提案数と当選数の振り返りから自身のパフォーマンスや調子を見切る

アイデア活動として、先回はココナラダッシュボード分析みたいなことを見てみました。そういう点的なものもいいのですが、もう少し面的なものもあると面白いというか、目安になるのかなと感じました。

自分の振り返りも含みつつ、今回はコンペ等提案数と当選数などを示すことから色々考えてみたいと思います。

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ココナラでの提案活動

まずココナラでは公開依頼というものがあるのでそこで提案をしています。結論ですが、結果が出てないです(笑)ので、おすすめということはないのですが、もしやられている方がいれば一定程度の参考になるかもしれませんね。やったほうがいいとかやらないほうがいいみたいな話でなく、どうやって考えてやっているかというアウトプットです。

公開依頼での動き

2019年11月頃から公開依頼の提案。26案ほどありました。

結論的には、提案をして採用というストーリーが全く見られない。現時点ではやる意義が薄いという印象ですので、ここにあえてリソースを割くことはないでしょう。

客観的に捉えると、そもそもクライアントが依頼する状況がなかったり(軽いノリの依頼)であり、採用する気がないともいえる。仮にあっても、このユーザー体験ということでは、カテゴリや価格や内容が限られるのではないかなというところ。僕の場合はアイデア提案がメインで(そうでないものも今回は含んでいる)それだけは特殊性があるとしても、まあ微妙という結果。

以下データです。

提案のレスポンス等データ

  • 連絡なし 16
  • 連絡あり 7(以下内訳)
    • 連絡するといってなし 6
    • マッチングできず 1
  •  依頼自体の削除 3

連絡するといってなしとは、検討等のやり取りがあったり、詳細な話があったものも含む。ただこのレベルにおいては、依頼するであろう確度はあまり見えない(感覚では、1、2割感)

マッチングできずはまともに話してできない等ということ。依頼自体の削除はやや論外な印象。仕様として提案内容も消えるので、システム的には微妙。

割合としては、レスポンスとしては、連絡なしが61%。連絡ありが26%。削除が11%となってます。ここからいえるのは、まず1割はそもそも取引前提からはずれるわけですね。そこはスルーするとして。

単純に某数を提案数とすると、6割で連絡がない。連絡がないとはいわゆるコンペ的な位置づけとなるので、見合わないか、思ったのと違う、多くは個人という点に留意する必要はあるが、半分はなしの礫ということになる。

連絡ありでも2,3割でやっと連絡があるが、そこから話をしても何も連絡がないことが普通というか、マッチングできないという最終結果が不明となる。例えば「連絡します」というが「そのまま放置」ということになる。

100提案もされれば、そりゃ手間なので断りメッセージもないわけですが、数十程度のものが多いからそれ以下なので、コピペでもできるといえる。という意味で、価格帯もありつつ(安いから適当でいいわけではないのが前提のはずだが、これは仕事をする側でなく、依頼側がということ)、非常に微妙ということが見えてくる。連絡ありからそこでマッチしたものが今の所ないという状況になっている。

結論にも書いたとおりで購入意思が低ければこんなものかなあという結果になったということですね。

公開依頼の提案で勝ち取っている人がいるかは不明。ここでいいたいのは「やる意味があるかどうか」を自身で判断していくということ。僕が言ったからやるとかやらないとかでなく、あなたが考えていくということ。これはシゴクリ読者ならまあそうだよねで終わる話でもある。

ここで大事なのは、この依頼提案というところに良くも悪くも群がるということになる、提案側は足元を見られることになる。こんな小さな世界(笑)で足元云々もないのだが、実際に世界はそんなものである。足元とは、つまり、依頼主は選べるのであって、しかも確定条件すらないのでまともな人はやらないとなるのが結論(そう、ある種狂気でなければならない(笑))。そこは笑い話としつつも、選べるのは確か。

結果的にこれが続くとバカバカしくなり関わらないなども出てくる。そういう人が多いか、またはそれでもやるか、それでも見合うかみたいなところで、総合的に運営やサービスの価値となる。

基本的にはこれらも改善されるのであろうが、まあ人柱としてやっている部分では客観的にいってたまったものではない(笑)とはいえ、新規性というところで、ふわっとしたところでは大いにありえる話なのでそこを踏まえてまあやってみるかなという程度。

運営やサービスがどうということはあまりなくて、(むしろ運営側はそういうユーザを弾けるかどうかもルール等からどうするかもかなり面倒であるし、ユーザは選べないという原則かもしれないが、国でも自治体でもないので、まあそこは論理が違うだけだろう)どうしていくかだけとなる。

