アイデアを考えるとは、アイデアのトリガーを生み出す仕組みを作る一連の行為

以前に書いたネタとも近しいのですが、ちょっとひらめいたので再度書いてみます。

結論

「アイデアを考える」ということを、わりと書いていたりします。

昔に書いたもので、「アイデアを出す」と「アイデアを考える」の違いとは何か?で僕はアイデアを考えるということに関してこう書いています。

アイデアを考えるとは、アイデアを出して、それらについて考える、またはアイデア出しから考える一連の行為を指します。

よって、「アイデアを考える」の中に、「アイデアを出す」が入っているイメージです。この辺りは人によって違和感があったり、自分は違うなという人もいると思います。

アイデアを出す」と「アイデアを考える」の違いとは何か?

冒頭の部分は、現時点の考えと近いのですが、ややズレている印象です。具体的には「アイデアを考える」は、アイデアを出そうが検討しようがなんだろうが全てを含むってことを多分言ってるはずです。今はまあそれもそうなんですが「考える」となると、広くて結構伝わらないよねという感触です。少なくとも「アイデア出しが苦手な人」にとっては、「カオス」というかブラックボックスに見えるはずです。頭の中どうなってんの?わからん!って感じですかね。

とはいえ、アイデアを考えるの中に「アイデアを出す」が入っている、記事の主張はその通りだと思うので、ここでは新たに「アイデアを考える」ということについて考えてみます。

それで、結論ですが、アイデアを考えるとは、インプットやアウトプットなど「アイデアトリガー」となる刺激を生成し、その上でアイデアが生まれる一連の行為と僕は考えました。

アイデアトリガー自体は、アイデアを刺激するトリガーを探せで色々説明していますが、「歩く」でもいいし「雑談」でもいいですし、自分の何かしらアイデアが出そうな行動や行為を指します。毎回でなくてもいいですが、超面倒!と思っても「アイデア」自体が生まれるのは刺激を入れるしかないって結論です。

おそらく、科学技術がさらに進化しても何をしてもアイデア自体の生み出し方は枝葉レベルでしかなく、この仕組自体は変わらないんじゃないかと僕は考えています。

アイデアは即生まれない

まず事実として、アイデア自体を求める人、とくにアイデア初学者といえばいいのでしょうか(例えばアイデアが生まれる創造力がある人は元々センスがあってその力であるという概念がある人など)、こういう人は、アイデアが即生まれる何かしらスキルがあると思い込んでいます。

実際にスキルであるのは正解ですが、そのスキルはいわゆる「なんか面白いこといってよ」「これなんて面白いでっしゃろ」みたいな即応性はなくて、地味です。ここが大きな誤解かと考えています。

今回の説明図はこれです。

まず、1と書いたアイデアが欲しい人が多いのだと思います。アイデア=なにかあたらしいこと、と定義してみました。異論はないはずです(笑)モテるためのアイデアでも、勉強が出来るアイデアでもなんでもいいですよね、ビジネスでお金持ちになりたいアイデアでもなんでもいい。そういうのが欲しいわけですよね?分かりますよ(笑)

次に2はトリガーです。トリガーはスイッチとか刺激と読み替えても全く問題ないです。単に言葉として僕は「トリガー」の方が、かっこいいと思っているからです(笑)ニュアンスとしては、刺激も同様ですが、トリガーだと「何かしら他につながっている」意味合いをだしていて、それが「アイデア」につながっているということを言いたいだけです。スイッチも単独のスイッチでなく「アイデア」につながるスイッチのON/OFFというイメージですかね。

そして、このトリガーに対して、インプット3aとか、アウトプット3bというやつをやると。

つまり、インプットやアウトプットをすると、トリガーとなって、アイデアが生まれるということです。

なんでこんな面倒なことを言っているかというと、トリガーがないのに、インプットが即アイデアになる、アウトプットが即アイデアになることはないからです。トリガーと言わなくてもいいのですが何かしらそこに仲介する、余地といってもいい、何かしら生成する装置みたいなものがあります。これは多分脳の仕組みとしてそうなんじゃないか説であって、実際どうかは不明です。

説明としては、アイデアが即生まれなくて、トリガーを刺激すること、トリガーを生み出すことでしか生まれない。それで、トリガーはインプットとアウトプットから生まれる。これだけです。

