独自の仮説やデータを持っている人はそれだけで企画力やアイデアがある

そういうことをふと思ったのですが、これは前からあります。例えば僕なら勝手に仮説を立ててこういうことではないか?という傾向を考えたりするのが好きでした。

これはデタラメですが(笑)例えば、階段を右足から登る人と、左足から登る人は何か性格の違いがあるかとかですよね。別に利き足の問題でもあるので、その傾向があるかはおいておいて、そういう「勝手仮説」を作れるかなんじゃないかと思ったんですね。

勝手仮説いい言葉じゃないですか。使ってください。誰かの言葉かは分かりませんが。

今回はそういう仮説を検証しきったわけではないんですが、生仮説として提示しつつ、既にある程度見えた(つもり)なのでそこを共有していきたいと思います。

自分なりの仮説があるからこそ調べてみたくなる

独自のデータとか独自の仮説ってすごいものではなくていいんですね。ぱっと思い出すところでは、自販機を定点観測していたブログがありました。同じ自販機ですよ。何年も。それ面白いですよね。それだけでコンテンツになったというか。

そういう視点って仮説があるからこそですが、調べたいとか、それをデータとして集めていくと何か見えそうだって感覚があるからこそやっているんじゃないかなと。

僕も同じような感覚なのですが、じゃあ自分だけかなというところで、募集してみました。

傾向まで読み取れないが、独自感と行動が読み取れて非常に面白い

中身まで公開しませんが、簡単に触れておくと、アンケート自体は自分がやっている独自のデータ集めについてです。それがあれば教えてくださいというところで募集したんですね。

そうやって30件ほど得て、やはりほとんど面白いというか、面白いことやっているなと。ここで大事なのは「独自」であって、面白いことを教えてとは言ってないんですね。

そして同時に「独自」だから、その人が勝手にやっていることがニュアンスとして入るせいか、そこが面白い。見え隠れするというか。多分自分がやっているから熱が入るんでしょう。

そして、「行動」も見えます。数字とかデータとか一部紹介してくれる方もいるので、「あーこれは本当にやってるな」ということが分かるし「あーこれは本当に楽しそうだ」とか「具体的なやり方」もあるので、行動としての事実、事実としての行動ですかね、が分かる。それもヒアリングなどではかなり大事なのでポイントとなりそうです。

仮説

簡単な仮説としては、当初考えていたのはこんな粗いものでした。

  1.  やってみたら面白そう
  2.  データが集まる
  3.  なにか課題やヒントが見つかる
  4.  やってみたい解決策が見つかる
  5.  何かやる(事業でなくてもいい)
  6.  喜ばれる、楽しくなる
  7.  さらにデータを集めるに戻る

最初に好奇心があって何かやってみると。データを集めるとかまではそこまでやらなくても、記録ってまあすると集まるのでそれが面白いとか、なんかいいねと言われたり、または自分で思ったらやっていくと。

そこで課題やヒントが見つかると、進捗する、気づくので面白いんですよね、きっと。僕がそうですから。

そして実際に考えたり分析したりとかすると。人に見てもらう人もいるのかなと思います。別に自分のデータとしても面白いので公開はどちらでもいいと。

そして、またデータを集めると。

データをみて色々ニヤニヤして楽しめる人はこういう傾向にあるか、データがなくてもそこから色々言えるって思える人はこういうことを勝手に、頼まれなくても、やっちゃうんだろうなと。

そういうことを仮説として設定しました。

これ当然ですが、こうみると、勝手に仮説→検証→分析→仮説ということをやってるんですね。これが1サイクル、1チャンクで塊となっているとかなり強いです。つまり仮説設計→検証→実践→分析のハードルが低く、コストが低い。勝手に回すし得るし、ほぼ無意識レベルでさえある。これは意識している人がやるとかなり大変なコストがかかるかなってことは分かると思います。

かつこれを楽しんでいるのでいやいや仕事でやっている人はまず勝てません(笑)

検証はこれから

早速ヒアリングをしてどの程度これが言えそうか、まあそれを直接聴けるの精度もあるのですが、ヒアリングしていこうかなと思っています。また結果は共有出来る範囲でしてみますので、気になる人は楽しみにしてください。気にならない人はスルーしてください(笑)

僕は概ねですが、アンケートレベルでこれだから多分ヒアリングで相当濃かったりするのかなと。またそうでなくても面白い話が聞けそうなのでそれだけで満足です(笑)

既にメリットあり

僕の中ではですが以下のようなメリットや気付きがこの時点でありました。

  • 社会を構成する生活者一人ひとりの解像度が高めの事実ベースの行動が分かる
  • それらの人の知見が反映されたものも少し垣間見える(別にデータを盗むとかはなくて、概要だけでも面白い)
  • データを集めて分析っていわば研究です。その研究の話が聴けるのが面白い。とくに観点、仮説、アイデア、検証していくことがセットになっている気がする。市井の研究者ですね!
  • 結果的に社会の解像度が上がり、僕が仕事で役立つ。アイデアの種になるし、ヒントにもなると

というわけで、良いことばかりだなあと。

僕の最近の独自のデータは?

あまり面白くないかもしれませんが、最近やっているのは、

  • チラシにあるQRコードのクエリ付与率(中小企業はほぼついてないのではないか?説の検証)
  • あるプロジェクトの開示データからの経営分析(公開データなのでそれで遊ばせてもらってます。これは経営的に難しいだろうというところですが、改善アイデアないので淡々と見ていく感じです)
  • ほめられたらそのコメントを記録する(これは褒められログということで前書きましたね。ライフハックっぽいですが、これも含んでいいかなと)

そんな形ですね。小さいですがこういうのが蓄積されると強いです。

あと、当然ですがブログ記事は、自販機ネタはじめての顧客ネタなどは常に収集していますから、面白いのがあれば適宜更新しています。こういうのは楽しいと思えないとやれてませんからね。おかげで人気コンテンツとなっていますが、出来るのはそうやって面白がっているからに過ぎません。

いきなりうまくいったわけではない

今回はアンケートのやり方とかを今までの知見(とくに失敗など)から得て、しれっとやったのが良かったかもしれません。初めてやってこううまい結果は出ないのではないかと思ったからですね。

この時点で満足ですがさらに高めて学んでいって色々と遊んでいきたいと思いました!

なので、いきなりできるわけではないので、ヒアリングもアンケートも何事も練習、試行錯誤ですね。色々試していきましょう!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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