アイデアは日常に落ちている、そう落ちているのだ!
アイデアは日常に溢れているという話をしてみます。というよりも、日常にしかないという方が正しい気がします。あなたが見ている日常、経験した毎日、そこでの気付きからしか実際にはアイデアは出ないからです。
アイデア出しに困っている人の多くは、日常の観察が不足している、ということがよくあります。病気で動けないとかそういうのは例外として、観察出来るなら観察してみましょうという話ですね。
目次
まずアイデアは日常にあると考える
数学の定理みたいに捉えてもらっていいかと思います。仮にそうしておいて、ではなぜか?を証明していけばそうなるからです(笑)実際にあなたが知覚できるものしか、捉えられないので、そのまま認識できることしかアイデアになりづらいです。もちろん、脳内で色々考えて閃いた!ことは「認識」がぎりぎり出来る出来ないあたりですけど、これも閃いた!ことで認識できるわけですからね。
コントロール出来ることは日常の観察しかないわ、くらいでちょうど良いと僕は考えています。
世の中は事業のタネで溢れているという件についての記事はエモいのですが、何度読んでもいいですね。それについて僕も、自分で考えて自分最強の礎をつくろうとか、社会を面白くするというコンセプトを再認識したとかに、メモしています。まあそのとおりでいいっすね!というだけの記事でもありますが(笑)
僕が最も感心というか、心がうごいたいのはそういうアイデアが日常にあるから、チャレンジしていくと面白いとか、自分がそれをやってみると良い感じになっていくんじゃないかという期待、夢、希望のベクトルですね。
ひらめき財団もそういう色合いかと思うのですが、アイデアやひらめきによって社会が良くなる感じをもっとやっていきたいなあと再確認出来るなあと。
刺さるネタを分解して噛み締めていく
日常にあるというところで、上のankeiyさんの記事を噛み締めて行きたいと思います。
顧客の声をしっかり聴いてもミスる
多分なのですが、ドリルの穴の話も、具体と抽象でいえば、具体的な行為が見えすぎてそれで終わっちゃうんですね。ひどいと「顧客が欲しい」といったらその通りだと思ってしまうなどです。さすがにマーケターであればそれはないと思いつつも、事業を作るとか、なにかサービスを提供するところで、「あれ、これ自分の思い込みではないのか?」と戦慄が走ることがあります。
この失敗を経験してない人は結構脆いので、早めに試行して失敗をしたほうがいいでしょう。失敗をしたほうがいいというか、失敗したくなくても失敗するはずで(天才でないなら、私も)早く試したほうがいいってことですね。それが出来ないのだということもありえるのですが、それも踏まえつつやはり早く失敗しておくほうがいいという感覚が強いです。
つまりどれだけ顧客のことを知っていても明日には変わる(笑)ので、誰が1番知っているかって愚問でもあります。顧客自身も分かってないことのほうが多いです。誰も分からないけれど、ブラックボックスだけどだから「分からない」でなく、「仮にこうしたらどうだろうか」というステップやトライが次を見せてくれるわけですね。
本質的な価値は多分抽象的にまとめられる
ここでの抽象的=本質的ということですが、本質的本質的と連呼しても分かりづらいですね。上のドリルの穴からどこまでいくと本質的かというと、結局顧客の解像度が高ければより具体まで、かつ抽象も見えるはずです。
ドリルの穴をあけたいのでなく、適した絵を掛けたいのだ。ならば、ドリルの穴はいらなくて、絵を掛けられればいい。こうやってドリルの穴自体を変えていくのもいいわけですね。
もっといえば、ドリルの穴をなぜか空けたいという人もいそうです。そういう顧客はドリル穴あけまくりの部屋を用意するとか。リーストルームがあったりしますね。
ここでいう本質的は、抽象度が高く、その具体的なことだけに言えなくてもいいんですね。ドリルの穴を開けたいというところをどう具体と抽象で展開できるか、上下左右でもいいのですけど、単純に具体と抽象だけでもかなりカバーできると考えています。
ドリルの穴を空ける→部屋に好きな絵を飾る→生活が豊かになる→人によく見られたい→教養が好きである→アートサブスクとかも使ってみたい
みたいになって新しいサブスクサービスが生まれるかもしれません。これは妄想というよりも、顧客の声、なりきって考えるとそうなるかもなあというところです。上の記事でいえば、このサブスク的な、つまり、絵を適宜選んでレンタルできるというのがある程度反論があって、そんなのは違う!とか、成功しない!とかあるほうがパンチがあっていいということでもあります。このアイデア受け入れられそうなので、もっとパンチが合ったほうがいいわけですね。
奇をてらったということでなく、「あーそういうのがあるのかあ!!??」くらいですかね(笑)
世界観を作る
新しい価値観から世界観の話が出てきます。世界観は、独自の感覚や価値観ですが、これ小説やゲーム、漫画とかではあるのかなと。そういうのって表現しづらいですけど、それをやってのけて「その世界観」に浸れると言うのは面白いですよね。
