Vol.19 新製品利益モデル

今回は、新製品利益モデルです。

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新製品利益モデル

新製品利益モデルは、新製品で稼ぎピークに達したら他へというサーフィンのように乗り換えるモデルです。

本章前半は物語的な意味が強いので省略して、後半でチャオが本モデルについてスティーブに説明させています。

やや断片的ですが、本モデルは、

  • 時間とともに利益が増える
  • 山頂(ピーク)に達すると利益が減少し、最終的には0円になる
  • テレビやラジオなど新製品という新規性が高い商品のイメージ
  • 上昇気流に乗る段階で心理的に売れると思い込んでいつ辞めるというところまで関心がいきづらい

このモデル自体は、時間利益モデル、専門品利益モデルと似ているが違うという説明があるため、丁寧にも表で違いがまとめられています。

簡単な説明に留めますが、例えば本モデルは時間利益モデルよりもサイクルが遅く、専門品利益モデルより早いという位置づけです。また商品が異なったりします。

本章から学べること

ビジネスモデルの適用は一要素に過ぎない

本書の限界というと怒られそうですが、批判的にいうと、ビジネスモデル自体を魔法として扱うと足元をすくわれるでしょう。というよりも、それが著者の狙いではないはずで、ビジネスへの理解が本質だと考えています。

本章だけでも、2つのモデルと混同しがちというところから、トレーニングとして、学習としてあるビジネスは「これはAビジネスモデルだ!」みたいなことはいいんですよね。でもそれがビジネスを作る上で作れるかというと、非常に怪しい。そもそも「考えたものに何かを適用する」というのは、どちらかといえば筋が悪いと僕は考えています。

正確にいえば、「考えたビジネスプラン」に「広告モデル」ですといっても、ただ表面的に言ってるだけで説得力が生まれないなんてことはざらにあります。つまり多くはそういうことになってしまいがち。

では血が巡ったビジネスプランなりビジネスにするにはどうすればいいか。そういう仮説や考えたものを丁寧に検証していってどうかというところですよね。実際にそういうプランって見ればすぐ分かるし、伸びそうだとか、伸びなくてもいけそうだとか、相当の価値を感じられることが多いかと思います。

とは言え、ビジネスモデルを学ぶのが価値がないとは思ってなくて、あくまで「ビジネスモデル」という切り口から、ビジネス理解を深める、そういう見方がある、考え方があるという理解が良い気がしました。

一番筋が悪いのは、このビジネスはAモデルだ、Bモデルだという議論はいいのですが、それが正解かどうか考えることですね。それはさすがにまずいです。またAでありBであるということもあるわけで、それがビジネスモデルの分類などの分かりづらさや混乱でもあるわけなのですが。

結局考えた概念に名前をつけるというところで、これで完璧というのはなさそうですが、ビジネスサイクルや資源の使い方で異なるというのは、「ビジネスへの解像度が高い」といっていいですし、これはやはり考えてないと見えない世界だなとも思います。

本モデルのピークの見極めはどうするのか?分からない

さらっと書かれているチャオの知り合いというか引き合いに出された人は、そのピークを見極める感がする話でした。

それって株価のピークを見極めるような話であって、ちょっとよく分かりません(笑)

それは物語としてスルーするとしても、新製品で稼いで後は次というのは、例えば色々なアイデアがあって開発して製品化してまた違うものを作ってという連続メーカーという感じの人や企業には最適かもしれません。ただそれが玩具とかゲームとかであれば、一発狙いをするリスクがあって、なかなか経営が安定することはないかもしれません。難しいところですね。

商品のライフサイクルモデルみたいなのがあると思いますが、それで考えれば成長期で成熟期あたりで一定程度回収したらそこでしがみつかずに次へいく。そんな印象です。

そういう意味ではサントリーであるとか、アイリスオーヤマであるとか新規製品や新サービスをどんどん出す企業が今の日本でいえば近いのかもしれません。そこにニッチや自社の強みをどう入れていくかというのもあるんですけどね。

おわりに

本モデルは本全体で後半ということもあり、大分忘れかけていました。同時にそこまで記憶に残らないというか、さらっと読んで終わってしまいそうというところです。やはり後半になると慣れるけどだれてきちゃうのかなと。

残り4つとなりました。余裕があれば自分なりのビジネスモデルというかフレームワークでも考えてみますがこういったものも、結局自分で考えないと意味がないので使えるかが微妙なんですよね。といいつつ何かやりたいところですね。

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