企画系の仕事をしている人はどれくらいか

まず企画系というのがめちゃくちゃ曖昧なので、この問いかけがバッドです(笑)

とはいえ、調べていくうちに明確な部分とそうでない部分が出てきたのでメモがてら書いておきます。

現在言えそうなこと

ざっと書いておきます。

  • 企画という仕事の概念上、企画がメインの会社はあまりない。あるとすれば制作や開発自体を外注するという仕組みとなる
  • 会社の中での企画部門は営業等に比べれば人員比率は低い。広告代理店で4%程度が企画部門に対して、営業部門は45%という10倍差がある
  • 企画という概念自体はアイデアを出す、実行出来るプランを考える、または事業や役割に応じて実現するという職務とする時、一部そういう要素があることもあるが、企画仕事を主流で占めるのはなかなかいなさそうという印象

となっています。他分かったことがあれば都度書いてみます。

企画系の仕事とは

企画系、例えば企画職という仕事です。ただこれは産業別とか業界別に分けられるものでないですよね。例えば、100円ショップの店長は企画職かというと違うとすると、その本部は「商品企画部」があるはずです。とはいえそれはごくごく一部ですし、こういったモノの企画は分かりやすいですが従事している人は限られるのではないかって話です。

保険や金融ではそれらの保険商品や金融商品の企画が企画っぽいです。ただこれらもごくごく限られた人なのかなと言えそうです。

そうやって色々考えていくと、狭い意味で言えば、例えば以下のような仕事は「企画職」っぽいと考えています。そうでないものは企画職ではないとかって言いたいのでなく、数を出す上でまず土台を固めたいって意味合いです。

  • 製造業、メーカーでの商品企画(いわゆる健康グッズみたいなものでもファブレスで工場がなくてもこれに含んで良さそうです。他にも食品メーカーであったり様々なメーカーがありますが、これらは商品企画部が絶対あるはずです。ただその数は不明です。実態として例えばメーカーでも車のようになると下請け構図になるので、企画を押し出すところは依頼する大手企業になっちゃうのかなというイメージです。)
  • 調査リサーチ会社。いわゆるアンケート調査やインタビュー等のリサーチ会社です。これらは明確な数字が出そうです。ただこれらも「調査」って企画なんですか?ってツッコミがどこまで耐えられるかですね。僕としてはリサーチは企画なのですが、商品企画しか企画ではない人となるときついかもしれません。
  • PRや広報など。これもPR自体はメディアや記者に情報を流して広げてもらう仕事ですよね。PR企画というわけですが、これも分かりづらいというところは印象としてあります。
  • コンサルティング会社、新規事業推進会社など。これらは事業企画という単位ですけど、ありえます。ただコンサル会社の数もですが、かなり限られる印象です。
  • サービス系の企画。例えばIT系の企画です。例えばCtoCでもBtoCでもウェブサービスなどの企画があります。サイト制作でもウェブ制作も企画と言えそうですが、デザイナーがやるのかエンジニアがやるのか、ディレクターがやるのか、かなり雑多なのでまとめづらいですが、これらも企画でしょう。

となっていって、この時点でもやや怪しいですが、企画という概念が全くないものとは、保守性や専門性が高いものといっても怒られないはずです。例えば銀行、インフラ系の電気・水道、運輸とか、鉱業みたいなものとかです。一次産業も企画的であるべきですが、一旦省いてます。ネギ農家で売上を作ったなんて話がありますが、これも企画とはいえやっていることはごりごり生産しているのでメインは企画ではないとも言えます。

ここで企画の定義がかなり崩壊してきます(笑)何をすれば企画かは、そして企画従事者とは何かということですよね。単純にアイデアが求められる、それを考えて実行を何らかする、しなくてもアイデアを考えて出すことが求められるのであれば、ある種企画的な仕事をしていると僕は捉えています。これが広義の企画と言っていいでしょう。

面倒くさいのは、例えば保険の営業マンは営業企画なんてことを言われたりするでしょうし、BtoBみたいなコピー機やルータを売る営業マンも営業企画で、どうすれば顧客に近づけるかとか色々あってそういうのを考える営業のアイデアを考える、そして実行する意味では「企画」っぽいです。

難しいですが、一旦これくらいにして、数が出せそうなものをメモしておきます。またアップデートしていければと思います。

調査リサーチ

いわゆる調査やリサーチ会社を見てみましょう。

これは日本マーケティングリサーチ協会という団体があるのでそこのデータを見て終わりとします。

第46回経営業務実態調査​によれば、推計で2202億円の市場で、会員会社数は109社。回答90社の従業員数は6,501人となっています。

これらのリサーチ会社の仕事は、調査依頼を受けたり、自主調査をしたり、いわゆる商品企画でいえば、最初のリサーチにあたる部分がメインです。彼ら彼女らが実際にトマトジュースを企画するのでなく、トマトジュースのニーズがあるか、またはトマトジュースの競合は何か、トマトジュースを飲んでいる人はどういう層かみたいなことを調べるわけですね。

6500名というのは意外に少ないという印象ですが、リサーチをしてビジネスをするという時に、まずこれらのリサーチ会社に依頼するという行為が実は商習慣に入ってない可能性も高い気がしますね。

PR広報

日本パブリックリレーションズ協会が出しているデータがあるのでそれを見ます。

2021年 PR業実態調査では、2020年で推計1111億円。会員数は210社で、推計就業者数は6,834人でした。

奇しくもリサーチ会社規模の倍の会員があるものの、規模は半分、ただ就業者数が同じ規模感でした。

広告業(広告代理店)

他のデータも見てみます。

いわゆる広告企画は分かりやすいです。とくに広告代理店は、企画という意味でも分かりやすいですよね。

H26年特定サービス産業実態調査では、P.26を見てもらうと、広告業の従事者数は12万前後います。ただ営業部門が45%いて、調査・企画・マーケティング部門は3.9%4,594人という数字です。制作は広告を作る部門です。なお、SP・PR・その他は9.0%となっていて、10,485人となっています。

広告企画という業界において4%が企画やマーケティングというのはある種の目安となりそうです。モノではないサービスという非モノを扱うところでこの数字ということです。ただこれは広告という目に見えないというところで、営業で取ってこないと成り立たないともいえるので、営業部が強く=顧客を取ってくる直接性があるため、制作や調査などが弱くなる(数でも)というのもありそうです。まあ両者無いと駄目なんですけどね。

他メモ

他に調べたほうがいいことをメモしておきます。

  • 事業企画会社などはかなり数が少ないはず
  • 経営企画部門が新規事業企画を行うことはある程度ありそうだが、経営陣とセットが一般的か
  • メーカー系の企画は、研究開発部門と兼ね合いがあるはずで、商品企画とセットになっていそう

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