アイデアの出し方を秘密に出来るのか?

ちょっとした問いかけです。

ノウハウというとなんともですが、「アイデア出しのノウハウ」があるとしましょう。実際には技術としてあると思います。一方でこの技術は秘密にできるか、または開示して真似されて不利益ではないのかみたいなのことって思いませんか?

この考え方がどうかはおいておいて、僕においては様々な人のやり方から学んで今に至ると思うのでそういう秘密にすべきとかはないです。ただ、誰かから学んだとしても、それを自分の血肉として得てそれを誰かに教えることでお金を取ることが駄目とは思いません。

これをやっちゃうと、全部タダになるのと、ボランティアか、あとはオープンソース界隈で言われるような全部タダでやってくれるみたいな認識になっちゃうんですね。それはないですよと、釘を指す意味でも大事な認識ですね。

アイデア出しのノウハウとは何か

技術としてそういうものがあります。仮にXとします。

このXは習得可能です。僕も出来ると思います。ただ時間がかかるとか、環境がいるとか、そういうことが言えますから、すぐ出来るものではないと。でも出来ないわけではないと。そういうことって何でもそうですから、楽器であるとか、プロになれなくてもある程度出来ること、出来たらいいことなんてゴマンとありますからね。

そのXが開示される、知らしめられる。はい。これで世界は終わるというか、誰でもXを知るので、それにお金を出すことはない。まあ分かります。理屈ではですよね。

ここに常に意識したいのは、技術と適応というのがあります。技術とは小難しい話をしたいわけでなく、ある種習得可能な概念といっていいわけで、道具とかツールとか手段といってもいい。適応はそれを得たところで、実際にできるか。要は分かっていても出来ないとかって普通にありますよね?

例えば漫画を読んでなんか料理が出来る気がするとか(笑)でも料理やったことないなら漫画のイメージでやっても、包丁でネギを切るすらおぼつかない(笑)そんな感じのギャップを指しています。というか、正確には技術があるのでなく「知っている」だけで、適応も出来てないと。本来は技術を適応しているから出来るって感じですよね。ここの違いを認識しないと色々とズレます。

そういう意味で、技術としてXは知っている。例えば発想法を知っているけど、適応出来るかというと怪しいと。ここで僕であったり、色々な人がサポートしていく余地が生まれる、生まれざるを得ないと考えています。

よって、完ぺきな!マニュアルがXとして売られていてもそこに余地があります。人はそれぞれ理解度が異なるわけですから。

という意味では、何か僕がノウハウを示しても、というかめちゃくちゃブログにはアウトプットしていますから、それでヒントになるはずというところは多少あります。それを体系的に得る、まとめておくのも価値ですけど、そこらへんですよね。

むしろ、「Xを示してもわからないでしょう」という前提だけではないですが、僕も逆の立場なら示されてもわからない点が多い。なので、そこで専門家なり、知っている人のサポートが有効だと思うんですね。当然それはお金がかかる。ロジックとしては至極まっとうというところですね。

真似と学ぶは大分違う

アイデアを考えるというところでも得たわけですが、考えるというのは真似しづらいです。見えない、ブラックボックスだからです。

見えるホワイトボックスの点を真似るとすると、なんかどこかで見たことのあるものを作ると。でも、それは一瞬は売れるのですが(そういうものをコピーしたからこそ)、多分続けるのは大変です。ここでそういう真似やコピーしたところが生き残れるのは、コピーを永久に続ける仕組みを作ったとか(なんかヤですけどね)、最初はコピーだけど学んでいって次はそこから作れる(ノンコピーで)ことになったというどちらかしかなさそうだと。

当然期待するのは後者です。最初は真似でいいんですという主張は真似自体が学ぶの中の一つだからですね。真似自体が悪ではないと。子どもも親の真似をしますから。考え方も真似ですよね。でも、真似していてはハラタツ(笑)わけです。そこからその人が考えたことを出していくことで、真似ではない、学んだ。違う解釈をした。別の視点があると思うとしていく。

これが真似と学ぶの違いかなと僕は考えています。

ですから、先のノウハウXを真似してもコピーが出来るだけです。つまり真似でなく学ぶ必要があると。

だから発想法Xがあってもそれを使えばいいというのは乱暴でして、それをもって何をしているかをある種ブラックボックスをホワイトボックスに、仕組みを見出す、学んで自分で考えていくことが求められるんですね。

真似しているのか、学んでいるか分からんという人もいそうですが、それは簡単で、何か参照して真似しないとなという心理があるのか、そうでなくて自走して(そりゃインプットとしての参照は真似じゃないですよ(笑))できるかという感覚にあります。

