いつでもやめられる簡単なことを続ける。それが力になる

シゴトクリエイターの大橋です。

簡単なことほど簡単にやめられるという話を読んで、確かになあと思いました。それでアイデアを出すことってどうなんだろうとか、まさにそれそのものかなと(笑)

そしてアイデアを出すことは確かに簡単なんですよね。でも、それを出し続けられるかというと結構辛い領域になるのではないかなと。僕はそんなことはなくて、それくらい新規や未知のほうが燃えます。

一方でそれが既存、例えば3週間位経てば飽きている可能性があるので、そうならないようにはそもそもの本質をバージョンアップや成長しないと駄目なのかなと。また別視点でいえば、成長してないとかしてなさそうなら多分魅力はないので放置となります。

これはシビアでもなんでもなく多くの人はそんな形に見切るのだろうと思っていますが、実はそうでもないかもしれません(笑)

ちょっとそのあたりについて考えてみました。

簡単なことを続けよう

簡単なことって何でもいいんですよね。英単語はいいとして、毎日日記をつける、一時期4行日記とか流行りましたがあれやってる人いるんでしょうか。っていってると書いてる人がいる気もしますし、どうなんでしょう。まあ確かに書くのが苦手な人はいいかもですが、逆に4行しか書けないことに悲しくなる人もある程度いそうですね。

家計簿をつけるとか、毎日料理を何か作って食べる(朝のトーストとかでもいいので)、仕事の工夫を一個でもしてみる、なんでも良いんですね。

それで、自分がやっていきたい方向性に近づけると。僕の場合アイデアならなんでも出します!と思いそうですが、実は相談レベルでお役に立てなさそうなものは断ります。あと、全く身が入らないつまり役に立たないという以上に興味が持てなさそうなものも断ります。

自分が役に立てそうなことをやる

こうすると仕事を選ぶことになるので仕事自体は減るのかもしれませんが、そもそも良い仕事とは何かを考えると「無駄にアイデアを出す」ことではなく、「アイデアを出して人に役立ってもらう」お客さんがいてこそです。ここのあたりは正解はありません。例えばプロなら何でもお客のニーズに答えるべきなんていう考えの人がいるでしょう。それは僕からすれば「あり得ない」ので、そうはしません。またそういう人と仕事をすることは多分ないでしょう。

面白いことに、そういうこちらがありえないことだと思っていても、それが当然である人はそれが当然だという人と仕事をします。つるむというと良い方が悪いのですが、派閥までとはいいませんが、グループやコミュニティとなるのは概ね人間らしいと言えます。

それが良い方向に向かえばいいですが、「誰でもお客だ」というのは、「ひどい客」に振り回されることになりますし、その「ひどい客」はそういうのが当たり前だと思うので、他の依頼もそうなります。ですが、冷静に巻がれば短期では何かできても長期ではできない、すなわち続かないでしょう。疲弊するのがある程度見えるならばっさり断りましょう。

なんでも断ればいいということではないんですが、そういう風にも捉えられる見方でもありますよね(笑)

自分の天井を設けない

これは上と矛盾していそうですが、とはいえ自分のやれる範囲のことをやっていては多分それまでしか成長できません。そこで目標や設定の話です。100%以内でなく、110%とか120%とか少し背伸びするくらいをストレッチして目指す。そうすると多少きついくらいなのでやりがいがあります。

イメージは、体操をする時に隣の人とか壁とかから距離を適度に取って、体を動きやすい距離、アソビをつくりますよね。あれくらいのイメージです。アソビをつくってのびのびやれるくらいにしておく。または手を伸ばして届かないもうちょっと体を動かさないと届かないところに設定するのがいいと思います。

ただこれは概念的で慣れないとかなり設定が難しく、技術がいるのかなとも思います。

例えば、自分が得意な分野をさらに磨くのもいいですが、磨きつつ別視点を入れて深めていくのもありです。深さと広さって同時に成立は難しそうですが、少なくとも、固まって成長しない塊となってはそれで終わるので、成長ベクトルや方向性をセットする必要性があります。

