フリーランスで報酬回収が出来ない時は仮払いサービスというアイデアもある

フリーランスとして動いているとよくある?のが、お客さんからの支払いがないなどです。まあ、これってフリーランスでなくても、会社対会社でもあるし、いわゆる「トラブル」というものですよね。
じゃあそういうのって回避できるかというと、できるかもしれないがーというところで、仮払いサービスいくつか提示してみます。
あとはアイデアとしては、他にもありそうだなというところでの着地です。
仮払い=エスクローサービス自体は少ない
そもそもですが、仮払いというのは、中間業者さんなどがいて運営側ですね。クライアント=依頼主=企業等がそこに払うわけです。払ったことを確認したら、フリーランス=ワーカー側が安心して仕事ができると。払っていない場合は後払いとなって、仕事がタダになってしまう可能性はあるわけです(多くはそうはならないですが、だから契約書だとか、色々結ぶ意味が分かるわけですね)。
じゃあフリーランスが使えるサービスってあるの?ですが、正直あまりないかなと。以下3つくらいですかね。
2020年頃ですとSCROWというのがあったのですが、リリース文のリンクを踏んだらめちゃ詐欺サイトになってました。多分サービス終わってドメイン取られちゃったんでしょうね・・・これはきついので、リンクは辞めときます。
tooonはとかもあります。【新機能】Tooon(トゥーン)、クライアントへの請求業務を効率化する新機能「請求」をリリース!
あと、最近はカリバライというのもあるようです。法律では守りきれないフリーランスの報酬トラブルを解消する決済サービス「カリバライ」をリリース!
なんで少ないのか?
これ分かる方もいると思いますが、市場が少ないか、または企業側がメリットが少ない(手間がかかる)か、他の手段で充足しているとかなんですよね。
あと見落としがちですが、運営側が新興サービスである時、お金を管理するじゃないですが。そのお金の管理を、一時的にであれ預けると。そこが信頼できるかどうかはありますよね。実践では、金融とか大手でないとなかなかなのかなと。
よって、スクローとか消えちゃってますしという理解です。
ビジネス的にも手数料というところで、結構多く掴まないといけないので、それもありそうですよね。
あと、これはグレーではないんでしょうが、法律回りどうなのかというところでは、エスクローサービスとは?仕組みや法規制を弁護士が解説ではエスクローは資金決済移動法には抵触しないっぽいと。このあたり法制度難しいですねえ。
合理的な代替手段などもある
これってシンプルにLancersとかクラウドソーシングを介すことできるわけです。そういう意味でクラウドワークスがやっているPARKは僕はうまくいかないだろうなとか思ったんですが、サービスはまだあるので一定ニーズを一定のハウスリスト(自社ユーザーなど)から導けるならありなんですよね。ただ成長持続が前提ですが、どうなんでしょうね。
クラウドワークス、誰でも簡単にスキルを販売できるスキルEC作成サービス「PARK」をリリース、一般利用を開始
ここで合理的なというのは、つまりお客さん視点でいえばですが、これで使えるならそれでいいやってなる。そういう意味です。PARKならサービス登録して手数料はいるけど5%とかでいけるのでそれでいいと。ただこれエスクローなのかは厳密に不明だったりします。難しいですね。
とはいえ、お客さんはエスクローが欲しいのでなく、回収できないってことを回避できればいいので、実はそれって他にも方法があるかもしれないですね。蛇足ですが、ヒアリングなどでは不合理な解決方法に注目するというのはかなり同意です。ユーザーがほしがるものは「不合理な代替手段」から生まれる。日本初のフリマアプリ「フリル」や「B/43」を生んだチームに聞く、ユーザーインタビューで課題発掘するコツのネタですね。
そういう視点で考えると回収問題についても色々な解決策があるかもしれません。例えば、楽しいUIUXで思わず使っちゃうゲームのような支払や体験とかですね。まあそのままは使えないですが、ゲームセンターのキャッチャーのようについお金入れたくなるというか。そういうのなら別ですよね。
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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