最近のシゴトづくりから考えたこと
ざざっと違和感発想法のことでなく、そのワークショップとして仕事化したものを通して、気づいたことなど整理してみたいと思います。
シゴトづくりのヒントを得たい方向けです。
目次
分析を客観的にして具体に落とし込むことが大事
そんなの出来るのかよーと思いがちですが、そういうやり方は結構書いていたりします。例えばストアカなら公式でキレイにまとめてあって感動した覚えがあります。良い記事ですね。
こちらは、ストアカの先生向けの記事ですが、シゴトづくりをしたい人はそのまま参考になるかと。
予約数を増やす! アクセス解析で見るべき3つのポイント
この記事何がいいかというと、アクセス解析の見方だけでなく、それぞれの3パターンというか課題に対して、それぞれの対応策を提示しているということです。
つまり、アクセスがないならそもそも問題だし、予約につながらないなら講座や中身や見せ方が問題であるということですよね。それって局所的に見ていては言えないことなので、さすがに先生サポートではあるなあと感じたところです。
何かの商品やサービスを作ることまでできても、結局運営、分析的な管理っぽいことができない人はかなりいる気がしました。これだけでも一つのアイデアですが、そもそも、ターゲットがいてそこの人に刺さるものでないと、まあ商品やサービスとならないんですよね。
つまり、サービス→ターゲット→分析みたいなのが一連というか、一気通貫してないと、紐付けされてないと結構意味がないです。逆になってないなら、それぞれを紐付けして考えていくしかないという感じですね。
分析とか正直だるいという声も分かるのですが、ネットでやっていれば数値が可視化されて結果となります。結果が出てなければ上げづらいですしね。また明確なのでうまくいかないことはそのまま分かります。
とはいえ、最初からうまくいくなんてこともないですから、そこをどう判断していくかですよね。
一次情報が超大事。自分で考えるとさらに強くなる
上のアクセス解析も、例示されているものはスルーして(サンプルとして学ぶのはありですが)、結局自身のデータと照合して価値となりえます。
最近書いた、ココナラ出品サービス分析から売れ感を考えてみるでも強調していますし、提案数と当選数の振り返りから自身のパフォーマンスや調子を見切るみたいなもう少し広げてマーケティング活動みたいなところでも、色々振り返ったり、見ていくのだ大事です。
そこで結果が出るはずなので、単純に体感値もですが確率が見えてきます。
既に明確になっていますが、ココナラ・ストアカを一緒にすることはできないですが、概ねアクセス数の1%程度は成約(売れる)ことが分かっています。サービスによってはもっと高い、低いのもあると思いますので、この割合が大事でなく、割合を把握して次に動ける、または余裕がある状態がいいのかなと言えそうです。
駄目なパターンというか思考としては、「1%だから2%ある人に劣っている。もっと伸ばしたい」は、伸ばすのはいいのですが、比較しても意味がないのかなと。もっとも同ジャンルとかライバルとしたい人ならいいのですが、そういうのでないなら無駄です。
良い思考パターンとしては、僕が良いと言ってるだけですけど、「今自分は1%で売れているのだから、他のサービスもいけるかもしれない。または単にアクセス不足だけで売れてないだけかもしれない」という思考になるということです。
もちろん運もありますが、1%が1回だけでなく、結果的に再現性が高く何度も繰り返せているのであれば、信頼出来る数字になると。
他にも見直してみたんですが運営しているWebサービスは流入が特殊といえど、PVの1%くらいはアクションがあったりします。これもほぼそのまま1%といえそうです。
他では1割り程度が目安だったりしますし、こういうデータはいくつもあれば足元を固めていけますよね?アイデア出しの場はまだ全然なのですが、ある程度見て全くずれているなら誰も来ないし、いけるなら単にアクセスの問題、またはコンテンツの問題ということも有りえます。そこをどうしていくか(最も全くお客さんがいないなら駄目なんですけどね、その判断も含めて)となります。
こうやって得られたデータを次のサービスやシゴトにつなげていくことで、より確度が高い企画なりシゴトになります。これってめちゃくちゃ楽しくないですか?僕は楽しいと思っています。
目標のうち行動目標と結果目標を設定できると強い
