進撃のYこと矢部さんの本がエモかった

予約していて最近来ていたので読んでみました。いいですね。

5章構成ですが、確かにトレーニング自体の話は散漫とするかもしれないということでそのあたりは読者によりけりでしょう。ただ、どういうトレーニングを意識するかって結局、自身で考えるか、真似てアレンジしてということでそれらの知見が出るので見せる必要があったのかなというところです。

印象に残ったところを紹介できれば。総じて買いの一冊ということで。Youtubeチャンネル見てもいいですけど、語りがあるわけではないので、そういう意味でも貴重ですね。

矢部さんの生き方

最も強いメッセージとして印象に残ったのはその生き方だと言えそうです。つまり、いつからでも挑戦するのに遅いことはない。遅咲きとも一般的には言えるサッカー選手も7年ブランクの24歳から狙うというところが、多分クレージーだと思われるはずです。

ただ彼は違っていて、どうすればなれるか、それらをわりと分析し、冷静かつ情熱的なアプローチでやっていくと。オーストラリアでのセミプロ契約も取ったものの、それはコロナ禍となっていくので、半分出来たという着地感となっています。

つまり、これは成功者のきらびやかな物語ではないわけです。そういう生き方が共感を呼ぶのは、僕もその一人ですが、その生き様でしょう。そうやってやっている人もいる、という自分の姿を見せることで、見せるために生きるわけではないのですけど、情熱を伝え、自分の物語を作る人を応戦する。

素晴らしいコンセプトだなと感じましたし、文章から伝わってきましたね。

環境を作る

集中などの話で環境を作ってそこからやる、というアプローチは僕も同様だと思っていてまさに追い込み型でしょう。減量するなら食べたくなる場所に行かないとかそういう話です。集中したいなら気になるものを削除するのもいい。

ライフハック的と言えますが、こういうのって出来ない人多いはずです。そこまで高められるは意志だと思いがちですけど、意志ではない。僕も環境を作ったから(ただあまりに追い込んで怪我、再起不能、ボロボロになって健康でないのはNGですね)何か出来るし、やれるという肌感は分かっていると思っていて、そこが本書にも書かれている長期目標と長期計画、という考え方かもしれないと思います。

つまりそこから分解していけば、理屈ではですが、明日やること、今日やることが分かるんですよね。あと丁寧に書かれているなと思ったのは、そうすると絶対的に「ずれ」が生じます。ある種理想的な長期計画は、日々の短期計画とずれるし、ずれていってしまうこともあるわけです。その時すり合わせて修正していきつつ、見直す。これがポイントだと感じました。それは楽したいかどうかとかもあるんですけど、「後ろめたさ」みたいなことが書かれていて、確かに後ろめたさがあるならやはり辞めたほうがいいですし、そう思わないなら「諦める」のもありだなと。

もっといえば、右脳的直感的に短期や感覚で動いても、左脳的理屈的に長期で修正していく。逆があるか?ですけど、動くって結構理屈ではない、感覚なのであまりないかもです。別に右脳とか左脳とかどうでもよくて、動かす何かや感情って衝動でもあるので、キープするのは理屈であり仕組みが必須だなという感じです。

自分の物語で生きる

最も刺さるのはやはりこの自分の物語を生きることでしょう。

これを提示されて批判出来る人は多分いないです。なぜなら比較してどうとかではないからですよね。むしろ、ジャイアントキリング的といっていいわけですが、全然うまくない人がプロになるというストーリーが面白いですし、立ち上がっていく過程こそ本人も含めて楽しんでいる。

最初はそれを他人と思っていたはずが、実は自分にもその物語があることに気づく。それが著者の魅力というか、著者の情熱ではないかなと感じます。他人を見ているとき自分もまた影響を受けている、みたいなやつですね。

僕も自分の物語で生きようと安易に思ったりするわけですが、別に誰かの物語や他人の人生をいきたいなんて思ったことはないです。そういう意味で、文字通り、著者の狙い通り応援という意味で、僕も背中を押されたといっていいでしょう。有り難いことですね。

自分の生き方を肯定することってなかなかしづらい世の中かもしれないですから、ここで肯定することの大事さがでてきますね。

毎日成長する

確かプロゲーマーの梅原氏も書いていてちょっとずつ毎日成長する。あとは試合=本番での振り返りについては、著者も同じようなことを書いているなと感じました。

つまり、大敗してもそこから得る成長の課題が見つかったり、成長する機会になっている、または成長を実感することが見つかればいいということですよね。それがないならさすがに考える必要があるんですが、著者が大敗した0-5の試合でも、セカンドチームでもある程度やりあえた体感であったり、初ゴールできなかった2年間のある種の挫折=非成功というところをすぐに修正できる体験があったり、そういうドラマ的なものが、成功体験を積むといえそうです。

これって自己啓発でもなんでもなく、やはり毎日何か学ぶ人は強いですし、成長しているので、5年後も当然、10年後も成長しているわけです。5年後この矢部さんがどうなっているか、めちゃくちゃ気になるし、応援したいなあと思える人であることがとてもいいですよね。

得られたこと

サッカー選手になりたいとかって人が読んでもいいですけど、僕としてはやはり泥臭くやるというか、出来ないかどうかはおいておいてやれるように挑戦するということがとてもエモく感じました。

当然著者は「やれば絶対出来る」とはいってないですし、努力すれば叶うなんて綺麗ごとは否定しています。むしろ出来なかったからこそ、ではどうすればそれを修正していって、サッカー選手でやれるのか、そこに近づくためにはという課題設定や目標の修正をしています。これが全く何も動いてない人なら意味が違うんですよね。

泥臭くやればいいってことを僕も言いたいのでなく、結果的に泥臭くなるという結果的状態、つまりそれを目指すのでなく、結果的にそうなることが大事だと思っています。ニュアンスが難しいですけど、何かやるとか、挑戦するとかって、もう心や身体がウズウズして、わくわくしてきて、やってやろう。それがすぐ消えずに仕組みとして残る。

そういう状態を作ることは不可能ではないし、それをある程度出来る人はかなり幸せだし、楽しいだろうと言えるなあと思いました。自分はどうか?というと、成功感はないですけど、成功体験もあるし、良い意味でもっとやれるのでは?と感じつつあったので、さらにやっていこうと思いましたね。

シゴクリもですし、仕事もですし、色々仕掛けられそうだなあという良い読後感でした!

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