自販機でマーケティングというアイデアが面白い

自販機ネタは気になれば追加していますが、今回は自販機自体がユニークというよりその仕掛けのアイデアを紹介してみます。

元ネタはこちら。新規参入ぞくぞく“自販機大国ニッポン”

三和商事の自販機マーケティング取り組み

元ネタの記事では最後の取り組みです。

三和商事という会社は機械系の商社なので、なぜそこが?と思ったのですが、グループ関連会社でおそらく店舗運営をしているのでその軒先に自販機を設置してというところかなと想定されます。

NHK取材【自販機大国ニッポン】 2022年5月16日では、新規事業というよりも、一旦社会貢献活動と、重ねて調査もできるみたいな切り口な気がします。それがいいとか悪いとかでなくて、面白い切り口だなと。

設置しているのは名古屋めし自販機ということで、la terre 神楽坂という店舗前にあるようです。

ここの自販機に名古屋めしを置いて、冷凍自販機のど冷えもんかなと思います。そこで売れた人に、引換券(グッズなど)を用意しておいて、後で感想を聴くというやり方です。アナログですが面白いなと。

ポイントは、費用感です。設置自販機だけでもまともにやると数百万円、記事では200万円とありますがそれくらいかかるかなと。自販機本体も結構しますし、ラッピングしてデザイナー入れたり、商品開発のための費用もありますからね。

それに対して東京に出店する費用は数千万円するのでそれと比べると安いってことですね。ただし、調査したい店舗ですかね、そこからは月1.6万円のみで、あとは売上は飲食店舗側なので、これは利益はすぐ出るモデルではないはずです。

自販機をどう使うか

商品があればそれで売れば営業時間外に売れるってのはありがちですが、別にやれそうならやればいいと。

今回のケースだと、遠隔地、名古屋→東京ですよね、そこで店舗を持たずにテストマーケティング出来るのが強いって感じですね。

ちなみにこの手のテストマーケティングというと、ぱっと思いつくのが意外になく、カスタマイズしてやるしかないのかなと。b8taとかありますけど、もっと高いはずです。費用をそこまで掛けられないと、どうなるか。

例えば展示会とか出して手応えを得るとかそういうことになりそうですね。あとは、知り合いなどを手繰っていくみたいな地味な展開になりそうです。

少なくとも、定量マーケティングでアンケートを大体的に取ってはあまりなじまない気がします。それよりも、少数でいいので生の声を聴いて改善していくとかが最適な感じを受けています。そこに刺さると面白いわけですね。

実際に、自販機自体で売るのでなく、その売った後にどういう声があるかを聴くというまさにマーケティングということになっています。

当然その声をどう活かすか、活かせるか。そしてどうビジネスに結びつけていくかは別課題ですが、そこは色々と活かせそうで面白そうですね。

自販機をものを売るだけだとたどり着けない

僕が面白いと思ったのは、この事例から、商品を売るものだと自販機に対して固定概念があれば結局「もの」しか売れないんですよね。

でも、今回はものは売るけども、欲しいのはその先。どういう手応えがあるかというところですよね。ちなみに、東京にいる人で愛知出身者は「味噌ダレ」を買っていくとか、そういうのはあると思います。やっぱり好きなんですよね。僕も好きです(笑)

ここで固定概念を崩すには、点として捉えないことですよね。自販機をものを売るだけのものでなく、何かこういう課題を解決できないか、今回であれば、飲食店の支援として使えないか?なので、自販機は手段なんですよね。ここが大事かなと思います。

こうやってバイアスや固定概念を崩すのは一朝一夕では行かないのですが、とはいえ、例えば自販機を設置するのも名古屋であれば近いからそれで利益をあげようなんて思うかもしれません。でも、すぐ行けない場所にあれば、メンテナンスとして商品補充もしづらい。ということは、より実験的に考えたほうがいい。それはなにか?みたいな感じで考えそうです。

これも飲食店にターゲットを絞っていますが、飲食店でなくてもいいわけですよね。あとは、人通りとか実際のデータ次第かなと思います。

今だとビッグデータとか、デジタルデータとかに注目しそうですが、多分それは大きすぎて使えないか、使いづらい。またはそういうデータを持ってない中小ではあんまり意味がないんじゃないかなと。であれば、アナログでいいので、意見を聴いてということをやっていく。それは貴重な生データです。もちろんそれにバイアスがかかって属性や生活者層が偏るなんてことも当然ありますが、それはそれとして、バイアスがあると思って見ていけば使えるわけですよね。

おわりに

今回は自販機をマーケティングに使う事例を紹介してみました。

こういう取り組みは面白いですし、どんどんやってほしいですよね。なにかヒントになれば幸いです。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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