この2段階で考えてもらえるだけでも、相当話が早くなります。

アイデアを出すとかという意味では、以前書いたように、アイデアの出し方を振り返る。トリガー、考える、しらべる、再度考えるをどんどん繰り返す。で書いていて、この通りで、どこを起点にするかはわりと自由です。

慣れてないなら、決めてやったほうがいいですが、慣れればインプットがアウトプットにもなるし、アウトプットがインプットにもなるし、トリガーなのか、アイデアなのかも分からなくなる=境界がなくなります。これを一般的にフローとかゾーンとかっていうアイデアフローとかアイデアゾーンといっていいかなと。楽しくなって色々出るというのでもいいし、話をしていると「何か区別することすら時間がもったいない」という感じが近いですかね。

インプットをしただけではアイデアは生まれない

あとは図の補足をしていく感じです(笑)

まず、インプットをしたらアイデアが生まれるのは事実ですが、インプットをしただけでは生まれません。これはなんでだろうかというと、得た情報や知識がただあるだけで、「トリガー」がないんですね。トリガーとは、刺激と言いましたが、脳への刺激といってもいいかと思います。

脳への刺激?という疑問を持つ方にいえば、それは問いかけ、2つ組み合わせるなど一般的には「発想法」といわれるある程度ロジカルに言われていることです。

図で説明します。

僕が考える「ひらめく」とは、アイデアを出す大きな流れにおいて、インプット→考える→アウトプットという時の、「考える」という状態や状況の時です。ちなみに、インプットとかアウトプットはこのような順番が絶対あるわけでなく、この図はある種の簡略化されたもので考えてください。だからアウトプット→考える→インプット→アイデアとかでもいいですし、そこはこだわりはないし、そうなっていることもあります。

それで、この「考える」が何かという話だったわけですが、考えるとは、さらにいえば、以下のようになります。

整理する、関連づけ、問う、可視化、組み合わせてみるなどです。可視化=アウトプットくさいですけど、まあ気にしないでください(笑)

つまり、考えると僕が言っているのは、この整理する等を行って、ある種脳内でミックスする、それぞれ脳内で作業する感じです。ちなみに、抽象化とか具体化もここに入りますし、連想でもいいし、いわゆる「大きくしてみたらとか」「くだらないことを考える」も同様です。この手の発想法や具体的な刺激ネタはわりとなんでもオッケーです。「逆から考えると?」が割と好きですが、いつでも逆から考えればいいわけでもないので、好きとか得意とかはあってもいいのですが、色々あるので色々やれたほうが「アイデアだしは優位」って感じだけですね。

さらに戻ると、話としてはインプットしただけではアイデアは生まれないということでした。どうすればインプットがアイデアになるかは、つまり、インプットを何かしらトリガー的に考えること(整理する等をして)刺激にするということです。そうするとアイデアにつながるというのがここでの話です。

アイデア初学者の人に「アイデアを考えてますか?」というと、意味するところは「アイデアを出そうと色々調べている、探している」という答えが想定できます。それは間違いではないのですが、考えるとは、「整理する、関連付けしている、問うている、組み合わせをしている、抽象化してみる、視点を変えてみる」などの多数のやり方を指します。シンプルに初学者の人はこれをしていないか、していても量が足りないので「視点が多くは固まっている、偏っている」ので、そこからアイデアが生まれないというだけです。

初学者を馬鹿にしているのでなく、単にトレーニングの話です。ですので、慣れてないならその通りで、手法や選択肢が少ないので、偏るってだけですね。

また、インプット時において、他にもいえば「なんだろう?と感じる」とか、「学ぶ時って頭が痛いとかわからんって思いませんか?」って時に脳が動いているはずです。理解しようとすると、例えば過去の経験を総動員して・・・も分からん(笑)こともありますが、ある程度「そういうことかと分かる時もありま」すよね?というところで、そういう時は脳が動いていて、トリガーが刺激されていると。

だからその時は、アイデアは生まれやすいはずです。

アウトプットをするにはインプットがいる

アウトプットをすればアイデアは多分生まれます。というのは、インプットがないとアウトプットは出来ないからです。

NGというか違うというのは、例えばアウトプットをしているがアイデアは生まれないというとき、同じアウトプットを何度もしているならそりゃ生まれないですね。インプットが固定化しているのと、それってアイデアを求めてないですよねと。ただ、同じ本を何度も読んで違うインプットを出来るなら、同じインプットでもアウトプットは違うのでアイデアは生まれるかなあと。気づきとかもアイデアって捉えてオッケーかと思います。

