日々準備をして小さな成功が来たら、すぐ次の一手を打つ

シゴトクリエイターの大橋です。

スマートカットという本が面白かったのでおすすめです。本自体は、IDEASITYの【まとめ】SMARTCUTS時間をかけずに成功する人コツコツやっても伸びない人から知りました。

ざっくりした内容をいえば、9個のステップで、それぞれ実際の具体例を紹介。そこでどう賢く近道するかを挙げているという本です。

シゴトづくりにおいても非常にヒントがなることが多いなあと感じました。今回はそんな話です。

 

スマートカットの9つの方法

最後に実はこの9つはモデルとなる人物の行動パターンから炙りでてきたものということが説明されてます。読み方としてはこの9つを抑えるというというよりも、適宜出来ているかどうかがあるので、どこが出来てないか、またはどうすれば出来るのかという「スマートカット」を取り入れるのがいいかなと思います。

それぞれざっくり見ていきます。当然詳しい話は本書に譲ります。

その前にスマートカットとは賢く近道するということであり、コツコツやっていればいいということではないよね、という話でもあります。コツコツやれば、努力をしていればというのは美談ですが、それはある種嘘だと思っています。実際には適宜変更し、チャレンジをして強弱をつけていくから出来るのであって、コツコツは「分かりやすいし、努力している感」があるので誤解されがちです。

例えばスマートカットでも「準備をしている」ということが書かれています。つまり、成功した時でなく、それ以前にもその後にも虎視眈々と狙っていることという準備をぬかりなくやっています。このあたり、ただ手抜けばいいとかではないのでお間違いなく。

1.「成功の階段」をハックする

2.メンターの理想と現実

3.フィードバックで最適化せよ

4.プラットフォームの優位性

5.波を見つけて波に乗れ

6.スーパーコネクターの作法

7.成功の連鎖をつくる

8.シンプルを極める

9.10倍思考を実行する

こういう9つがあり、それぞれ感じたところを述べていこうかなと思います。

1.「成功の階段」をハックする

ハックというのは改善みたいなイメージですが、ここでは攻略という訳語がグッドです。大統領になるにはみたいなものは、実は下積みコツコツは意外に少ないよね的な話。成功の階段っていうのは、そういうチャンスがある場所でメジャーで作って実績や泊をつけるというところ。

または大統領になるにはパターンが決まってないので、キャリアを変えてチャレンジしていくというところですかね。

ここでは小さいコツコツとか下積みをやって出世階段というのではないよね、というところなのだが、サマリーで、「ライバルが少なそうな場所からスタートする」はNGとなっているので、いきなりメジャーで闘うというのは戦略的にはどうなんだと思ったり。このあたりは盗めるところは盗んだ方が良い気がします。

ラダーハッキングというつまり、成功の階段ですね、他の事例では、BYUのビッガー・オア・ベターというゲーム。爪楊枝であれば、大きいものかいいものをくれよという物々交換。わらしべ長者っていうほうが分かりやすいですが、その事例。これは爪楊枝がテレビになるんですね。その攻略とは「留守の家で待つことはしない」「相手がオッケーするまで粘らない」「断られたらすぐ次の家」というように、攻略してるんですね。ゲーム感覚だからっていうのもあるんでしょう。これをどうしても変えなければならないのだとなると、上のようなことをやってしまいそうです。

成功の階段とは、攻略するというところがポイントですね。

2.メンターの理想と現実

メンターはわりと分かりやすい、師匠ですね。これを持つほうがいいと。笑ったのは、組織などで強制的に上司メンターみたいな、強制力があると逆にバッドというか効果がでないみたいです。

要は人間的に尊敬ができるとか、積極的に見つけた人でないと全然駄目だってことですね。メンター制度ってさらっといっても、それが組織的な関係とかだとアウトってことですね。

ここでいうメンターとはその道の人であるので、当然出会えなくても心の師としておけばいいですね。確かに僕が出会う人はメンターといってる誰かがいたり、メンターをもっている人が多いですね。なるほどなあと思います。

3.フィードバックで最適化せよ

フィードバックについてはよくこのブログでは、振り返りするぞーっていってます。めっちゃ大事だと思います。

コメディアン養成所はポジティブでもネガティブでもフィードバックをしてささっと経験を積ませてどんどん改良していくという話があります。

医師の手術の事例は分かりづらいですが、要は失敗をフィードバックしたら改善するかというとそうでもない点もあるくらいでしょうか。だからこそ失敗しないぞとかでは駄目で、分析ってのが大事ですね。

