薬の飲み忘れ防止アイデア

じぶんコインでやってるアイデア出し企画のアウトプットです。
過去の実績としては、じぶんコインを初心者にも分かりやすくするアイデアがあります。
目次
- 1 薬の飲み忘れ防止アイデア
- 1.1 1.三日坊主防止アプリ「みんチャレ」を試す
- 1.2 2.習慣化しているであろうことに重ねる
- 1.3 3.漫画化する
- 1.4 4.今までに取り組んだやったことで駄目なことを洗い出す
- 1.5 5.体内にチップを埋め込んでアラートを出す
- 1.6 6.ご褒美を与えてみる
- 1.7 7.褒め合う
- 1.8 8.LINE botを使う
- 1.9 9.薬実況
- 1.10 10.クエスト化する
- 1.11 11.薬を家のあちこちに置いておく。
- 1.12 12.薬を手に貼り付ける
- 1.13 13.自分で飲まない。人に飲ませてもらう
- 1.14 14.スマホ依存防止アプリを使う
- 1.15 15.飲み忘れ防止ボードゲームを作る
- 1.16 16.メールでIFTTT連携する
- 2 きりんなべさんからのフィードバック
- 3 忘れることの防止という考え方
- 4 おわりに
薬の飲み忘れ防止アイデア
きりんなべさんから頂いたお題です。ありがとうございます。
私の依頼は「薬の飲み忘れを防ぐアイデア」をお願いしたいです。手帳にマークや薬の写真を撮るなどやりましたが、それすら忘れてしまいますw
現実不可能なアイデアでも構いませんので、お願い致します。
(きりんなべさんからのメッセージより一部改変して引用)
実現不可能なものでもいいということでざっくばらんに考えてみました。
1.三日坊主防止アプリ「みんチャレ」を試す
みんチャレは三日坊主防止アプリです。例えば薬を飲んだら投稿するというグループを作ってやる感じです。
僕が筋トレをやるとかで見事成功した記憶があります。ただ、その後みんチャレ自体を止めてまあいいかと思ったら筋トレ習慣は終わりましたが(笑)
知らない人同士でも、似た目標を掲げて刺激を与え合うことで機能する感じですね。
2.習慣化しているであろうことに重ねる
行動を洗い出す必要がありますが、それは各自違うということで想定されるもので考えてみました。
- 歯磨きは多くの人がするので歯磨きする前後で薬を飲んでおく(薬の飲み方などの制限を受けるかもしれませんが)
- 星座占いなどを読むことがあれば、読んだら飲むとか、読む前に飲むとか(星座占いは例です)
毎日朝起きて行うことが決まっていればそこに入れるとかがスムーズです。散歩するなら散歩前とか、起床後の水を飲むならその時とか。ただこれも薬を飲むタイミングや時間などが決まっていると機能しづらいです。
そこで、時間が定刻ならその時に何かやることを決めて、その所定動作と一緒に飲むのがベターでしょうか。
3.漫画化する
漫画をこちらが依頼したこともあったので、漫画ネタで。
薬の飲み忘れというテーマで漫画にする。現実的に1コマなどで薬を飲んだシーンやその時考えたことを記録する。ただ飲むだけでは「何も描けない」ので、何か薬を飲む前後で考えたり、読んだり、話したりしたものを記録する。
連続で薬を飲むと連続して物語が進んでいくのも良い。また連続して飲めないと物語が最初に戻るとか、楽しむ読者と「薬を飲み忘れ」を共有するという荒業。
4.今までに取り組んだやったことで駄目なことを洗い出す
同じことをやらないという意味で、今までやったことを全部やるか、これからやることを全部書きだしてそれを一個ずつ潰していく。今回のアイデアリストも全て何も考えずに上からやってみるとか。
やって駄目だったものが分かれば、効果がありそうなものが多分出てくるので、筋の良い防止策を見極めるヒントになるかも。
5.体内にチップを埋め込んでアラートを出す
冗談のつもりがあるっぽいです。薬にセンサーがついたものですが。
アメリカのネタですが、錠剤に極小センサーが内蔵されていてスマホに信号を飛ばすようで、センサー自体は排出されるようです。
6.ご褒美を与えてみる
例えばエアドロップしたい人がいて、薬を飲んだらエアドロップするなどです。このご褒美設定がなかなか難しいですが。
薬を飲む頻度によっては、ご褒美自体がコストになってしまうので、そこまでコストはかからないけど、やるとそこそこ「ご褒美感」があるのがいいですね。
