最近考えたボツったアイデア、主にマッチング系

10月も終わりですね。

今回は、アイデア出しで以前やったかもしれないのですが、ボツネタを紹介します。ボツったネタはそれだけでは意味がないのですが、どういう視点でボツったかを書けばわりと使えるなあと。

ちなみに、面白いサービスでボツハカというボツネタを供養するサイトがあります。こういう切り口好きですが、メジャーにはならないサービスですよね。褒め言葉です。

ちなみにかなり更新をしていませんが、サービスを弔うというカテゴリもそんなイメージでやってます。ただこれは対象が人様のサービスなので余計なお世話ではあるんですよね(笑)

ボツったアイデア

1.コーチング系、振り返りサービス

マッチングビジネスのイメージで今まで何度か考えてるんですが、やはりボツになりました。友人にも軽くヒアリングしてみたのですが、何をやるかというと振り返りをしたい人とそれをサポートする人のマッチングです。

駄目な理由は色々あるんですが、

  • 振り返りしたいというニーズ、またはその状況や状態の利用者へのコンタクが難しい
  • 振り返りというテーマが曖昧で、もっと切り込んだ方が良い
  • 一方でゴール目標系は昔流行った気がしていて、それはシンプルにゴール掲げる、晒してやる気出すという意味ではシンプル。それくらいのシンプルさが欲しい
  • 年数で長期でやればいいとごまかせなくもないが、ただでさえ飽きっぽいユーザーを満足させるにはそういうやり方ではなさそう(長期=戦略がない、ごまかすワードではないので)
  • 振り返りをしたいがWANTすぎて、MUST感が弱い
  • いわゆるコーチングマッチングサービスでうまくいってそうなのは知らないのだけど、初期でがっと先行して獲得したとことかと。しかもコーチでそれで回している人は極僅かだというこれも王道パターン。
  • みんチャレがうまい感じになっているが、そういうことやりたいんだっけ?というそもそものセルフツッコミにくじける

という感じです。

自分が興味がある分野ってものすごくドッグフーディング(自分のサービスを使っていく)できるしいいんですけど、視野狭窄というかかなりニーズやマストなところ、つまり客観的にどうって見えないんですよね。

もちろんそれをやってみてどうかという判断もありです。オオアリです。一方でこれは明らかにうまくいかない感が出てくる、今すでにならあえてやる必要はないのではないか。それよりも、よりニーズやマストや自分がさらにやりたいものに突っ込めばいいよねという見解です。

逆に言えば、コーチングサービスを自社でやっているとか、それに近いマッチングサービス事業を数多くやっている、マッチングサービスに参入してみたいとか、シェアリングエコノミーではないけどうまくスキルシェアをしてみたいとかならありでしょう。

が、マッチングって言葉でいうほどやった経験がある人がいない印象で、どちらも探す必要があってニーズやマスト感がないとやっぱ弱いです。例えば、トイレの水がうまく流れない!みたいなトラブル感です。人の足元を見ているとか言いようはなんとでも出来ますが、そういう急を要する時はマスト感が高く多くの人は求めていることになりますよね。

振り返りって実はめちゃくちゃマスト感はなくて、高いWANTがあるような気がしています。実際に振り返り視点で見ると例えばプロゲーマーの配信ってどうみても振り返りだなと。まあ振り返りしてるんですけどね。それって見る側以上に配信者のプロゲーマーが振り返りになるので無駄ではないというか、成長の確認になってるんだとも言えます。これって、振り返り=動画で配信×日々の仕事というところで、成立するんですが、ブログもそれに近いこともあるし、なんか「現象」に溶け込みすぎているって感じですね。

2.プログラミング教室マッチング

これはマッチングしているようなアフィリエイトであるとか、紹介比較記事はもう既にありますし、既に新規ネタとして投下されているところでしょう。

今後プログラミングが小学校必修化というところで先の種まきですよね。これは駄目だなと思ったのは、既にオウンドメディアであるとか、プログラミングというIT強めの猛者たちが多く、ほぼやられるだろうというところです。

つまり、市場は伸びるけど、それ以上にプレイヤーも多く、というところです。ここで多分ですが、個人のパソコン教室を転換するようなリプレイス営業がありそうですが、一方でプログラミング自体にそこまで投資して転換できるか。そんな感じはありますね。投資して出来るところってやっぱ資本かまたはそれで成長を狙っている新規事業や新規の会社だったりするわけで、そういうところの勢いは本当にすごいですからね。

