クライアント情報を調べ上げる癖をつける

クラウドソーシングでなくてもいいのですが、クライアント=発注側がどういう会社かを調べる癖は付けたほうがいいでしょう。

拙著でも書いたのですが、賢者クライアントというのはいるのですが、そういうまともなところが少ないとしても、やはり自分で出来ることは調べ上げるこそがサバイブする基本となるわけです。

今回はどうやって調べるか、調べ方などを簡単にメモしておきます。

前提としては、会社情報がプロフィール欄に少なかったり、URLがなかったり、社名しか分からないなど情報が少ない時に発動する技って感じですね。

公式サイトを調べる

まずは公式サイトです。つまり会社のコーポレートサイトと言えます。独自ドメインであることが望ましいですが、意外にサイトがないところもあります。信頼性はかなり減りますが(法人でサイトがないというのは、BtoBくらいの例外的なものしかないかなと)そうやって調べてみてどうかの癖を付けるわけですね。

信頼性という意味では、IT会社なのにサイトがないのはかなりまずいというか、黒と考えていいでしょう。更新頻度やコンテンツも見た方が当然良くて、そこから何が見えるかです。

会社概要を画像で貼り付けるなんてのはやばさの現れですので、即退避しましょう(笑)

SNSやブログなどオウンドメディアを調べる

公式サイトを調べる中で、ブログやSNSなどがあると思います。当然全部見ます。見るといっても全部「読む」のでなく、眺めるでもいいし、リンクを開くだけでもオッケーです。

ブログであれば誰が書いているか、社長なのか社員なのか。TwitterやFacebookはやっているところも多いでしょうが、それも業界などによりけりでしょうか。

信頼性に直結するかはおいておいて、例えばブログにマーケティングの話題がないのに、マーケティング会社と名乗っていたり、それらの矛盾やズレを丁寧に見ることがポイントです。

情報発信という点は、やましい点があれば出しづらいとか、秘匿性が高いと出しづらいのもありますが、とはいえインターネットが普及してもう四半世紀ですのでそのあたりはしっかりと見たいところですよね。

取材記事やWebメディアなどを調べる

いわゆる外部メディアの取材記事です。インタビューでも何でも良いのですが、そういった露出があるかです。ないから駄目とかでなく、あれば客観性がややあるところで存在が分かります。

ただ、PR記事(スポンサード記事など)はそれほど意味がないので、そういうものでなく、取材記事などのほうが重宝されるでしょう。

ビジネスメディアであれば、経済誌など(日経など)もありますのでそういったものであればちゃんと情報を見ていく形です。

法人データベース等で調べる

データベースサービスは色々ですが、法人の概要を調べるという意味で突合といいますか、検証していく意味でも良いと思います。

Fuumaみたいなデータベースもあれば、スタートアップ系のサービスもあったり、日経テレコン的なものもありますしこれらは色々です。

国税庁の法人番号公表サイトなどは、登記所在などが分かるだけですが、そもそも会社が存在しているかはベーシックでかつ基本とも言えます。見て損はないと思いますし、選択肢に入れておいてもいいでしょう。

プレスリリースを調べる

PR TIMESのようなプレスリリースサイトもあれば、自社サイトでプレスリリースとして出すのもあります。プレスリリース自体は広報であり、パブリック・リレーションズとしてのPRです。

これらは社会に向けて対外的に知らしめるみたいな意義があると思っていて、取材であるとか、マスコミやWebメディアが取り上げることも多いですよね。

こういった活動を丁寧にやっているかどうかはPRに力を入れるかどうかもありますが、当然情報量が多ければ分かりやすくなるし、信頼出来るとも言えます。PRしているから信頼出来るって意味ではないですが一つの情報源となると思います。

上場しているならIRなども調べる

IRとは投資家向けの情報です。いわゆる決算書類などですし、業績でも資料があります。

投資家向けと言っているのは、投資家でないと見てはいけないわけでなくて、会社が何をしているかはしっかり見れば良いわけですね。

会社の信頼性という意味では業績は基本その存続に直結します。例えばですが、東証一部上場だから「絶対安全」であるとか、「詐欺」ではないなんて言えないわけです。詐欺というと言い過ぎでもなくて、会社が大きいから安心出来るわけでもないしってことですね。