7.褒め合う
みんチャレと似ていますが、薬を飲んだら褒めてもらう、自分も相手を褒めるなどでお互いを褒め合います。この場合、薬を飲むということでなく、お互いにやることを褒め合う方がいいのかもしれません。
やるぞ宣言とかだと一瞬で終わりますが、まずは3日間やるとか、3回飲むとか、ハードルを下げた宣言を出すといいかもしれません。
褒めるといえば、ホメパトというのがあり、マナーが良いドライバーを褒めるという活動があります。逆に、薬を飲んでいる人を見て褒める活動とかもありかもしれません(笑)
8.LINE botを使う
無料でLINEのBotを作る方法で作ります。ただ、手動で日時を登録する時点で使えないかもしれないです。このあたり、誰かが作ってくれないかを祈りつつ。
稼働していませんが、薬飲んだ?botというのもありました。TwitterBotを作ってみるのも面白いかもしれません。
関係ないですが、Twitter好きによるTwitter好きのための寝坊防止Botはなんか面白そうです。ポイントは寝坊をすると後悔するということを前もって印象づけるということですね。
薬を飲み忘れると後悔することをメモしておいてそれはヤダということで飲むというのもありかもしれません。
9.薬実況
薬を飲むことを実況します。実況自体は全く意味がないのですが、実況する=薬を飲むということになるのが唯一の意味です。
実況は、ラジオやチャットやyoutubeなど色々な選択肢があるので、好みにあった「実況」をするのがいいかもしれません。
「さあ、これから薬を飲もうとしています。準備はよろしいでしょうか?本当に飲んでもいい?」みたいなことを独り言するので相当変わった人に見られますが(笑)これをあえて撮る必要はないかもしれませんね。
10.クエスト化する
モンスターハンターなどのゲーム風に、薬を飲むことをクエスト化するというものです。ゲームが好きならいけるかもということで。
ひと買い行こうぜ! LINEでモンハン風に頼んだ“緊急クエスト”買い物メモに夫は「ムダにクオリティたけぇな」
誰かやってもらう人がいるとベターですね。
11.薬を家のあちこちに置いておく。
同時に、ミニホワイトボードなどにペンで「薬を飲む」と書いておきます。可能なら落書きも。
消えるペンがベターで、おそらくホワイトボードなり何かメモでもいいのですが置いても「風景化」するからです。風景になじんてしまうことを防止するため消えるペンが良いかと。
といいつつ、消えるペンがなさそうなので、単純に「正の字」を書いてカウントしていき「見える絵」を変えていくことになりそうですね。
12.薬を手に貼り付ける
薬の形状によりますが錠剤などを手に貼るとか、ピルケースごと手にバンドで止めるとか荒業です。ウェストポーチに入れておくとかもありですが、ポーチがうっとうしいかもしれません。
手に薬と書いておいてもいいかもしれませんが、消えないと恥ずかしいかもしれません。
指輪型のピルケースを作るとか、靴の上に薬型のアイテムをつけるとか、キーホルダーに薬型のグッズをつけるとか。
13.自分で飲まない。人に飲ませてもらう
昔考えた気がしますが、財布を忘れる人が財布を忘れないアイデアを使います。
誰かとでかける場合、財布を持たずに「一緒に出かける人に現金なりを予め預ける」ことで回避みたいなことを考えたことがあります。
つまり、薬を自分で飲まずに飲ませてもらうというアイデアです。自立性が問われるかもしれませんが、人は依存してなんぼですし、支え合う社会です。その代わりにやってもらう人にはそれなりのお礼をするということで。
仏教ですが、三尺三寸箸 極楽の箸はなぜ長いのかの視点で(笑)
または飲ませてもらうまでいかなくても、「声をかけてもらう」はありかもしれません。botなどで自動化しつつとかが現実的かもしれませんね。
14.スマホ依存防止アプリを使う
Forestというアプリを使います。120円かかりますが、アプリを開始するとスマホをいじると怒られます。名前通り森林が「スマホをいじらない」と育ち、「いじる」と枯れます(笑)
木を育てていくと、実際に植林されるそうです。面白い仕掛けですね。
スマホ依存とは関係ないですが、薬飲まない依存?みたいになっていて、かつスマホを必ず使うならば、この「スマホをいじらない」のに重ねて「薬を飲むこと」を入れるとかありかもしれません。