相談ベースで相手から来ると世界が逆となる

逆に足元を見られる提案側でなく、相談を受ける側、つまりお客からのオーダーやオファーありきではどうかとなる。つまり、購入でなく、相談がどうか。これでもデータを以下に示します。

ほぼデータは2019年11月からなので、上と比較すると良い感じかと。

  • 見積もり相談数 8
    • 購入 3
    • 未購入 5
  • 連絡なし 4
  • ミスマッチ 1

さすがに数はそんなに多くないですが、全体を13として、購入が3なので、23%程度。他の未購入で連絡なしは文字通り連絡がない、断った的なのもあるのと、あと先方があえて連絡せず、まあいいかってのもあるのかなと。そこらへんはまあいいでしょう。

世界が逆転しているのが分かりますか?

つまり、見積もりが来ている時点でそもそも購入意思があるし、当然ながら公開型でない時点で(本来はクライアント側の話であり、整理されてない状態でくるとかは関係ないのですが)やはり感覚としても内容が整理されたりしています。なぜなら、見積もりボタンを押して「僕」に相談している時点で、個別メッセージになっているからでしょう。人は誰か分からない人に向けてはやりづらいものですしね。そういうことも汲み取れます。

あなたがこの立場であれば、相談を受けてそこから半分までいかないけど、丁寧に応対すれば仕事になるということですよね。

これだけ切り取るのは本意ではないですが、提案では何も成就しないのが、待つことで相談を受ける側だとそこそこ成就している。

もちろんこれって提案する意味がないとか、待っていればいいという話をしたいわけではないです。提案をしていくのも大事ですが、結果になりやすい、なりにくい、見えづらいものもあれば、なりやすいものもあるのでしょうという話です。

また、立場が世界が変われば成立しやすいというのもあります。

これらは同じ仕事内容であり、アイデア出しであるのでそこは差異がありませんし、提案だから適当にやっているわけでもなく、相談が来た場合の対応レベルと変わりがありません。

端的かつ相手の立場でこういうことかな?というのを突いて出しているのですね。それであっても、ズレはありますから、相談から受け率は低くはないのではないかなと思います。絶対数が少ないとかはおいておいて。

提案でも通る率が一定程度あるという状況があればそちらでいいんですよ。でもそうでないなら、自分が評価されるところを磨くのがいいと。そういうところを見直す機会になりますね。

Lancersでのコンペ、プロジェクト活動

Lancersもデータを見ていきましょう。

ココナラは出品サービスを買うところで、公開依頼はやや特殊というか派生系です。どちらかといえば、クラウドソーシングのスキルシェアとは仕事のマッチング(依頼主とワーカー)を思い浮かべる人が多いのでしょう。これについては、違いを何度も説明しても分からない人も多いかもしれません。使ってみないと分かりづらいかもしれないですね。誤解している人は使ったことがないだけという話かもしれません。

Lancesrですが、コンペ、プロジェクトがメインですが、簡単にいうと、コンペはアイデアのアウトプットが見えていてそれを出すこと。基本的に(例外があるのですが)締切で当選が決まります。もちろん「ない」場合もありますがレアとしておきましょう。ただ結果が出るのが明確です。

プロジェクトは成果物をその場でなく、出来る人が手を提案をして、(そういう意味ではココナラの公開提案に近いですよね)そこから後で仕事をしてという形です。コンペもプロジェクトも形式であって、アウトプットすることは変わりませんが、時差というか時間の流れ方が違うだけといっていいでしょう。

コンペ活動数

コンペにおいては、2019年から1年ちょっとの直近のデータを使ってみます。直近のほうが迫力がありますよね。

  • コンペ応募件数 31
    • キャンセル 2
    • 当選数 8
    • 非当選 23

となっています。ちなみに当選とは参加報酬(次点以下のもの)は含んでいません。当選率は25%程度です。3割にはとどかないものの、まあ悪くはない数字ではないでしょうか。

これも基本的にアイデア提案ですので、仕事内容は変わっていません。
キャンセルはクライアント側の事情でしょう。非当選としたのは、落選とするとなんか微妙な気持ちになる(笑)ので、勝手な表現です。とはいえ、クライアントにとっては選ぶ価値ではなかったということなだけです。アイデアの価値がなかったとは別でしょう。

