新しい発見は同じ環境でも出来る
やっている人には当たり前のことが、実は他人から見れば全然当たり前ではないってことありますよね。
今回も新発見自体は同じような環境でも出来るというところについて書いてみます。
発想やアイデアのヒントとしてどうぞ。
目次
問題提起
同じように感じる環境だと刺激が少ないと嘆く人は多いと思います。その場合でさえ、アイデアとなるネタを集めることは可能です。ということを言ってみます。
日常は常に変化し、明日もですが、1秒後も分からないというわけです。そこが楽しいというか、ネタとなりえる、というチャンスとして捉えるイメージです。
難しいイメージでなく、同じように感じている人こそチャンスかもしれません。
一番分かりやすいのは「旅」です。旅だーといって、旅行をしていくと、いつもと同じ風景も違って見えませんか?それか、シンプルに行ったことな土地は面白く感じませんか?
そうです。同じ環境、同じ毎日と感じるところでも実はそうやって可能というところなんですね。
アイデアが出る体質の人はこのような習慣や視点を持っているのだと考えています。
具体的な例
実際に具体的な例を書いてみます。具体例なんですが、ちょっとそこはサービス名とかはぼかしているだけご理解を(笑)
ECショップの罠。在庫場所が異なれば3回も届く
あるECサイトで生活品を買ったんですね。確か手袋ですね。炊事洗濯で使うようなゴム手袋です。ゴム手袋自体は冬場必須とも言えるので、それはいいのですが、質感とか違うかな?ということで、3つ買ったんですよ。これかなーみたいな感じで。
従来であれば、「一回」で届くと思ったんですが、僕がミスったのかな?と「三回」来たんですよ。でもやはり決済は「ひと纏め」でしかないので、なぜかと?
おそらく仮説ですが、「在庫」が異なると。ある倉庫は東京でとか、そうやって違う場所にあると。だから別々に。手袋だけを3回も届けてもらって本当申し訳ないなと。
これはそういう経験ですが、ここでのポイントはこのECショップは使い慣れたものだったんですよ。それがこういった経験をしたと。つまりこれこそが、同じような場でも違う経験は出来るということです。
これは偶然ですが、気づかないことなんていくらでもあるよと。
スーパー内の商品は一緒に会計できる
それってECサイトとかWebだけの話でしょ?
なんてうがった見方をする人もいるでしょうから(笑)別の例を。
あるスーパーでは店内にスーパーが経営するのでなく、別の露店ではないですが、テイクアウトの店が入っています。そこでの会計はそこでする、スーパー自体はスーパーですると、つまりレジが分かれていると思いこんでいたんですよ。
すると、そのテイクアウトの店で買うときに、スーパーのものを持っていたら「あ、スーパー側で会計できますよ」と言われたんですね(笑)
このスーパー自体は自分の中でよく行く店で「知り尽くしていた」と思っていたらこんな調子です。
実に知らないかが分かるわけです。
ここからいえるのは、通い慣れたコンビニとか、お店でも全然知らないメニューとか商品とかあるわけですよ。またはルールというかそもそもタッチしてないところとか。そういうところってあるんだって思えませんか?
コンビニの罠。LED電球しかないのがご時世。
コンビニが悪いわけではないです。白熱電球を買おうとしたら、そういえばーということで思い出したんですね。今はコンビニで白熱電球置いてないんですよね。コンビニによるとか、地域によるんでしょうが。
LED電球が鎮座しています(笑)
これも電球が切れたら思い出すというか、あーそういうことだったなあと思い出します。コンビニの電球棚を逐次チェックする人はかなり珍しいですから、これもうっかり気づくと。
LED電球はまあ時代の流れですから否定しないですが、やっぱ電球でいいやって思っちゃいますよね。常にそこにずっと長くというだけではないというのも分かると。あるお店ではLEDがなくて、白熱電球だけでした(笑)こういう違いも面白いですよね。
本の「再読」でやはり気づきを得られた
本なんかそうですよね。読書で再読って面白いなと思うんですが、一回目と違う気づきが得られる。一石二鳥というか、どんどん本がこすれるというか、スルメみたいに味が出てくるというか(笑)美味しいですよね。
こういう本を再読するのも、同じ本なのに、やはり気づけると。ここにあるのは、本の内容は変わらないはずなので、自分が変わった、視点が変わった、違う見方をしているというところなんですよね。
物理的な環境だけではないです。自分の世界線みたいな世界観や状況は逐次変わっているという感じですね。
booklogの再読機能まったく気づかなかった
昔からあったのでなく、多分最近1年以内のことだと思われます(笑)いやーこれはありがたい機能なので使わせてもらうと。ロイヤリティ高くなりますね。
これはブクログを結構使っていたのに気づかなかったので盲点でした。こういうのも「えー全く知らなかった」というわけですが、再読機能ほしかったのでありがたいなあと。
これも再読して記録して初めて「ジョブ」を解決するから生まれる気づきかなと。再読して記録しないと気づかないし、探さないんですよね。この時たまたま再読した本を登録して「あー一回読んだから無理かな?」と思って気づけたんですよ。
日常の、見慣れたところに違和感がある
ここでは盲点とか、罠とか、思わぬ点、知らなかったことが、「使い慣れた」「見慣れた」「分かっている」つもりのところにあったというのがポイントです。
これは大きな刺激になるかなと思います。
フレームワークとしては、従来はこうだったがしかし今はこうなっているという捉え方です。
これだけで、「ん?もしかして、今までこうだと思ったけど全然違ったんだな」「思い込みだったんだな」と思えることは一杯あります。
そこで嘆くわけでもなく知って、なるほどとか、それは気づかないとか、感じて、如何に視点が固まっているかを感じられればまた自分の気付きに活かせる。これがまさにアイデア、ヒントの見つけ方と言えるわけです。
おわりに
すごく刺激的な、例えば転職みたいなことをしても3ヶ月もあれば慣れるし、早い適応能力なら1ヶ月で飽きるかなと思います。そんなものです。それくらい適応すると、慣れる。そういうものだと思ってしまう。
会社の人が全員コーラを飲んでいても違和感ってことにならないとか、猫がいても普通だとか。そういうことですよね。
そうやって刺激を慣らして恒常的に生活できるのは人間らしい機能ですけど、逆にそれで慣れて「何もない」と思ってしまうとやはり気づけないわけです。
毎回気づけるわけではないですよ。ただ気づくためには「そういった機会」に出会った時に、ちゃんと観察する、受け入れることなんじゃないかなと思いますね。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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