スマホ依存をアプリで解決!触らせないアプリ「Forest」の使い方
使ってみた限りでは、わりと機能すると思います。どちらかといえば集中したい時だから、うまくいかないかも。
15.飲み忘れ防止ボードゲームを作る
ボードゲームネタもいいかもと思って、そのネタです。
飲み忘れると大変なことになるとか、飲むととても良いとかそういうボードゲームやカードゲームを作ってみるというアイデアです。既にあっても自作して見ると面白いかもしれません。
簡単に言ってますが、作るのは大変だと思うので、それをするくらいなら「飲む」と思えばしめたものです(笑)
16.メールでIFTTT連携する
毎日の天気予報をメールで通知しメールを見て、そこについでに薬を飲むことを書いておき通知します。
【便利】2つのサービスを連結できるIFTTTの使い方!デキる男のビズネス・プライベートで使えるオススメレシピ12選+オリジナル3個
IFTTTは自動連携ツールですね。
Google Home、IFTTT、Googleスプレッドシートを使って独自音声コマンドでログをとる(ついでにNode.jsやngrokやらも使ってLINEやGoogle Homeに通知する)のような本格的なものも面白そうですね。
ちょっとプログラミングなどの知識が必要になってしまいますが。
そういう自動化のやり方もあるということで。
飲み忘れを劇的に減らせる「進化した薬箱」そのスゴイ仕組みなど市販化されているか分かりませんが、IoT薬箱とか色々ありそうですね。もう飲み忘れない!世界初のスマートピルケース「Memo Box」のようなものが出てくるといいですね。
Androidのみですが、Project Linkingはわりと安価な製品でスマホと連携できるようです。面白いですね。
きりんなべさんからのフィードバック
楽しんで頂けようで嬉しい限りです!
素晴らしい記事
ありがとうございます!今すぐ始められそうな事から
薬にアラームをかけるという斬新なアイデアまでとても面白かったです♪アイデアの出し方も書いてあって、
読み応え抜群なので、皆様も是非!! https://t.co/jzUMKsX7HB— きりんなべ (@kirinnnabe) 2018年10月24日
忘れることの防止という考え方
今回、考えてみた思ったのは、パターンとしては、いくつかに分かれそうです。
- 毎日の既存行動=習慣に紐づけていく
- 新習慣自体は、なるべく負担をかけずにIT的な視点で自動化する
- 快、不快の原則から、飲むこと=快になるようにする。不快の回避という視点も良い
それらを切り口を変えて出してみたというところです。
自分がやりたいことは放っておいてもできるのに、ちょっと嫌だなとか、面倒だなとか、やりたいんだけど「忘れて」しまう時はあります。
僕の場合は、強制的に「視覚」を使うことが多いです。つまり、やるべきことを忘れるなら「メモ」したものを付箋として見える位置に置くです。ただこれも慣れると効力が消えて風景化するので、消費期限は最大3日くらいです。できればその日のうちに「メモ付箋」を手に取らないと忘れてしまいますね。
あえて違和感が残るような「鍬を入れる」テクニックもライフハック的ですが有効です。本を読みたいけど忘れるなら「本の途中を開いたままにしておく」とか、「しおりを大量にはさんで違和感を出しておく」とかは、なんでもいいのですが違和感を出せば「脳がなんだこれ?」と反応して動き始めやすいです。
あと手段目的化っぽいですが、忘れないために研究して世の中の人がどうやって薬を飲み忘れずに行っているか。飲み忘れだけでなく、忘れ物とか、忘れる研究にもつながりそうです。それが面白く感じれば研究テーマになるかもしれませんね(笑)
おわりに
今回はこれだというのは正直出せなかったのですが、「どうすれば飲むことを忘れないだろうか」を考える癖をつけると、実は「意識する」から忘れないのかもしれないと一瞬思いました。
何かヒントになれば幸いです!
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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