積読解消支援サービスアイデア

最近、読書会(オンライン)にわりと出ています。そこで会話してて気づいたのは、積読との戦いです。まあ戦いというか、敵でもなく、積読自体は悪いことでない、と思うのでどう本をそこから読んでいくか。そんなことを考えていたら、積読解消支援サービスってニーズあるかなというところで、叩き台アイデアを書いておきます。

興味ある方いればお気軽にbosyuもしてるのでご連絡ください。積読解消していきましょう(笑)

仮説や仮のジャストアイデアなので、あなたも作りたいならぜひ。多くの人は作らないのでアウトプットすることでブラッシュアップしていくことを狙っています。作れる範囲や実現化の興味が持つかっていうのもありますよね

概要

積読支援解消サービスは、積読状態の本を読書するきっかけを与えるサービスです。きっかけなので、積読されている特定の本が1冊でも読めれば大勝利って感じですかね。このあたりのイメージは大事ですね。

手段は未定ですが、基本的に今掲げた手段の中でやれることを地味にやって検証していくことでどうかというアイデアとなっています。

ターゲット

基本的に積読状態の本が5冊以上あり、それらを認知しているが、なかなかそれらを読書する機会がなく困っている。

という感じの人です。僕の今の積読、読んでいる本も含みますが、数えたらざっと43冊でした。目安にしてもらえれば。

多分推測ですが、本が欲しいなーという時に買う人であり(本屋やAmazonとかでネットで買う習慣が一定程度ある)、かつ今まで読書経験がそこそこある(読書自体は当然好きだし、昔読んだことはあるので読書自体が出来ないわけではない)という人かなと。

現時点で対象としてないのは「読書自体が苦手で出来ない」という人ですかね。積読はそういう意味で読書をしている人の象徴とも言えると思っていて、もちろん例外で本を読まないけど未読本だけあるケースもありそうですが今回は除外としています。

苦手で読めない人のサポートも面白いですけど、ちょっと仮説が立てられないのでもしそういう問い合わせやサポートや手応えがあればまた別で考えてみます。

手段アイデア

あくまでアイデアですが、以下のアイデアを考えてみます。どれが有効化は不明ですが、検証しつつというところです。

1.なんで買ったかを書く(セルフでも対話でも)

買った時を思い出して興味関心を想い起こさせるため。そうすると読む気になるかもしれないというアプローチ。

実際に買った本はなんで買ったかな?というところを思い出すきっかけになるわけですね。博報堂の雑誌「広告」で著作という最新刊が積読なんですけど、これは前作の価値が面白くて買ったんですけど、そのまま埋もれてます(笑)というように、一つでもいいので積読したものを見つけて一冊どれか「なんで買ったんだっけ?」「確か・・・」と物語をつけることで、エピソード化してどうかというところですね。

これはセルフでもできるし、誰かとやってもいいのかなというところです。

2.とりあえず5分読む、3ページ読む(セルフで)

着手すると意外にいける心理を活用。最小単位はバカバカしいくらいの少量を読んだりすることで勢いをつける。これで解決するかもです。

最小単位タスク法みたいなやつですね。1分でも1ページでもいいですよね。1ページきついなら100文字とかでもいいですし。本の固さによりそうですしね。

これもそれができればやってるという人もいそうですよね。

3.本を手に取る(風景瓦解)

文字通り平積みで積んであれば、積まれている順番を変えるだけでも風景が変わる。下になっていた本が発掘されたときに「パラパラ」とやってそのまま読んでもいい。

部屋が片付かないとかもこれと似てて、認知が固まってとくに違和感を感じない=散らかった部屋になれるということなんですよね。これは人間の特性というかもうそういうものなんだと思います。ホメオスタシスというか。

なので、そこで風景を壊す、変化させる、刺激を与えるということです。例えば積読を移動する、バラバラに分解する(43冊あるなら10冊程度で分けるとかって意味です。本を裁断するとかではないです(笑))とかも含まれます。

手に取る=触覚を刺激する感じです。視覚が効かないなら、手で。足は微妙ですけど、頭とかもいいかもですね。腕で触るとか(笑)重みを感じるでもいいし、パラパラやるだけ(読まない)でもいいかもしれません。そこで「読みたくなった瞬間」にGOってやり方です。

4.読む宣言をする(セルフや対話で)

2に似ているが、ここまで読むと宣言して(宣言することが大事でその約束を履行しなくてもよい)脳をごまかす。今日中に20ページ読むとか、今月で1冊読むとか、アプローチや宣言方法は沢山あっていい。ただ宣言するだけでなく、宣言したのは「読む」ことを支援するため。

