味の素のフライパンチャレンジ。改善率だけでなく、ファンもついてきそうなアイデアかなと。

今回はこちらの味の素ネタです。

『味の素』がとあるSNSの投稿を機に張り付きにくい冷凍餃子を開発し話題に→発端は「フライパンにギョーザが焦げ付いた」とのつぶやき、その後全国からフライパンを集め研究を重ねる

これ前話題になったはずです。が、そこからどうなったか。そこの着地が面白いですよね。

味の素という企業の努力は素敵

味の素を食べるかどうかとかはおいておいて(笑)

ただ、企業努力は凄まじいなあと。

公式はこちらですね。冷凍餃子フライパンチャレンジ

そこにもありますが、1件のつぶやきから始まって、3500程度のフライパンを集めて。すごいですよねえ。逆にこれでなんも成果出ないなら結構怖いですが、流石にというところですかね。見ている側はいいのですが、やる側は結構リスク取ってるなと。それともできる見込みがあったのかそこのあたりは聞けるなら聴いてみたいですねえ。

パフォーマンスは26%改善らしい

上のサイトにありますが、フライパン張り付きは26%改善と。12個全部張り付くのが全回避出来てなくて、26%は全部綺麗にいったと。そもそもそれは500個の難しかったフライパンでの検証のようだと。

逆にいえば、46%は一部張り付くし、12個は28%張り付いたままだそうです。

結局ですが、フライパンで張り付きがちのやつが良いフライパンなのか、それとも?なのかもわからないですし、難しいですね(笑)

でも、なんかやっていることは伝わってくるのは素晴らしい。

結果的にプロモーションから全てを底上げ

この事例でいえば、話題になって取り上げられて広報としては成功だろうなと思います。またそれを気にしている僕のような人もいるわけでそうなるとますます認知度は上がると。

ちなみに味の素は昨今ではマーケティングに力をいれるとトップが言っていたはずです。AJINOMOTOが描く、これからの「顧客志向」マーケティング SIMC2023レポートとかですかね。ちょっと読みづらいですが(笑)

なので消費者の声を取り上げて分析する。その流れは素晴らしく、あとはそれだけ投資しても、この冷凍餃子は売れに売れまくっているからありなんでしょうと。このあたりも上手いですよね。でないとやらないですしね。

最終的には、味の素を好きになる人が増えたり、それで気になって餃子を買う人もいるかもしれません。こういうのは誰にとっても良いので上手いところですね。

誰にとっても良いなんて理想でなくて出来ると考えてその前提でやってみると何か見えるかもしれませんね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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