「子はたからぬいぐるみプロジェクト」を応援したら可愛いこぐまとどら焼きが届いた件について書いてみたいと思う

子はたからプロジェクト代表のなるかわしんごさんがクラウドファンディングをしていて、その応援をしていました。リターンとして届いたこぐまさんと、どらやきがうまーだった(笑)ので簡単にそれらについて書いてみます。

子はたからプロジェクトのリターンのお品

昔、なるかわさんにインタビューした記事もあるので気になる人は読んでみてください。多分会話なので読みやすいはずです。ボリュームの割に。絵本作家なるかわしんごさんのインタビューまとめ

子はたからプロジェクトとは

子は宝、ってことで「子」は「たから」プロジェクトという読み方です。子「端から」とかではないので、お間違いなく(笑)

それはいいとして、一言でいえば、虐待防止や虐待予防活動のプロジェクトとなります。正確な意味合いはクラファンページを見てみてください。

児童虐待を防ぎたい!「子はたからぬいぐるみプロジェクト」

とはいえ、僕の解釈では、被虐待(虐待された側)も大変ですが、実際に虐待側(虐待をする側)ももちろん虐待しようとして、してないはずなんですね。何を言っているかというと、一般的には親ですが、親が子に対して「虐待してやるぞ!」みたいな邪悪な考えではないんですね。そうでなく「その子のためを思って」なんですね。

子はたからプロジェクトの意義は、当然、虐待側が悪いとか、虐待された側が悪いという「解像度の低い」話ではなく、そもそも「誰もがなりかねない」という想定で動いています。

例えとして、例えば自分は詐欺にかからないみたいに思い込んでる人こそが最もかかりやすいというか、自分が人を傷つけないと思い込んでいる人は人は傷つまくっているかもしれないというか(笑)そういう思い込みが問題ではないかというのが本プロジェクトの大きな問題提起だと考えています。

僕に子どもがいるわけではないので想像に過ぎませんが、ケースとしては「自分の子どもを想うからこそ」かなというところです。とはいえ、それってどう判断できるか、事件が起きてからは意味がないので、そもそも認知や考え方を改めていかねばというところですね。

むしろ、子どもを持たない人こそ、こういうテーマを考えた方が良いとすら思っていて、僕は興味深く拝見しているってところですね。

まずはどら焼きを食おう。話はそれからだ。

堅苦しい話はそれくらいにして、いや後でまたするんですけど、どら焼き屋さんのリターンがあったので、それらを食してみました。一言でいえばうまーなわけですが、こちらのどらやきは三重県鈴鹿市にある「椿草もち本舗 春泉堂老舗」さんとのコラボどらやきとなっています。どこがコラボなのか?

うまー!!

どーん!ってことで、焼印としてこぐまさんが入っているんですね。そして、なぜくまか?というところですが、本プロジェクトで制作した絵本がくまの主人公が出てくるんですが、このくまさんなんですね。

くまを食べると若干切ない感じもしますが、それはそれということで、美味しく頂きました!

これを食べながら虐待について話すってちょっとシビアかもしれないので、社会問題に対して軽く雑談してもいいですよね。まあ差し入れとかしづらい昨今ですが。

社会への距離感が今後めちゃ大事になる

と僕は考えていて、まあ今に始まったことではないです(笑)ずっと言ってます。

今は意識的に距離を置いていますが、昔はNPO活動をしていない人が不思議でしょうがなかったです(笑)それは言い過ぎなんですけど、それくらい何か社会に対して関わりがあること、「貢献」という意識は実は薄くて自分がまず何かやることって感覚ですね、それらがないって嫌だなと思っていました。

そのあたりは基本変わらないです。ただこれ押し付けちゃダメなやつですよね。昔から押し付けたこともないんですけど、上のは僕の考えであって、「あなたもNPO活動に従事すべきだ」なんてうざいじゃないですか(笑)興味あるならやってみればくらいですよね、言ってもですよ。

このあたりは、正確にいえば、自分の関わりたい形を考えて動くとそういう人が周りにくるのでそういう環境を作ったほうがいいですね。NPOもボランティアでも、本当色々な人がいますからね。

さてそれで改めて、社会との距離感ってなんだろうというと、例えば虐待問題は社会課題となるわけですよ。社会課題とは、広くこの社会に生きる人に関わる問題ってことです。なんですけど、解像度が低いなら、「うち関係ないわ」で終わるんですよね。まあそれもありというかそんなものなんですけど、実際に社会って広く、僕が想像できないことがいくらでもポコポコ生まれてるんですね。それは良いアイデアというポジティブなものだけでなく、新たな課題や問題もあると。そして全然良くなっていないのもある。今21世紀だぞっていっても、わりと人の本質は変わらないし、文化とかもそんな変わらないですからね。

