予定調和を外す雑談という不思議

雑談がテレワークやリモートワーク下で見直されている気がします。というのも、そういう雑談ってZoom等ではやりづらいからですね。やろうと思えば出来るけど、無駄につなぐというUIUX的にずれがありますよね。

そこで改めて雑談ってめちゃくちゃ価値があるのではないかというところで、雑談の価値を考えてみました。

雑談こそがアイデアの発生源なんて記事も書いていましたね。

思わぬ情報に出会える

雑談という意味では、普段ふらっと何気ないことを友人らと話しています。気付いたこと、ネタっぽい面白そうなこと、近況的なこと。

それらはある種のゴールがあるプロジェクト的なもの、仕事ではないですし、また完全な趣味サークルでもないです。また家族などの血縁などでもない。ゆるい場ですよね。

そういった時に出合える情報って意識をしてないので、色々なるほどなーあって受けられる体質が上がっている気がします。まあ気の置けない友人だからこその力でもあるんですけどね。

そこで得て調べたり、またはそんなものもあるんだなというところで思わぬものに出合えるのがいいかと。これも雑談たり得ることでしょう。

ストレート、直線は窮屈

時間がないのでというのは「格好良い」かどうかはおいておいて、相手の配慮ならいいですが、実際にないのはバッファがなく辛いですよね。ある種バッファを常に持ちたいところなわけで。

そこで、アイデアなどを出す場合でも、博報堂は雑談がかなりを占めると本に書いてあってなるほどなーと思いました。

アイデアを出す時に誰かと話してってみたいなことはそこまでないので、これを取り入れることはあまりないのですが(笑)雑談自体を散らして色々とやることの「意義」はまあ証明されたといっていいと感じました。

例えば「ある商品の売上を上げたい」みたいなことを考えるのは正しい気がしますが、その時の頭って利己、自社利益のみしか見えてなくて、相手やお客さんや社会、売上ではないメリットが完全に消えてますよね。そうなれば優れたアイデアはまあなくて、そのまま頭でっかちというか、それで終わるわけです。

その時こそ、雑談です。「そういえば、こんなことがあったなあ」「これって何か面白いかわからないけど」というような話がじわじわ効いてきます。

ある種こういう脱線を恐れるのは「論理的」には正しいですが「感覚的」にはつまらないですよね。大いに脱線していいじゃないですか。脱線したら戻ってこればいいし、むしろ脱線した先で得られるものを見てみませんかっていうことですね。

アイデア出し自体も発散と収束を繰り返す

分散と集中の話を考えてみるで書いたのは、ある種の発散と収束です。ここでは分散=発散で、集中=収束と読めばいいかと思います。その繰り返しなんですね。意識と無意識の連続といってもいいです。他にも具体と抽象を行き交うという意味でまたぎます。アイデア出しも具体と抽象を行き来する行為だで書いています。

アイデアを出す人からすると当たり前のようなことですが、知らないとそんなことするんだ、そうなっているんだって世界ですよね。あなたはどうでしょうか。

雑談は、実は発散といっていいでしょう。だから雑談をして散らしておいて、まとめていくとか、発散の練習として雑談をしておいて、ブレストの練習となると。ほら「じゃあこれ考えてみようか」というと途端に意見が出なくなるシーンって容易に想像できますよね。やはり場は、そこの構成員の読み合いがあるのでそうなるんですね。そこを打開するのは雑談して、ほぐして、次にまた取りだしてみたいなことかもしれませんね。

つまり、雑談自体にアイデア出しの要素である発散があるよね、ということが大事ってことですね。

雑談力みたいな謎の力は実は身につけるのが難しい

雑談しておいて!というフリが苦手な人はいますよね。実際に雑談は、ある種論理的に分けられない領域というのを見たことがあります。

実際に、物事を進めるための会議でも、調整でもないし、誰かと共有する対話でもない、単なる挨拶などの会話でもない。雑談ってかなり曖昧なんですね。だから「雑談」って言っている人もそれが実は他の人もできると思っている。

けど、雑談って苦手な人多いかなと思っていて、まずは何をしゃべっていいかわからない問題が発生します。相撲好きなあなたが、「横綱のXはやはり良い動きだったんですけど」と言われても、相撲知らない人は「そうなんだー」くらいで終わりますよね。ラリーは続けづらい。けど、そこで「相撲はそこまでわからないけど、サッカーだとYってのがあってそれに似ているかもですね」って受けると、ちょっと雑談っぽいですよね。

雑談っぽいってのは変ですけど(笑)

そのように、雑談のコツというか、雑談となりえるのは、攻めと受け、ここでは単に発話者と受けるというだけですが、その受け答えが成立するかです。成立も曖昧ですけど。上では相撲とサッカーの共通点を出して受けきった?感じですね。

これも共通点でなくて、反対でもいいし、話題をスポーツとしてずらしてもいいし、スポーツはやらないから「適当に黙って聴いててもいい」わけですよね。そのあたりはその人との関係性、話があうかどうか、色々ですけど、時間もありますし(笑)そうやって雑談の手札って色々その場で変わるのが面白いのかなと。

それで、雑談自体は雑学とか色々知っているから話せるのだってのは一理あります。ですが一理なので、例えばセミの話をして素数ゼミの話を持ち出せるか、最近の研究の話を出来るか、セミの鳴き声の違いを知っているかとかってマニアックな感じがしますが、知っていればそれはそのまま使えるわけですよね。ここで雑談のために話を仕込むというのもやや手段目的化ですが、そういうのを面白いと思えるかどうかだけなんですよね。別にそれセミでなくてもなんでもいいんですよ。要するに日常を楽しんでこんなことあったよが出来ること。

同時にそういうこんなことあったよを受けられる人がいるってこと。一人では成り立たないので、これが辛いところではありますよね。

そうやって興味を色々得ていきつつ、誰かにミツバチではないですがどんどん話していく人は基本雑談メイカーじゃないかって思います。当然それを聴いてくれる人がいるから成り立つんですけどね。

雑談が発生しやすい場にいる

最後に雑談を増やすにはってところを考えてみます。

まあこれやれることは限られたりしていますよね。ただ、ちょっとした会話を楽しむこと、くらいでいいんじゃないかって思っています。雑談しよう雑談したい!ってのも変ですからね(笑)

手近なところで、友人であったり身近な人と話すところで、雑談をしていってそこで雑談をしやすい環境を作っていくと。それがまあ遠回りのようですが近い気がします。

そういえば、BGMで聞いているYoutubeなどでは明らかにチャット欄が雑談化していて、ある種のチャットルームのようです。僕は一切そのような使い方はしないですが、ちょっと作業したり何かするというところで、思わぬサードプレイスになっているのかもしれないですね。タバコ部屋ではないですが、良い場な気がします。

予定調和を壊す

というわけで、雑談はめちゃくちゃアイデアの種になりますから、雑談しようって感じでなくて、色々な人と文字通りジャンル決めずにダラダラ話すのっていいのではないかと。まあそれだけしていても駄目なんですけど、とはいえ効率よく!見えることだけ!なんて堅苦しくてやはり良いアイデアは出ないですね(笑)

予定調和自体は決まっていたりそのまま進行して何も面白みもない、意外性がないことです。それってアイデアが最も嫌うもので、計画そのものですね。どんどん壊してみましょう(笑)

雑談の価値ってあるよねというところが伝われば幸いです。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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