「詳しい方ならすぐ分かる」という発注者の言葉は99%罠

引っかかる言葉シリーズとして、発注者側の発注内容にこの「詳しい方ならすぐ分かる」があるのは危険であり、まあまともじゃないよね、という話です。

これ経験値がある人なら普通にスルーするでしょうが、というところで、何かモヤっとする言い回しということで、この言い回しがあるところが「絶対悪」であるということでなく、これだけで相当モヤるのでなんでかを言語化してみました(笑)

つまり、言葉とか言い回しだけでも分かることはあるわけでということを考えてみましょう。分析は参考にしてもらえばいいですが、示すことははっきりいってクソです(笑)というところです。

プロに安く依頼したい魂胆がある

結論的にはこうです。

詳しい方ならすぐ分かるという言い回しは、あまり意味がないんですね。そりゃ当たり前でしょと。これは「プロならすぐ分かる」ということです。意訳する意味がないのですが、意訳の先は、お金はないので安くして、でも素人でなくプロがいいってわけです。そしてなるはや(笑)でとかでしょうか。まあ破綻していますが、本当にそのように考えるゆえにこのようなものがあると。

上のスライド通り以外の解釈は難しいですが、逆に素人はお断りということなんですよね。詳しくない方はお断りというのは「安い」のにスゴイ立場が上ですが、まあそういう事を言っているわけです。

ちなみに、安さとは相対的なものですが、プロにそれでお願いするのは普通は失礼なわけで、関係性があってかつそれは受注者側が言い分です。発注者側は意見要望程度でしかないというのが僕の考えです。

専門性があるプロが早く解決できるのは当然

これも先言ったことの繰り返しです。

プロ=手早く解決できる。当たり前ですが、だから価値になるんですよね。ぼったくれとかではないですよ(笑)そんな人まあこの記事読んでないわけですが。

じゃあなんでこんな言い回し使うのか?簡単にいえばごまかしですよね。そしてそのために自身の小さな?良心を守る、という意味でごまかすと。つまり外向けには曖昧なメッセージをしつつ、内向けには傷つかないと。まあ実際の心理の動きは分からないですが、自分にとってどちらでも都合が良い話でしかないと。ここでのプロは都合良く動いてくれる人でしかないというわけです。

それをオレオレ主義と書いてみました。なかなか言い得て妙です(笑)自画自賛ですね。

受けてはもちろん行けないが、受けると確実に不幸になる

ある種不幸の依頼ですよね(笑)

仕事の前提として、予算やその内容、納期、工数などがあるかなと。人によってそのバランスとしてどこを重視するかもあるわけですよね。トレードオフな関係もあるわけで。当然そんな話を出来るレベルではこのような事例ではないわけです。

全ての人が不幸になる。そんなホラーはここで生まれます。

オレオレ主義である発注者は、全て自分の意のままにせよということなんでしょう。当然そのワールドに釣られた、連れ去られた人は不幸になります。そのような世界観だからですよね。

ここである種のチャレンジャーが、そういうところに入っていて耕して目を覚ましてもらうみたいな、ある種カルトの解除みたいなことをやろうとするかもしれません。意義は分かるのですが、まずやらないほうがいいでしょう。それこそミイラ取りはミイラになるんですね。その人が身内でとても困っているとかなら別ですが、それくらいの濃さでないならまず逃げるというか、関わらないのが賢明というわけです。

もう一度いうと、一発で不幸にするようなギミックなんて全然いらなくて、こうやってオレオレ主義を押し付ければ誰でも不幸になると。ある種ブラック企業とはこのようなものが、悪い意味で持続可能性が高い状態にあるといえます。まあこれもクソですが、現実は思ったよりシビアかもしれないわけです。

発注者側が受注者側の条件を決めてはいけない

発注者と受注者の立場は公平です。これは道徳の話ではないです。もちろん仕事で条件があるわけです。近いのは、安いけどクオリティは求めないとかです。そういう様に必ずですがトレードオフなり個々の条件でメリハリがあると。ただここに「実績となる」というのは、なぜかクソ言い回しとしてしかないので、これはおそらくですが「発注者側が言うことではない」からだと思います。受注者側がそう考えてやる分には全然良いのですが。

まともな発注者を想定してみてください。プロならそれなりのコストがかかるとか、仮にコストを安くしたいなら、本当にこの部分だけとか、納期はいつでもいいとか、自由にやってもいいよとか、そういう受注者側にメリットがあるものでないと成り立たないんですね。

上で書いたのは、プロなら簡単ですよね、はその言い回しの意味がないということが1点。さらにここでは「発注者側」が受注者側の条件を決めていること、決めようとしていること、または押し付けていることがさらに問題なわけです。だから2重でないねと。まあ言葉遊びとしては、ないないだから有りとか。これって嘘も100回つけば本当になるみたいな、悪い心理活用の例に教科書に書いてもいいのではないかと(笑)

受注者側が条件を決めていけないとは、相談の余地があるとか、概ねこれくらいでという提示がダメということではないです。ここで言いたいのは、明らかに押し付けているのに、押し付けてない風とかそういうコスイやり方なんですよね。ダサいというか。ダサクライアントみたいな感じでいいかもしれませんが、ダサクラって感じで呼ぶといいかもしれません。

妥当な額を出す、妥当な条件を考える。ということがまずダサクラにはないってのがポイントです。なぜなのか?そうです。オレオレ主義だからです。そこには何もないというか、むしろ関わると不幸にしかならないわけですね。

本来あるべき姿はしっかり受注者側を考えてくれる発注者

プロならすぐ出来るでしょ、という話でしたが、そうなら、予算が高く、内容も明確で少なめ、納期は自由、工数はほぼかからないということになります。ちなみに、工数は短め=すぐできるわけですが、素人が言うすぐ出来るは意味がないので、ここは本質的に違うと念のため書いておきます。