そして初学者は当然真似する部分が多い。そこから得ていき、学ぶ部分として自分でこうだといえることが多くなること。その割合が多いことが学ぶじゃないかって話ですね。

だから、アイデアを真似でなくアイデアを学ぶとは、かなりというか本質的に違うと。ただ最初の部分は真似なので、一緒にされがちですけど、本質的には違うし、志向も別かなと。つまり、真似ってその真似でそのもの=参照元以上は無理です。仮に参照元以上の優れたものをつくるなら、その時点で学ぶなので、これはもうなかなか強いわけですね。

アイデアの価値をどこに見るか

アイデア自体の価値議論はわりと意味がないという気がします。つまり、アイデアXがAさんには価値があるが、Bさんにはないって普通にあると。これはアイデアの話だけでなく、商品XがAさんにとって価値があるが、Bさんにはないなんて普通にあるじゃないですかと。

そういうアイデアのカスタマイズというか、唯一性というか、パッケージ化出来ない点があるわけですよね。もっといえば、同じAさんでもBという状況では役に立たないが、Cという状況なら欲しいと。砂漠の水なのか、水を飲みすぎた時の水は価値が真逆ですよね。水欲しいのか、水要らないとなるのかってことですね。

このカスタマイズ性を認識している人はアイデアの価値を全くないなんて言わないと思います。つまりどんな「これはないな」というアイデアでさえも、役に立つことはある。例えば「そんなアイデアでいいんだ」というある種の劣るラベルを付けることで場が盛り上がるならいいじゃないですかと。

さらにアイデアは相対的ですから、絶対的に役立つとかもない。文化や国が異なればそれも違いますからね。

だから、アイデアの価値って、ある種ブレブレなんですね。つまり、これっていうものがないので、だからこそ僕は好きなわけです。

では、そういうアイデアの出し方は技術としてあれどというところは分かった。適応はどうなんだとなります。これは簡単ではないけど難しいというところもなくて、多分ですが、適当したいとか、解決したいとか、何か心で思っていることがわりと強めにあって(弱めでもいいんですけど)、行動が出来るレベルにトリガーがあったり、動ければわりとアイデアをそこに「添える」ことで出来るんじゃないかと。

っていうのが適応イメージです。だからこそ、アイデアの強さってぶっちゃけなくてもいいので、何か適応するために、技術と適応をつなぐ潤滑剤であれば十分だなという見立てです。

それこそが気合を入れて考えても刺さらない、ちょっとしたアイデアでもめちゃくちゃ喜んでもらうみたいなズレがあるからですね。

アイデアではタダではない

タダ=無料という認識がある人も結構いると思います。無料でアイデアを出す人もいるからです。当然関係がある人が会話の中でやることを咎めるとかはないです。

ここでは、一般的に、第三者、知らない人同士というところで、タダでお願いしますというのが通じるかってことです。それはないですよねで話は終わります。

タダだと反応する人がまた変わるのでそこを、とくにリスクとして踏まえてやるかどうかはありますが、まあ僕はタダほど怖いものはないというところがあります。

これらの話はまた書きますが、アイデア=脳内から出たもの、だからタダっていうのは乱暴ですよね。そのアイデアの価値が、「私にはそれは別に普通だから価値がないよね」というのは、その人との了解においてしか得られないというか、認識として価値があると思わないなら払わなくていいも、結構危ないものです。僕は結構好きですけど(笑)

これはロジックとして、アイデアを出してそれに対して「(すげーいいアイデアだな、使おう)」と考えた人が「いやあまり良くないかも」といえば無料でアイデアを得られるからですね(笑)こういう人で成功する人は、ある種ダンピングなり、調達コストを不当に下げたわけですから、まあないなあーで終わりますが、そういうことが出来る仕組みじゃないですか。前だしみたいなものは。

これは他の仕事でも同様ですから、認識が変わるのを待つ、社会変化を待つ、顧客の良心に頼るはなんとも脆弱というか、弱い気がします。そもそもそういう人と付き合えばそれだけで奪われるだけですから、前提が違っている気がしますよね。

とはいえ、暴利をむさぼるとか、そういうことでもない。これってビジネスでも仕事でも、倫理だと思います。倫理観がないものはそれ自体で終わっているというのは名言だと思いますが、どうもビジネス=実利=実用で、感情的なものは別とどこかでされていそうですが、実態はゴリゴリの信頼や感情があるのかなと。そこがないならロボットと一緒ですから(笑)

というわけで、いつもの流れになりますが、アイデアをタダでというのはアイデアに価値をおいてる人はおきたい人は留意してください。タダでやると色々と壊れるので、そうでないこと、やりかた、条件をつけるとか、そうやって防衛することをおすすめしたいですね。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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