本を探して欲しい人と探す人をマッチングするサービスアイデア

本を探したい人とそれを見つける人のマッチング系サービスのアイデアです。

概要

簡単にいうと、書籍を探している人がいて、その人が「タイトル」などを忘れたが、内容の部分把握、断片キーワードを提示。そこから推測出来る本を提案するというマッチングサービスです。

ターゲット

本を探したい、思い出の本とかを探したいが本が分からなくて困ってるなどの本を断片的な情報から探して欲しい。

ニーズリサーチ

あやふや文庫から一定のニーズを感じられる。ただ、お金を払ってまでやりたいかは不明。おそらく値付けが難しいのもある。逆にお金を払う仕組みと設計でなんとかなるのではないかともいえそう。

図書館司書なども本業であり、それらは図書館等で雇用になるがそこでの洗練されたサービスと言える。(参考:思い出の一冊をまた読みたい!題名も作者もわからないのに本探しのプロ「司書」に頼んだら見つけ出してくれた

この本、探しています!(本の探偵団)は昔ながらの掲示板だが投稿は依然としてある。

復刊ドットコム相談室はやや毛色が違うものの方向性としては、近い。復刊率は約1割だが会員数が数十万単位でいるのも良い。ただそこそこの本好きでないと思い出して欲しいとまでならなさそう。

仮説

例えばプログラミング質問サービスであるteratialなどがあるがマネタイズは不明。とはいえ、一定の質問したい、解決できるというマッチはある程度ある(昔からある)。しかし、サービス化出来るのは有料家庭教師でなく、プログラミング教室サービスとなってしまっていて、単価とサービス感ですれ違いが出来ている。

例えばプログラミング書籍等は入門書が多く、それらを学んだ上で自分で何かしたい人がその何割かいる。しかしそこでの課題は自分が分からないことは、本に書いてないので、ネット検索で探していく、他の類似例から「自分の課題」を見直して解決策を考えることだと思う。そういうサービスはコーチングやカスタマイズされていてかなり高額か、マッチしづらくなる。そういう意味でmentaなどはうまく捉えた印象がある。

つまり、本を探したい、探せるということを可視化しつつ、図書館司書等の専門家も含めて仕事になるか、ならなくても一定の案件があるようにすると、世界が変わってくるのではないかとなる。

課題

本を探したい人の数を集めるのが大変

実際に集客の課題がある。かつあったとしても、解決に持っていくには解決したいという人も必要。探している人はメリットがあるが、解決する人は役立てるくらいのメリットしか見出しづらいので違う価値を提供する必要がある。

価格付けがハード

1依頼あたり1,000円としたとき、そのお金を払っても本を探したいかということになる。人件費、その人の体験や経験をフル活用するので、この金額でも安い。ただ1万円出すかとなるとかなり厳しいかもしれない。ヒアリングして該当ユーザに聞いてみるのが早いが、自分の感覚では厳しそう。

その探している本が、その依頼者の人生に関わるとかなら安いかもしれないが、その場合探すプレッシャーが高くなる。見つからないこともあるし、沢山の人でシェアして探すとなると、誰にお金を払うか(複数人の解決貢献者がいたら分割するのか?など)も問題になってきそう。

SNS等既存で解決できてしまう可能性が高い

実際に囲い込みは不可能。例えばあやふや文庫はTwitterで解決してしまっている。同様でSNSなど近しい人に聞いたりして解決するとか、ネット掲示板やコミュニティにあたっていくなどもある。

一方で出来てしまう人は価値が低いので、出来ない人に対して価値を提供してもいい。しかし、「そもそも探す価値」が分からないので、価値とならないというジレンマに陥ることにもなる。ここが突破出来ないと厳しい。

提供方法

アプリまたはWebサービス。他の提供方法としては、オンラインイベントで受け付けたり、ネットラジオ、Youtube配信など色々ありそう。企画者がやりやすいものが良さそう。

工夫すべきアイデア

まず解決したい人か、探したい人かを一定数100名程度は集めること。そのうえで、それらの人が解決したいとか、探したいとかで行動をするのを妨げない、またはすぐ行動したい人と接触すること。そうすると、サービスの価値をぐっと上げられる。ここでミスれば諦めても良い。見直す。

本も手広いので、書籍でも紙なのか、時代や年齢や小説など何をターゲットに対して訴求するか。例えば絵本の思い出から、絵本を探すなどとなると、過去の本となるし、かなりハード。また内容が間違っている可能性もある。漫画、雑誌、文庫、新書など本の形態もあれば、小説や詩集、文芸書的なものから、専門書まで様々。感情や叙情的なものが多いとすると、小説が多いかもしれないので小説に特化しても良い。

AIなどで出来るかはおいておいて、学習してそもそも人間がやらないという設定もあり。そうなると別のサービスになるが、まずはそこからやって小さくアウトプットを作っていく長期戦もあり。

MVPとしては、人力で「探して欲しい本」を依頼を受けたら、探すのを自分でやるということ。その結果も含めてどれくらいでやれるか。あとはどれくらいで見つけたいか、ヒントでも見つかればいいかなどの依頼者の期待値設定をある程度設計すると満足度が上がりそう。(例えば見つけられないだろうなという人にとってはヒントもあれば嬉しい。また探してくれるだけでもお金がないならより嬉しい。お金を出すならその価格に合った価値の提供が必須となるのでそこは要検討)

このアイデアを実行していくには?

最後にこのアイデアのポイントとしては、当然本に関心がある人のほうが成功しやすいでしょう。例えば本を探す時に手こずった経験があればそれだけでもプラスです。また本を結構読んでいておすすめを提供する人も向いています。

もちろん本に関心がなくても、人の困ったを手伝いたいというパワーも人並みにあればいけるかもしれません。

あとは、持続力としては、マネタイズ的なお金化できるかどうかです。マッチング手数料や依頼フィーはダイレクトですが分かりやすいです。一方で取りづらいので、コミュニティをつくるイメージで、このサービスで活躍する人(例えばトップ3位の貢献者)がその知識やスキルでさらに別のところで活躍したり、仕事にしたり、何か違う形にしてもらうことで「成功パターン」を作ってモデルとします。これは分かりやすいサクセスストーリーですが、まあ言うは易く行うは難しでもあります。

実際には、サービスが活発になるかどうかは、わりとうまくニーズを汲み取れてコミュニケーションして適切なターゲットに価値を届けられるかどうかだからです。

本が好きな人はもちろん、選書サービスに似ていますが、勝手に選ぶのでなく、探し出すというところは一つの価値になるかもしれませんね。

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