アイデア(解決策)の解像度は思考量に比例する

前解像度の話を色々書きましたが、ビジネスアイデアというとき、顧客・課題・解決策全ての解像度を高めていく必要があると。

解像度を高めるにはというところで、実際はアイデアに限らずなのですが、思考した量に比例するかなと考えました。仮説です。

ですが、結局考えないと生まれないので、あとここで考えるというとたまに哲学する、頭だけでと思う人もいますが、当然手を動かして、足を動かしても「考える」というのが僕の「考える」の使い方ですので、そこは留意してください。

アイデアの解像度を高める方法はどうするの?

低めたいなんて人はいないでしょ、という前提があります。高めたいと。まあそうでないこともあるのですが、ここでは一旦高めたい前提です。

その場合どうするのかって話ですよね。

アイデアの解像度は思考量に比例する

「∝」は比例の記号だそうです。初めて知ったので使ってみました。無限ではないというか切れているのが面白いですね。

考えた分だけ、解像度は高まる。思考量とは何かというところで、次に示します。

1つは、問いかけの量です。問いかけとして「これ欲しいと思う人いるのかな?」とか「どうやって集客するのか?」とかでもいいです。そういうのを問いかけとしています。

では、問いかけただけではダメなのですが、脳は「問いかけ」があると、頭が動くので(疲れていて拒否するとかもありますけど)そこで「答え」(ここでは唯一の正解ということでなく)を探します。

欲しい人はこういう人がいそうだぞとか、こうやって集客したらいけるかもとか。ここではアイデアっぽいですが、アイデアでないような「こういう事例があるぞ」も考えた量に含めています。

これらの問いかけがまずあるか、ないなら問いかけしましょうとなる。また問いかけしてそれだけならダメなので、頭が動いて何か考えが出てきているかとなる。

これが1つ目です。

2つ目は、視点の数です。視点が1個よりも10個のほうが立体的に見えます。つまり、電球というアイデアの象徴がより解像度高くはっきりみえる。絵を点描するときにこの点描の数といってもいいでしょう。点が少ないとただの点ですけど、沢山あればなんとなく電球の形が見えるみたいなイメージです。

これは問いかけと連動します。「人をどう集める?」「集客はどうする?」「何か良い集め方は?」これって「問いかけ」の言葉は違いますが、言っていることはどう集客するか、そしてかつ視点は「サービス側」ですよね。

ここで真逆で、お客さん視点を出してみましょう。「このサービスはどこで目にするのだろうか」「関連しそうなものがあれば手にとってみるかも」というので考えられるか。ここで視点が1つ増えたことになる。

お客さんだけではないですよね。当然サービスを伝える側でも色々な起業や人が入るのでそこが見えるか。これも解像度ですよね。流通とか伝わるところがくっきり見えてくるかあ、それともぼやーっとしているのか。視点の数があればはっきりしてくるってことですね。

視点が多すぎて混乱するということもありえますが、あまり聞かず多くはその視点が偏りすぎているところにあるかなと思います。または同じ視点ということに気づけないなどです。

これが2つ目でした。

なので思考量を増やすというところであれば、問いかけの量と視点の数を意識すればいいと。それが上がるならバッチリです。でないなら、ちょっと考えたほうがいいということになる。

10時間考えても評価されず、1秒のアイデアが評価されるかも

アイデアというところでいえば、10時間考えたアイデアと1秒のアイデアどっちがいいか?これは難しいです。

ただ端的に出てきたものが、前者で微妙なこともあるわけで、後者が優れていることもある。すなわち、思考量=思考時間ではないことがはっきりします。

問いかけの量や視点の数を沢山生み出すには、時間はある程度必要ですが、ある程度積んでいけばそれらはバッファされる。蓄えられるので、引き出しが整えられていれば別に時間の話ではないんですね。

なぜかといえば、シンプルに1秒で出したというのは文字通り1秒で考えたとしても、その考えた人の知見、経験が豊富であればその1秒のアウトプットも大きな価値です。未経験者の10時間も軽く凌駕するかもしれないってことですね。

ここで当然ですが、1秒でアイデアが出るから1秒分のお金でいいとかは論外ですよ(笑)そういう人いそうですけど、論外といって終わりにしましょう。

当然知見がなければ、未経験者同士なら、10時間側が普通は評価されそうです。とはいえ考えた時間が長いから「優れたアイデアになっている」「解像度が高くなっている」というわけではない。因果ではないってことですね。

あくまで相関はありそうだくらいが、僕の仮説でした。

ただ、当然ですが、インプットして考えないと深まらないのでこれは当たり前の事を言っているだけに過ぎないとも思っています。

思考量を増やすには?

