非Web制作の小さな会社が作るWebサービスアイデア16

質問

ここから先に5年、10年今までの設計事務所が切り開いてこなかった道を歩んでみたいと考えています。

・[生活、暮らし]をテーマにした商品をネット販売する

・ネットショップで自社プロダクトを製作、販売する。これらをテイスティージャパンのような動画で宣伝する。

・⚫︎fab❤︎というサービスがあります。イメージとしてはあの ような形で暮らし、生活をテーマとしたショップサイトを運営。←方法がわからない、難しそう。生活、暮らしに特化した、イメージとしてはゾゾタウンのようなものですがシステムの構築が難しそう。。

等私の考えれる範囲では上記の事を考えるのが、限界でしたのでご相談致しました。

webを使って何かしたいのです。もちろんweb以外で本業の設計業務を続けていくので良い動きかたのアイデアがあれば宜しくお願い致します。

回答

1)旅ペディアのような完成形から考えられるサービス

旅ペディアというサイトがあります。
http://tabipedia.net/

写真が今時点見えなかったのですが、イメージとしては
http://lelilas.seesaa.net/article/432009981.html
このような形です。

絶景写真から探せるというのが面白いところですね。

もちろん旅をする上で、写真の景色が見てみたいというのはあると思いますが、そういう写真を全面に出すことひと味違ったサービスとなります。

旅本来の一部の楽しみや記録や思い出という「写真」は、いわば脇役かもしれません。しかしそれを全面に出して入り口としていると考えられます。

店舗や建築において脇役かなという存在を考えると、例えば、家であれば玄関の扉であったり、天井であったり、床であったり、それらはいわば内装という言葉でまとめられているかもしれません。

例えば、ものすごく惹かれる壁紙を集めて、「この壁紙がある家で住みたい」というのでもいいですし、「この壁紙自体を賃貸マンションでも再現したい」というのもありかもしれません。前者であれば、壁紙等の商品開発につながるかもしれませんし、または開発しなくても人気の壁紙だからということで壁紙メーカーに提案するのも面白いかもしれません。

後者であれば、賃貸物件に住む居住者向けに通販するのもありですが、既にサービスがありそうなので、そういうEC通販に送客したり、壁紙のデザイン面を鋭く見せるような写真やそれこそデザインやクリエイティブの力で表現すると全く違うサービスになるかもしれません。

脇役だったり、一部でしかないものも、おそらく見せ方によって全く違うものになります。例えば蛇口にフォーカスをあて、蛇口写真ばかりを並べると、
https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E8%9B%87%E5%8F%A3&srt=dlrank
蛇口写真素材サイトにもなりえます。

素材サイトのようなビジネスがいいというよりは、蛇口だけでも色々と広げられるということです。もちろん蛇口素材や蛇口デザインがどこまでニーズがあるかによりますが、現場やお仕事の中で、もしかしてこういうニーズがあるのではないかというところと合わせていくことで面白いサービスが作れるかもしれません。

フリー素材などのサービスはたくさんあったほうが人と被りづらいので、なおニーズはあるのではないかと思います。ただ蛇口だけ欲しいという人は少ないだろうと考えられます。ただ、蛇口素材も写真をストックしておくことで、例えば、
http://www.livesearch-contents-store.com/
こちらのような不動産賃貸会社向けの写真販売サービスとして使えるかもしれません。(最もこのサービスは写真や間取り図の制作コストが省けるという価値ですが)

2)見積もりシュミレーター

ライトなサービスかもしれませんが、例えばアプリ開発費見積もりシュミレーターというサービスがあります。
http://mitsumori.creators-ship.com/