宣言的なやつです。コミットメントすると集中できるかもしれないです。ただこれも宣言を自分で言ってもしょうがないので、誰か適度に見てくれる人がいないときついかもですね。見ているか見ていないかギリギリのところを攻めるのもありですし。

対話式のほうが適しているかもですね。ここにサービスの余地はありそうですが、宣言サービスはあまりワークしないので宣言サービスをしたいのでなく、機械でない人、ここでは僕が対話することで、リアル感と刺激を与えるという感じを想定しています。

5.積読した本をリスト化する(目につくようにする)

リスト化するのが面倒だが、何か習慣化したり時間をとるには意識に持ってくるようにすることが有効であると考えるため。例えば、10冊積読で10冊リスト化は面倒(本のタイトルだけでも)だが、読みたい1冊をタスクリストに書いたり、行動するスケジュール帳やカレンダーに書いても良い。普段と違うように「目につく」文字通りすることがポイントとなる。

上で積読数を数えたのですが、43冊かーと思って少しやる気が出ました。多すぎると逆に削がれるかもしれないですが、適正な積読数ってありそうです。場所も取りますし。ある程度積読しつつ、ある程度本を消化して読んでいく(消費ではない)のがポイントですよね。

リスト化はだるいかもしれないのですが、3冊読みたいのがあるのでこれを読もうとして掲げる感じです。これも介入余地がありそうです。

6.読む時間を作る(もくもく読書会など)

時間管理として、時間が余ったら読むでは読めない。時間は全て埋まっているのだから。よって、そこに読書会などと相性が良い。自分も参加しているが有効な印象がある。とはいそれ以上に本が溜まっている感じもするが。

これは自分の経験からワークしています。これも時間管理として自分だけで時間を取ってやれれば不要です。ただこういう読書会は共有がないとさすがに価値がなくなるので、他の人への共有が求められるかなと、というところで、そこがハードルになる人も多そうです。

自分で時間管理で読書時間を作れるようになったら不要かもしれないのですが、読書会=集まりであるのでまた違う感覚があります。これは本の読み方を多様にするので違った楽しみ、積読解消法としてありだと思っています。

ただくどいですが、ターゲットである人がやるかは未知数なのと、そもそもアクセス出来ない人が多いのかなという印象を持っています。モノ好きというか、まあここは環境次第な感じが強いです。

検証方法

実際にサービスとしてどこまでやるかは未知数ですが、ターゲットに近い人が積読解消をしようとしているとします。その人に対して対話や上の手法を試してもらいつつ、自分も同じように試して積読を解消していくという企画でもあります。

こうすると、ターゲットとのずれや自分でワークするものしないものなどが色々見えるので、ペア読書というのもありですが、ちょっと重たいかなというところで今回は除外としています。目的は積読解消のきっかけなので、多分入り口だけでいいのかなというところですね。

自分が積読解消しているやり方とかの共有をするのもいいですし、ここは焦らずですね。あとはKindleなど電子書籍は完全に買ったことすら忘れるので今っぽいですけどリマインダーだけでもニーズはありそうです。ただそこにビジネス的にお金が払えるかは微妙かなと。

一方で付加価値として読書会やフィードバックなどを入れていくことで、他ではない価値を生み出せると全然ビジネス感が生まれてくるなあという印象です。

今後どれくらいやれるか分かりませんが、アイデアネタやサービスネタとして書いてみました。次何か書くときはさすがに43冊から減らしておく予定です(笑)

今回のアイデアのポイント

このネタですが本が好きとか読むのが好きとか、積読をしているとかの経験や話がないとまあやれない話です。好きでないことを無理してやれというわけでないので、あなたが興味があることを丁寧に検証したり、粘ってやっていくことが大事だと思います。

僕が昔に積読解消サービスを一瞬でも考えたかもしれないのですが、既に忘れていました。あと誰かの支援って面倒っちゃ面倒じゃないですか。でも、その解像度というか粒度によっては、「それなら手伝うよ」ということって結構あってですね、今回はプログラムとか組むのは今時点ではやる気はないのですけど、なんか積読解消したいですという人がいれば普通に手伝うという感じです。

最も積読自体が悪いことでないからあえて今解消したくないなら使えるサービスでもないのですけど、多分本がある限り付き合う事柄なので、なんかやってもいいかなというところで考えてみたところです。

タイミングもですが、やりたい時にやるのも大事ですよね。同じジャンルやテーマでも切り口を変える、時代というかタイミングを変える、見せ方を変える、ターゲットを変える、内容を緩急つけてみるだけでも変わりますよね。何かヒントになれば幸いです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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