最近では「葬送のフリーレン」という漫画が面白いと感じていますが、この独特な勇者後の世界感はなんともいえない感覚、時間軸とスケール感があります。というか僕はそう感じます。宇宙の話とか、紀元前とか、何百万年スケールで考える時、自分が小さいなーと思うわけですけど、それくらいのスケールの対比に打ちひしがれるというよりも、ただすごいなーというのがあると。それに近いと僕は思います。
これは漫画ですけど、サービスやビジネスも、「なんかあそこはいいよね、言葉にできないけれど」は最高の世界観かもしれません。独特といってもいいですけど、そういう「なんかいいー」みたいなのって本当に至るところにあって、それを作れるかどうか。0か1というよりも、そこが見えているか、見えているならどう実現するか、そのあたりの色々な試行錯誤が面白いところでしょうか。
ワクワクが出来るまでやり続ける
サービス開発として、選書サービスについて、これ自分がワクワクするのかなーというところで、自分目線で考えてみるとなんかちょっと違和感があるんですね。もちろんアイデアとしてある時はそこまでなかったんですが、世界観もなんか見えてこないし、広がる世界や社会もなんか見えないぞと。やってみたら頑張ると少しは誰かが喜ぶかもしれないが、くらいで終わるのかなという印象ですね。
自分の新しい価値観に共感してもらわなければ、事業が前に進むことはないわけですからね。自分がワクワクしないことで他人をワクワクさせることできますか?
https://ankeiy.hatenablog.com/entry/20180611/1528704671
とあるのですけど、いやー本当にそうで、このワクワクを馬鹿にしてはいけないなあと。ワクワクしたり、こうなるんだって描けてないとさらっと崩れるというか、分かってしまうというか。もちろん思っていたらいいというよりも、それを説明して伝えていくということも大事なので、一緒にやろうとか、楽しんでいこうとかってことですね。
自分がワクワクしないものを本当にやろうとしたり、お金が儲かる的な視点でやろうとする人はまあ失敗するでしょう。それで成功出来るほど熱量がないので簡単に諦めるんですね。このブログではなんどもいってますが、その熱量で出来るならなんでも出来ます(笑)なので、その熱量がないぞという人は焦らずに熱量を蓄えるか、試して検証していけばいいんですね。何も今すぐ必ずやることで成功させると気張らなくていいわけで、むしろ中長期で構えて少しずつでもやっていくぞというほうが多分成功しそうです。少なくともワクワクが持続するので良い人生になりそうという感じもします(笑)
そして著者の事業にかける感覚というか、楽しさや面白さが伝わってくる文章でいいなあとより感じますね。
わくわくなど感情は必要条件
そういうとわくわくがあればなんでもいいみたいになりがちです(笑)そこまでいってなくと、トリガーとして起動として持続としては最適で、必要です。自分がワクワクするだけなら駄目ということでもあります。
そう、人がそう思ったり一人でもそう思える人がいるとか。そういう社会性が求められます。だからワクワクだからいいみたいな、一つの因子で終わるのではないということです。複数の要因があって事業は成立するので、一面、一点だけで突破はしんどいですね。仮に突破したとしても、そこから修正したり改善したりを求められる気がします。
だから、こう考えちゃうんですね。わくわくしつつ、人のためになりつつ、お金にもなりつつ、中長期で出来るもの・・・。まあそうなのですけど、それはどう考えても一瞬で出来るものではないです(笑)だから、それなりの日数、月数、年数がかかると。当然一個試すだけでもかかりますけど、それ以前に経験や体験を得てそこが蓄積されるので、毎回ゼロスタートではないです。
そういう中で一瞬でヒラメクものも、実は相当年数がかかっていたことが普通ですから、そうやって考えてじっくりやるのもありです。スタートアップだと違うかもしれないのでそこはまあおいておいて。
少なくとも、ワクワクはトリガーとしていって、そこでどう世界を構築できるか。楽しんでいる人と、そうでない人がいたら、楽しんでいる人とは勝負にならないと思います。つまり、楽しんでいる人が常に楽しんで形にしちゃえるので、つまらなく、面白くない人はその土俵に上がれることはないってことですね。
だからこそ、楽しんでワクワクしてどうなるか。それを試す。それはどんな年齢でもいいし、いつからでもいい。そう考えることがめちゃくちゃ楽しいし、書いている僕も楽しいと思っています。
それがビジネスでも商売でも起業でもなんでもいいのですけど、ワクワクするとやりたいなあ、こうなったらいいなあ、こういう人の解決になるのではないか・・・そういう思考がぐるぐるしていくのが最高に面白い。それが醍醐味だと感じますね。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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