いくつか質問に答えるとざっくりした開発費が見積もれるというものです。おおよそ見えるだけでも面白いのと、それらが1分程度で分かるなら時間の損もありません。

こういった見積もり系サービスや見積もりはどの仕事でもあるわけですが、シュミレーターとすることでWebサービス化できると思います。

例えば見せ方のアイデアとしては、
・自分の洋服を染めたりしてデザインTシャツを作るといくらになるか
というのがあれば、Tシャツを作りたい人が集まるわけですが、もっと建築よりにしたいのであれば、
・犬小屋などペット向けのカスタマイズオーダー見積もり
ようなシュミレーターがあっても面白いかもしれません。

犬小屋の市場や犬小屋のニーズを調べる必要がありますが、ペット市場は成立していると考えると、よりペットのためにという飼い主向けの手軽なサービスとなるかもしれません。

3)企画書デザインが閲覧できるサービス

企画書を閲覧出来たり参考にスライドが見えるサービスはいくつかあります。例えば、alleというサービスです。
https://the.alleslide.com/proposal

またスライドであればSlideShareなども有名です。

アイデアとしては、デザイナーが良いとかデザインした企画書を集めたり、見ていて楽しい企画書を載せる、投稿できるということで新たなサービスとします。ここでは「企画書」自体が大事というよりも、資料としてのデザイン面の話です。

例えば販促会議は企画面が評価されるわけですが、それ以上に見ていて面白いというのもあると思います。
https://spc.sendenkaigi.com/2015/awards/

1のアイデアと重ねるならば、例えば、建築企画書みたいなものがあるのならば(設計図とかではなくコンセプトシートみたいなもの)、そこから「店舗」「オフィス」「住宅」を発注出来るとかだと面白いかもしれません。これはそれらの建築物に限らず、映像やイラストやもしかして出版や小説などもありえるかもしれませんね。

クラウドソーシングみたいな受発注機能を入れると、もしかしたら、その企画書から仕事が始まったりするかもしれません。

4)建築家マッチングサービス

イメージに近いものは、
https://sumika.me/
https://auiewo.com/
などです。

基本的に、依頼主が頼んでそれに建築家が提案をするとかでしょうか。もっと建築家より、つまり建築家一覧があってそこからこの人に頼むというのも良いと思います。海外ではそういうサービスがあるようです。

カヤックのプラコレは、ウェディングですが、
https://pla-cole.wedding/
診断結果からプランが届く(選択される?)ので、あとはウェディングプランナーに相談するというマッチングサービスです。

もちろん、理想とかお客さんの今の状態で選ぶものと、実際は異なるわけですが、キッカケとしてはありなんじゃないかと思います。

建築家という専門家を選ぶというのは、専門家からすれば「選ばれる努力をする」こととなります。また、同時に依頼主も安ければいいとかでなく、建築家を目利きすることも大事となります。

そういう時代にあって、専門家の役割が変わらざるを得ない部分もあるでしょう。例えば、sumikaは、株主が建築会社やカヤックだったりするわけですが、建築会社の専門性を入れることで強力なサービスとなっていると考えられます。また単に自分たちが逃しているお客さん層のアプローチに役立てているかもしれません。

例えばプログラミングを出来る技術者は今は売り手市場のようですが、実はプログラミング自体の難易度が変わらないと思うので、おそらく技術進化から「企画」「形にする力」「デザイン」「時代を見る力」などのほうが要求されるのではないかと私は考えています。

つまり、建築デザイナーや設計のプロという市場やニーズは激減することはないわけですが、成熟した社会においては、さらに何かを求めることがあるのが普通になりそうです。つまり、プログラマに企画を求めるということですが、それは「プログラマの仕事ではない」ということで、
成立するかどうかです。もちろん、愛想の良い職人さんみたいな万能な人しか駄目ということでなく、それらの時代をどう考え対応するかとなります。

保険の営業マンでいえば、保険のサービス自体大きく変わることはない(もちろん何かしらサービスの違いがあれど)ため、営業マンを信頼するかどうかみたいな話になります。そうなると、「窓口」「最初に接触する人」でどうかとなります。もしかしたら、住宅もそのように買える、買う時代かもしれませんし、今後なっていくかもしれません。

