アイデアコンテンツの限界

アイデアノックなどを本ブログでもやっているが、このアイデアなどが見られるかつ、企画側が考えたものというコンテンツはわりとよく見られるものだ。つまり一般的といってもいい、と思っている。

しかし、一方でこのアウトプットは限界がやがてくる。飽きでもいいし、どこかでインプットが枯れたりやり続けられることはない。それを一応「コンテンツの限界」と書いてみた。

ただ、コンテンツの限界とはアイデアに限らず全てにある。記事が生まれないこともあるだろうし、更新が停止することもある。更新をすればいいとか記事を生み出せば単純に良いとはいえないが、基本は生き物とすればそこで鮮度が欲しい、それだけだ。

今回はなぜアイデアコンテンツの限界が来るのかそこをちょっと考えてみた。

飽きる

人によるが0から1を得意とする人は1を2にしたり5でも10でもいいので増やすのは得意でない事が多い。その場合、アイデア出しは0から1だ。もちろん、1から10にするような改善アイデアを得意とする人はいるだろう。しかしここでは、とくに0から1のアイデア出しを対象に考える。

この場合、常にやり続けるので飽きてしまうということだ。飽きたら終わりではなく、また熱が入るのを待てばいい。ただ完全に飽きてしまって忘れてしまったら終わりだ。

全くの主観だが、アイデアノックコンテンツをやっているが、これも忘れるというよりも、仕事で集めたりするのとそれをブログで見える形にしているかは大分違う。労力もだが、手間もあり面倒になりがちだからだ。

しかし、アイデアコンテンツを作りたくなることが、矛盾しているがよくある。数年おきに波が来る印象だ。あくまで自分のなかで。

その場合心の声に従って、コンテンツを作っている(笑)

人気がない

人気でなく、あまり参照されないといったほうがいい。アイデアコンテンツは面白いけど消費が早く、またそれをどうしたらいいかという根本の問いに答えづらい。つまり、アイデアはあるから使っていいよでもいいし、参考になればいいよねくらいしかないのだ。あとはクローズドにして売るや会員専用などとするということだ。

ともかく、アイデアの個別性であったり、実現性であったり、期待値から閲覧が簡単に出来るアイデアを「価値」があると思いづらいのが人間だ。と僕は思っているので、出来ればアイデアは出さないほうがいいのかもしれない。と、アイデアはアウトプットしたほうがいいという真逆のことを承知で言っている。

価値は減じないのだけど、価値が上がることはない、少なくとも無料でアクセスして出来る状態では価値は上がりづらいのではないかということを言っている。

コンテンツにしやすい→逆に挫折もしやすい

熱しやすく冷めやすいということだ。すぐコンテンツに出来てしまうからこそ、少し冷やすだけで冷めきるという感じがする。

これはブレストとかアイデア出しにも似ていると思う。筋トレなども体が温まるといろいろとやる気になる感じがするが、同様でアイデアが出たりするとホットになり、やる気が出て面倒くささも感じづらいのだ。

そのトリガーなり入り口なり儀式を超えてセットできるかどうか。意外に力技でできるというほど出来ないのかなと思ったりする。

すぐできるからこそ、できることもあるが、それは継続においては実はやりづらいのかもしれない。

近いOSでない場合

これは僕ではない。近いOSとして身近な近しいことなら続けられるのだ。放っておいても勝手に体がアイデアを出すからだ。この場合継続している判断が難しいが、10年くらいやって何か見えるかな?くらいのスタンスくらいでいいのかもしれないと思ったりする。

あまりに成長や学びや変化を急いでも多くは変わらないという感じだからだ。確実に近いOSで丁寧にやるということしかなさそうだ。

近いOSであれば問題がない。続けられるということだ。

別の目的がある場合

アイデアを出すことでそれで何を意図するか。アイデアを出せる人なのか、仕事でもいいし、何か狙っていることがあるはずだ。それを外したり手応えがなかったり当初の反応がなかったなどで忘れられることはよくあるし見かける。

簡単に出来て簡単に手応えが集まるものってなんだろうか?それがアイデアなのか?というとかなり辛いというか、そんな甘いものではないと、アイデアに限らず思ってしまった。

そもそも目的がずれていたらNGだし、そこはちゃんと見直したいものだ。

アウトプットが追いつかない

わりとこれはあって、アイデアはあるんだけどそこまで間に合わないということだ。あるんだけど、というのはメモやストックがあるので、だそうと思えば出せるんだけど、そういう気分じゃないとか。または他のことでできないというと、結局アイデアコンテンツは忘れられやすいという気がする。

と、書いてて思ったがこれは単に自分のブログへの意識だけかもしれないと最後の方で思ったりする(笑)

やり続けられる人は基本的にいない

なぜなら学びが変化するのもそうだが、何かしら趣味や仕事であったり、成立するために時間やインプットの投資がいるからだ。それはある種「アイデア出し」だけで成立するのでなく、何かとセットで、つまり生活や人生の一部に組み込むレベルでないとできないと思う。

ハードモードなことしか出来ないというよりも、それが分からなくなるくらい、簡単に着手できるし、出せるというのが「アイデア」なんじゃないかと。逆にそれだからこそ続けづらいのだ。

そのアイデアをどうしたらいい。ずっとストックし続けられることもなかなかなさそうだ。じゃあいつ使えるか、今までのはダメなのか、どうしたらいいのか(笑)

結局、一つの循環でありサイクルがなければ腐るというか、淀んでしまうんだろう。水の流れのごとく、アイデアの流れをぐるぐると回していくこと。そうすると、実は「限界」などなく、またアイデアは次にめぐり、次に次にという形でアイデアに触れられたりするのかもしれない。

アイデアコンテンツを続けられる人は基本的にいないと断言してしまっているが、普通にやると挫折するという類のものだと思う。狂気でもいいし、それほどアイデアや企画や空想や何かをするというパワーがある人でないと出来ないのではないかという仮説だ。絶対ではないが、ある程度このパワーがないと、いわゆる実現欲といってもいいし、アイデア欲といってもいいし、感情や欲望があるからこそできるというのもある。最後の最後でアイデアはこれがあるんだみたいなものでもいいし、その感覚は人によって大きく異なるのだと思う。

だからこそ、普通は失敗する、挫折する、うまくいかないのだという前提で、どうするといけるかを探る。おそるおそるやっていくことで次が見えてくるかもしれない。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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