それで、アウトプットは話すとか、説明とか、まとめ、メモするとかって感じですけど、そうすると当然トリガーとなります。

例えば、NFTって何かと理解するのがインプットですが、それを説明する時に「なんかブロックチェーンを使った技術でー」というのが脳を使っています。これが刺激になって、「ん?技術を使っているなら、別の技術も色々あるなら、自分のアイデアもそう考えられないか!」みたいな強引な気付きもありえます。ここは論理の世界でなくて、「これは!?」と思えたり、「面白い!」とかって思う感覚と同様です。

なので図では、インプットとアウトプットをトリガー刺激のために対等にしていますが、実際はインプットはより考えて揉んでもらって、トリガーとする。アウトプットはわりとトリガーに近い属性があるって感じですかね。そういう意味でインプットしてアウトプットしていくことでアイデアは生まれるのは事実と言えそうです。

アイデアを生み出したいならトリガーを生み出す仕組みを作る

本記事ではここを主張したいです。

つまり、アイデアって得たいなら、面倒くさいのですが、インプットしてトリガーを作る、またはアウトプットしてトリガーに近いことをやることで、脳に刺激を与えて「アイデア」を生成するという間接行為だからです。

緑で囲みましたが、それを「アイデアを考える」と僕は再定義したいです。つまり、アイデアを考えるとは、インプットもアウトプットもそうですが、さらに細かくして、トリガーが出来ているか、というところがポイントとなります。

トリガーを生み出すには、先程の記事でも書きましたが、何かしら習慣化されたり、行動しやすいことで、脳を揺さぶる、刺激を与えればいいというところです。そのリストが多い、またはすぐやれるならおそらくその人は「アイデアマン」です。そのリストが少ない、やれることがすぐないなら、「アイデアが苦手な人」だと思います。

ざっとリスト、つまり発想法という取り組みとしては、以下になります。例えばですが、

  • 本を読んでみる→読むところで考えるので発想が出やすい=トリガーになる
  • 誰かと雑談する、他愛もないことでいい=思わぬことがトリガーとなる
  • じっくりと見ないようなものを観察してみる=マンホールを数えるだけでマンホールが如何に色々あるかが分かる=トリガーになる
  • 手を洗ってみる=身体への刺激を与えることで、あっと気づくことがある=トリガーになる
  • 散歩してみる=普段歩いているところでも、冬なら寒く刺激になるのでトリガーになる、春なら暖かく楽しくなってトリガーになる

これはキリがないのですが、結局なんでもトリガーにしてしまえばいいってことです。もっといえば、何でも刺激として感じられるならグレイトです。実際にそうなれば何でも面白く、何でもアイデアのネタになり、どこでも発想できます。これは夢でもなんでもなく、アイデアを出せる人はそうやってアイデアトリガーを生成して生み出しているんですね。明らかにこれはストレスがなく、普段の生活でやっていることですから、アイデアが勝手に生まれるというイメージに近いです。僕が日常生活にアイデアがあるという事を言っているのは、このトリガーが生まれているよ、トリガーで刺激を与えているよってことに過ぎません。トリガーをどうやって生成しているか、トリガー自体が何かを人に説明できればもうすでにあなたは「アイデアマンの仲間」ですよ(笑)

これをトリガーにしていけないは反社会的なことではないなら、何でもオッケーです。仮に反社会的なことも想像で逮捕されることはないので、それもどんどんオッケーでしょう(笑)

反社会的なことはそれくらいでいいとして、例えば遊園地があって、移動する遊園地があったら楽しいだろうなーという妄想もトリガーになります。実際に移動遊園地みたいに動物を運んでみたいなのがありますし、そこまで妄想っていうのは妄想ではないからです。それはいいとしてトリガーになって、刺激になっているならそれ自体が価値となります。

つまり、妄想なら「そういう遊園地があったらいいな」がトリガーとなります。実際のアイデアはここでは割愛しますが、移動遊園地でもいいし、地下とかにある遊園地でもいいし、はやり?のメタバース遊園地でもいいし、いわゆるゲーム遊園地みたいにゲームをやりたい放題(笑)というのもいいでしょうし、楽しくないですか?って感じでアイデアがどんどん出てくるわけですね。

