ニッチやトンガリの作り方は小さなアイデアにあるかもしれない

写真家の人の取り組み、こういう人がやらないことでもいいし、やってみようってことをやってみるでいい。そういう小さなちょっとしたことが一つの仕事やビジネスになるよねという話です。

全国自治体を撮影した写真家

元ネタとしては、全国1741「すべての市町村」撮影した写真家に依頼が絶えない〝秘密〟です。

旅を二回して全国を巡ってそこで写真を撮ると。それ自体をすると仕事が得られるみたいな話でなくて、九州一周を終えて一個ずつ巡っていきたいという思いからやった行動なんですよね。

これ面白くて、なかなかそれをやろうと思えないのと、やってどうする?みたいな理性が突っ込んでる(とくに他人)んですよね。うるせーよ!で終わる話なんですが、ここでやり切れることが次につながっていく感じがあると。

小さな、自分の身近な、これ面白い的な

九州を旅して「ちゃんと日本のことを知らないな」というのは、旅をしたから分かることですよね。そしてそこで日本史を勉強してもいいわけじゃないですか。彼はそこで写真でというのを選んだ。そういうのが大事で、その人なりのやり方がある。

そこで全国巡ってというのも、ステップによっては大きすぎて失敗することもありますから。とはいえ普通に事故っても諦めずにやると。そういうのって熱量やパワーでもありますが、温めていきなりやらずに、準備して丁寧にやるのも大事だなあと感じますよね。

小さなこと、身近なこと。これがめちゃくちゃ大事なんですよ。自分がこうしたら良いんじゃないかと思ったこと。それがまさにアイデアです。

そしてそれがきっかけで、こうじゃないかな?なら、そうしてみようとやってみること。そういう小さい小さいステップだと思うんですけど、それが次につながっていくのかなと感じます。

別にフリーランスでやるとか、ビジネスを作るとか、大きな感じしますけど、最初のステップは誰でも初心者ですから、小さいこと、これでいいのか?というところから始めていくわけですよね。

そうやってやってみると、次が見える、気付きが見える、全然違うとかもあるし。そこを面白いとか、気づいたといって楽しくフィードバックしていけばいいわけですね。

目立てばいいわけではないけれど

こういう事例だけ見ると、「よし、俺も全国回るぞ!」てのはちょっと短絡的です(笑)別にそれでも良いのですが、全国でなくてもいいわけです。

例えば、自分が好きな町を毎日写真撮影してもいいし、俳句を読んでもいい。毎日でなくてもいいですが、これは知らないのでは?をおすすめする記事を書いてもいい。なぜここにこんな花があるの?という疑問を丁寧に調べていっても良い。自分が気づいたことを大切にしようってことなんですよね。

目立つとは、その一つの視点を尖らせる、磨くことに過ぎません。例えば、イラストで何か仕事をしたい人がいるとします。その人はどうすればいいかというと、その人が描きたいものと、依頼があるものは違うのが実際でしょう。

でも、絵を描きたい、そして描けることは示したいと考えているとします。それならば、それこそ、自分の身体の絵を描くのでもいいし、あったらいいな世界を描いてもいい。目の前の風景や人がいるのだけど、それが自分が変換したい、みたい世界にかきかえてしまう。そういうイラストは面白いし、世界観も出そうですよね。

ほっこりでもいいし、かわいいでもいいし、かっこいいでもいいし。そのクリエイティブは本当複雑で様々ですから、具体的にこれとしなくてもいい。自分がこういう世界があったらいいなに変換して、世界観ができていく。まさにクリエイティブですよね。

それを磨いて何度もやっていくと、実はイラスト変換でなくても、写真を見てそれを変換することができるかもしれない。ありえない動物や生き物を生成するという面白い使い方が出来るかもしれない。いないけどいそうという変わった漫画やストーリーになるかもしれない。

これってめちゃくちゃ可能性ですよね。自分が気づいた、やってみたい世界観を作っていくことで、実は勝手に尖っていく、ニッチになっていくという感じです。最も少しだけは、外や社会との接点を意識して、とはいえやっていく尖らせること、練習を欠かせずやっていくということを怠らない=サボらずにやれるくらいの熱量をキープしつつ。

アイデアを出すという仕事もニッチ

僕がやっているアイデアを出すという仕事もニッチです。実際にアイデアを出すと一緒に具体的なアウトプットもあることが、クリエイティブでは多いですよね。

例えば、絵も、イラストも、「こんなポーズが面白い」「ストーリーがいい」「こんな場面があるといいかも」というアイデアがあって、それを具体的にアウトプットとして見える形にする。そういうのをクリエイティブというわけです。