では、問いかけとか視点の数って増やすには?ってことになりますよね。

これは何度も言っていますが、インプット自体を増やすと。でもそれ強制的に英単語帳を見て覚えろーってつまらないですよね。

なので、楽しいと思えることとか、楽しいと思えるのでやることを増やす。またはそれがあるから多少面白くなさそうでもやれる。

またはつまらなさそうなことを「面白く」するのも素晴らしいです。こういうところにアイデアのちからが出ますからね。鍛えるチャンスです。

色々なものを見る、人の考えを疑ったり自分のそれも疑ってみる。

人の考えに接する時は批判的にどうぞ。僕の考えもです。本当にそうか、そういう視点もあるのか、違うのでは?というのが大事です。それを批判的に考えるという態度といっていいかなと。

これらは勝手に増えるとかはないので、無意識化していたら別ですが、最初は誰でも意識的に増やすしかない。経験していくしかないって話となります。

アイデア自体を見つけるには?

解像度が粗い=見つけられてない、ということになるんですが、この解像度も人によって大分違うかもしれないので一旦書いておきます。

アイデア自体を見つけるとか、粗いものでも得るにはどうすれば?ってことが気になる人もいるかなと。

これも、結構シンプルで、何かこうじゃないかって思ったこと(仮説といいます)を調べて試すこと。それで試してあとは手応えを探って良さそうならやる。微妙なら保留する。時間とかお金とか色々な兼ね合いがあるかなと思うので。

では最初の仮説は?というと、これは直観ベースです。なんでそれか説明しなくていいです。説明しだすからおかしくなるというか。なので直観ベースの仮説は簡単にいえば、合理的に検証とかでなく、直観があるけどどうだろうかって検証が正しい気がします。もっといえば事後に分かるというか。

例えば電車が好きならその形なのか分からないけど写真撮っても良いし、図録を買ってきても、プラモデルを創ってもいいし、身体性というかその好きの楽しみ方がそれぞれですよね。それが分からないならどれかやてみって確かめるしかないかなと。自分の心が動くのか?違うなと思ったら他のことをやればいい。その繰り返しとなります。

そうやっていって、何か手応えが必ずあるということを信じてやるしかないんですね。これが直観です。魚釣りのように釣り竿が何か動くことを信じるしかない。その揺れが単に海の揺れかもしれないし、隣の釣り人の動かした形跡によってかもしれない、雨が降ってきたかもしれないし、魚ではない違う木の枝が引っかかったかもしれない、本当に魚かもしれない。だけどそれは釣りをしないと分からない体験であり、やってみないと進まないことにおいて「絶対」と僕は言える感覚があります。

この最初の仮説はぶっちゃけなんでもいい。これが売れそうだとか、儲かりそうだでもいいし、なんか面白そうだとかいってもいい。これを格好良く?いうとアート思考とかっていってもいいと。まあ思考定義とすると違うかもしれないけど、方向性は概ねいいんじゃないかと。

それで、試して、検証して、聴いたり色々やって、そこで手応えを得ていく。手応えって別に良い意味でなく、悪い意味でも、なんか反応がないということもプラスなんですね。なぜならやらないとそれすら分からなかったよねと。これが解像度が一つ上がったとか、ドットが一つONになった感覚です。

この感覚を地味でやりたくないとか、全然微妙だと思う人は・・・あまりアイデアを出すとか、人の視点とか、マーケティングとかって仕事自体は向いていないかもしれません。これは価値観とか性格に近いので誰しも出来るとは思わないです。向き不向きがあるのでそこは見極めていこうということですね。

おわりに

思考が僕は好きなのでそういう前提で書いています。思考が嫌いな人はその時点で詰みます。もちろん訓練で鍛えられるのですが、鍛えても面白いところまでいけるのかどうかは別問題。あとはハマれるというか熱中、夢中になれるかも別問題。

僕は思考が好きで、社会の人が何を考えているかはかなり好きです。理解できない考えもありますが、人への純粋な興味があります。不思議というか未知を探索する冒険家といってもいい。そしてそこが未知ならよりこうしたらどうかを考えたい。そこがまさに0→1なので楽しいのですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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