焦らずやり続けること

一時期、GRITのようなやり抜く力だとか、忍耐力的なものとか流行った気がしますがキレイに消えていきますよね。流行りなのでしょうがないですけど(笑)

一方で残るというか、ずっとあるのは、例えば「自分の心に聴け」みたいな身体性や自分自身に対して素直になるみたいな。これってスピリチュアルではなくて、文字通り自分がどう思うかだけなんですよね。そういうのって流行りではないかなと。

焦りから生まれる行動と、試行錯誤的な行動の違いって傍目には分からないですし、あと自分でもそこが見えているかというとまあ分からないものかなと。

では、タイトルに出した「焦らずやり続けること」って何か。そこを今回考えてみます。

焦りとは意図しないこともやってしまうこと

焦りとは普段しないことをやるという意味合いかなと考えています。具体的には普段やっていないことをやってしまうような意味です。

これは普段から外れたことをやるのでそれで失敗はしやすいのですよね。ただ、普段と違う、つまり予定調和を外すことで良いアイデアや出会いも生まれます。

だから、焦りというのを一旦評価せず、行動だけ見れば色々やっているので良いんですね。というか、一旦そう考えられると。

でもですね、意図しないことをやり続けられるかというと、結構これはしんどくて、たまたま上手くいったことがあってもいいのですが、というかそれは大事にしつつも、それをなるべく確率が高まるような振る舞いにしていくこと。端的にいえば、確率が高めるようにしていくことが意図といえると。

簡単にまとめます。

焦り:色々と手を出してしまう。確率的には幅が広い。意図していない行動も多く含まれる。

意図した行動:なるべく集中して構える。確率的には高めのものをやりやすい。意図している行動が多くなる。

これらはあくまで割合なんですよね。

だから、焦っているとは、正確には焦っている成分、状態が多いというだけです。時間でもいいし、精神的に緊張する頻度が多いなどといえばいいでしょうか。意図した行動が逆に割合が多いと、焦りは相対的に少なく見えます。

だから、焦り:意図した行動の配分、割合であって、どちらも含んでいるのが様々な行動と考えました。

よって、焦りが一概に悪いわけでなく、ネガティブだから潰せということではないことが明確です。逆に意図的な行動だけではゆらぎがないので画一的になると。

それらを上手くつなぐのが「あそび」かなと僕は考えています。

焦りと意図的行動をつなぐ遊び

要するに遊びって役立つことなんてないのだけど、実は役立つみたいな話なんですね。役立つというとすなわちすぐに何かに使えるってことですが、そういうのって直ぐ忘れたり消えたりします。

逆になんだか分からないけど面白いとか楽しいとかって役立つからではないので、面白さファーストなので消えづらいんですよね。役立つかなんて文字通り分からないと。

この役立つことを意識しすぎることをコスパ主義・タイパ主義というならば、役立たないようなことをやることをアート主義・あそび主義といってもいいかなと思います。やや言葉的に微妙な気もしますけど(笑)

さて、焦りっておそらくコスパとか考えるから生まれるんですよね。つまり失敗したくないとか、うまくやらなきゃいけないとか。でも、失敗してもいいし、うまくやらなくてもいいと思えばこれらはキレイに消えます。というか生じなくなります。

意図的行動もやりすぎれば遊びがないので、遊びが生まれないので、有意義でなくていいし、そんなコントロールしなくてもいいよね。という確率高めるのはいいんですけどそれだけでは、クリエイティブにはなれないかなと。というところで遊びが必要かなと。

焦りと意図的行動の配分が見えるとか、意識できるならまだいいのですが、焦りを消すために意図的行動で埋めて、合理的に動きすぎるとまあロボットみたいなものですよね(笑)だから、面白くないし、全く人間味がないぞと。結果的に遊ぶことが出来なくなりそうです。

遊びを美化する意図はないのですが、遊びを侮りすぎるのもどうかなと。というわけで、焦り割合が強い人も、意図的行動が強い人も結局どちらも遊びが足りないのかなというところです。

意図的であるかないかは全然違うのに、多分どっちも最終的に遊びが足りてないでつながるのは面白くないですかね?僕は面白いなあと思うんですよね、こういうの。

焦ってもいい、間違えてもいい、失敗してもいい

そういう精神的にネガティブとか、あーダメだなというのを感じない人はいないはずなんですよね。僕もです。

ですが、その立ち直りとか、その状況をどう見ていけるか。認知ですよね。そこからどう学べそうか、遊べそうかってことですよね。それをどうやるかがポイントかなと。だから、失敗とか間違えとかってどうでもいいので、そこからどうするかと。そっちにフォーカスを当てると。