例えば、プログラミングとしましょう。あるプログラムは素人なら3日かかるとします。しかし、プロなら多分30分であると。これは確かにすぐできるわけですが、素人がなぜ「プロならすぐ出来る」と考えるかというと、大きな疑問があります。なぜそう言えるのか?単に自分が分からないことを、押し付けようとしているのではないか?そもそも、プロでも分からないことは多く、もっといえば良くわからない依頼や課題は誰も解決できず、曖昧なメッセージに対して曖昧で返ってくることに怒る可能性があるのではないか?ということが見え隠れしています。というかそれを隠す意図しか感じられないわけです(笑)

上のスライドはそんな良クライアント、僕は賢者クライアントと言っていますが、いるのか?ですが、いるんですね。世界はあなたがダサクラしかいないならダサクラだけですがそれはないということはまず伝えておくと。僕から言えるのはそこまでです(笑)

あと、そんな受注側に美味しいのってそれは受注者側に偏りすぎないか?というのは冷静に言えばそうです。ただ、そもそもですが、受注者側は構造的にですよ、依頼や発注側は「仕事をやるんだ、やれよ」という圧になることが多く、プレッシャーですよね、それは意図していなくてもあると考えると、まあ弱い立場なんですよ。ということを分かるかどうかです。

つまり、受注側に絶対美味しいものしかしないはあまりないかもですが、逆もありえないじゃないですか。つまり、受注側が犠牲になるみたいな(笑)これはバランスですから、二択でもないんです。色々な見方をすればいいけれど、仕事の前提としてそもそもーというところを考えると導き出される話というわけです。

ゆえに、目指すはダサクラでなく、ちゃんと受注者側を考えてくれる賢者クライアントと接しましょうということですね。

相手を変えてやろうという正義感はお薦めせず

いわゆる良い人というところで、そういうダサクラでも接して、そういう心持ちを変えてやるぞなんて人がいるかもしれないですよね。あなたはどうですか?そんなことはない?僕と似てますね。

でもそうでない人もいると思うので書いておきますが、冷静になってください。発注時点でそのような人が、3日後に「ああ、自分のやり方が間違っていました。これからはこころを入れ替えてー」なんてセリフを出すと思いますか?まずないですよね。

仮にこの言葉を言って信じるかですよね。悪役のセリフみたいで笑えますが、このような言葉を信じるかですよね。アニメや漫画でも成り立ちづらいというか。

何を見るか?そうです。相手の行動しかないのですね。ではそういう行動を観察して変化を見るって、もはや仕事を受けてやるというレベルでなく、それ以前の以前みたいな、色々とやり直しみたいな話ですよね。だから出来るわけがないというわけです。

そんな正義感がいればですが、まあおすすめしません。そうやりたいならやればいいのですが、先程の不幸パワーで一発で汚染されるかなと。

オレオレ主義ゆえに受注者は近寄って何も得られない

たまに見聞きしますが、予算だけでなく、あらゆるものが受注者に厳しいとします。その時、それを飲んだことに対して、こういう属性のある発注者が「あー受注者さんはとても耐えてきてるな。偉いなあ。感謝だなあ」なんて思うと思いますか?(笑)

思うわけがないんですね。それで当然であり、むしろ感謝はこちらであり、発注してやってんだって論理です。ひどいですが、まあオレオレ主義ってことはそういうことが可能です。

仮にそれで来れば吸い上げればいいわけで、来ないなら来るまでエサを垂らすと。かかれば魚がかかった感覚でやっているわけです。まあ人なりのコミュニケーションをしようにも、既に発注段階で破綻しているのは示した通りですから。

一方でこういったダサクラは消えはしないのが事実というか真理でもあります。多様性や余地があるからこそ、詐欺もですし、妙なものに巻き込まれると。だから、余地とかが悪いのでなく、包丁やITのように手段や道具であって使い方なんですよね。だから、どちらかといえば、その人である発注者ですよね、あとその人の環境が相当悪いか何かあるのでしょう。というのが僕の考え方です。

それを治癒してどうとかはないですが、おそらく何か精神的に追い込まれるような状態だとまあ詐欺とかですよね、しちゃいますよね。追い込まれるって本当大変ですからね。またはそもそも仕事としてそういうのが仕事であると思いこんでいる、まあこれもありますよね。どれを取ってもなかなかしんどいと。だからオレオレ主義とは、その人が生成したものではあるけれど、先祖代々ではないですが、既にあるその人の環境から生まれたというと、根本的なものはその人に攻撃することでもないんですよね。僕はまあすることはないので。イラっとはしますが(笑)

だからこそ、感謝もしない、当たり前だといって追い込むわけです。これってぱっとみ人間っぽさがない、温かさなんでないですけど、そういう人だからそういう発注が出来るし、ということでは一貫性があるわけです。だからコミュニケーションもできないでしょう。まっとうなことを話すことも難しいと。

おわりに

ちょっと冒頭のメッセージであるものがモヤっとしたので言語化してみたというところです。まともな人は経験則でもですが、こんなことを言わないです。仮に何か予算が出せないとかでもあってもそれをきちんと提示してくれますし、話し合う余地があります。ダサクラはそれらの余地がない、つまり余裕がないんですね、だから色々と全てが短期的で、ゆっくりとか人と関わることを避けるのかもしれません。そうやって自分を守るという防衛の失敗みたいなのがあるからこそ他人に厳しい態度でしか接することができない。

そこまで考えれば彼ら彼女らの動きもよく分かるし、一貫性があってやり続けるしなくならないのも分かりますよね。だから相手にしないことが一番です。変に関わって遊ぶのは個人の趣味ですが、まあストレスがお土産になるだけでしょう。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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