ビジネスの切り口をどう見つける

ビジネスの切り口、これもアイデアといえますが、どうやって見つけるか。解像度の問題もあるのですが、枝葉的なアウトプットややることではく、本質的な根っこの部分というのが近いです。

この見つけ方を伝えたいのですが、話としてはシンプルにこうすればいいみたいなことはなくて。試行錯誤であったり、どちらかといえば内省して、振り返りして見つかる、ある種コアなものかなと考えています。

枝葉や見た目は分かりやすい

最近書いた記事では、見られるアウトプットとか、アイデアという意味でのインプットは見やすいですよね。既にあるから。ここでもアイデア例として出したりしていますけど、まあ分かりやすい。後付もできますしね。

でも、本来はそれを生み出すにはどうすればってことで、リバースエンジニアリングということで、どれだけ分析しても見えないこともあります(笑)なぜなら、それは人が違うし、環境も違うし、モチベーションも違いますし。

枝葉的なアイデアは分かりやすいですが、そこに違和感がある時は、確かに根っこ的なつまり本質的なものを求めているといえます。その本質的なものと考えると、枝葉は本当に「枝葉」で些細なことです。

例えば、飲食店をやりたい人がいるとします。ラーメンがいいと。でも、ラーメンは枝葉だとします。飲食店でラーメンなのにそれが「枝葉」と聴くと驚く人がいると思います。でもですね、それは普通に成立します。つまり、その人にとっては「餃子」でも「和菓子」でも、「ポップコーン」でもいいし、何なら食べ物でなくてもいいくらいで(笑)

そこまでなら飲食店でって言わなくてもいいってなりますよね。でも、飲食店くらいは決めないと、あとはさすがに何もないとって感じの「言語化」ってありますからね。その言葉にあまり意味がないやつ、というのがコミュニケーションの誤解の最たるものですから。

では、この人は何をすればいいかというと、枝葉でラーメンでも和菓子でもいいんです。でも、枝葉なので逆にそれらはどうでもいい。根っこの部分を見つける必要がある。

そう、ピンと来る人はいそうですが、「お客さんに喜んでもらいたい」とか、「地域が明るくなる、楽しくなる」とか。そういうことです。これが根っこの切り口です。もっと詰めれば、ラーメンで喜ばせるにはどうすればいいか?って問いになるので、そこからアイデアはいくらでも出てくる気がします。

経営とかでいえば、ミッションとかバリューとか、理念とか、最近はパーパスとか言ったりしますがそれになります。抽象度が高くなりますが、でも抽象的だろうがなんだろうが、それだと思えること、納得が出来るとか、しっくりくるものこそが根っこと言えるかなと思うわけです。

根っこを見つけるには振り返ること

自分で一人でなくてもいいのですが、内省が必須です。つまり自分が何をやってきたか、何者で、どう生きるという「深い話」ですね。それがなければ、誰でもいいわけで、誰がやってもいい。例えば飲食店を誰がやってもいいし、Aさんの飲食店とBさんの飲食店はおそらく「違う」のですが、違いがわからないと。

そうすると、Cさんとして飲食店をやる場合、既にあるものだらけなので、やる意義が見えないとなる。

そうならないためにも、これは安易に差別化すればいいってことではないのですが、自分ってなんだろうね、というのは答えがなくても、考えたほうがいい。答えがあるとか、一般的な定義はもうどうでもよくて、自分がどう考えてこうだと思っていることをぶつけると。それも素直に自分に向き合うからこそって感じですよね。

振り返ると見えてくるのは、自分への問いかけです。なぜこれをしたんだろう、またはなぜ無意識でもいいのでやっているのだろう、楽しいとか思ってなくてもやれるのはなぜなんだろう、充実した人生なのに他はそうでもない社会なのはなんだろう。

ある種の自分と社会との葛藤やズレとか、自分の中での疑問とかでもいいですけど、そういうのって深いですから。それは一朝一夕で答えが出るものでもないし、出ないかもしれない。

でも考えるとはそこがポイントそこを考えることでなにか見えてくる。問いかけでもいいですし、こうやったらいいのではないかというアイデアが出てくる形ですね。

根っこなどの切り口は常に見えない

一つ留意としては、人が根っこはこれだよというある種のWHYを説明されると、「なるほどね」と思ったりしますが、これはもう人それぞれです。理解できないこともあるかもしれませんしね。