でも、一言でいえば、やってみてそれ改善していくというのがやっぱりいいですね。貯めておいて発動しても、結局フィードバックされないと自己満足になっちゃいます。逆にいえば自己満足にならない仕組みが大事ですね。

4.プラットフォームの優位性

レーサーの例、ツイッターの例、フィンランド教育の例などがあるのですが、やっぱり環境を活用すると。あと、浮いた時間で深く考えるのはいいですね。

ここはわりとプラットフォームでレバレッジというところで、話が面白い感じですね。

5.波を見つけて波に乗れ

運の話がサーファーの例で。これは簡単にいえば、波自体でサーフィンの出来が決まるので、その波が来るかどうか。それって運だから適当にいたらいいのか?そうではないんですよね。

運自体は「絶好な位置に絶好のタイミングでいること」ということが書かれていて、そのために、観察をする必要があるし、そういった出会えそうな場所にいる必要があります。運気とは少し違うんですが、運が良いという人たちといるとかも一つかなと。チャンスをものにできるという話ともつながってくるかなと思います。

あと、ファーストムーバーの話は、最初に開拓した人は失敗する確率が高いので、戦略的にはすぐ改善したファーストフォロワーとして、次に出るのが成功率が高いというところ。もちろんこれは、先行者利益っていうのと矛盾しますが、多くは続けられないし、諦めるので、そこを狙うというのもあります。実際に開拓した後に大手が持っていく。そんな話はありそうです。大手は冒険する必要がなく、面白そうな試みを見ておいて後から追随すれば勝てるからですね。

まあ、改善できるか、あとファーストムーバーの動きを見ることが出来るかも大事ですけどね。当たり前ですが、ただの後追いでは弱いわけで続かないですけど、最初は先達の轍を走って一気に出るということになりそうです。

6.スーパーコネクターの作法

チェ・ゲバラのラジオ作戦は知らなかったので面白い視点だなと思いました。ギバーという相手に与え続けるというところも大事ですね。信頼をつくるってことです。

そういえば、最近ある記事で、与えすぎているから売れないんですみたいな話を見たことを思い出しました。与えすぎるから買ってくれないとか。一理あるかもしれませんが、僕は逆に考えています。

「与えすぎているという意識がない」人は確かにそれで売れないならそのままです。ただ「与えすぎている」わけでなくそれが標準であり、普通。よって、その人のアウトプットは信頼出来るし、それくらいのレベルだと。逆に無料だからその程度では駄目なんですね。無料レポートとかもそうですよね。無料だから価値が低いのではなく、無料で価値が高いから続きが読みたいとか、信頼出来るとなる。価値とは読者にとって役立つからということですね。

どうでしょうか。自分のお客さんが価値を持ってくれて買ってくれる。それは理想でなく現実に出来ることです。ギバー精神がないのに、その人を信頼して欲しいってやっぱ出来ない相談ですよ。もちろんテイク精神ばかりの人がいると、テイク精神のコミュニティが成り立つ(笑)ので、奪い合いならまだしも、使い捨てになります。

エコシステムみたいなものがあって生産できるから刈り取ってもオッケー。そういうの考えない人もいるわけですが、テイクは刈り取って刈り取って、それでもしかしたら一瞬売上が、一瞬お金持ちになれるかもしれませんよ。ただ、その後に残るのは信頼はないですし、寿命を縮める(生きていても信頼されないのは辛すぎる)だけかなと思います。

ギバーでいきましょう!

7.成功の連鎖をつくる

ここのあたりがぐぐっと刺さりました。丁寧にいければと思います。

ユーチューバーで同じように素人から成功して注目を浴びた人の例が面白い。バスケスという人は虹の動画がヒットしたが、次がなかった。ミシェルはメイク動画でガンガン成功し続けている。

この話のポイントは、簡単に言えばミシェルは常に狙っていたんですね。メイク動画のヒットということでも、それ以前からチャンスを狙っている。たまたま手に入れたマックブックで、カメラがあったのでメイク法を紹介。それを続けていって、ユーチューブのアーティスト支援プログラムにチャレンジ。さらにレディ・ガガがミュージックビデオを発表するとユーチューブの人気動画に浮上して、さらにレディ・ガガになるメイクなるものを動画制作。

面白いのは、「ユーチューブのトップの動きから目を離さず目立つタイミングを観察してそこから法則をみつけアタック」というくだり。これはそこまで熱意というかマインドがないと出来ないことだと思います。そこにリソースを投下し、絶好のタイミングでリリースしたらニュースサイトに取りあげられたという展開に。

