アイデアを出して実践する過程にロジカルとアートの両方が必須

現時点の粗目のアウトプットですが、ちょっと書いてみます。

アイデアを出して試すまでの総合工程を意識

今までの自分の考えを否定するわけではないですが、どうしても、アイデアを出すというと、アイデアが生まれるまでしか見えないんですよね。実際に「アイデアを出す」というと、アイデアが出たら終わるという印象もあるし、そう思いこんでいました。

しかし、実際はアイデアを出したらそのアイデアを試す、実行してどうかを得ていくと。そしてその実現したい世界や社会を、サービスや商品でもいいし、ちょっとした工夫でもいいしやると。企画なんかそうだなと。

ということは、全体工程を総合的に捉えていく必要があると感じたんですね。

インプットから試すまでの工程

便宜的に番号を付けてみました。細かい話は後からしますが、まずはこの工程があると。前後したり、重なったりはあるんですが、今回はとくに工程認識でなく、アートとロジカルの話です。

1.インプット

インプット自体は情報を得る、体験する、観察するとか様々です。これらはとても論理的に思えます。ニュースを読むなら、何を読むとか、これを毎日読むとかそういうことですからね。

ですが、実際に論理的に終わらずに、「これは何か気になったニュース」などは情緒的です。直観的というか。これをここではアートと呼びます。

つまり、インプットというととてもロジカル=論理的なんですが、一方で実践としてはアート的でもあると。

図の下線の水色はアートで、濃い青色はロジカルを意味しています。軽く書いたら概ねどこの工程もどちらもあると。ただ、どちらかを重視したりとかもある。とはいえ、どちらもゼロはないということが大きな気付きです。

2.考える

ここで考えるとは、哲学という意味でなく、インプットを整理したり、ネタを関連付けたり、問い直したり、誰かに壁打ちしたり、資料としてまとめたりなどです。

これらもロジカルな印象を受けますが、実際には連想するのでとてもアート的です。考える自体はかなりロジカルですが、一方で問いを立てる瞬間や仮説設定はクリエイティブでアート的ということです。

この言葉「考える」はとても範囲が広く、粒度も粗いのでなんとも言えないので改良余地はありそうです。

3.アイデア

アイデアはこのインプットしたものを考えるところで生まれます。実践的にはそれだけではないのですが、起きやすい、生まれやすいくらいでいいかなと。

このアイデア自体は、連想ゲームや関連付けしまくる、組み合わせるなどで生まれるわけです。

楽しいことを思い出すとか、何かしら記憶していことを組み合わせるも「ロジカル」な感じがしますが、その操作を得ても、実際にやることはかなり感覚的でアートです。

このアイデア自体は論理性よりも、アート性が強い気がします。

ですが、論理的に考える面もあるので、発想法自体はロジカルですから、ただ生み出すものはアート的という感じですよね。

4.試す

インプットして考えてアイデアを出すのは一連のリニア的な流れでなくて、かなりぐるぐる回して、その中で「出てくる」ものです。生まれるというほうが適切です。

よって、1インプット→1考える→1アイデアみたいな図式はなくて、実際には、インプットして考えてそしたらアイデアが一個出てきたかもしれないとかです。

アイデアを1個で1試すとかが適切かはおいておいて、一旦ここでアイデアを試す段階に入るとします。

この時世界観はやや真逆です。つまり、アイデアはややアート的(ロジカル要素はありながらも)なのですが、試すとは現実化する、企画化する、実際に見える形とする、行動していく、実験するということなので、ある概念であった、脳にあるものを現実にすることとなります。

例えばWebサービスを考えていてこれならいけると思ったアイデアがあるとします。例えばテレワークを支援するもので、フリーランス向けの良いアイデアがあったとします。それって考えても仕方がないので、じゃあアイデアとして試すと。

ではこの時何を試すかですが、ロジカルにある程度実行可能なものにしていくか、していかないと「アート的」で曖昧でわからないんですよね。

例えば、ターゲットは誰かとかですよね。それはどんな価値があるか?まさにロジカルです。この時、試す時は急激に論理化されるのと、論理が試されるので、まごつく人も多いのではないかなと思います。

ここでの試すはロジカル寄りです。だから、アート寄りの直前のアイデア段階→ロジカル寄りの試すで、なんともつまらなくなることがあります(笑)

5.フィードバック

これは誰かから意見をもらうという意味でなく、自分で試して自分で振り返るなども意味します。

これもややロジカルな印象です。客観的に見てどうかとかですよね。

ただ「得られた結果」「得られた反応」などから、何を見るかはわりと感覚ですよね。例えば先のフリーランス向けのテレワーク支援のあるアイデアを試したら、あまり反応が良くなかったとします。

ですが、そこで「いやこれはあまりうまく反応を得られなかっただけなんだ」といって、再度アイデア検証したり、試すこともありえますよね。

どの工程からでも始められる

この総体というか全体工程を見る時に大事なことは3つあります。

1.1から5のどこからでも良い

例えばアイデアがあれば試せばいいわけですし、試したフィードバックがないならフィードバックをまず得るとかってことですよね。

実際にはアイデア自体はインプットが必須で、考えるのも必須です。そして、でてきたアイデアを試さないと、その価値は検証できないので試さない純粋なアイデアとは「未検証アイデア」くらいの意味しかないわけです。価値があるかないかを判断できてないという意味で、価値保留状態というフラグってことです。