ここで注意すべきは、アイデア初学者は「アイデア」というものを出そうとして、このトリガーを疎かにするか、ないものとしてしまいます。仕組みとしては、そうではないわけですね。まずインプットがあったらトリガーとして一回揉む。つまり考えるということですね。考えるとは、整理するとか関連付けるとか妄想もありですからそういうことをします。これを冷静に捉えるとまさに「発想法」とは、「アイデアの思考法」であって、思考しまくっています。直感的に出すとかは「あり」ですが、直観というやつは実はめちゃくちゃ論理の上、インプットの上で、かなり精度で磨かれた上で出ているので、感覚とロジックの両者の融合でしかないと言って良さそうです。このあたりはアート思考とほぼ同様なので以下の書籍もおすすめしときます。

なんとなくインプットしてアウトプットすればアイデアが出るぞという人は自分なりのトリガーをもっている=発想法をもっているので、困りづらいかなというところです。

あと、トリガー自体が面白いかどうかってのもあります。例えば、「大きくしてみたら?」というのは、正直面白くないと思います(笑)例えば、でかい遊園地ってでかいので、面白くないので、「それで終わる」んですね。逆に「小さくする」も、小さい遊園地、1LDKサイズのそれって面白いのだろうかとなります。遊園地自体が大きいものという固定概念を取り払う必要もありますが、面白さは純粋に求めたほうがいいと思います。

面白いかどうかはあなたが判断すればいいので、あなたが面白くないと思うトリガーはまあアイデアも面白くないわけですよ。なので、遊園地を面白くするトリガーって何かを考えるところから始めていけばいいんですね。例えば季節に応じて変わる遊園地は楽しいとか、植物みたいな有機的なものを滑るみたいな、具体的にはスーパーマリオのゲームステージのようなとか、植物の蔓をすべっていけるような曲線型のコースターとか、そういうものは面白そうかなと。

なので、これも初学者であれば「トリガー」として、固定的なトリガーを毎回出すみたいなのが「アイデア出し」と思い込みがちですが、それ自体を自分で考える、修正する、アップデートする、改良することが多分最も近道な気がします。まああとはいえ地道にやることが必要であってこうすればいいってやつはないのですが(笑)

例えば、遊園地と他の組み合わせを考えればいいとします。で、この時当たり前ですけど、組み合わせるものは何がいいか、ものなのか、サービスなのか。例えば街にあるクリーニング屋さんと遊園地って結びつけけるとかどうですか?結構差がありますよね。だからこそ面白い物が出てくると思います。楽しくてしょうがないクリーニング屋さんがあれば、行ってみたくないですか(笑)

この時、組み合わせるものがない=知識やインプットがない、ならそこで詰みます。だから、インプットはサボれないわけです。さらにいえばそこで引き出しとして出てくるかどうか次第ですが、出てこないときはトレーニングが足りないか、トリガーとして刺激を与えるものが不足していると思います。

一回の思考、トライでこれを全部やるのはしんどいので、休んだり切り替えたりして何度もやるのがアイデアを考えるということになります。

聞いただけで辛いなあという人は多分アイデア出しに向いてないので、それはいいとして、なんか楽しいかもやったら色々出るならやりたいなあという人はぜひトリガーを探して刺激を与える、自分なりの刺激の与え方を生み出すというところで、多分アイデアは出るようになります。

当たり前ですが、これ自分で考えて実践しないと出ないので、トレーニングたる所以です。最初は誰でも初心者で、うまくアイデアは出ないはずですから、それで終わりでなく何度もやってどうかという話です。すぐ出せる人はいないので、トレーニング量で考えてください。だからこそ、思考したくないぞという人はここで諦めちゃう世界でもあると思っています。

アイデアが出せる人はトリガーを持っている

アイデア出しがロジカルにできないのは間違いです。ロジカルに何度も言っています。おそらく、考えるところで躓く人が多いからでしょう。

考えるところで躓く理由は仮説に過ぎませんが、考えること自体を普段してないからです。考えてないので鈍っていて脳が動かない感じでしょうか。これらはトレーニングでいかようにも鍛えられます。

ロジカルに考えても、例えば「遊園地」で面白い遊園地なんて出てこないって感じになるかなと。その時僕もそうですが、問いかけ自体を色々変えればいいんです。問うとは問いかけを変更するということでもあります。これもトリガーです。つまり「つまらない遊園地」って逆になんだろうとか、遊園地はわからないや、けど面白い体験とか楽し体験とかってなんだろ、誰か好きな人と遊びにいくことかな?一緒に遊べる楽しい体験を分かち合えることってことかな?って感じです。そうやって問いや考えを深めることが、突破口になります。