僕がやっているのは、アウトプット自体がその前のアイデアか、または確度が高い企画、ビジネス的な考え方となります。これは性質上、アウトプット=完成度が高い何か分かる見えるもの、手で触れるものでも、見られるものではない。

概念を操作して、具体的か抽象的かをいじっていくものですから、なんとも見えづらいです。ただアイデアというと簡単そうですが、アイデアも含めて、実現化はまた別で、その粒度や曖昧さの、世界観やものさしは本当に色々です。

だからこそその解像度が高いのであれば、結果的に高くなったのですが、アイデア出しでも本当に小さなチャレンジや視点でもいいけれど、ヒントやアドバイスも、抽象化したりまとめたり、相手の立場がどこか、視点がどこかを見て受け入れることまで様々なことが仕事になっています。

当然それを企画書として具体的にすればよりアウトプットは分かりやすい。リサーチをすればより現実味は帯びてくる。そういうのってやっているから、僕としては日々の小さなやり取りや試みでしかないのですが(読者からどう見えているかは分からないですけどね)、それが積もってニッチやトンガリになっていくと。

そういう感じです。

ココナラでビジネスアイデア出しの単価を20倍にした7年間の道のりとかでも書いていますが、本当地味にやっていくと。それで手応えなり、これでいいかな?違うかな?の検討だけです。練習や取り組みは裏切らないです。うまくいかないこともあるし、むしろそうではないことの方が多いですかね。

でも、それだけ学んで、次はこうだ。これならお客さん喜んでくれるかな。こういう見せ方や示し方はどうだろうか。こんなこともできるんじゃないか。そういうアイデアや工夫をドンドン入れていって磨いていく。

この時大事なのは、集中してそうやって取り組んで回していると、外部、外野が気にならないってことですね。外野、つまり周りがどうとか、他人がどうとかって話は一切なくすとやり過ぎですが、集中してどうだとかいう時間は自分において使えばいいし、そうすべきです。

それが集中できてない=周りが気になるというのは、取り組めてないといってもいい。強制的に環境を作ってそこでやるみたいなことをやったほうがいい。

批判は簡単じゃないですか。例えばアイデア出しなんてそんな誰でも出来るから仕事でお金にはならないよねなんてありがちです(笑)でもどこまでできるかやってみないと分からないですよね?と僕は反論というか、カウンターを飛ばしたかったし、そうやって自分で確認したかったんですよね。出来ないなら何が課題なのか、または出来ることはうまくいくこともあるよね?というそうやってステップなりフェーズなり、分解して見たかったんですよね。

それが僕の熱量でした。それで出来ないから「ほーらみたか!」みたいな話でなくて(笑)出来ないなら何がまずかったのか。それを考えていく熱量があること。それがあるなら、一生できるというか、簡単に諦めないかと思います。

え、そんな熱中できる、諦めたくないとかがない?

大丈夫です。別に僕は昔からアイデアを出すことを仕事にしたいなんて考えてなかったです。これも10年くらい前から、社会人になって5年とかたってその頃からです。企画や起業のフェーズが面白いって感じたのが大きいですよね。それを取り組んでみたらやはり0→1が面白いし、自分の飽きる体質は逆にここで生きると。色々やったほうが持ち味が出せると。まさにという感じでした。

だから、決めてこれだ!ってやるよりも、色々やって見つかったとか、これならあれもいけるみたいな、小さい発見。小さい取り組みをやっていって磨くほうがいいんですよね。

おわりに

ニッチなこととか、尖らせることって難しいよりも、自分で見つけたものを丁寧に向き合う感じが強いです。マインドセットやヨガというか、内面との戦いですかね。静かに向き合っていく。

それって短期でこれみたいな世界でなく、中長期で考えて動くことですね。そうでないと短期の繰り返しで疲れるというか。周りの声に動かされている感じがして決めきれない感じも強い。

実際は中長期でややどっしりと、こっちかなー?くらいでやっていって、何か見えてくる、地図が広がっていく、世界が広がる、出合いがある、気付きがある、成長がある。そんな繰り返しです。

そういう意味で楽しさRPGみたいなのがあるとすると、商売、起業、ビジネスってそんな感じです。マイプロジェクトでも趣味でもなんでもいいですけど、自分がやることがダイレクトに跳ね返ってきて幸せになるというか、お客さんと一緒に幸せになるというか。そんな感じで楽しんでいる人は強いというか、他と比較する意味がないですし、しなくていいんですよね。

それがある種コンサマトリー、自己充足ってやつですが、そういうのが小さな発見からの仕事づくり、ニッチづくり、という気がします。

ライター

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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