また順番にやりたい人はロジカル的な人で分からなくもないですが、ブリコラージュ的にひとまずやるなら、今ある状態に最も近いところから始めたほうが離れないので、自分ごととしてできる気がします。

2.ロジカルとアートはどの工程でもある

これが今回の気付きのでかいところでした。

つまり、インプットはロジカルかなと思っていたんですが、観察や直観で見切るとか、偏愛したインプットとか、熱く語れるとか、これが面白いからメモしたとかは、めちゃくちゃアートなんですね。

考えるもロジカルに行けるかなー?と思ったんですが、アイデアとしてつなぐにはそこから連想や関連付け的なものが必須です。問い自体を見直すとかもあるし、抽象化や具体化もロジカルですが、飛ばして考えるとか、フレームワークを外すとかはかなりアート寄りです。

アイデア自体はアート寄りですが、一方でインプットなきロジカルなきアイデアもありえないんです。仮にアート寄り寄りのアイデアであると、試す時にかなり手こずります。

試すフェーズではアイデアはいいんだけど実行できない、試せないとやはり弱くて、では、試せるサイズのアイデアがいいかというと、これはまた別問題です。アイデア自体と実行での評価がアートとロジカル的な部分で違うんですね。いわゆるクリエイティブジャンプとかはアート的なものほうがいい。けれど、実行出来るならロジカルでないと現実化できないってだけなんですよね。

フィードバックもロジカルかなと思いつつ、顧客の意見から導き出すのは色々な視点と気付きと情緒や熱量はいるなあと。

つまり、どこでもアートだけでとか、ロジカルだけでいけるわけではない。どちらも使うと。ただ、ロジカルを重視すぎると、アート寄りのところでつまづきます。またアート寄りだと、ロジカルで面倒臭くなるのかなと。

3.どちらも活かして回していく

車の両輪みたいなものだと考えてください。アート的な情緒や直観で表現だ!みたいなクリエイティブなものは良いです。ですが論理やロジカルを否定しているのでなくそれらは調理したり整えるところで必要であると。そういうバランスがあるわけですね。

そうやって考えると、工程の中で、多分ですが、あなたが得意とか不得意なところがあるんじゃないかと。

僕の推測に過ぎませんが、

  • 発想が出る人は、アート寄り。なのでアイデア工程を中心に強い。一方で試してフィードバックとか、考えるところの論理が弱い。例えば再現性としての仕組みが作れないとか、説明が出来ないとか。
  • ロジカルな得意な人は、インプットや試す部分が強い。逆にアイデア周りで弱いので、発想のジャンプや情緒を入れるところが苦手。

みたいなのがあります。

もっといえば、行動が得意な人はどちらかといえばアート寄りな気がします。アート寄りなので、アイデアは出るので行動して実行できる。ただ、フィードバックをまとめて、次のアイデアをさらに練るとか、その工程を俯瞰してみるとか、ロジカル作業が苦手な気がします。

思考が得意な人は、インプットと考えるとか、フィードバックとかはわりと持ち味な気がします。しかし、直観やアートが必要とされる要素が強いアイデア周りは弱いので、ネタはあるし、仕組みはあるのだけど、じゃあ適用しようとすると「なんか違うな」みたいなことがある。行動がその分、奥手になるので、アイデア待ちになってしまうこともあるかも。

というところです。まあざっくりなので、2パターンだけではないのですが、多分色々なタイプがあるのではないかなと考えています。

アイデアを考えて実行するのはわりとマルチポテンシャライト

ここで少し整理すると、ここで0→1的な、つまりアイデアを最初から考えて、それを実行していく人は少なくともこの5段階はやっているはずです。その要素を飛ばしたりまとめるとかもありつつも、多分最初から出来るわけではなかったはずです。僕もそうです。

一方でこれらのマルチ、つまり色々なことを沢山できるとか、少しずつ出来る人は、マルチポテンシャライトな人でしょう。僕もその気質があります。

逆に言えば、そうでない、1つのことだけをやりたいのだとか、この作業や仕事を詰めていきたいという人は非常にこれは向いていません(笑)

だから、万人がこれをやれるかどうかはおいておいて、教育可能だけど、向き不向きがある。あと性質や持ち味がある。なので、実践的には、自分が強い部分弱いところをカバーするとか、チームや組織や誰かと一緒に考えるとか、自分で一人でやることにこだわらないならそうしていくほうが実際にはアイデアが成立しやすいかなと感じます。

逆にこのマルチポテンシャライト的なものがハマる人は、一人で自走してどんどん実践してアイデアを試していくほうが良いと感じます。そうでないと、様々な分業制とか、分けられる専門化が生ぬるいというか、あえて壁や縦割りにしているようにしか感じないからですね。

あまり整理はできていませんが、現時点でのアートとロジカル的な気付きは以上です。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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