これは前書いた気がしますが、ここでは割合が分かることから、逆に10倍みたいに増やしたいことでない限り、ある程度行動量が見えてくることになります。
仕事柄色々な提案をしますが、提案って基本無視されます。無視というのは、相手が読んだかもわからないレベルです。なしのつぶてってやつです。
上の数値は成約だったりするので違うんですが、1割くらいしか人は反応しないみたいな目安を一応持ってます。色々なサービスを使っていて、メッセージを送るとします。しかしそもそも連絡すらない、その理由はおいておいて、ことはよくあります。脱線しますが、これもユーザー体験なので、その体験を多くしてしまうのはロスになります。正確にはユーザーが良い体験をしなければまあ続けて使わないというだけですよね。
そういう冷静な面もありつつ、単にやっても手応えないなら去る。これはわりと当たり前だと思うので、僕の場合はその1割にどれくらいで出会えるか。または出会えないけど何か見えるかというくらいでやってますよね。
結果出てないのでなんともですが、多少アウェイ感を感じつつもマーケティングしているものがあるのですが、5本送って2つくらいで、4割ですが、そもそもスルーされているのが多いですね。かなり丁寧に読み込んでやっている(つもり)なので、手抜きはないです。
となると、こうなると相手の本気度によりけりなので、ここはもう仕方がないですよね。こういうケースの場合、一定の数を当てていくと、結果になりますが、これを淡々とやれるかって、「結果目標」を見るとできない(例えば月売上はいくら、成約数いくらとかってことです)ので、「行動目標」として、提案数は5とか、そういう指標にして動いた方を自分で褒めるほうがグッドですね。僕はそうやっています。
bosyuの新しいシゴトとかって切り口で書いた新しいシゴトの作り方という記事がありますが、ここで書いたbosyuの取り組みでアイデアメモが売れたという話があります。とは言えそれ以上に色々と放り込んでいるので、それでやっとということですよね。
アクセス解析等はないので、多分露出がかなり限定されるので、新着以外だと自身のSNSとかブログとかがないときつそうです。あまり沢山出すと、ターゲットがずれたりするのでこれらもほどほどにという感じですね。プラットフォームをリンクしたりするとそれぞれのメンテナンスが大変なので、一元管理はいいのですが、出し過ぎはあまりおすすめできないですね。まあbosyu上は出しすぎても流れちゃう感じなので、いいとは思っています。bosyuでは9個出してやっと1個売れている感じなので、これも1割とかって感じなんでしょうね。多分、全部売れる人は稀でしょう。あと売れるものから派生するほうが多分いいのでしょう、きっと。
プラットフォームや場所が違うことで人が変わることを意識する
このブログでは書きたいようにやっていますが、少し変わるだけで全く違った形になってきます。一番大事なのは、流れで、どう入ってどう出るか。そこを押さえたり見えればかなりのことができそうです。
例えば水でいえば、1日飲む水の量は計算している人は少ないと思いますが、一方で水が決められた量しかでないなら、それを管理するしかないですよね。アクセスを水とすると違うかもしれませんが、決められた量しかないならそれまでですよね。広げていくのは、相互で紐付けるか、より違う人にアピールするか、取りこぼしているところを狙っていくかなど、結構限られます。
ちなみに、新規で何か宣伝するときにいきなり一点突破をするやり方はおすすめしていません。やる意味というかコストと、リターンが見合わないことが多いからですね。博打に似ている感じです。それでやりたいならいいのですが、多くは「他に選択肢がないから」であって、消去法が選択肢かというと、かなり厳しいと感じています。
仮にそういう選択をしても、どうしてそう選んだかの思考メモが欲しいですよね。次も同じことを繰り返しがちというか僕は繰り返ししてしまうので、その予防に思考を大事にしているって感じですね。
余談ですが、このプラットフォームが違えば反応が異なるみたいなのはかなり危険なことが多いと思っています。どういう危険かというと、プラットフォームの危険性というよりも、情報商材っぽい話ですが、こうすれば売れた→だから自分もそのプラットフォームでやるみたいなことです。基本これは追い方が微妙なのでその時点で一歩立ち止まって考えることをおすすめします。普通は、その正体なり誘導にその作者の利益誘導があります。これは当たり前なのですが、「私が得するからあなたが得する」は微妙です。逆です。「あなたが得する、その上で私が得する」です。まあこの話をしても、心を奪われたり、それが間違いないと思っている人には刺さらないですよね(笑)