どういう会社で何をしているか、そういう選択肢としてIRはかなりおすすめです。最も調べる会社が上場していれば、まずはプロフィールなどに色々書いてあるかもしれませんが、あえて隠すとか出さないところもあるかもしれませんので、そのあたりはさじ加減次第ですね。

以上ざっとクライアントプロフィールとして、URLとか会社名とかあまり書かれてない時にそれを一度洗い出して調べてみるということを書いてみました。

これらの情報は量次第ですが、基本ざっと眺めてみてどうかを判断する。怪しいならやっぱスルーでいいでしょう。怪しくないならGOという二択ではないですが、まずは情報を得て判断とする。万一望ましくないですが、まずいクライアントなら同じ轍を踏むことをしないためにも、学習していけばいいということですね。

こんな調べ方もある

Google画像検索を使って公式サイトを出す

会社名はあるけれど、株式会社あいうえお、みたいな感じでしかないと、同じ名前の会社が色々Google検索では出てきてしまいます。所在地がわからないと、同じ都道府県でも東京なら同じ社名がわんさかありますけど、絞り込みが甘いわけです。

そこで、Google画像検索を使うという手もあります。この場合、プロフィール画像にその会社のロゴや何かしら画像があるとします。会社ならロゴがあるのでそれらを出すことが多いでしょうから、そこを使うものです。

これをしたところ、公式サイトが検索結果で見つかり、会社名も一致したのと、明らかに依頼内容や事業概要と関連性が高いと言えました。なぜ隠すか(というよりも面倒なので書かない会社もあるわけですが、それは信頼性が低くなるということも知らないケースもありますよね)はおいておいて、こういった調べ方もできるってことです。

許可や資格があるものは、念の為調べる

例えば国交省では宅建などの資格情報は登録義務あるのでそれらは一覧で検索出来ます。こういうことをしなくてもいい方がいいんですけど、念の為というのがポイントです。

建設業者・宅建業者等企業情報検索システムというものがあり、なんだか長ったらしいですがまあ検索サイトで使えるよってことですね。使えるものは使いましょう。

ここで虚偽とか、ないとかはかなり悪質なので論外ですが、そうではないよね?ってことで調べるイメージですね。

自衛のためでもあるが、結局は相手のためにもなる

これらのリサーチはなぜするかといえば、自分のためです。妙なクライアントに巻き込まれないこと、工数が無駄ですからね。というのもありますが、それ以外にも、万一トラブル防止にもなるし、相手を知ることで解像度が上がるでの提案の質、コミュニケーションの質も高まるかなと思います。

シンプルに、相手のことを調べることで、提案の質が上がれば期待値調整もできるし、相手のコミュニケーションやバックグラウンドも見えれば話しやすいですよね。

リサーチ中に例えばですが「何か色々書いてあるけど実態がつかめないな」と思えばそれは怪しさという保留になります。その疑惑が取れないというか、何か引っかかるならスルーすればいいわけです。

逆もあります。「事業として深さや実績があり、信頼できるな」と思えばそれは信頼になるので、調べてよかったですよねとなり、よりすこぶる提案やコミュニケーションに励めばいいわけですから。もっといえば、こういう提案の質を上げるところをまさにやることがめちゃくちゃ大事ですね。

当然調べたことが全て役立つわけでも、相手がそれを評価するわけでも(あまり調べたっていうと気持ち悪がられる(笑)こともあるので、言う必要はないでしょう。分かりませんからね)ありません。提案が必ずそれど通る魔法でもありません。

しかし、選択肢として、何もないところで徒手空拳で「信じる信じない」ゲームをするわけでもないです。色々と情報がある、見える景色があれば、こちらも一歩先にとか、別の角度で見えることが大事ということです。

というわけで、クライアントの見極め方というところで、どういう会社か事業をしているかはしっかり調べ上げるのが良いということで、具体的なやり方を書いてみました。

ぜひ、より良い賢者クライアントと出会うために取り入れてみてください(笑)

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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