仕事の幅を広げるのでもいいし、仕事の種類を増やすとか、やり方はいくらでもあるのでそこが面白いところですね。

自分はここまでの人間であると決めつけてしまった瞬間面白くない人間になります。とはいえ「ビッグマウス」として言うだけでも駄目なので(言う人がいなければ言うだけでもいいですが、言っただけやらないと虚しいかなと。ここは人の感覚次第ですが)言ったらある程度はやりましょう(笑)

簡単なことはいつでもやめられる

そして、アイデア出しも簡単といってますが、そしてすぐやめられます。例えば悪魔のささやきとして「そんなことやっても意味がないよね」「誰からも依頼が来ないのではないか」「やめてしまって他のことやったらいいんじゃない」というのがあります(笑)これはアイデア出しでなく、シゴトをつくるとか何か新しいことをやったり、やってまだ成果も何も見えない時に良く出てくる言葉です。

誰もそんな風に直接言わないかもしれませんが(笑)自分の中で出て来ることはあります。

一方で天使としては「何が起こるか分からないよ」「試していかないとどうなるかは分からない」「面白いならやってみれば」というところです。

天使も悪魔も一理ありますが、どちらも正解ではないというところでしょう。

仕事の話もそうですが、個人が何を考え何をするか、人生においてどう生きるかってぶっちゃけ自由です。それに対して「1日を無駄に使っているからダメ人間だ」とか言われる筋合いはないですし、「1日を有意義に使っているから良い人間」でもないかなと思います。見方次第ですし、偏見も大いに入ります。僕も偏見を大いにもっていると思います。

そういう中で、アイデアを出して人に役立ってもらうというのは、天使も悪魔も、真ん中のやつ?もささやきや直撃があったにせよ耐えています。耐えるというか、「それはあなたの考え方。僕は僕のやり方がある」みたいなことだったり、「自分が気分が乗ることでないとむなしくなるのはすぐ分かるから長期視点で考える」という話にしかなりません。

僕のやり方自体はあまり意味がありません。意味がないというのは、別にそのやり方がうまくいく保証も何もないからです。ただ確率を高めていく事はできそうだというところでしょうか。そういう意味で人のアドバイスとはプラスにもマイナスにもなります。だから目利きやジャッジが大事になるんですね。

気分が乗らないというか、お客さんに喜ばれることで、そのお客さんがまともな人であるならという条件がありますが(まともなお客でないならまともな仕事になりませんし、リピートしても自分が削られていくだけです(笑))、そういう時なら少しはそこまでやる気がなくてもやるかもしれませんね。

アイデア出しと言いながらアイデア出しをやってない

アイデア出しはいつでもやめられると同時に、僕自身はアイデアを出している感覚がもはやありません。アイデアというより種を提供するに近い。この感覚自体を理解してもらう必要はないのですが、そもそもご飯や呼吸をするみたいな感覚で何か自分ののめり込んだことを普段やっている、それを仕事にしていればそんな感じのはずだと僕は思います。

あくまで「言語」としてはアイデア出し。それ自体はお客さんに喜んでもらう仕事、商品、またはキッカケや出会いであり、学びや成長という部分が強いです。もっといえば、お金を貰いながら学ばせてもらって悪いなあとすら思っています。本当そういう意味で依頼を頂くお客様には有難うというところに尽きます。

このあたりは人が認知するものと、自分が言っていることが違う。よく商品サービスの理解のギャップがありますが、それと同様ですね。こちらが気持ちよく提供し続けられるものを、お客さんが少し申し訳ないなあくらいでやるのが継続の要だとは思います。

もちろんアイデア出しをしているのでしょうが、それはあくまで他者視点です。僕はアイデア出しをしていないというもはやパラレルワールドみたいになってきましたね(笑)

簡単なこともやれないならやはり続かない

一方で、アイデア出しを簡単だという人がいたらやってみてください。そして明日も明後日も・・・そう1年後もやれていますか?