極論をすれば、
「この建築家さんが良さそう。趣味が合いそうだし」というところで発注がある。もちろん趣味が合いそうとは、「コンセプト」を理解してくれるとか、こちらの話を聞いてくれるとか、そういうことの象徴に過ぎません。建築やデザインの腕も一定ある必要は当然あります。一方で、どうせなら気持ちのよい人に仕事をお願いして、一緒に共有したい方が楽しい気がします。そういう時、建築家をどう選ぶか。そんなサービスがあると面白そうです。

昔流行りましたが、コーヒーミーティングというようなミートアップ系サービスも建築家やデザイナーとお茶しませんか?みたいな切り口はありかもしれません。
http://coffeemeeting.jp/
(イベントやワークショップで合うとかでなく、単にお茶が出来るサービスということです)

そういう時代やそういうサービスがニッチであれば時代の大きな流れは変わりませんが、少なくとも現状のお仕事に影響が出てくるようになると、変わらざるを得ないと思います。

そこでの仕事は、デザインをするのが仕事でなく、お客さんの最初の印象やどうヒアリングするかであったり、本当に考えていることを丁寧にいいある関係づくりなのかもしれません。そういうことは既にやられているし、そういうのが仕事だという話もあると思いますが、より際立っていく中で、そういうWebサービスを運営していくと磨かれるものがあるかもしれません。

5)減築を学べるサービス

建築デザイナー向けとして、減築を学べるサービスを作ります。動画などのコンテンツを中心としたものとなります。減築としたのは、空き家問題などで今後減築という考え方が日の目を見るかもしれないということで一つのアイデアとなります。
http://www.roovice.com/reduction/

減築というのはプロからしてどうかは分かりませんが、ここでは教育や学習ということで、学べるサービスというのがポイントです。

建築家やデザイナーが減築に対して学べる、それはプログラミング学習サイトのドットインストールのような
http://dotinstall.com/
3分で1動画が区切られている手軽さや短さがウリになるかもしれません。

また単にデザイナーが教えるとか伝えるだけで弱いので、そこで減築を学んだ会員は、実際に減築プロジェクトに参加してさらにスキルアップができるなどの仕組みを入れられると面白そうです。

社会課題になっている空き家に対してやや非営利的な部分もありますが、社会貢献や社会に役立つ視点ということで、そこから将来有望なクリエイターやデザイナーが育つことを狙います。

教育系サービスは年数がかかりますし、また結果が出づらい(教育された人が実際に活躍するまでの期間が長い)ので、腰を据えた見方が大事となると思います。

減築は一つのネタに過ぎませんが、他にももっとデザインの基礎を学べるというところから、高校生のためのコミュニティサービスを作るなどもありかもしれません。IT系であればコミュニティや勉強会が多いので、わりとそういうサービスがあります。
http://jsdo.it/

クリエイター支援というところでいくと、学生さんを教育していく視点も面白いですよね。
https://hataraku.vivivit.com/about

6)購買者がお得に買えるサービス

いわゆる割引ショップや価格比較サイトのようなものではなく、購入者や生活者に一手間を入れることで、安くするようなサービスです。

具体的には、レシポのようなレシートを通じてメーカーのプロモーション企画と出来るサービスです。
https://products.recipo.jp/

レシポとは、例えば主婦層がスーパーで買物をします。その時指定された商品(これこそが法人がプロモーションなどしたい商品)を買った場合、レシートを撮影すればポイントが貰えるサービスです。

もちろんこういった大きなサービスは、レシートサービスの仕組みと、そもそも主婦層にアプローチ出来ていること、会員数などが大事になりますが、同時に食品メーカー等にとっても、確実にレシートで購買してくれた人にアンケートが出来たりするので、リサーチやテストマーケティングとしては面白い手法だと思います。

