5歳くらいの子ども向けに夢や可能性を育みつつビジネスしていくアイデア10

質問

Q.はじめまして

5歳の娘を持つパパです。小さな子ども(特に5歳前後から、小学生低学年位まで)の夢や可能性を、育みながら、ビジネスにしていくアイデアはありますか?

社会起業家に興味を持ってます。よろしくお願いします。

回答

1)アイデアプリントのような発想力を鍛える

子ども向けではないですが、子ども向けの発想を鍛える、
公文式のようなビジネスはどうでしょうか。

アイデアプリントとはこちらのようなものです。

私も相当数こなしましたが大人向けには秀逸といっていいです。子ども向けにアレンジしていくと面白そうです。

なお発想力ではなく、ビジネスや企画力などという視点でもいいと思います。

2)演劇キッズ

子役などというと芸能界のニオイがしますが、そうではないところで人前で表現することが好きとか、演技やお芝居などをもっとやりたい人、そういう子どもたちはいるのではないかと。

それらを伸ばすというアイデアとなります。具体的な課題として、まず演劇等がプロ化してない状況がありますが、子どものうちから学びそこから子役集団というのもいいですが、もっとひねって、例えば社会課題を演劇で表現というのはちょっと聞いたことがありません。

近いのはビッグイシュー基金などでホームレスが演劇をやるというところですが、これとはまた違ったもとなりそうです。

シリアス演劇、社会派演劇など私は好きですが、そういう分野に切り込んでいくこととなります。

3)ビジネス起業家キッズ

中学生や高校生で起業をしていく感性は既存の学校教育ではまず生まれないといっていいでしょう。皮肉をいえば、それらの個性的ではないと思われるところで自分の個性を再確認できるということでしょうか。

ロケットという異能を育てるプロジェクトがあります。
自分のブログの紹介ですが。
http://ideanote.blog.jp/archives/36059138.html

これらが功を発揮するかは分かりませんが、そういった異端児を育てるというアプローチはあります。みんな普通でビジネスをやる・・・のはちょっと20年位ではしんどい気がしています。

よって、異能を育てる、起業家養育として、例えばバーチャル会社を作るとか、実際に運用するなどが面白そうです。

4)ミニ・ミュンヘン系のプロデュース

子どもたちだけで作る街で、小学生低学年にはしんどいですが、参加は全然いけると思います。それらの企画のプロデュースは行われているようですが、数が少ないのか、
あまり目立った人を聞きません。
http://www.mi-mue.com/

そこでプロデュースもそうですが、もっと規模を大小様々に対応できたり、学区など、小学校区レベルで出来たり、それこそ町内会イベントでもできるものとすれば相当喜ばれるのではないかと。ただ、ミニ・ミュンヘン自体の著作権、または申請等は手続きがあるか分かりませんので、お調べくださいという感じです。

キッザニアとか、カンドゥーみたいなものを施設として作らずにソフトを提案するというアイデアですね。

5)子ども向け発明塾

発明など面白がる子を集めてそれらの子たちで発明アイデアを作る、考えるなどの教室です。発明協会などのバックアップが受けられるかは分かりませんが、将棋教室とか書道教室のような街の小さな教室というイメージです。

既にあるかもしれませんが、それらと社会課題を混ぜると社会起業にはなりそうです。

6)週刊こどもニュース的なもの

わかりやすくニュースを子どもたちが伝える、または子どもたちの視点で質問する。番組を作るのはハードルが高いかもしれませんが、youtube等で試してみて、そこから子どもたちに問いかけてもらうなど試行錯誤は出来そうです。
http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010410_00000

それを経済やビジネスというよりも、世界の課題などに広げるというのもあります。ただ、子どもをそのように使うのに対する批判はありそうですし、どう共感してもらうか、面白いと言ってもらえるかがポイントになりそうです。

7)夢プラン等のフォロー通信制教室

夢プランなどを子どもたちが掲げてそれに向けて一定期間フォローしていくものです。フォローが何をするか、どうするかは大きな課題ですが。

夢を掲げてそれを実現すること、同時に挫折を味わうことも一つの成長だと考えるのがよいと思います。

8)親の教育

ターゲットが子どもではないですが、親の教育などもあっても良さそうです。お受験みたいなセレブレティを高めるとか、医者や地位高めの人や所得高めの人向けではない、
一般層に向けたものをイメージしますが、そういう親は教育にはそこまでお金は使わないと思われそうです。

ですがその中でもさらに子どものために(とはいえお金の限界があるわけですが)という人に向けたリテラシーを高めるとか、それはお金や経済とか、頑張って教養とかでしょうか、そういう親向けの教育アイデアです。

9)プログラミングキッズ向け学習

ベンチャー企業でライフイズテックという会社がやっているイメージです。既に事業化されているので隙間という意味で言えば、都会ではないとか、小回りが効くものとか、色々と隙間はありそうです。地元企業x子どもたちとかという視点もありかもしれませんし。
https://life-is-tech.com/

10)練馬のママ向けマンガ喫茶

http://yonkomama.blog114.fc2.com/

これはイメージでは子育てママですが、子育てパパ向けのものがあっても面白いかなというところです。市場がないかもしれませんが。

社会起業という文脈よりも、コミュニティビジネスですね。パパ向けにすると、子どもたちと一緒に学ぶ。例えば電子工作、例えば釣り、例えば囲碁、例えば映画監督。色々なパパ(職業)に出会えるゆるい場は面白そうですね。

11)まとめ

基本的に子ども向けはともかく、教育的なビジネスはその親が決済者であるので、それらにアプローチしていく必要があります。子どもが欲しいとねだってくれるものとか。
ただそれらはマス的であり、大きなビジネスの考え方です。

小さなビジネスを目指すのであれば、ご自身が見つけたニーズや困ったことや、それらの欠けている部分を補っていくものがいいと思います。ただ、もちろんですが自分が欲しいものを他の人が欲しいかは形にしないと分からないのでそれらは継続して検証していくしか道はなさそうです。

ぜひ何か形になったらまた教えてくださいね。
ご発展お祈りしております!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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