何か断ると何か得られる

仕事術っぽい話です。

ある仕事でこれはうまくいかないかなと思ったものがあります。毎回ではなくて、本当にたまにあるというか。これ数が多くなれば絶対数は増えちゃうのかなと思いつつ。

ミスコミュニケーションとか、ミスマッチなのでどうしようもないというか。当然新規のお客さんでのケースですね。既存でもあり得るのかもしれませんが、率は前者が圧倒的に高い。お互いを知らないからですよね。

そういう時に、断ることは大事です。短期的には損かもしれませんが、ストレスや成長のなさから、そこで損切が妥当ってことですね。その後長期的には新しい取引先とかお客さんとか、成長を得られる。それが結論ですね。

断る話

前提として僕はお客さんに取引して仕事でしあわせになって欲しいというのがあります。これは綺麗事でなく本当です。

困っているから助けたい、力になれることがあれば。これ別に仕事の内容で変えておらず、それこそどんな小さなことでも、大きなことでも変わらないです。時間とか意気込みが変わるとかはそりゃありますけど、前提は変わらないです。

そのうえで、その心があれば上手くいくかというとそれほど甘くないんですね。つまり、こちらが解像度が高いとすると、明らかにほころびがある。

具体的にはお客さんが考えてないケースですと、ほぼ崩壊します。丸投げとはいわないが、実質考えてないがやって欲しいというのは丸投げと言っていいでしょう。

この場合何が問題かというと、丸投げする=考えてないが故に、何かしら仕事として納品物を理解することが出来ないという、最悪なケースです。これでどうなるかというと、当然ですが「お客さんはそれをそのまま」使うわけです。右から左ですよね。

どう使うかですが、例えば社内であれば担当者が上司から言われたので、上司にそのまま出すとかです。駄目ですよね。あとは、経営者や判断できる人でも、それが自分の妄想的な成果物(妄想というのはここでは悪い意味です、考えてないので空想上の産物となり得ます)と比較して違うので直して欲しい、しかしその違いは分からないのでよろしくみたいな、考えるだけで「胃痛」案件です(笑)

あなたはそういう経験がありますか?なければないでいいですし、そういう人とあえて付き合う意味はほぼありません。ですが想像としてそういう人もいるという理解をどこかで一瞬でもしておけば「あーこれか」と思うかもしれません。予習ですね(笑)

なので、こういうケースですよね、つまりお客さんが考える気がないのは断っていますし、断ります。

ここでワーカー視点でいえば、「え、それってそのまま伝えるの?」って思う方がいるかもしれません。それは流石に傷つけるので、言葉を選びます。ただ率直に「上手く行かないこと、お客様が考えていないであろうこと」をシンプルに示すだけです。当たり前ですが考えてない人が考えているとかはなくて、その通り図星なので、そこで終わることが普通です。怒る人もいますが、怒るべきは自分の仕事の甘さなので、そこで言われて(論破とか正論を伝えたいのでなく、実際に進行しない状況を伝える感じですかね)もって感じはありますよね。

とはいえ、言葉を選んでも伝えないと駄目でしょう。

ここで名言だなと思うのは、謙虚さはある程度学習している人にしか通じず、学ぶ意欲がないとか全然成長意欲がない人、考えるとかってことをしない人には「見下される」だけというのがあります。これは言いえて妙です。つまり相手をしっかり見て、判断して何を伝えるか。これはコミュニケーションの鉄則です。

これは考え方もありますが、全ての人に同じコミュニケーションができるのは「甘え」かもしれません。実際に僕は役立ちたいからコミュニケーションをしているのですが、それはシンプルに覆る、覆られるだけということです。こうなればコミュニケーションは成立しないので、断るという結果になります。

徒労になるんですよ。できればしたくない。

入ってくる話

断りました。断りましょう。

それはですね、シンプルに目の前のお金とか、何か仕事をして役立ちたいを得られなかったことにはなりますよ。ただ、短期的には損かなと。仕事を失ったので。でも、それを小さいというか、学びに変えてそういうこともあるなと。次に行きましょう。この切替速度が、仕事の安定や事業の安定につながるのかなと僕は感じています。

断ることで、入ってくるわけです。つまり、未来の自分を欲するお客さんだとか、そこで断ることでストレスが消えるのでその時間が浮くとか。健康な時間はマジで大事ですからね。

そうすることで、自分の時間や余地が得られると。インプットもできますよね。学びもできる。すると、精神論、スピリチュアルかもしれませんが、違う仕事が入ってくることがよくあります。相談でもいいし、違うことをやる機会が生まれるとか。

僕なら今ならスキル的には言語化をもっと活かせないかとか、発想法もリリースしたのでそれを興味持ってもらうにはとか。何か仕掛けるには時間資本が必ず要ります。その資本を得るという意味では長期的にはプラスなんですよね。

短期の得より長期の得を、短期の損より長期の得ですかね。ちなみに、長期の損とは、やりたくもないことをやり続けるとか、しょうがなくやるとか、お金のためだけにやる仕事でしょうか。自分を蝕んでいく、とくに思考や性質も歪むので全くおすすめできないです。

いずれにせよチャレンジは必須

断るということは、何かチャレンジして仕事を得たり何か進めているという前提です。だから、仕事がなければ何も断ることもありません。また良いクライアントや仕事ならそんなことをする意味もないですよね。

入ってくるには断れば入るといっていますが、そのための種まきや貢献などが必須です。それもチャレンジですよね。

チャレンジをしつつ、うまくいかないこともある。でもうまくいくこともある。そうやって色々試行錯誤するのが醍醐味かなという話でした。

とはいえ、断らないとはいらない、スペースがないと窮屈で得られない。そんなことはありますから、そういう意味でのメンテナンスや掃除が大事という話でもあります。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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