ジャストアイデアですが、例えば、
・デザイナーが作るプロダクトや何か良い商品
は高くなります。価格に見合う価値があるので安売りはしないであればそれまでですが、良いプロダクトでも最初売れないとか、テストマーケティングなど一定の条件であれば安くしても、まず使ってもらいたい。そんなニーズがありそうです。

そこで、ご相談にあったようなネットショップであれば、レシートでもいいですし、何か購入する証拠+アンケートを協力してもらう代わりに、割り引いて売りますよとか、キャッシュバックされますよというサービスです。

失敗すると、単に安売りになりますし、加減もありますが、極端な例であれば、無印の家などでブロガーとしてレポートをだせば無料みたいなことになります。
https://www.muji.net/mt/ie/mitakanoie/170428.html

これはこれで面白いわけですが、サービス化するとなると、もっとライトな家具であるとか、価格単価が安いものでないと厳しいと思います。

7)デザイナーが良い!と唸る空間を探せるスペース検索サービス

スペースマーケットのようなレンタルスペースを検索するサービスが結構あります。
https://spacemarket.com/

例えばデザイナーや建築のプロが良いスペースを目利きして紹介するサービスというアイデアです。それは写真から目利きをしてもいいですし、デザイナー的に良いというのを感覚でなく、理屈で説明すると、また違ったサービスになりそうです。

スペース自体を貸し借りするのがスペースマーケットのサービスですが、そうではなく、スペース自体をデザインの学習としたり、どういう視点でデザイナーが見ているかの教材としたり、または実際に現地を「借りて」そこで学ぶということが出来るかもしれません。

8)非Web制作会社が作るサービス

8bitという会社があります。webサービス等を作っている会社です。
https://8bit.co.jp/

こういう専門的な会社がWebサービスを作るのはある種専門性や新規事業となりやすいです。最も全てがうまくいくわけではないと思います。
http://blog.8bit.co.jp/?cat=3

逆に、非Web制作会社のWebサービスを調べることで、それらがどんな会社で何を作っているかが見えると面白いかもしれません。それらをまとめる中でも見えてくるものがありそうです。

例えば、ツクロウというサービスは、デザイン画像を作成できるサービスです。
https://2960.work/
しかしWeb制作を生業としておそらくしていない、
https://2960.work/guide/company
イベント企画などの会社です。こういう事例はおそらくもっとあるかもしれませんし、それがうまくいくかどうかは不明です。

ただ、シンプルに考えればこれらは、
・実際の課題や不満を感じたこと
・それらの改善や解決として一定のWebサービスとして形を作ること
が出来れば検証が出来ると思います。

そういった事例を集めて、「こういう業種の会社はこのWebサービスがおすすめ」という見せ方をしてもいいし、もっと訴求して、クラウドサービスということで「中小企業で非Web会社向けのおすすめWebサービス」という事例サービスを作ってもいいと思います。ボクシルはクラウドサービスを比較して紹介することで、マッチングするサービスです。
https://boxil.jp/
これも参考になるかもしれません。

9)業界向け用語集サービス

以前ネガポ辞典というサービスが面白いと思ったことがあります。
http://negapositen.web.fc2.com/

これをビジネス的にやるなら、転職・就職の面接や履歴書で使えるアピールとして、ネガティブでなくポジティブな表現をするというノウハウとして見せることかなと思います。

ネガポ辞典は高校生が考えたサービスで、アプリ化もされており、言葉の言い換えといえばそれまでですがユニークなアプリだと思います。

misocaの大Misoca百科も面白いです。フリーランス向けの単語を登録して作成できるというwiki風なサービスです。
https://dic.misoca.jp/-/index

このように、デザイナーやクリエイターが使う言葉を登録したり、学習できるサービスは、既にあるかもしれませんが、ターゲットに近い単語を入れることで、運営側の専門性や世の中の「言葉のすれ違い」などが確認出来るかもしれません。

