大学生にウケる記事アイデア

大学

質問

Q.ライターをやっているのですが、大学生にウケるネタのアイデアについて考えてもらえませんか?

回答

A.以下で回答します。

前提として、大学生とはいえ媒体の雰囲気や届けたいメッセージ、どういうポジションなのかによりけりですが、それらは制限なしということで、勝手に想定して考えてみました。

 

1)おバカ系

バケツプリンを実際に作ってみたというようなネタです。
ネタ系ブログ、ネタ系記事というカテゴリでしょうか。

これも馬鹿さを追求すれば面白いコンテンツになりますが、そこまで出来る人はレアでしょう。バケツプリンの場合は、真似する人も想定してレシピや作り方を写真で丁寧に説明する、その後はちゃんと食べる、または冷蔵庫にそのまま入らないので小分けするとか、イベントとしてやって食べきるなどの工夫を載せるなどがグッドだと思います。

バケツプリンを大学生向けにするなら、大学生食堂でやろうとか、部活の新歓やサークルの遊びでやろうとか、自宅で出来るバケツプリンとかそういう切り口もありです。

また理系ネタとして、材料の測定から出来るプリンを予想。そこからどういう形状だったり、何人分できるか、またはコストとしては一個いくらになるか、など発展させてもいいと思います。

理系の料理という視点は理系大学生には刺さるコンテンツになりそうです。こんな本も出ています。
http://www.asahi.com/articles/ASHCZ5RDPHCZOIPE01L.html

 

2)知的生産系

大学生でもどういう大学にいるかで全く印象は変わります。偏差値で分けるのはあまり良くありませんが、少なくとも大学の雰囲気はあるわけで、それらの雰囲気を狙っていくのもいいかもしれません。

揶揄する人もいますが、意識が高いと意識が高い系は明確に区別されると思っています。ここでは意識が高い人向け、例えばソーシャルビジネスや社会に対して注目し、自ら行動を変える人向けのウケる記事を想定します。

そういう意味では、TEDxなどのプレゼンを見てどうするとプレゼンがうまくなれるかを研究してみた。または実際にプレゼンをしてみてどこがダメかプロに指摘してもらったとか、大学生視点があれば大学生がどういうふうに伝え方を学ぶのか、という視点も共感しやすいのでいいと思います。

知的生産系というのは、例えば思考の整理学みたいなものです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4480020470

こういった本を読んで、実際にこう解釈して行動しているとか、実際に読んだ人はこんな大学生に多いなどをインタビューするなどのコンテンツとなります。

 

3)流行りネタ

一般の大学生というくくりは難しいですが、新聞ネタよりも、他の人が見ているネタを見たい、というのはどちらかというと日本的な印象としてあります。大学生だからではなく社会人等も同じということですね。

そこで例えば、ゲームネタであればマインクラフトを素人がプレイしてはまるかどうか検証するとか、一人遊びなどで一人カラオケから一人焼肉までどこまで一人で遊べるか、ぼっち向けみたいなコンテンツを作るなどです。

現在流行っているものはすぐに変わるわけですが、流行っているところに行く人もまた少なく、それらを報告してくれるとかはなかなかない気がします。

流行りは変わっていくのでネタが尽きることはないですが、これは興味が一定以上ないと面白くないですし、流行りネタをどう捉えるかが鍵になります。
流行っているから行くから、流行っているところをみていくと次に流行りそうなものはこれかもという記事になっていき質は高まるのではないかと想像できます。

 

4)学業ネタ

大学の単位を取らないと卒業が出来ませんが、その卒業単位をどう戦略的に取るかを書き出し、大学生活4年間をプランニングします。最もこれができていれば単位で困ることはないので、主に自分で計画を立てられない人向けに作ります。

1年目はこれ、2年目はこれ、月ごとのイベント、当然就活も。院生向けのものもあればなおグッドでしょう。実用系コンテンツとなりますので、ご自身の体験も含め、先輩や頼りになる人から取材することでよりグッドなコンテンツとなりそうです。

切り口を、プロジェクトマネジメントといってみたり、より遊ぶ時間を増やすためのサボる技術といってみたり、それらのキャッチな言葉はうまくつけるといいと思います。

学生は本来的には学業に励むというところで、実際のところ、遊びたい人こそちゃんと落とさないように要領よくやるというところでニーズは多いかもしれません。より勉強したい人とはターゲットがずれるということですね。

 

5)音楽ネタ

音楽が好きな大学生も多いと思います。例えばセカイノオワリが流行っていますが、そういうバンドを取材する、またはコピーバンドなどのライブに出て取材してみるなどです。

彼らのインタビューでは、セカオワ=ベンチャー企業みたいな視点があったので意外ですが、実際に今の大学生バンドや若い人たちのバンドが何を考えているか面白い視点です。音楽環境も変わり、制作から一貫して大学生で行うことも可能となっているからです。