コンペは分かりやすいですよね。ココナラの公開提案はコンペなのか、プロジェクトなのか、本来は違うのですが、プロジェクトの格好をしているのは「価格を見積もり」としている場合で、「報酬明記」はコンペっぽいですね。ただ、検討として当選確定でない(Lancersは一応そういうオプションがありますが)ので、そういう意味ではコンペといって純粋に近いのはLancersなのかと。

プロジェクト活動数

プロジェクトもみてみましょう。

  • プロジェクト応募件数 12
    • キャンセル 6
    • 当選数 2
    • 非当選 4

留意点としてはアイデア提案ではないものもあるのでそこはすいません。ただ、一定の参考になるというところでしょうか。

キャンセルが非常に多いですが、これは自動キャンセルもありますが、当選者がなかった場合もこの扱いです。一方で純粋に放置されるということもあったりするわけですね。

当選数はアイデアとしては1件のみでした。非当選は純粋にミスマッチか合わずということです。ここでの率は微妙ですが、仮に2としても、2/12=16%で、高いともいえないけれど、まあまあなのでしょうか。ここは不明です。

比較するならば、ココナラの提案とでしょう。Lancersでプロジェクトとして起案しても、そこにある内容をやるわけでもないというのは、まあ提案する側からすると時間の無駄です。お互いに不幸なので、可能な限り確定させてもらいたいかなというのがありますよね。

そこはおいておいて、アイデア自体をプロジェクトで募る意味はあまりわかってなくて、優れた人を探すか、特定の人で囲い込みたいというところ以外だと、まあアイデア自体を集めるならコンペが最適かなというところでしょうか。

過去のデータも少しだけ見て比較してみる

ついでに、過去のですぐ出てくるデータとしてやや古いですが以下も参考値としてあげておきます。「クラウドソーシングでシゴトづくりを3年以上実践して学んだ19の気付き」の中でまとめていますがそこで書かれていたのがあるでの引用しておきます。

レッドロックという終了したサービスですが、2014年から1年間で、

2014年6月から私は登録し、2015年7月末での実績
全て 提案数208件→当選15(当選率約7%)
募集案件36件(一応募あたり約5.7件のアイデア提案)
となっています。募集案件に対する当選率は約4割です。
4割が高いか低いかは判断に分かれますが、基本的に3割の当選率を目指しているので高めと思っています。

Lancersも古いですが、

2015年7月末から直近半年
提案数37 受注数12(当選率約32%)
となっており、3割程度となっています。
どちらも案件がアイデア出しなので、気づけば5年は経ってますし、参照値データや件数によりますけど、パフォーマンスが落ちているとか上がっているとかは言えず、むしろやり続けているわけなので、そこを評価できるのではないかと。

そういう意味でまた時間を見つつ、各年単位で見ていくのもありですね。上の本も結局書いてあることは学びや気付きですが、ほぼ今と言ってることも変わらないので気になったかは買ってみてください。

自身の方程式なりパフォーマンスなりを把握しておく

データを見て何か感じたことはありますか?実際のアイデア活動においての目安というのは、あくまで自分の話として一次情報でないとまあ信頼できないですよね。

2つのプラットフォームサービスをみて大きな違いも見えてきます。ココナラだけでも提案するか相談を受けるかでは全く成約率が違いました。というか提案では成果が出てないのでなんともですよね(過去の例もあるのですが古いので省いてますが、まあ新しいデータのほうがいいのでこれは良いクリーニングでしょう)。

次に提案数からの当選率なども違いが見えてきます。

ものすごくざっくりですが、特定のターゲットといいますかお客さんの相談の解像度がある程度見えていれば、4割くらいはいける(話がぜんぜん違うなら駄目ですけどね)。コンペっぽいのであれば、25%くらいで勝てる(通せる)ところでしょうか。プロジェクトでのアイデア出しは形式が見合わないのでというのもありますが、そこではリサーチや情報提供等の感じが強いってところですね。

このデータを持ってすると、案件自体の数で1,000とかはつらいし、100もきついですけど、10くらいはまずやってみて、どうかというところでしょうか。

その上で、10提案するところが、ここで叩いているわけでないのですが、体験としてココナラの例のようになっていると、まあきついわけです。そもそも購入意思が低い可能性もあるとあくまで推測ですがあるわけです。仮にコンペとして絞り込むなら、自分なら運もあれど、1割はいけていいはずですから、ココナラでいえば1割くらいは何か成約しないとまずいということが逆にいえるんですよね。成約であって相談が出来るとか話ができたはここではスルーしています。