辞典のビジネスアイデアであれば、例えばクイズ形式にして、診断サービスとして、言葉の意味でなく、「現場経験」がないと知り得ないとか、経験がないと分からない専門的な言葉を知っているのであれば求職に有利などのような仕組みです。知っているかどうかでは知識問題ですが、「記述式」を入れることで色々と膨らませられそうです。paizaはコーディングを入れることで腕試しが出来るなかなか面白い仕掛けです。
https://paiza.jp/career

また、もう一歩広げると、例えばデザインに関する記事を書くというライターの人向けの学習サービスとか、そういう見せ方もできそうです。専門性の高い文章はやはり言葉の知識が不可欠だからです。薬事法などのチェッカーサービスも参考になりそうです。例えばデザイナーが文章をチェックして、「デザイン」理解度を見たりとかも出来るかもしれません。
http://yakujicheck.com/

10)地域や地元に特化したリアルデザインクラウドソーシング

ちょっとクラウドソーシングサービスだと大変な印象もありますが、アイデアとして考えてみました。

クラウドソーシング大手のランサーズが、pookというサービスを6月に始める予定です。
https://s.pook.life/lp/

これはネットでなく、リアルベースでスマホを使って決済をランサーズが介入して、というように、リアルベースの仕事をマッチングします。マッチングというより、ちょっと手伝ってを叶えるサービスです。

逆にネットでやるような仕事はあまり向いてないかもしれません。ただ、デザインという時、データで送るとかでなく、遠隔で出来ないようなデザインワークも出てくると思います。

その部分を集め、地域や地方を絞って展開をするということで可能性が広げられるかもしれません。pookもおそらく地方のリアルベースの仕事マッチングを意識しているでしょうから、そこと争わないことが賢明だと思います。

例えば、
・地域のことを知っているとか、安心しておまかせできるように研修やトレーニングを入れる
→地域の専門学校を出たとか、地元の人は知っている学校とかお店で学んだとかそういう地元ならではの
情報を入れることで違いを出したり。

・pookではお金ですが、もしかして魚で報酬とかそういうサービスはあったかもしれませんが、
どうも顔が見えるとか、地元限定とかそういう生のコミュニケーションがないとやりづらいので、そういう報酬を地元のお店でもらうというのもありでしょう。
→例えば、魚屋さんのチラシを作ったら魚をもらうとか、床屋の看板を直したら床屋チケットをもらうとか。ここから言えるのは、そういうプロが提供するものを頂くことで、若いクリエイターも地域を知ったり、そこで仕事をつくるキッカケとなったり、それこそ経験を得るチャンスとなります。これは言うは易く行うは難しですが、逆にランサーズ等では出来ない仕組みだと思います。

クラウドファンディングで地域版のFAAVOとかそういうサービスは近いですが、これはクラウドファンディングですのでやはり異なりますね。
https://faavo.jp/

11)分譲マンション等のモデルルーム等のグッズデザインサービス

いわゆる販促グッズとして、ノベルティや粗品というものがあります。
https://hansokugoods.jp/

こういうサービスサイトは他にもありますのでそうでなく、例えば分譲マンションなどデザインや内装が求められるところで、とくにモデルルームなど限定的に見せ方にこだわる場所で、デザイングッズを置いてよりモデルルームの価値を上げるというアイデアです。

具体的には、
・分譲マンションなどの内装に置くとグレードアップが図れるアイテム
・そういうアイテムは高いものでなく、センスが良いもの(この目利きが主な価値)
・そういうセンスの良いものを検索したり、狙うターゲット(ざっくり所得が高めとかでなく、もっと狙いこんだもの。例えば絵を飾る=その絵が好きな人は一定の購買力があるとか)
というものです。

もちろん分譲マンションであれば、インテリアデザイナーとか、コーディネーターがいて彼ら彼女らが何か手がけているとは思います。そうであれば、そういうプロに向けて作るというのもありでしょう。また「センス」としては、プロがそこまで体験の幅を広げられないから、インターンや学生など若い人が「経験してどうだったか」をプロにレポートする。