そういう距離感について、おそらく誤解というか、あまり見えてないのだろうと思っています。知らない、分からないというか。例えばボランティアとかNPOとか関わったことがないなら、まあ「怖い」人が多いというか。良くわからないみたいな。どうせ仕事するならお金欲しいとか(笑)まあ言わんとすることはわかるんですけど、仕事もお金絶対、オンリーだけってにもないので、そこはもちっと頭を柔らかくしてみてください(笑)

それで、僕はこのプロジェクトに貢献できるからやっているとかは全然なくて、単に自分のかかわれる形で応援できることはないか、ってことで、プロジェクトというよりも、なるかわさんを応援するという感じでやっています。なので、応援というのもちょっとずれていて、立ち回りとしては、メタ的に「応援している人がいるんですよ」ってことを言う存在みたいな感じでやっています。

あとはこういうNPO的な活動に対して、楽しさって「笑う」意味でなく、興味深さや社会の変化をどう感じるか、それをやっていてよかったとか、少しでも変わったらいいというところで、継続していけるか、それを僕は「楽しさがある」と言いたいのですが、そこがあるかどうかですね。自分のエゴでもなんでもいいのですけど、結局変わることが1mmでもあればやると。そういう感じですよね。

ビジネス的にやればもっとスマートに出来るとか思う人がいるかもしれませんけど、ビジネス的な考えが万能なんて僕は思ってないのと、あとそもそもビジネスが成立するものとか、適したものって結構限られたりするんですね。なんでもビジネスにしようって逞しい人はそれでいいけれど、一番むなしいのは「それでお金得られたけどなにやってんだろね」じゃないですか(笑)

ビジネスでも、顧客のためになるからであって、NPOや社会活動もその解決したい人がお金を払えなかったり負担がきつい場合は、別のモデルを考えると。でもそれは誰かのためになることをするので、ビジネス的な思考が駄目なわけでもないです。これもバランスですけど、そのあたりってスカっと解決するものはないので、地味に泥臭くやるしかないなあと痛感するところでもあります。

で、話として社会的距離って僕とNPOでいえば、結構社会に関心がない人が多いよなーくらいなのですけど、誰も社会に関わらないで生きられるかというとそれはないんですね。社会って定義や感覚が違うだけってこともありますから。

なので、別にNPOをやれ!応援しろ!ってことではなくて、あなたが何かこうなったらいいだろうなとか、応援したい人でもいいし、なんかいいなって思ったら、それNPOとか関係なくて、その人を応援するってやっぱやったほうがいいんじゃないでしょうか、ねえ?くらいです。趣味の活動を頑張ってる人がいたら、「いいね!」っていってみる。自分も励まされてみる。そういうのが生きるってことだと思うので、ぜひにという感じです。

僕が考える社会ってそういう支え合いというと綺麗すぎるので、僕が誰かを励ますか、何か声をかける、それくらいでいいんじゃないかと。それこそが僕との社会的距離を鍛えてくれるし、社会ってそんな感じかなと考えています。

例えば僕はこのプロジェクトの成長、正確にはなるかわさんの動きから、虐待防止について詳しくなりますし、その捉えられ方も見ていて興味深いです。で、そんなところというか、そうやって僕は関わっていて、今後も応援というか、上のメタ的な「応援している人がいるんですよ」という謎な立ち回りをやっていこうと思いました(笑)

くまさんが活動の記号となる

これはニュアンス的というか、解釈は色々でいいと思うのですけど、ぬいぐるみ自体はかわいいくまでしかないです。ただ、絵本のくまであり、その絵本は虐待防止活動における制作となると、意味が変わってきます。もっとも、絵本は子育てする親向けで、それらを楽しむという内容のはずです。

活動の記号とは、なんとも言い回しが分かりづらいですが、記号です(笑)つまり、象徴とか何かを表すシンボルってことです。つまり、こはたからでもいいし、虐待予防をしようという意思表明ってことです。最もこれを持つ人が全て同じ温度感であったり、また「しよう!」まではいかないとか、色々ですけど、均せば「虐待予防活動とか、なるかわさんとかを応援する」くらいはあるわけですよね。ないなら応援しないので(笑)

僕も微力ながら、ぬいぐるみを我が家のぬいぐるみ達と記念撮影してみました。遊んでいるわけですけど、こうやって楽しんでもらえればいいんですよね。僕も楽しい、君はどうだってことですけど(笑)

我が家で記念撮影の巻

こういった社会活動に関心があるという記号にもなると面白いんだろうというところで、それがどこまで出来るかはおいておいて、面白いなあと感じています。

そんなニュートラルなテンションが通じるといいなあというところで、そういう人もいるぜ!ってメモでした。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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