これがアイデアを考えるという本質であり、またアイデアが得意な人っていうのは、こういうトリガーをたくさんもっているか、トリガーをいかなるときでも生み出せるって人となります。そういう人を見ていると「ポンポンアイデアが出てきていいな」となりますが、頭の中では、トリガーとなる刺激ややり方を色々持っていてそこからだしているだけで、魔法でも秘密でもないです。それだけです。

例えば勉強が出来る人は学習時間も長いが、吸収量も多いけど、それ以上に自分なりの解釈で理解しているのでそれを何度も繰り返すことで確実に理解する、みたいなのは多分正しい気がします。そういう感じで、アイデアが得意な人は何度もこのトリガーを繰り返して使い、刺激を与えるやり方を持っているので「アイデアが簡単に出せる」ように見えるだけです。

いわゆる白鳥式です。優雅に水面上はスイーっとやっていますが、水面下では「もがきまくって」いて滑稽です(笑)白鳥には悪いですが、実際に見えるのが「水面上」でスマートなだけで、実際は水面下ではアイデアマン自体はもがいています。なので疲れるし、まあそれなりに考えるということが求められるわけです。

アイデア出しが向かない性質とは?

最後に性質を考えてみます。

アイデア出しが得意な人はおそらく、思考が好きな人ではないかなと思っています。研究とかもそうですが、好奇心があったり、調べたいとか、一つのことをとことんやるのでもいいし、そうでなくても色々興味があれば向いている気がします。思考で思いつくような仕事があれば大体それはアイデアマンであってもいいし、アイデアに特化しなくても企画要素があるものが多いはずです。

逆に向いてない人は、フレームや固定概念が強すぎる、周りに合わせすぎる、同調傾向がつよい、誰かのせいにしやすい、自責が薄い、あまり社会に興味がない、他人への興味が薄い、仕事にワクワクを求めない、一回きりの人生だから楽しくやろうみたいな感じの信条ではない。みたいな人はきついかなと思います。

もちろん、固定概念が強く同調傾向がつよい人がアイデアを色々出して変わりたいを止めるわけでもないですし、大いにチャレンジしてもらえればいいと思います。ですが、無理にアイデアを出すのもまたどうかなと。その人の素質や資質、適正があればそれをやったほうがハッピーというのが僕の考え方です。

また社会は新しいことをやる人だけではなく、それを維持するとか、考えられたことをさらに現実化するという役割もありますし、それを僕が否定するわけではないです。また0→1だけでなく、0→10みたいな化け物みたいなヒトもいるわけで(笑)それはもう色々な役割があるし、自分に適したところを考えていくことになります。

性質や性格もある程度改善出来るので、絶対変わらないとは思いません。マインドセットも身につけられると思います。ですが、これは長期戦なので、短期思考しかなければ結構きついなというのが正直なところです。即アイデアなんて生まれないし、即アイデアを生み出す力としてトリガー自体を使う、トリガーを持つということも長期で身につけることです。この記事を読んで明日使えることなんてわずかで、「コレいいなと思ったらそれを自分の明日の生活にどれかいれて取り組んでみる、それでどうなっていくかを観察する」くらいの心構え、ゆったりですよねでないとまああきつい話です。

二重の意味で、短期思考ですぐ成果を求めてしまう人で、向いていない性質の人だとこれはきついです。

で、こんなことをなんで書いているかというと、アイデアトレーニングをどんどんやってもらって、僕もコーチとしてやるということなんですね。おそらく僕が見える人というか、フォロー出来る人は限られます。自分で考える力がなくても考えようとする人でないと「きつい」ってことです。やる気がない人にやる気を出すことは無理ですからね。

そして、考えてナンボというのは、まさにアイデアを出すというところで、アイデアを考えるところで、めちゃくちゃやっているということが伝われば嬉しいです。もっといえば、思考そのものと言ってもいいですし、それが正解とかない世界でやり続けるというところなので、もっとハードボイルドかもしれません。ですが、正解がないとどういうものでも形にしたり見せていけば分かってもらえたり理解してもらえる可能性があるということでもあります。また正解はないので毎回考えるので飽きないということでもあります。

それが僕には面白いというか、ピッタリなのでそうやってアイデアを出して生きています。アイデアを考えていきています。トレーニングもやっているので、なんか面白そうだなと思ったら一緒にやりましょう(笑)

いやあ、アイデアを考えるって超楽しいですね!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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