とはいえ、プラットフォームが違うことで変わることもありますから、色々と体験をしたり、どうしていくのがいいかを検証する姿勢と実践はしていくのがいいわけですよね。そのまま経験値となってアイデアにつながりますから。
この話はどちらかというと、お金を出しやすいところで活動するほうがいいですよねくらいです。無償やNPOや社会性が強いところで、お金をどんどん取れる人は稀でしょうし、財布の紐が固いところでやったり、仕組みとしてきついところでは回しづらいです。これは戦術というよりも、戦略が近く、最初の設定で決まってしまいがちですよね。もっとも、それだけではないんですけどね。
良いお客さんは創れる
人造人間ってことではないです(笑)
とくにクリエイター系の人だと、自分のスキルを売るみたいな経験がないと自分の価値がないのではないかとか、ニーズがないと思いがちです。そういうこともあるわけですが、全くないものってないですよね。
創造力によって、逆に「こんなレベルの低いものを提示したら怒られる」みたいなのがあったりするのかなと。これは非常に分かる話です。ただ、僕の例でいえば、アイデア出しってもっと上手い人やビジネスなんてめちゃくちゃ上手い人がいるわけですよ。逆にいえば、そうでない人もいっぱいいるわけです。
同様に、例えば動画クリエイターとか、Web制作みたいなスキルがある人がいたとします。その人が「自分の動画制作って普通すぎて使いものにならないんだろうなあ」「Web制作できるけどできるってどこまでいったらいっていいのだろうか」みたいなことってあると思うんですね。一方でこれを動画クリエイター業界とかプロの話なら正直きついですよね。Web制作も同様です。
しかし、誰に売るかなので、動画作ったことがない人がどうやって作るのかを知りたいのでその人に教えるならできそうじゃないですか?自分がはまった動画制作のポイントをまとめるとそのまま喜ばれそうじゃないすか?
Web制作なら制作実績って分からないので、つまりどこをやったかですけど、そういうものをちゃんと調べて出すことで「あ、この人やったことある人」という実績の証明になったりします。解像度が高いってやつですよね。
つまり、解像度が高い、創造性が高くなっているために、自分のサービスを低くみてしまうパターンです。この時、実は最適な人はいたり、最適な人を「妄想」しすぎないなら、いけます。妄想でもいいんですけどね。結果的に妄想だけせずに、これはどうでしょうか、こんなのやりますよと動いてくことになるので。
例えば僕がお客さんになるかはおいておいて、動画制作とかどうしたらいいか、それって誰かに相談したりしたいですし、レベル感を知りたかったりします。Web制作も成熟化されていて人によって最適なアウトプットが違う(コストも時間も見栄えも)ので、そこを丁寧に研究することで、あなただけのサービスが出来るはずです。
同時にこれは、あなただけのお客さんがいることになります。そういう状態を創れるといっています。直観に近いんですけど、このピースというかサイクルが回るようになると超楽しいわけですよね。回りきらなくてもある程度見えてくるだけでも楽しい。何もないところから一から作れるって、なかなかいないんですよ。どんな小さなことであれです。
だから、最初は1円でも10円でもそれって「シゴト?」と思わずに、価値を見出したことに感動する事ができれば多分次もいけます。その繰り返しでさらにサービスが磨かれて、お客さんも良い人が寄ってきます。良い人とは、適切な対価や価値をあなたに感じてくれる人ってことです。これは妄想とかでなく、そもそもうまく行っている人はそういう状態になっているだけなので、世界が違っていたりします。
世界というと自己啓発っぽいですけど、実際はそんなものというか、些細な違いでしかないんですよね。些細な違いが見えるようになれば、逆にその時点で人にアドバイスしたり、色々と語れるような気がします。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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