具体的には、
・ピカソの絵はこういう点で面白い
・イケアの家具はやはり良い。
→ではそれはなぜいいのか、面白いのか。それらをレポートやブログでまとめる。そうすることで、プロがある程度幅をもって提案できる。そういうプロデザイナー向けのサポートサービスという位置づけも面白そうです。

そこまでガッツリやらなくても、ライトにセンスのよいアイテムを検索出来る。というのもいいですが、あまり一般的だとターゲットも絞れずふわっとして終わりがちというところで、絞り込んで考えてみました。

12)Twitterボットを活用してデザインに関連するネタを発信する

商標ボットというTwitterボットがあります。
https://twitter.com/trademark_bot?lang=ja

これは、新しい商標が登録されたことが分かるのが面白いのですが、デザイナーやクリエイターもこういった何かしらアイデアソースや情報源を持っているのが常です。

商標ボットも時代の流れやどういうサービスがあるのかも一定分かるネタになりそうです。

ここから考えて、例えばデザイナーに役立つとか、定点観測すると面白いサービスを考えます。
ライトなネタであれば、
・イラストレーターなどのツールのバージョンはどれが普及しているかを調べる(Twitterでやるなら、イラレなどのキーワードで検索してバージョンの数字を抽出するなど)
・Twitterをやっているデザイナーを抽出してそれらの活動を並べてみる(TwitterAPIを使うなら、とくに問題がありません。
ただどういう活動を取り上げるか。例えば「建築」というワードを入れて取り出すことで、若手の活動がつぶやきという言葉である程度みえるサービスになるかもしれません。
・デザイナーという単語をピックアップして、そこから出てくる言葉を解釈。使えそうなネタを探す
などです。

TwitterAPIなどはプログラミングの知識が必要なので導入は簡単ではないかもしれませんが、TwitterならTwitterプログラムを作れるという視点です。

他のSNSでどこまで出来るかは分かりませんが、自動的にこれらを収集してサイトで見せてくれる動きは楽しいですね。例えばレシピを返信で教えてくれるというのもあるようです。
https://twitter.com/recipetter

13)勝手広告のようにプロトタイプを勝手に作るサービス

勝手広告とは勝手に広告を作るというサービスです。
http://www.movieimpact.net/

詳細は上を見てもらって、例えばプロトタイプでいいので、地方のゆるキャラを宣伝するCM制作だったり、それらのグッズ商品を開発します。もちろん、勝手にやると怒られるものもあるでしょうが、多くは宣伝することで良い効果があれば怒られづらいでしょう。

CM制作に限らずクリエイティブなことは全てチャレンジして、どういうものがレスポンスやフィードバックがあるかを検証します。

これによって、クオリティを高めたり、または仕事の経験を積むことで、若いクリエイターがより動ける場を作っていくことが狙いです。

14)集めるサービス

ランディングページ集めましたというサービスがあります。
http://lp-web.com/

色からランディングページの案を探せたり、業界ごとでまとめられるのが便利なので使っているデザイナーさんも多いかもしれません。

似たようなサービスに、ボタンとか素材を集めたりというのもあるでしょう。あくまで、レイアウトやデザイン構成の参考にするというデザインソースに近いものになります。

集めるだけというのは企画やコンセプトがなさそうですが、実は集めるだけでも手間がかかりますし、どう集めるか、何を集めるか。それを考えるだけでも違ってきます。

集めるとは、リサーチや調べる上でも大事なことなので、集めるサービスというのもありでしょう。何かを集めてみた、という意味ですが、それをいくつか思いつくものをトライするだけでも、Webサービスのアイデアが出て来ると思います。

