ココナラのテイクレートが異なっている点を調べてみた

ココナラのテイクレート(手数料)って一定なのではないかと思っていましたが、四半期ベースでその率が変わっているのが何かが気になって調べてみました。

直近ココナラ決算で気になった点

2022年8月期第1四半期決算説明資料を見てみます。

このP.13では、テイクレートが、26.5%~27.2%と変動しています。同じ時はないんですね。

率直にこれなんだ?と思ったので調べてみました。

ココナラの手数料とは

以下、テイクレート=手数料の方が使いやすいのでそうしてみます。

ココナラの手数料とは、ユーザー側が取られるイメージの手数料と合致するはずです。

そう考えるとまずは、ココナラスキルシェアサービスですね、のユーザー手数料があります。これらは資料ではココナラ本体となっています。これが最新の2022年第一四半期では27.2%となっています。

次にココナラ法律相談です。ココナラの中というよりも法律相談だけ切り取った別サービスな感じですかね。こちらは手数料というよりも、弁護士側から広告費として得るモデルのようです。これを手数料というかはおいておきますが、この収益もあるわけですね。

そして、P.46ではテイクレートとして「電話相談」があります。コレはなにかというと、占いなどの相談サービスが電話でできるというココナラを知らない人は「なにそれ?」となるのですがあるんですね。この売上も結構あるはずです。さらっと50%とあるのですがこれは競合よりも低いようです。

また同ページでは、手数料をあげるということで、出品者ユーザーが有料としてサイト内広告などをするなども考えていると。これはそのまま収益となるんですね、ユーザーがどこまで使うかは分からないですが、この手のサイト内での広告ってあまりうまくいくイメージは僕は持っていませんが。

というわけで、手数料収益というところでは、P.48でまとめられていて、営業収益率がまさに手数料率ということですが、29-30%程度まで高めるとあります。さらに、電話相談が少なくなっていくのと同時にココナラ法律相談の伸びとあります。正確には、営業収益率=手数料ではないのは、ココナラ本体は手数料だし、電話相談も手数料ですが、ココナラ法律相談は営業収益(広告費)として上げるからでしょう。

具体的な手数料はいくらか

ざっと収益源自体が3つあることは分かりました。手数料ベースでは、ココナラ本体と電話相談で手数料が違うけどあると、もう1つはココナラ相談ということで実質2つですが、まあ3つとしておきます。

ココナラ本体は27.5%の手数料

以前は購入者はかからなかったのですが、今は5.5%となっています。サービス手数料についてより

次に販売者(出品者)側は、販売時の手数料についてであるように、22%となります。

この小さい数字は、5%なら10%の消費税で5.5%であり、20%の10%は2%だから22%ということです。つまり消費税込みなんですね。

よって、本体だけなら27.5%の手数料となります。

販売しているとか、購入しているだけとかだと意識しづらいですが、引いてみると両者から取っているんですね。ここは注目したいところです。この設定はなかなか難しいわけで、とはいえユーザー的には安いと嬉しいが、あとは経営的にどうかって感じもします。

電話相談は59%の手数料率

次に電話相談を見てみましょう。

【電話】出品者の売上金と通話料についてにあります。

1分毎の課金で非常に分かりづらいです(笑)僕は使ったことがないですが、1分100円の相談料を設定すると41円が出品者売上なので、これだけ見ると59%の手数料となります。ただ、この相談料設定は出品者が設定するものです。

つまり、私は300円/分でやるとかそういうことですね。体感では10分で数千円するところもあるとすると、これも人気とかで決まりそうです。それで、400円/分と時間単価を上げると、安くなるわけではなさそうです(笑)

手数料率は59%と固定となっています。

ココナラ法律相談は基調な収益源か

こちらは手数料ではないです。ユーザーは無料で使えるので、弁護士側からお金を取るモデルです。

弁護士登録も無料でできますが、有料掲載をするとメリットが得られるのでそこを期待するわけですね。費用感としては、ちょっと古いですが「ココナラ法律相談」が8月下旬に無料公開–弁護士と相談者をマッチングでは、シンプルに1000人規模の有料弁護士ユーザーを期待して、月3000万の広告収入とあるので、一人3万円って感じですね。

先の資料では、弁護士登録数は3,118名に対して、有料登録弁護士は835名でした。25%ちょっとの有料化率ですかね。で、シンプルに収益が81百万円なので有料登録者835名で割ると、1名あたり9.7万円でした。これは年なので、月あたりでは8000円程度となりますので、実際のプランとしては、数万円のプランがあるんじゃないかって感じですね。

まあこれはこのくらいで。

手数料を考える

話を戻して、手数料と言えるのは、ココナラ本体と電話相談でした。

電話相談は約50%と書かれていた気がしますがそこはスルーします。

それで手数料は、本体は27.5%は動かせず、これを動かすとまあユーザーが直に反応するからですね。実際に強気でやれば高くても客はとどまるし、否それはないなら動かなくなるわけですね。

次に占いなどの電話相談です。これは手数料率が高いのですがおそらく伸びがそこまで見込めないのかもしれません。または伸びを期待しないのでそこまでというところで、ほぼテイクレートに反映されてない気がします。

ただ占い相談はかなりあると思っていたので、手数料半分のものが仮に1割程度あればかなり手数料に影響を与えるかなと思っていたので、過去の手数料幅があるモデル(例えば高価格帯になると手数料が安くなったのですがそれは廃止された)が、少しまだ余韻があると。

あとは、確かに示された通りで、サイト内広告みたいなもので手数料を取るか(こちらはどちらかといえば広告費なので、ココナラ法律相談のようなモデルですね)くらいしかないので、どうなるかって感じですね。

おわりに

ざっとまとめると、

  • 手数料の増減はおそらく過去の手数料モデルのための増減
  • 現状は27.5%で固定されているので今後それ以上になる
  • それ以上とは、占い等の電話相談は59%の手数料となっていてそれらの影響があるため。しかしその反映があまりない印象

となります。

他の手数料ではない収益源は、ココナラ法律相談のような広告費で徴収するか、ココナラ本体でサイト内広告やるならその有料機能となります。

個人的にはサイト内広告はあまりうまくいかないのではないかと考えています。実際に実質出品してもPV0に近いことは確認出来ていて、多くはPV0からスタートするところで、ではPVを得たところでどこまで顧客がつかめるのか。ココナラで新規出品して売るのはかなり大変かもしれないなんかも参考にどうぞ。

これって出品者の出品サービスの魅力で対等に評価されるのでなく、そもそもPV自体を散らすのはプラットフォーマーの役目だとも思うので、そこが露呈された時にどうなるかですよね。それをあえて言う人はいないでしょうが、ユーザー視点でみれば出しても見られないなら価値なしというのは言わずもがなですからね。

で、本記事の価値ですが、ココナラ利用者はもちろん、引いてみてみて投資家視点で見るとそのサービスを応援したいのかどうかなんてのももっと多面的に見えるって意味での視点です。

ちなみにクラウドワークスは20%ですがこれは10万円未満であって、それ以上では10%、5%だったりします。この数値を見てしまうと、出品内容によりけりですけど、手数料自体を上げていくのは競合していない!と違う価値が言えるかどうかとなりそうです。ワーカーシステム利用料より

Lancersもクラウドワークスと同様だったりしますね。システム手数料の計算方法を教えてください

このあたりはプラットフォーマーのたかが手数料ではなく、彼らにとっては収益そのものなのでここは生命線なんですよね。

ライター

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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