最近やってるアイデアを生むための知的生産術

細かいネタですが、インプットして見て、面白いとか気になったらメモ。それをあとで調べてどうかを検討。

そんな繰り返しです。毎日がそれです。

それはめっちゃ楽しいです。同時にこれらがアイデアの源泉となります。

今回はその工程について書いてみます。

アイデア生産のサイクル

昔アイデア生産工場という感じの記事を書いたのでそれはほとんど変わりません。シゴトクリエイター大橋のアイデア生産工場プロセス

今回も同様ですが、さらに効率化したり、よりブログ共有やアウトプットに特化して尖らせたイメージをお伝えします。別に尖らせるとかはこっちの勝手なんですが(笑)

1.インプットする(読む、遊ぶ、仕事する、その他日常全て)

2.メモする(可能な限り一つに)

3.調べる(PCでガシガシ調べます)

4.アウトプットする

1個ずつ見ていきましょう。

インプットする

何がなんでもインプットです。当然詰め込めばいいわけではないですから適度な休息は必須です。

新聞を読む、Webニュースを読む、本を読むなどがメインです。人と話す、仕事をする中で得たことなども同様です。

これについてはインプットする媒体や得るものが変わることもありますが、変えてもいいですし、それらは適宜変わるという感じで。

メモする

これは、出来るだけ効率化というか、自分のメモがしっかりと印象に残るというか、気持ちいい感じを目指すのがいいと思います。

新聞を読んでいる時は、メモ帳に手書きでメモ。最近のお気に入りはジェットストリームでなくプラマンというプラスチック万年筆です。さらさら感がやばい気がします。またレビューしたいと思います。

本を読んでいるときは、紙ならメモ帳手書きで。kindleならハイライト機能が便利ですね。あと、スマホなのでメモ帳アプリにそのままコピーを送りつつメモしておくと忘れづらいですし、移動中でもさっと出来ますね。

Webニュースなどはばばっとみて気になったりしたのを再度調べる感じです。

人との話はその場でメモか、覚えておいて後で調べるとかです。仕事だと、まあこれも手書きメモでもいいし、PC上でメモというのも多いです。忘れないように付箋メモもいいですね。

ただこれらをバラけたまま放置すると、非常にストレスです。紙のメモ、付箋、アプリメモ帳、開きっぱなしのブラウザ、自分宛てメールメモなどとこれが広がれば広がるほどちょっと大変です。

多少手間でも、メモ帳アプリになるべく入れるとか、書いたメモはその日のうちに検討して調べたり、写すなどのほうが良さそうです。これらを怠らないように、その日のはじめか終わりでチェックと。これをルーチン化して集中する前に入れることでリズムが出来ます。

多分これらはワークしているので、このままいきたいところですね。

調べる

調べるとは、インターネット中心ですが、調べたメモの疑問や気になったことを調べていきます。大抵は単語入れると出てくるとかだけですが、それでもヒントになります。

またあまり情報がないとか、実際に書かれている情報が異なるのではないかという時は、逆に自分がアウトプットしたほうがいいのではないかと考えたりします。

最近は自分のブログの内部リンクを意識していて、過去に調べたことはなかったかも調べた上で書くことが多いですね。これはアウトプットにもつながりますし、同じことを書いていたら強化できるし、再度違う視点で見てもいいでしょう。

メモして調べないと何も始まらない気がします。調べてそこでさらに何かいえないか、感じることはないか、情報は十分かなどを考えます。

アウトプットする

アウトプットは調べたことを中心にガシガシ書いてきます。ただここではブログに書くのは一つのアウトプットであり、Twitterだったり、別のグループやメッセージ、またはメールだったり、アイデアのネタ、企画書につなげるなどになってきます。

ただ調べたことで個人的なこととか、とくにそこまで面白いと思わないならそのままアウトプットはなくて、調べて終了です。調べて終わる場合は、ほとんど記憶から消えますが重要性がないのでそういうものとしてあきらめています。

ただ、調べたことで他のことより印象に残ったり調べたなあということで思い出すことも多いです。感覚的にいえば「なんかわからないけど、調べた記憶だけある。確か・・・」みたいなことはわりとあります。ここで「調べたのだけど、調べた記憶すらない」場合も大事でなかったとしてあきらめます(笑)

アウトプットしたものはより定着したり、自分の考え方が見える化されるので良いのかなと思うわけです。

サイクルを回すコツ

全体に言えるコツ

それぞれの工程に間というか時間をかけすぎるとよくなさそうです。昔メモったことを調べようとしているのですが、当初思ったほど面白くないことが結構あります。これはネタの賞味期限が切れたか、消費期限が切れたかのどっちかです。メモしたのは分かるけどそこまで面白いかな?あえて掘り起こそうとしなくても関連したものは結構出てきたりというケースですね。