集める視点もありますが、視点として変わってるのは、書き出しというサイトです。
http://kakidashi.com/

これも既存ネタといっていいですが、組み合わせで面白くなっています。既存の書籍×一行目×デザインした見せ方のあわせ技だと思います。

15)フードプリントサービス

例えばお菓子にプリントが出来るサービスがあります。
http://sweets-novelty.jp/

詳しくは見きれてないのですが、例えば多くの人は文字を入れた完成形イメージが見たいでしょうし、どういう人に喜ばれるか、またはサプライズなどのネタとしても提案があるとより良いと思いました。

そこで、フードプリントが出来る食べ物と、それらにどう印刷やデザインが出来るかを見せられる、そして提案するというサービスアイデアです。

全部やると大変ですので、デザインの部分にこだわり、フードの調達や印刷を他のパートナーにやってもらうというのがいいかもしれません。

ニーズはそこまでないかもしれませんが、名前を入れるだけではない、文字を彫るという点から何かサービスが出来るかもしれません。

16)映画上映会などの場のデザインサービス

ポップコーンシアターというサービスがあります。
https://popcorn.theater/

映画の上映会を手軽に映画を借りるところから出来るというサービスです。現時点では、主催者や企画者が会場をどう作るか、雰囲気なども含めて、委ねられています。そこで、デザイナーやクリエイターが入ることで、場の雰囲気やイメージを作るというアイデアです。

具体的にはスペースや場所、空間デザインを提案したり、どういう気分にしたいかを選んでもらって提案をカスタムでしたり、パッケージから選んでもらうなどです。

会場は同じものはないでしょうから、その空間をデザインするのも一つではないと思います。

17)まとめ

長くなりましたが、Webサービスアイデアということで熱くなってしまいました。誤字脱字が多々あるかもしれませんが、ご容赦下さいませ。

それで、建築設計やデザイン事務所の未来という点、または働き方という点では、やはり、7のような非Web系の会社が今後何かWebサービスを作ってスマッシュヒットまでいかなくても、自社運用で得られるメリットが出てくる。そんな気がしています。もちろん意識が高ければすでにやっているところもありますが、多くはリソースがないとか、何かしら出来る人がいないということと、事業にならないならやる意味がないという投資が出来ない会社も多いと思います。

一方で、プロが作らないからサービスとしてイケてないかというとそういうことはないと思います。もちろんプロ=Web技術者やWebデザイナーなど、が作るものはプロの仕事ですが、その彼らですら、アイデアを出せるのも限界があります。非Webだからこそ出来る視点や、また本業で培った視点や課題や見方が協力な武器としてあるからです。

そういう意味では、簡単なまたは小さなWebサービスを試しに作っていきながら、手応えがあるか試してみる。まさしくこれらの行為をリーンスタートアップとか言ったりするのですが、デザイン制作におけるプロトタイプからの修正という意味が、そのままWebサービスでも同じことが言えます。

そしてデザイナーやクリエイターの位置づけとしては当然、「言われた作業をする」では価値が低く、「こういう風に考えられるから提案する」という一歩先の提案が価値となるのは言うまでもありません。それらは専門性があるから出来るというよりも、どちらかというと企画力という視点のほうが近いと思います。そういう企画力さえあれば、映像クリエイターだろうが、建築デザイナーだろうが何だろうが、どのような仕事もWebサービスも作れるのではないかと考えています。

もちろん、これが世の中に受けるはずとか、ニーズがあるに違いないというのは思いつきに過ぎませんから、それをまず検証してみる。そしてその検証から次の何かを考える。または修正したり、違うアイデアを試す。その繰り返しでしかありません。

逆にその繰り返しをたまたまWebサービスで出来るのであれば、おそらく若いクリエイターやデザイナー等にも、入り口となりますし、面白い会社であると認知は自然と広がっていくと思います。最低限のアピールは必要だと思いますが。

以上、大変長くなりましたが、Webサービスや今後のビジネスのヒントにお役に立てれば何よりです。

ビジネスアイデアに困ったらまずは読むべし

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