ゴールドラッシュでいうジーンズ売りを狙うなら、それこそパソコンの性能良いやつとかを紹介するとか(笑)そんなレベルになってどうも微妙です。

マッチング的発想は面白いですが、1と同じく、事業者側か利用者側が必要な時、事業者側ならその関連事業や戦略が、利用者側なら相当そのプログラミング教室を調べたいまたは紹介したいものがないと出来ないですね。マッチングでなく、CodeIQみたいに解いて近い教室が選べるとかはありかもですが、問題はそういうプログラミングって教室に通わなければいけないのでなく、わりとやればどんどん勝手に学べる独学環境があるので、そっちを教えてくれるとかのほうがいいのかもですねー。これって親とか身近な人がうまいところ教えられるかにかかっている感じもしますよね。

つまり、ネットでカタカタやってプログラミングした時点でもう教室いらない感じかなと。極端ですが。そういう利用者やニーズと提供サービスのマッチを丁寧に考えると破綻しているというところでボツですね。

3.動画販売素材サービス

これそんなにないかなと思ったらわりとあるんですよね。どこがシェア握ってるかまでは調べきってないですが、法人向けから個人向けまで。いいなと思ったサービスも実は相当前にあったりで、うまく広がらなかったかどうか分かりませんが。

素材系はほぼやられているといっていいので、後発を意識していくと、既にある写真やイラスト、音楽など素材は一人勝ちと差別化で2位はなんとか生き残るくらいでしょうか。

個人的には写真素材はPIXTAとsnapmartがおもしろかったなあと思っていて、うまく吸収されてさらにガチガチのサービスになりましたね。簡単にいえば、プロ向けや企業向けで高めなPIXTAに対して、誰でもスマホで取れる素人(セミプロ)向けのsnapmartがうまく入り込んでいったと。これは狙ってやったらすごいですし、やれてなくても実際そうなった以上うまいなと感じます。

こういう戦略をぶっこめばいいわけですが、色々なクリエイティブがある中で、アイコン素材だったり、ブログアイキャッチだったり、様々な細かいものも多いですね。成熟市場といっていいかもしれません。早いですね。

統合する感覚もまれにありますが、統合したところで何か方向性から雑になって、例えば写真とイラストとアイコンと音楽なんでも揃うとかですけど、大体使えず終わる感じですね(笑)

企画ネタとして、そういうフリー素材だけでクリエイティブをつくるとかはありですね。もちろんアレンジしないと全部同じ(使われるサービスがあればあるほど、見慣れた素材になってしまう。その時オリジナル性を大事にしたい人には使いづらいサービスになるというジレンマもある)になってしまいますけどね。

素材系を売るって分かりやすいアイデアですが、これも自分の強みと重ねていっていけるならGOなところですね。動画に関してはそこまでやりたいと思わないしというところでボツりました。あとは、プラットフォームを提供すると環境構築やらで投資もかかるわけですしね。そういう意味でやる人も限られるサービスなんだろうなといえますね。

おわりに

ばばっとアウトプットしてみました。

何度も考えていくと自分の趣味思考、思ったり考える、影響を受けること、最近の気分などで色々と同じネタが何度も出て来ることがあります。

それが悪いというよりも、そういうのは大事にしつつ、同じパターンでなく違うパターンならどうか、それを明らめず考えていくと突破出来ることがあると思います。

コーチングや振り返りは僕自身ではブレークスルーできそうにないですが(笑)他の人がやるとうまくいくような感じもものすごくしています。もっともそれは大きなビジネスでなく、成立しても趣味程度とか小さなものなのですが、確実にそういうのはベターだしいいんじゃないかと思っています。

例えば小学生がレモネードを売ってビジネス体験が出来るみたいなパッケージがあれば、いやホント考え方全然変わるし、いざとなれば売ればいいじゃんってなりますからね。

そういうパッケージ的な誰でも修学できるビジネスが今はもっとも作りたいのかもしれないなと振り返って思いました。

一つでも参考になれば幸いです。ちなみに、ボツった時でもその考えたことは後で参考になることが多いので、ボツ=駄目ということでなく、ある時ではうまくいかなかったくらいの感情でマイナスでもなんでもないかなと思います。ここらへんは慣れですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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