これはある本でガーナ人の考え方みたいなのがあって、食べていけるからいいのよ、みたいなこととか、恵まれていることにフォーカスを当てるみたいな話があったんですよ。

これってうまくいかないとか、失敗したとか、焦っているとか、そういう不安にフォーカスを当てる。つまりうまくいってないことに集中するとまあ「恵まれてない」ことへの不安と重なります。つまり、ガーナ的ではないってことです(笑)

どんなに状況が悪くてもですが、うまくいっていたことやうまくいっていることがあると。そういううまくいっていることにフォーカスを当てていくことで、「あーうまくいってるところもあるんじゃないか」と気づけるんですよね。

別にこれは下には下がいるから、こき下ろして安心せよってことではないですよ。あくまで自分の中で確認して自分はこれをやってきたとか、今まで積み上げたものはちゃんとあるとか。そういうものって逃げないし、消えないですから(笑)そういうニュアンスです。自分内でやろうと。他人は関係ないです、社会も関係ないと。

ある種これは自分に対する許しとも言えそうです。うまくやろうと考え過ぎると色々と動けなくなって麻痺とは言わないですが、バグって止まるというか。そういうイメージがあります。実際には動けるのにハマってしまうというか。

そういう時こそ、自分がやってきたこととか、自分の記録とか、振り返りとかを強化すると、ぐっと不安が抑えられたりして、というよりも不安が発生しづらくなるというか、そこから自分の精神状態が安定したり、ふっと自分を許せるというか。そういうモードになるかなと僕は考えています。

焦らずやり続けることは可能か?

では最後に、焦らずやり続けることって出来るのかどうかです。答えも何もないんですが、僕は可能だと考えています。

まず焦りは誰もがあるし、それは不安や意図的行動ではないことといえました。でもこれは配分なので、ある時は焦って色々手をだすけれど、集約されて学んで落ち着いて集中して意図的行動も増えていくと。景気不景気みたいな波があるってことですよね。それで概ねクリアかなと。

その上で、続けるとはベースってことですよね、やり続ける何かをはしらせておいて、休むこともあってもいいと。または集中してやりたいときがあってもいいと。そういうモードのチェンジというか、状態の変化ですよね、それにOKを出すってことかなと思います。コントロールして、一定でやろうとするとまた辛いので。ただそれがマイペースとして自分に最適であれば、一定がいいのですが、「一定」という言葉は誰にとっても絶対的な値とか頻度とか時間とかではなくて、人によって任意に変わり得るもの、なので留意が必要です。Aさんには月1回が最適だけど、Bさんは月10回なら、もう仕方がないというか、そういうものですよねと。競うとなるとまた変わってきますけどね。

そういう中で、ベースのプログラムが走り続ける、走らせることで、そこは担保すると。あとはその上でさらに細かくやりたいこととか、断捨離ではないですが見極めたり集中したりをしていく。そういう二段階のイメージが最適かなと感じています。

だから、焦らないで続けるってことは正確には「焦るし焦らなくもなるしの繰り返しがある中で、続けていくことを恐れない」みたいな感じですかね。もっといえば、続けることを全て焦りとかにコントロールされない、ある種出島というか、別枠で走らせるってことですよね。そうすれば焦りがあっても別プログラムなので、淡々と動けると。

僕が近い取り組みとしてはセルフレビューがそうです。どんな調子が良くても悪くても淡々とやっています。やれば絶対気分が上がるみたいなものではないですよ(笑)でも、確実にこれはベースプログラムとして動くのでやる気がないとか、焦りがあるとか調子が悪いからやらないってことにはならないんですよね。

そういうものを作るのがわりと賢明な気がします。それはブログでも日記でも、ルーチンみたいなものとなるのですが、ルーチンこそやはり自分の何か色々な考えを入れても良いのですが起動してやることのスイッチは奪われないというか、やってから考えるみたいな切り替えになっているかなと思います。

というわけで、焦ったりうまくいかんぞという時こそ、ルーチンや意図的行動も含めて遊びを高めたり、冷静に振り返りをしたり、そこで嘆くということをしてもいいので、それをしっかり受け止めつつ、許していくと良さそうというところでした。

ライター

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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