければ見そうか。そういうことって普通に考えているが、一方でそこを考え抜いて形にしていくことこそがマーケティングであり、ビジネスの面白いところだと再認識できる。

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

面白い。

50代以上の世代は、ものがない時代を必死に作ってきて満たしてきたからこそ、5つのモチベーション要因の2つである達成、快楽でいける。一方今の若い世代である30代以下などは、それらでは厳しく、良好な人間関係、意味合い、没頭というところをモチベとして求める。これこそ「乾かない世代」だといい、乾くとはおそらく経済的に満たされている(お金があり裕福という意味ではなく、物質的にはあるということだと思う)けれど、達成・快楽では辛い。

だからこそ、仕事の現場で起きるすれ違い、いやもっといえば「なぜそんなに達成欲でいけるの?」「いい女と付き合えればいい」みたいなシンプルな達成・快楽でいけない人には面白いと思う。

個人的には意味合いが面白く、それをどういうゴールや意味で目の前の仕事をやるのか。その意味付けをきちっとしたり、または考えたりしないとモチベにならない。まさに自分のことだなと思ったりする(笑)

またこれらは、内向型人間の話と似ていると思っていて、無理に合わせれば、今までの世代では多くが社会維持型であり、外向的。多数とは、例えばテレビが普及した、車に乗れるようになった、物質的な豊かさで引っ張ってこれた。こういう成長社会が文字通り多少「これでいいのだろうか」という声もかき消すくらいで、当然公害などもあったわけで。当時少数派で内向型という人は、存在していてもほぼかき消されたし、うつ病も風邪みたいなものだろうという感じであったのだろう。それくらい社会=多数が一体で動くとは恐ろしいことだとも感じる。

今、内向型=境地開拓型は日の目を浴びているかは怪しく、どの時代でもやはり少数派でしかない。と、ここまで書いていて思ったのは、実は「乾かない世代」=境地開拓型としたかったのだが、乾かない世代がメインの社会を支える側になるとき(人口では多分勝てない感じがするけど)、それって境地開拓型が多数派になるということになる。それって社会のあり方が全然違ってくるし、社会維持ができなくなってしまう。

だからこそ、そのまま乾かない世代=境地開拓型ではなく、そういう世代においても、乾きすぎる人やたまに湿る人もいてバランスを取る。なんだかんだいって、稼げばいいのだとか、達成で突っ走れる人はいるし、またそれは絶対無理という人もいて、あまり綺麗に分けられない感じがした。

他に面白い話としては、阪神大震災でのIT活動やそこから議事録をリアルタイムで取っていくようになり、社会人でもそのスキルで色々な会議に呼ばれて、最終的にファシリテーションなどを出来るようになるというくだりの話。これは、「労力の割に評価される」ことが自分に向いていて、それは人よりも自分が簡単出来るわりに認められるからだ、つまり得意だったり向いている証明となる。これはあやえも本でいえば、自分がゴミだと思っているけど、実は他人からみたら価値という話と同様。これらの好きなことを磨いていくことで、好きなことをどんどんバージョンアップしていく話は好き。議事録→議事録がうまい→ファシリテーションみたいな形になっていくということ。

著者は、100時間はライスワークでコンサル等で稼ぎ、170時間はライフワークとして結果的にライスワークにもつながる投資となるが、月間270時間働く形だという。こういうスタイルは面白く参考になる。また、マッキンゼーでの仕事に対する時間感覚がシビアに見積もれることだったり、有償無償を使い分けスキルをどう提供するか。たとえばご縁や紹介ではお金を受け取らないというか介在させないなど著者なりのこだわりなどもその考え方の一つと思われる。

とはいえ著者は好きなことだけをやればいいと説くのでなく、あくまで生きがいとは得意なことや人から求められることなどよくありそうな3,4つのものがガチっとあったものであって、そういうものを見つけていくには、乾かない世代であれば、やはり人間関係や意味合いや没頭を重視してそこから好きなことを磨いていってお金にする、仕事にしていくというところを述べている気がした。だから単なるマインドの話ではないかなと。

乾かない世代という言葉はまあいいとして、モチベーションとして仕事などをする若い世代が何を感じているか、または普段の仕事をどうとらえるか、起業とか何か自らの意思で出来なければダメなのか。冒頭では結論として、結局やりたいことを見つけていったり、これをやっていくというところを訴求してないと厳しい時代になるとはいうものの、自分がモチベートされる心理や状態を知るには面白い切り口だなと感じた。

アイデアをカタチにする仕事術―ビジネス・プロデューサーの7つの能力

大分読むのに時間がかかってしまったが、タイトル通りビジネスを生み出す力を色々な人からインタビューを踏まえて、7つの力として提示している。

どちらかというと、ビジネスを0から1、さらに1から10というように文字通りプロデュースする事例が多く書かれていて面白い。

仕事術とあるが、雰囲気としては先達はこうやっているという単純な話もあるが、どちらかというと著者の実績から「ビジネスプロデュース」というスキル、または「ビジネスプロデューサー」という一つの切り口から色々な人を見て分析し、それらの良いところ、スキルを見える化して説明しているという感じで面白い。

企画をしたり、何か先達のやり方をばばっと見たい人には良さそう。

映画フラガールの巻き込み方は、お金などがない中で如何に巻き込んでいって広げていくかなんだけど、これってこの間調べたドリパスの事例とは真逆だなあと感じた。どっちがいいとかでなく、やり方はそれぞれなので、ローカルからスケールするのもありだしというところ。ただビジネスやスピード感からするとジャンルが異なると比較の意味もなかなかなさそう。

地方企業が押さえておくべき最新マーケティングキーワード28

ばばっと読む。キーワードは知っているものも多いが、著者の切り口は結構面白く、サイトを巡ってメルマガ登録をひとまずしてみた。なお、本書もメルマガのバックナンバーを元にしたものとなっている。

コンテンツマーケティング的な考え方は再確認という意味で参考になった。メルマガという性質上時事ネタが多いので、2016年11月から1年を振り返りって意味で読んでも面白いかも。

2億5千万円の負債を抱えた会社の社長になりました

タイトルは面白いものの、ハウツー系というわけでもなく、実際に負債を抱えてやりたかったことなど独白というテイストが強い。

本書の狙いは、負債なんて事業承継の中で抱えて社長になりたい人なんていないだろうという中、そうではない人もいるというところなので、その狙いについては達成できているという感じを受ける。

おわりに

あやえもさんの新作も面白かったですし、モチベーション革命も結構面白かったです。

まだ積読気味本もあるので年内ではガシッと消化していきたいところです。

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。1記事でも何かヒントになれば嬉しいです。

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