虹の動画のバスケスとここまでは一緒なんですが、実は取りあげられた瞬間、レディ・ガガメイクではない他のミシェルの動画を見たんですね。バスケスは本当にただ日常の動画がたまたま受けただけとなります。だから、おもしろ動画をつくるとか、そういうことがなかった。つまり、バスケスが駄目というか、狙ったり何かしないと舞い上がる事はできないんだなと。

これはお笑い芸人なので一発屋と揶揄される時もそうなんじゃないかと。例えばあるネタが流行ったら、多くは次の仕事が来ます。それはなんでもいいのですが、司会サブ的なものとか、ラジオだったり、少しずつ広げていけばいいわけですよね。でも、本当に受けただけで、他の切り口がない、他に準備してないなら、次がないんですね。

またコンテンツマーケティングなどでも同様です。面白い記事があるから来たとか、魅力的なタイトルとか内容だから来たよ。でも、その記事しか面白くないなら、回遊しないですよね?他も面白いんですよ、それを見てもらうためのキャッチコンテンツであり、フロントコンテンツでないと駄目ですよね。それがコンテンツイズキングってことなんだと思います。ただコンテンツがいいだけでは駄目で見せる方も力を割かないといけない。そこだなあと痛感します。

チャンスがなくても虎視眈々とチャンスを狙う。チャンスが来たら準備していたリソースをぶつけていく。これはわりと地味のコツコツでもあるのでコツコツやったら成功するわけではないのですが、とはいえコツコツ狙うベースがあって、かつ客観視点のフィードバックや情報を得ることが大事といえそうです。

ここでは「成功したら次に打つ手」を成功する前に用意しているということです。なるほどなあと思います。目立ったら終わりというのはこれが用意してないから出来ない。舞い上がるためには、一時的な成功は最初のステージに過ぎないと捉えるのがグッドですね。

成功は有名になることでなくても、自分のなかで上手く行ったことがあればそれになった瞬間でもいいので、次の一手を考えておいたら次を仕掛ける。なかったら速攻考えて次の一手を出す。それが吊り輪で次々に渡っていくイメージとマッチしますね。これが成功の連鎖ということです。

8.シンプルを極める

最後にある服を選ぶなどのことは省力化するみたいなのはわりと好きな話です。確かに意思決定において選択はある程度欲しいですが、それを決定するコストもかかる。

自分が考えるべきこと以外は省くというのはエッジが効いています。このあたりはリソースをどう割くかに近い感覚ですね。

9.10倍思考を実行する

ここでもイーロン・マスクがでてきました。10%良いものよりも、10倍いいもののほうが実は簡単というのはなるほどなあと思います。もちろんそれは発想力が問われますし、10倍という制約で考えるのでそのためのアイデアが問われるってことですね。

おわりに

この本はスマートカットという視点が面白いわけですが、それ以上に要領がいいとかでなく、どうすれば結果を出せるかというところで、事例から具体的に考え方が出ているのがグッドだなと思いました。

一度読んでみて、どれか参考になりそうなものをうまく取り込めばいいかなと思います。僕は7章の成功の連鎖をつくるが一番印象に残りました。普段準備や行動をしてない人が何か出来ることはありません。だから楽して儲ける=仕組みを作るであれば、その仕組みづくりって簡単に出来るものではないですよね。仕組みづくりのために調べること、考えること、検証することは山のようにありますから。

ただ、仕組みが出来たり自分なりのハックが見えればそれはそれで楽ですよね。またそこから常に成長できるといっていい。

だから楽して儲ける、つまり本当に行動をせずに何か得てお金を得るとかそういう考え方をしたらアウトだなと思っていますが、常に騙される人は多いのは人間の欲求をついてくるので仕方がないですね。

シゴトづくりってスマートにできるかというとどうでしょうか。無駄なことって結局フィードバックがあったり、気づきがないと修正できないので、無駄がゼロってないですね。行動はやってみないと検証もできないですから。とはいえ考えずにやれってことでもない(笑)

色々頭で考えても駄目なので、直観=無意識レベルのパターン認識みたいなことと同様で、やりながら修正していけばいいんじゃないかなと。あとはツボを押さえたら一気にジャンプするのもグッドというところですね。

僕はかなり良かったのでシゴトづくりにもヒントになるかなと思います。ぜひ買ってみて下さい。良かったら感想もあればブログ等で教えてくださいね。

 

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