よって、どこに提案するか、それはプラットフォームもですし、一緒にやったり相談する先もですけど、そこが肝心になると。とはいえ、提案することは足元の話もあるので、相談を待つというのがやはりいいわけですね。その状態を作るのがまあ簡単ではないのですが、とはいえ実績を積んでいってアピールしていくと、ちゃんとしたお客さんは来ます。そこまで粘れるかもありますけどね。

一方で10個くらい提案してみて箸にも棒にもかからないみたいな感じだと何かを間違えている可能性もあります。

ちなみに、公開されているものに限りますが、ワーカー側のレベルここではアウトプットのレベルを見たことがあるのですが、体験値としても、提案になっているものは意外に少ないです。5割もいかないです。実質クライアントの募集の内容とかもあるのですが、3割り程度もあればいいのではないかと。つまり10案あったら3案程度しか、書かれた内容を網羅してないというレベルですね。

これはなぜそうなるかというと、一応は不特定多数に依頼をしているので誰でも応募ができるのと(条件が書かれても無視して応募する人はいるしできちゃいますからね)、まともに内容を読んでないのもあります。こういう状況を踏まえてくださいと書かれていても無視するのか、それとも「理解できない」のかは不明です。それらの提案がどうこう僕が言う立場ではないのですが、それではさすがに通らないでしょう。

自分の活動量を定量化しておくことで調子を見ること

今回お伝えしたかったのは、当選率とか提案の数値がどうとかでなく、僕より優れている人はたくさんいるでしょうし、もっと稼いでいる人は多いでしょう。逆に僕より劣っているというケースも同時にいるのでしょう。劣っているという表記は微妙ですが、結果としてです。その優劣はおいておいて、自身の力や目安をある程度把握しておくことです。

これがあれば営業活動なりマーケティングなり何かをしていって、その手応えで判断できるからです。ある種の地図です。登山するときに地図があれば登頂まであと半分なのか、まだ1割しか進んでないのかが分かりますよね。ここでは地図はなくて、「歩んできたポイント」を記録することで、帰り道や安全なねぐらはここだということが見つけたら分かるような地図です。それを作っていきましょうということですよね。

仮に、そもそも提案してないなら(そもそも確率が低いところなら駄目ですが)やはり提案をしていくことをまずしましょうとなります。またそれ以外のマーケティング活動ややり取りなども同様です。そして、手応えとして振り返りをしてて、「全く何もしてないのに、勝手に仕事になって勝手にお金になって」なんてことはありえないというか、文字通り「可笑しい」といえるわけですね。

ある程度目安を持っていて、ここまでやってるのにおかしいな?というのは、以前の経験や実績から見えることです。もっといえば、応用をすることで、より高めることやレベルアップや成長もできるわけですから、これは非常に楽しいなあと僕は考えています。もちろん、結果が全く出ないときは、大海原で凪の中にいて、手で漕ぐしかないので不安です。しかも何も見えない。

その不安はものすごく分かるのですが、その場合でもまずは進んで何があるかを見ていく、ここでは観察する。みたら記録してみる。ここには魚がいたぞ、鳥がいる、少しだけ風が吹いているポイントがある、そんな発見の繰り返しです。そこを記録していって、どうしていくかを考える。

僕がシゴトづくりが楽しいとか、0から1が楽しいとか、そういう人を応援したいとかっていってるのはそんな楽しさがそこにあるからです。逆にここでシゴトづくりとか無理だと思ってしまう人もいるわけですが、基本不安はゼロにはならないので、うまく不安と付き合っていくしかないです。言い方を変えているだけですが、不安に打ち克つためには、上のように自分を客観視したり定量化しておくといいのかなと。

これはそのまま実績ですしパフォーマンスとしても実力が伺えます。当選率の数値を見てもいいし、提案量で活動量を見てもいいし、ブログなどの問い合わせとかでもいいですし、サイトであればPV等も分かります。

活動量としてはプロジェクト数でもいいですし(僕はこれを最近は好んでいます。あるプロジェクトだけでも活動量が多いことも大事ですが、それ以上に種別が異なるものに属す方が面白いからです)、色々な見方をあなたなりに考えてやってみることをおすすめします。はまるところは人それぞれ違うので、分析系が好きならこういう記事も書けるし、もっとグラフとか図にしたいならそうすればいいですし、表現も異なりますから。

何かシゴトづくりのヒントになれば幸いです。

0から仕事をつくる実践記

クラウドソーシングでアイデア出しをメインにシゴトづくりを3年してきた気づきをまとめました。

企画やアイデアをシゴトにしたい人の一つの参考にしてもらえれば嬉しいです。

アイデア仕事の当選率などのデータもあります。
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