ブログもわりと似ています。ブログ記事を一本書くのはなんとか誰でもできます。でも、明日または3日後、7日後いつでもいいですけど、2回目はいつやりますか。そしてできますか。毎日文章を書いてある程度の記事にしていくことって出来ますか。

出来ると思う人はぜひやってみてください。それがとくに「呼吸」的に出来るなら多分それは簡単なことで、あなたが向いていることになります。あとはそれでお客さんを見つけること、または買ってくれそうな人を見つけることです。それがいれば既に商売となりえます。シンプルですね。

だから、簡単なことだといって甘く見るのではなく、簡単なことで続けられることをやると。そしてあとはそこからお客さんを見つけると、この2ステップで考えるといい感じがします。

簡単なことはできないけど難しいことはできるとかってまず論理的におかしいですし、感覚的にもおかしいです。アイデアを1個出せないけど10個は出せるとか、文章を1記事書けないけど10記事かけるとかってのはおかしいですからね。

あと、やれるんだけどやれないはかなり言い訳っぽくなります。別に言い訳をしてやらないのはいいんですが、それ自体、単にお笑いネタとしてはいいのですが、真剣に考えて自分の人生を深く受け入れた場合まず出てこないかなと。仮にそういう向いてない方向ってわりとスピリチュアル的ですが身体が拒否するのではないかなと思います。例えば病気になるとか、ストレスが溜まりすぎるとかですね。これってめちゃくちゃ大事です。

好きなことをやろうというのはまだまだ仕事として否定されがちですし、同時に好きなことというののメッセージ性が誤解されて(好きなことだけで構成するのは多分不可能です。ただ好きなことのように脳をごまかしたり、好きなことの比率を高めて呼吸するかのようにすることは上で話したようにできるんじゃないかという話です)そこだけ強調されるのもなんだかなと思います。

おそらく疑い深い人でかつ気になる人は自分で実践してみどうかを言うのではないかなと思います。僕はそういうタイプです。疑い深くない人はそのまま聞いて違うと怒るタイプかもしれません。また自分で実践せずに批判だけする人もいます。それも人間らしいですが、仮に自分が興味があってやりたいことがあればやったほうがいいでしょう。ただ詐欺とかは常に人の心理をうまくついてくるので、うまい話だけは気をつけてくださいね。

おわりに

簡単なことって実は継続が難しい。いやーいい言葉だなと思いました。自己啓発を感動ポルノ扱いすることはないのですが、嫌う人もいそうです(笑)

それはいいとして、継続することで1%成長を1日続けて、365日続けると約37倍になると。いやーこれもいいですよね。複利というか、如何に小さい積み重ねがとはいえ、1日1%成長って何かは色々検討が必要ですが、とはいえ1日1000文字書く人が、1%成長すると、1年後は、1日4万文字かけることになります。ちょっとというか大分すごいですね。

写真を撮る人なら、写真を例えば投稿サイトにアップしていって、最初は1日10枚が、1日400枚になっていると。もちろんその間に、10+11+12+・・・+400の総和なのでものすごい量ですね。

まあブログもそんな総量で捉えてもらうと面白いはずです。もちろん、内容がつまらないとか、読者価値がなければ終わりなんですけど、僕と同じようなことを考えるか、または似たことを参考にしたいと思う人向けに書いているというところですね。

自分の成長だけでなくビジネスの成長や他の成長にも使えそうです。1日1%という小さそうなことでもいいので続けること。または毎日成長という継続性にしっかり向き合うこと。簡単なことでもチリツモで後で大きくなってくること。それを考えるとやはりなんだか毎日やるとか、コツコツやるって素敵なことだと思いますね。

あと、簡単なことでも何でも全部やれるわけではないのでそのあたりとはやはりバランスになります。よって、やめることを決めたり、時間は有限だとか色々と向き合うことになります。

例えば、料理を毎日作っていきたいとか、そうすると料理をするから英語の勉強はできないかもしれませんよね。その時どうするか。やはり心の声に従って、料理をやったほうがいいと。あえてやるなら英語レシピをつくって一石二鳥とかですね。またそれを公開して見込み客を見つけましょう。意外に日本料理レシピを知りたい外国人がいるかもしれません。

1%成長は面白いのと自分にもあってそうなので気張らずにのんびりとやっていきたいですねー。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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