リサーチ「も」アイデアが問われる

リサーチの話を少しすることがあって、そこで振り返って見ると、やはりアイデアが問われるなあということを感じました。

そういったリサーチとアイデアの関係性について考えてみます。

どうリサーチすればいいか?で止まる

リサーチアイデアというアイデアを出すみたいなことを以前書いたのですが、結局ここです。

最初「どうリサーチしようか」で、最悪何も出ずそこで終わるというか止まることもありえます。あと、いくつかアイデアを出してもそれが終わると次のアイデアが出ず終わることもありえます。

という意味で、リサーチもアイデア的な仕事だなと痛感しています。

なお、当たり前ですが、リサーチ案件として「明らかに無理」があるものは僕はやっていません。無理とは、「リサーチ」としても、アウトプットに難があるということです。具体的にはクライアントの要求が厳しすぎると考えて、かつその要求に見合わない想定が高いならばやりません。

これはある種自分の伸びしろやポテンシャルを加味していないのですが、実際には出来そうなものも結構難しい(笑)こともあったり、頭を使う点は大いに刺激になるので、「退屈」で「出来ること」だけをやっていることにはほぼならないんですね。つまり想定通り出来ることは少ないが、そこをなんとかしていく余地を楽しめるかって感じですよね。

論理的に考えても出てこないので連想する選択肢を増やす

ここでリサーチするアイデアとか、どうすればいいというときは、もう連想しかないんですね。連想しかないというよりは、アイデアを出す場合に、そこから多視点にするしかないわけです。

例えば、ある市場の規模が欲しいけど、その市場ドンピシャのものがない。これはよくあります。その場合、それより上位のものを出してそこから分野やセクションとして分けるとか、逆により小さいものから増やしてみるとかです。

ですが、こういう計算として推測が入ったものはその時点でブレが出ます。だからこそ、なぜそうしたかの説明が必須です。ない場合は単にデータやリサーチの質が低くなるというだけですね。

連想するとは、上下みたいなものもありますが、横、水平でもいいわけです。似たような業界から行くでもいいし、あるトップ企業の業績を見るとか、こういうのはデータを見ている人ほど普通に閃きます。

統計データから、世の中のニュースでの数字部分をしっかり把握を日々していることが求められます。それらをやった上で連想の下地を作ってやっていくと良いと思います。

アイデアはインプットなしに生まれない

この場合、インプットとはリサーチも含めたことです。つまり、アイデアを出すには、リサーチ含めたインプットが必須なんですね。

鶏がさきか卵がさきかになりますが、今時点でのアイデアは今までのインプットに依存します。そこで何か出してみるしかない。しかしリサーチのアイデアが生まれないぞというなら、インプットするか、連想するしかない。その繰り返しですよね。

非常に地味ですが、ここで正解はこれとかはないので、まず出てきたものをやってみるとか、いくつか出たらチャレンジしてみるというのが良いと思います。

くだらないとか、筋が悪そうと思えなくてもまずはそのアイデアでやってみるしかない。アイデアって多分そういうものだと僕は思います。それくらい頼りないけど、実は何か変えてくれるかもしれないものだと。

よって、インプットは必須となり、リサーチもある種何かを考える時に必須なので、結果的にリサーチ的行為は誰もがアイデアマンならしていると考えています。それを「リサーチ」と言わない人もいるので、そこは留意してください。ただ何かしらインプットに該当するものがあるはずでそれがないのにアイデアが生まれるは僕には考え難いってだけです。

リサーチアイデア自体も、インプットに依存するので、今出ないなら終わりだと嘆くのでなく、インプットしましょうということになります。

インプット自体は記憶しない

記憶できるならいいのですが、僕のやり方では記憶を意識すると、暗記みたいになってあまり筋が良くないです。結局、世界の数字というか、社会の関係性というのは、何かと何かの関係性、相対的であるんですね。

例えば、自分の身長ってありますよね。その数字を把握しなくても、主観的に背が高い人がいたのは自分よりですし、低い人は自分よりですよね。だから小説の主人公の背を設定するなら、その目線で語る必要があるわけですよね。同時にこういう主観は人それぞれ違いますよね。つまり、背が高いと思うと同時にその相手は「こちらが背が低い」と思ったかもしれない。もちろん背を意識してないかもしれないですけどね。

このように主観と相対というのが常です。僕の場合は何度も見れば勝手に意識せざるをえないみたいなのがあります。例えば、「美容院はコンビニより多い」みたいなことは実は正しくて、コンビニは5万店くらいはあるはずで、美容院はもっとあるんですね。でも意識しないとその数は把握できない。こんなことは普通にあります。だから、インプットのしやすさとか、仕事をしたり自分の興味と紐づけるとか、そういう工夫は必要ですが、無理に記憶しようとしないほうがいいって感じです。むしろ、意識せずにもそういう数字を何度も見ていくことが大事ですね。やや矛盾していますが。

多視点とは、美容院が多いことといっても、多いとはそれ以上あるものもあるわけで、ここでも相対化されます。つまり、どこまでも相対化されるので、絶対的な何かはないと捉えると、如何に自分の見方が曖昧かも分かります。それで「絶望」でなくて(笑)そういうふわっとしたものでも、自分ですごく断言したくても「曖昧」であることがあるってことですね。

データですら、本当かどうかもわかりませんが、何もないよりは多少は良いと思えば使えますよね。全てを哲学的に否定して批判しても本当に始まらないので(笑)少しは肯定して受け入れてそこから始めるみたいなことになりそうです。

リサーチとアイデアの両方は相性がいい

両立とかはなくて、単にインプットとしてのリサーチは解像度が高くなりその調べたことに対して詳しくなれます。これは調べている時そこに没頭して笑ってもらえればですが「世界一俺はこれに詳しい!」状態になります(笑)実際はそれはないのですけどね、主観として。

その後、リサーチが終わるとそういうこともあったという認識になりますが、やはり調べただけに手を動かして考えると印象に残って記憶に残る部分もあります。断片的であってもいいんですね。断片的の方が自然です。

次のリサーチ、またはアイデアを出す時に、それらは使えたりします。またはそれらを思い出しやすいので、アイデアにも貢献するわけです。

おわりに

リサーチとアイデアって遠い感じがするかもしれませんが、僕の中ではものすごく有機的、自然的につながっています。アイデアがないぞとか、出て来ないぞという時は、大抵インプットが不足しているか、アウトプットして整理できてないとか、単純に体調が悪いとかそういうことが多いです(笑)

逆にそれをクリアしていれば、アイデアは出ます。リサーチアイデアもそうです。もちろん、全てのアイデアが解決できるなんて考えてないですし、そういう性質ではないです。そこで次の視点やヒントになれば良いくらいでどんどん進んでいく感じです。その時の相棒がアイデアって感じですね。頼れるけどどこか心もとないこともあるけど、やはり最後はそのアイデアを持ってしてという感じのイメージです。

リサーチもアイデアが必要というのは盲点かもしれませんが、大いに必要なので、リサーチする際にどうやって調べていくか、ということを考えるだけでも、アイデア出しのトレーニングになるかなと思います。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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