お客様と経営者は似てくる話

逆境を活かす店 消える店という本を読んでいて面白かったのは、経営者とお客様が似るという話です。

詳細は割愛して、ここから考えられることをざっと書いてみます。

フリーランスとお客様は似る

経営者であるフリーランスは、お客様と似ると捉える事もできるはずです。

そこで、色々と考えられるかもなというところで、いくつか思ったのは、まず「自分と明らかに違う価値観やものさし」の人はお客にならないってことです。

おかげさまでアイデア相談やら壁打ちが来たりしますが、全然違う価値観の人が来ることは・・・稀です。ブログを見た人などはかなり似てくるのですが、そうでなくてもにじみ出てくる何かがあるのでしょう。

誠実さというと手前味噌ですが、不誠実なことをしたり、何かしてということはないので、そこをフラットな関係値を築けるかですよね。

今のお客様に不満があるなら?

逆に今のお客様ややり方とか関わりに不満があるフリーランスがいるとします。その場合どういうことがいえるか?

明らかにそこで改善をするのもありですが、とはいえ、関係性が固定されたり、例えば下請け的とかですよね、そういうのは改善はしづらい気がします。短期では。

一方で、逆にですが、そういう関係性を作っているということは、フリーランス側がそういう物差しで見ているかもしれないといえるからです。つまり似ているとは、嫌な客=自分もそれなりに嫌な人(笑)という見方です。別に真実とかそう決まったわけではなくて。

そういう疑いというか見方でみていると、意外に気づける点があるかもしれません。ものさしとして嫌だなというのを押し付けてくるとしたとき、そのものさしを自分も誰かに押し付けてないですか?

というところで思うところがあれば改善したりはありえると。

とはいえ、これは確率の問題でもあるので、100人全て同じ価値観も怖いですから。似ているけどちょっと違う。でどうしても避けられないミスマッチがある。そういう感覚で僕はいます。

まあ、ここでは不満があれば不満の原因とか犯人探しではなくて、自分と似ているならそこはまさに自分を変えるチャンスと捉えたほうがいいのかなと。

自分を磨いていけばお客様も磨かれる

なんてことを思いました。つまり、良いお客や理想のお客さんというのがいるかどうかはおいておいて。ただ、自分がそれに近づいてく、理想のビジネスマンとか、商売人って何かは自分で考えないといけないですよね。

僕の場合でいえば、アイデア相談が気軽に色々な手段で出来る、という存在を目指しています。その中で少しでも社会にとってアイデアマンを増やすというのが一つのミッションです。そういうアイデア社会好きなんですよね。お金とは違うアイデアというものさしで測るということですね。多分これは端的に言っているだけで、今までの思考から滲み出てきたのかなというところです。

そういう形で僕ならそれをより目指す、磨くことで、直接お客様に恩恵があるかはわからないですが、少なくとも自分で何かしようとしないお客様とかは相対的に減るはずです。恥ずかしいというか、ふさわしくないというか、話していてコミュニケーションしていてズレや不一致や受け入れるキャパのズレが出てくるからですね。

おわりに

似てくるのをどう捉えるかという話でもありました。

僕にとっては、良いお客さんと良い商売人である自分というところで切磋琢磨していくのが好きで、そこで思いもよらないアイデアが創発されれば最高だと考えています。それってお金とかではない価値やものさしですが、アイデアをお金で買えるとか、お金で何か企画を買えるとか、ばかりで考えてる人はやはり見えない視点であり、到達や理解は難しいと思います。

そういう人がいてもいいですが、なかなか僕とは合わない、それだけですね(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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