正解がない世界にワクワクし続ける

これ当たり前の話のようでそうでもないというか。そもそも初めてやる人は何か正解があるんじゃないかって思うんですよね。なんでもそうかも。でも、実際はそんなのないのでどう考えたか、プロセスを示して、具体的に論理的に言えるかだけかなという話です。
他にアイデアも企画もなんでもそうで、そういう正解がないことでこれらの考えや仕事は統一できるような気がしました。抽象化すればそうなるので僕はそれをやり続けたいなあという自己啓発っぽい話です。
市場調査に正解はない
マーケティングリサーチなどの数字で正解はない。ので、正解がないという前提で精度を上げるという話ができるかどうかということです。
例えば農業の市場規模いくらかって計算すれば出せるのですが、1兆なのか10兆なのか、100兆なのか。まあその数字はおいておいて、仮に10兆ならその根拠は何か?ってだけです。根拠があってある統計や調査なら、その調査が確からしければそれで終わりです。
というのも、実際に目視で農業自体の市場規模なんて見えなくて、じゃがいも一個ずつ数えるのかとかそういう話ですよね。別に売上規模でなくても、出荷量でもいいし、そのあたりは自由でいいわけですね。小売なのか卸なのか、生産金額なのかそのあたりも自由です。自由というのは定義すればいいだけってことですね。
正解があるという思考だとハマりそう
これ言われないと分からないかもしれない系の話ですが、そもそも前提で正解がある思考だとハマって超えられないのかもと思いました。正解なんてないって割り切りができていればはまらない気がするとも言えそうです。
正解って、答えです。答えらしいものでもいい。そんなのない!って誰かが言ってあげないと、これ正解があるんだろうと思っちゃうわけです。けどないんですね(笑)
今までの仕事で、その数値のロジックはもちろん提示するのですが、じゃあ◯◯業界の規模は◯◯円としたところで、そのロジックについてどうと言われたことはなく、またそのツッコミがなにかとなるとやや専門的になってきます。実際に自分で調べることはできないので、調べるというのは一次調査です。ある種の統計や資料やデータはそこまで奇抜なものがないわけで、その調べ方はあれどってことですね。
正解がないぞ正解はないんだぞと思っていればハマらないのですが、正解があって「調べ物は必ず数値がどこかにある」と思うと、ない場合は終わっちゃいますよね。詰むというか、これ以上できないって。実際はないことも多い(調べきれないというのも含む)ので、その場合は推測や算出してみるしかないわけですね。
アイデアの正解もない
アイデア自体毎回提示する、出してコミュニケーションする度に、正解はないなあと痛感しながらやっています。逆に正解を求めている人はお客さんになり得なくて、こちらも断っています。何かこちらで正解が見つかると思っていないかと。そういう気配があればはっきりいいます。それで去る方もいるのでそれでいいんじゃないかって思っています。
やれるのはアイデアにおける新しい視点、着眼点、それを自分でやってみたいと思えるか、ワクワクがあるかとかになるのかなと。なければ魅力的ではないのでやらないし、採用しないわけです。
正解がないからこそ面白いと思えるかどうかも大事ですね。
ないなら答えがないので終わりでなくて、ではどうすればいいか。まあ全く無理な話もあるので、そこは勘弁ですが、そういうことでないならどんどん考えていきたいですよね。ここでの無理筋って明日1億円を稼ぐみたいな問いかけですね(笑)
企画も正解はない
企画アイデアもそうです。販促や集客アイデアもそうですね。事業企画、ビジネスアイデアもそうです。ないんです(笑)
何度も言うんですけど正解はないので、そこを共有できるか。そのうえでその前提で話が出来るかどうかですね。
つまり、Aをやれば絶対儲かるみたいな話なんてないんですよ。ないのでそんなこと言わないですよ。言っている人いたらまあやばいですよね。絶対なんてものないですから。言葉的にも、その姿勢にも僕は疑いをかけるってことですね。僕は関わらないと。
だから分からないですよってことをちゃんと共有できるかです。当然その上で考えるので、成功率や現実性があるかを考えると。そうやって精度を高めていくのがアイデア、企画の考え方です。最初から一発で筋が良いアイデアを考える「思考」自体が無理なので、そうではないと。そこが大事ですね。
正解がないのにワクワクできるか
マーケティングも、ビジネスアイデアも、企画も全部そうで、そこは正解がなかったという話です。誰かがやって成功した→やればできるというわけでもないんですよね(笑)それなら誰もが秒で成功しています。そうならないようになっているのが社会であり人生です。
もちろん参考にするとか、学ぶのはやらないといけないです。そのうえでどうかってことです。
正解はないのなら考えても意味がないとかは全く筋違いです。決まってないので考えて試行錯誤する、それぞれの仮説Aに対して検証をしていく。それだけです。そのうえで結果が出るかは仮説→検証→結果を見てどうかだけなので、仮説検証がないものに結果はないので、失敗も何もないんですね。やった上でどうかが分かる。
じゃあ成功したら正解というとそれもない。つまり正解とか不正解ってものさしが誤っているといってもいい。そうではない世界観に成り立っていると僕は考えています。
そこでワクワクできるかどうかはぶっちゃけ人次第です。どうしても正解がないとなあという人もいるはずで、無理してそこをやるわけではない。だから企画系が得意かどうかはあるんですよ。そこは無理しちゃいけない。くどいですが適性もあるってことだけですね。逆に企画系の考えだと正解があることは窮屈になります。僕がそうですね(笑)これ他の人でもいいじゃんと思えちゃう。それ僕がやる価値は低いのでやらないですね。それだけです。
正解がない世界にワクワクし続ける
結局アイデアも企画もビジネスも正解がないから楽しいのだなと感じるようになりました。いや実際にその通りなんですけど、どうもギャップがあってですね、そうやっていると振る舞っていると「正解が何かあるのではないか」って思ったりするわけです。されるというか。実際にはそんなのないので、毎回考えてどうかだけでしかない。
そこを想像できるか。やってみてどこまで考えていけるか。し続けるか。そんなわりと地味な世界なんですね。そしてその世界観がとても好きなのでそうやっていると。そこを想像せずに楽して稼げるとかってことがまあないだけです。
そこまで言い切りつつ見極めると、かなり風景がクリアになります。靄がかかっていたものが消えるというか、消えなくてもかなり見やすい。視界良好ってやつですよね。正解がないから不安を煽ってどうとかでもない(笑)
単にこうしたらいいんじゃないかって、そういうワクワクや可能性に賭けたい、何か面白いんじゃないかをやり続けたい。
そんな気持ちで、僕は仕事をしているんじゃないかって話でした。
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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