本のようにWeb記事を読めるサービスアイデア

着想のきっかけ

本を読んでいる時、それはkindleでもいいのですが、UXとしてページ番号があって、「あー今日はここまで」だなとかとして、次の日また再開できますよね。

このUXが、Web記事にはないなと。例えば比較的長文であれば、僕のブログ記事では1万文字を超えるものがあります。そういうのって全部しっかり読む系ではないこともありますが、仮に1万文字でも一回で読めないという場合、分割したほうが読書体験としてはいいのかなと。

ふと、Web記事はページ分割というのがありますが、ひどいと800字くらいで1ページでそれを何ページもあるのが苦痛ですね。そういうコンテンツはまあスルーしちゃうのですけど、逆にそれしかないのが課題ではないかと感じました。

ターゲット

Web記事をまさに読書的に読みたい人、比較的コンテンツが長文で提供しているところ。

ってことになります。この時点で、短文しか駄目とか、長文駄目だという人は対象外となります。

サービス内容

特定のURLを入れると、ページ風に分割していて、途中で辞める時に再開しやすいようなページ番号を入れたり出来るとします。

実際に電子書籍はもうそれが実現できているといっていいので、Chrome拡張ツールとかで、ページ番号をつけるか、電子書籍風に読めるみたいなのものが近いですね。

あとページ分割がうざいについては、これを全て展開するツールもあったはずなのでそういうのを使っている人は興味あるかもですね。

コンセプト

アイデアはそれだけですが、コンセプトとしては突っ込んでいくと面白いかと思います。

思考するのは長文?

実際に物事を考える時は、短文でなく長文かなと思います。つまり、潜るイメージですが、深く潜るには息を長く吸って、潜ってそこで作業する感じです。例えであって、実際に呼吸を長くすることはなく、ふつうに呼吸しています。ただ頭の中は、その考えや動きに集中していますから、そこがポイントとなります。

再開して読むのは長文だけか?

実際は不明ですが、長い文字、つまり本や新聞などはどこかで再開することがあり得ます。つまみ読みなどは面白いですが、ここでは再開するという状況を想定しています。

本を少しずつ読んで蓄積していく感じは本ならではのUXかなと思っていて、長文記事を少しずつ読んでってなかなかないんですね。あるとすると、そういう読み方の人からヒアリングしてみたいところですね。

読んで考える人が減っているか

文字を読む人は情報が様々あるので増えたと言われています。が、では情報量に比例して人々が考えるようになったか?それはないですよね。むしろ、ある情報に正解を見出したり、それでいいと乗っかるだけで、批判的な精神が相対的に減ったのではないかと。これはあまり良くないのかなと思います。

華氏451度のテレビ壁ではないですが、書物を燃やし、考える人を減らしていく世界観はディストピアと言えますが、創造を奪ったら人は死ぬ気がします。精神的に死んでいるのでまさに死亡です。

実質そのようなテレビ壁状態をテレビでなくインターネットでもSNS等で広げられれば辛いですよね。だからSNS疲れは妥当であって、本質的な反応と考えています。

考えると何が起きるか、別に何も起きないのですが、自分で試行錯誤してなにかすることはまさにこの考えることが大事です。そこを手抜くと判断もできないし、いわゆる何も考えられない人になります。

本サービスアイデアにそれを入れることはないものの、考えるための支援ツールというところを打ち出せるといいかなという感じを持っています。

読み通すことで考え抜く

思考が海や水中に潜るとすると、それは著者との対話となります。この対話力みたいなものは、多分そうやって考えに同伴して、批判し、考えをぶつけていく、本当なのかな、なぜそういえるか、自分は違うなという頭の中の動きとなります。これはめちゃくちゃ大事ですが、どうも軽視されているのではないかと考えています。

情報としてのテキストをただインプットとして得るなら、わりと簡単で、それは既に出来ています。ただ、情報自体を得るだけではコンピュータのHDDと変わらなくて、そのまま保存ですよね。

くどいですが、考えるとは、そこで問う、違いはなにか、他との関連は、近いニュースはあったか、全体の動きは、著者の立場は、何を伝えたいのか、違和感はどこか、様々な視点からぶつけること全てを考えるといっています。分かるとは、それらに対して一定の理解やズレが、または分からないことが明確になったことを僕は指すと考えています。

考え抜くとは、それで正解や答えが出るのでなく、一定の理解や前と違う景色が見えるということに他なりません。そういうことを支援できると嬉しいなあというのがあります。

アイデアはシンプル、コンセプトは深く

多分アイデアのコンセプトや概念や抽象的なものは深く、それを水面上のシンプルに見えるものは分かりやすくが多分いいのだろうと思います。

それこそボタン一発でページ化して本化できるみたいなものですね。えーこれなんで作ったんだとなると、上のようなコンセプトアイデアの話ができると。これが理想というか、ある形としては面白いかもしれないですね。

気に入ったら作ってみてください(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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