本質的にですが、こういう根っこは可視化されないです。あえて言っていくことで見える化されますけど、実際には見えない。では言ったところで、なにか起きるかというと、まあ起きたり起きなかったりでこれも魔法のツールではないですよね。

前提としてそういう根っこを見せても見せなくても、見えづらいし、見えないものと思っていた方が良くて。それを出すことで、より磨かれるとか、自分の立ち位置やポジションがはっきりするならやったほうがいい感じがします。

少なくとも他人の切り口は見えるし分かるが、自分のそれはわからないというジョハリの窓みたいなことはめちゃくちゃあるんですね。そこがポイントで、自分が見えないから「ない」のでなく、あるのだろうけど、自分では見えづらい。だから誰かに話すとか、誰かがそれを「言語化」するという壁打ち的なものが面白いのかもしれません。書いて後で見返すのもいいですしね。

切り口は基本見えないのと、見えたところでその人がやっているので、自分が切り口を持つとなるのは、「生み出す」ことが近いです。アイデアなら企画とか事業をやるとかがそうですよね。

クリエイティブでも、映画とか漫画を作るとかも、アイデアとか切り口があっても作らないとわからないのでそういう性質がありますよね。

そこを恐れず、というか恐れても恐れなくてもそこは誰にも見えなくて、自分しか見えてないのが怖いかもしれないですが、そこは形にしてみてどうかでしかないって世界観がいいかなと思います。シビアなものより、温かいものっていうイメージです。チャレンジする人を応援する世界線を作っていきたいなというところです。

おわりに

枝葉的なアイデアって実は溢れています。僕が言っているのは、どこかにあるアイデアや人が見つけたアイデアでなく、自分がこれは面白いアイデアと思うとか、面白い発見と思うことです。そこから自前で自分の頭で考えることがめちゃくちゃ大事です。

アイデアの価値ってないわけではなくてあるんですね。そのアイデアの価値、切り口の価値なんてめちゃくちゃあるんですけど、多分見つけた人がその人にカスタマイズされた価値しかないなら、「多数の評価を受ける価値」ではないからです。つまり本質的に自分がやりたいこととかってアイデアは価値がないという性質です。でもそれは自分が価値を置くなら無限大の価値があると。だからこの時は社会的な誰かがいいという評価とかの価値は意味がないんですね。

しかし、一人が考えたアイデアは社会によって価値とされることもある。内実は、最初は無価値に近いものが実は価値となって生み出された、創造されたといえる。くどいですが、一人の中では価値があったので、社会でやっと評価されたって感じに見えます。

このギャップこそが、アイデアに対する価値の誤解かなと僕は考えています。つまり常にギャップがあって、見られ方のバイアスというかズレがある。そこに気づいている人は、自分の切り口やアイデアがめちゃくちゃ価値があると思っている。そして社会的な評価とはズレていると多分言語化出来なくても分かっていると思います。

そのギャップを意識した時に、どう立ち回るかはわりと自由です。社会に置いていってもいいし、ロックンロールで被せをしなくてもいい。それはわりと自由だと僕は思うし、選べるのだと思います。別に被せたから駄目でもないし、置いたから悪いわけでもない。それって考え方ですから、その人の気質とかがめちゃくちゃ出るんですよね。

というわけで、枝葉のアイデアが価値がないわけではないんですが、根っこのアイデアや切り口からするとですが、相対的に低く見えるって話でした。

これはもっといえば、社会的には根っこは見えづらいから枝葉で評価される。でも一人とか自分がやると、根っこからでないと枝葉でしかなくて、枝葉でのみしか評価されないのって辛いみたいなところとリンクします。答えではないですが、根っこから切り口を探っていって見せることで、根っこは腐らないので、枝葉的なものはポンポン出せる。その仕組みを作った上で、その枝葉が評価されるのであれば、根っこも評価されたという間接評価が生まれる気がします。

そういう面倒くさいというか、プロセスはありそうですが、枝葉だけ見ていてはやはり根っこには行けないので、考えるということからは逃げられないかなというネタでした。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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