大学生に流行っている音楽を聞いて、その歌詞がどこが良いのか、今の大学生の雰囲気を表現している、そういう大学生への取材から、選曲コンテンツとして「振られた大学生におすすめする10曲はこれ」みたいな記事も面白いかもしれません。

 

6)アルバイトネタ

学生はアルバイトに励みます。そこで高収入バイトや怪しいバイトなど飛び込みでチャレンジして、どうだったかの潜入レポートとなります。

体当たり系なので体を張っているのですが、コンテンツとしては相当の強みになります。おバカ系でも体を張るわけですがそれと同様でしょうか。

大学生とアルバイトは切っても切れない関係なので、一定のニーズはあると思います。楽して稼ぐを色々な切り口で、例えば、時間あたりの単価が高いから、集中して稼げるとか、理系大学生におすすめとか、女子におすすめとか、切り口は様々です。

そういう話をまとめるだけでも価値になりやすいです。給与明細というテレビ番組が昔ありましたし、今でもそういうお金に絡んだ番組やコンテンツは常にあります。人の給与をいきなり聞けないが、どれくらい稼いでいるか気になる人は多いという証明です。

アルバイト情報誌などから仕事をピックアップして、いくら稼げるかや街角スナップではないですけど、ファンションとバイト、趣味とバイト、好きなモノとバイトなどバイトと何を組み合わせるかで全く違う見せ方になると思います。

職業のギャップもいいと思います。例えば合コンなどのナンパな印象をあたえる人が公務員や硬い仕事をしているなどの切り口もあります。別に水商売等をすすめるわけではなく、そういう切り口をコンテンツにするというところでしょうか。

 

7)移住、田舎プロジェクト

大学生で地域おこし協力隊とか、地方や田舎へ移住したり、研究やゼミをしたり、プロジェクトに参加して地方へいく人がいるようです。

大学生に絞り込んでも少数なりにいると思うのでそれらは面白いコンテンツになりそうです。具体的には移住イベントなどの説明会や交流会等があるのでそれらに参加したり、実際に地方へ住んでいる人へのインタビューです。遊びに行ってもいいのですが、おそらく費用等が出ないと厳しいので、それらを大学生x移住した人でまとめるだけでもグッドです。

これらは社会的にも、空き家問題などがある、人口が減っているというところから、ニーズとしては多くはないものの、ライフスタイルを考える人にとっては選択肢が増えているという見方も可能です。

 

8)ランカーズ

カヤックが提供しているゲーム賞金アプリがあります。
https://rankers.co/

そういうゲームを実際に行って稼げるかどうかといういわば稼げる系のネタです。

現在アンドロイドのみですが、学生でもできるのでそれらを登録して、実際に遊んでみて稼げるか。おそらく上位プレイヤーは相当の使い手なので簡単にできないとは思いますが、チャレンジするのはグッドだと思います。

 

9)大学生youtuber

youtuberのyoutube広告を最近良く見ます。大学生youtuberなどもいるのかなと思います。はじめしゃちょーなどがそうかもしれません。

http://zamasu.jp/youtuber-210
こちらの記事ではyoutuberという人が現実的には相当厳しいということを指摘していますが、とはいえyoutuberということにならなくても、大学生でyoutubeをメインのチャネルとして活動している、コミュニティ目的でやってる人も多いのではないかと推測されます。

それらの人を集めてコメントしたり、記事にしていくことで他にはないコンテンツが出来そうです。

 

10)起業系

実際に起業をする学生は少ないと思いますが、とはいえ起業を少しでも体験できたり、考えられるコンテンツはグッドだと思います。主に起業や事業をやりたい学生向けとなります。

例えば、就活で社長になって経営するゲームがあればそれらをやりたいがために
参加する人は多いわけです。経営ゲームだけに限らず、チームビルディングなどのまとめる立場、チームを率いる立場をシミュレートできるからですね。

起業という点いえば、例えば大学生がナリワイづくりをしてみるなどです。
ナリワイ本などを参考にしてできるかどうかチャレンジ、または一万円起業などでもいいと思います。
http://nariwai.org/book/
http://www.amazon.co.jp/dp/4864102708

就活という枠でいくなら、上の面白そうなワークがある会社をまとめてみてもいいかもしれません。私自身は昔社長が出てくる説明会は行くということを学生時にやっていたりします。理由は社長の話が聞けることってなかなかなかったというところですね。今もあまり変わらないと思いますが、テレビ等とか書籍等でなく直接聴くという意味ですね。

 

11)まとめ

大学生xウケるというところを私なりに解釈してみました。多くは取材が必須ですが、世の中にある記事をうまく編集することで出来るコンテンツもあります。

ただ取材をしないと記事の質は悪くなります。理由は簡単で、その記事に体感したもの、説得力、事実要素が薄くなるからですね。

一つでも参考になれば幸いです。面白い記事になったらぜひ教えてくださいね!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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