インプット工程におけるコツ

メモがあるからインプットしなくてもいいというのはわりと良さそうなアイデアですが、実際は新陳代謝でどんどん入れていったほうがいいと思います。そのままインプットしないと、ストックが古くて、新鮮味にかけるものになるからです。ただ、古い情報とかストックしておくことが悪いのでなく、インプットは常にしつつ、ストックを整理する、メモを整理するというやり方で、ロックしておくという感じです。流動資産と固定資産的な時間によるメモの切り分けといえばいいでしょうか。流動メモと固定メモ、フローメモとストックメモみたいな。

エモいというか面白いか、楽しいとか、そういう時の体験は使えます。自分でもそうですし人が体験した話でも使えるわけです。小説にしてもいいし、漫画にもなる。それらはネタの宝庫です。

メモ工程におけるコツ

メモしたものは可能なら熱いうちに調べたほうがいいです。調べずに積んメモしておくと多分放置プレイになりかねないからです。

メモはインプットと重なるのですが、インプットしたニュースに対して「Aというニュースがあった」でなく、「Aってどうなの?」みたいなツッコミメモがおすすめです。メモをみたら調べることが分かるとか、疑問に思った手触りが思い出せるようなメモということです。その場合「A」と書かずに「疑問に思ったことだけ」書くのも良いと思います。

速記術ではないですが、メモ自体をしづらいなら商品自体を買ったり、または商品の袋とか色々な「記憶」された情報を使うのもコツになります。つまり、メモとは「紙で手書き」でなくても、「カメラで撮る」「音声でメモる」など記憶にクワを入れておく感じというイメージです。メモのとり方が多様であれば、色々なところでインプットを取りこぼすことが減ります。一番勿体ないのは、メモできないからどんどん忘れてしまうことです。

これについては、記憶に残らないものは大したことではないパターンで片付けることも可能ですが、それはメモをコストをかけずにやって不要なら後で消せばいいだけですから、個人的にはメモした上でというやり方をしています。

調べる工程におけるコツ

正確性をどこまで担保したり、どういう情報源でいくかです。ぶっちゃけキリがないのですが、個人の意見とデータを分けることで、データはこうだ、意見はこうだと書けば「意見が違うのかデータが違うのか」は切り分けが出来ます。

この調べるに終わりはないので、どこまで調べられるといいのかはある程度目安が欲しいところですね。言葉の意味がわからないなら調べてなるほどかもしれないし、語源とかもうちょっと欲しいとなればまた違ってきますよね。

統計データなどのデータや情報は結構大変です。国、民間機関のデータを調べるだけでも時間がかかりますが、実際に外したくないなら一次情報を見るべきでしょう。これも二次情報が駄目なのでなく、時間と重要性次第ですね。

慣れてくると辞め時、つまり調べ続けられるので、どこで切るか、やめるか、が大事になってくると思います。

アウトプット工程におけるコツ

アウトプットすることが最初から決まっているとか、テーマ性があるとか、仕事に、ビジネスのためにとか、色々な切り口があるはずです。それがないと「なんとなく見てメモして、調べて」終わるので、そうでなく「これは面白いから調べきろう」とか「これ気になるからメモしておいて、そういえば同じネタがあったな。関連づけできそう」とか「今考えている企画のネタになるぞ」とか、紐づけをしないと、インプットしたもの、メモ、調べたこと全てが迷子になります。

迷子とは整理整頓されてないといってもいいですが、アウトプットされるかされないかはっきりしない状態というほうが的確な気がします。アウトプットされずに捨てられるものは迷子でなく、アウトプットするものはそのまま使われます。そうなのかそうじゃないかはっきりしないものを減らすことが良さそうです。

もちろん、全部完璧にやることはなくて、余白やあそびも大事です。ただインプットにおける5割とか半分くらいが迷子では多分精度が悪すぎるので、1,2割程度の迷子と、それ以外はアウトプットまでもっていくのが3,4割、捨てるのも3,4割とかみたいなイメージです。ざっくりですけど、多少の円滑オイルとしての迷子はあるかもしれません。

おわりに

最近意識しているインプットからアウトプットへのサイクルについて書いてみました。

僕の場合はこれをメモ帳のメモ数とか、TODOツールに書いたタスク数などで管理しています。あとはブログの下書きなどの記事数もバロメーターとして使っています。

インプットから始まる全行程について、ぶっちゃけキリがありません。常に新しいものが、常に面白いものが、常に楽しそうなものがあるわけで、どこでケリをつけるか。それはあなた次第です。

幸いなことに1日は24時間で、人は6時間程度は寝ないといけないですし、ご飯も食べるし、風呂も入るし、仕事もしますし、そういうところで時間がそこまでないはずです。だからこそ、限られた時間でどうするか、時間とのある種の戦いです(笑)

その戦いもある種「追われる」というよりも、「ゲーム」に近いでしょう。早くゲームを攻略するかとか、ゆっくりゲームを楽しむかで全く同じゲームも異なりますよね。

今回は知的生産術っぽいことを書いてみました。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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