経験は軸でその掛け算みたいに考えたほうが精神衛生的に良いという話

色々な経験ってあるじゃないですか。良いこともあればそうでないことも。そこでいちいち凹むし、浮かれるのが人だと思いますが、それはおいておいて。

今回は色々な経験の上に人は成り立つというか、成り立っているということで、それはそこまで意識しなくても「そうである」ということを書いてみます。

そうすると、経験って無駄なことはないって思えたら僕の勝ちです(笑)勝ち負けではないですけど。むしろ、色々なその経験が重なると圧倒的といってもいいし、または自ずとですね、意識しなくてもそれが個性としてにじみ出るものでではないかという話です。

経験は色々あったほうがいい

アイデア出しとかリサーチとかって僕の仕事範囲においても、そりゃ経験一杯あったほうがいいなと。なぜなら相手の考えへの理解とか、その立場への共感、またはなくても他で代替して想像できるからです。あって損するなんてものはないということですね。

ただなんでも経験しておけばいいということで、経験の数を「どやっ」とやっているだけでは意味がなくて(笑)それは違う方向性ですね。経験の数を自慢するとかみたいな狭い話でなくて、経験することで確実に厚みになるし、深みになるということです。質です。当然ですが「質を自慢しろ」ってことでもないです。自慢とかは放置しておいてください(笑)

経験することで、重なっていくと、おそらくその上で見える視点、立場が様々であるはずです。逆にいえばそれがないのであればシンプルに経験不足となります。経験とは勉強もあるので、勉強不足といってもいい。そこをおろそかにして一朝一夕で何かできるわけがないというわけですね。甘い話はないんです。してもいいですが、嘘ですから出来ない(笑)

経験を重ねると多分立体になる

イメージを描いてみます!

基本的にはまず、時間が流れると、当然寝ているだけとか、何もしないとかはおいておいて。何もしない経験は増えますので絶対ダメではないです。あと何か詰め込んでやればいいとかってことでもないのでそこは割愛します。

基本的に経験をすると、多少凸凹しているのはイメージであって、「経験が下がる」とかはあまりないです。放置して技量が落ちるとかはあれど、経験は蓄積していきます。凹みは無視してください(笑)

この経験っていってるのは、事柄全てです。あなたがやっていること、見聞きしたこと、人からの話でも、なんでもいいです。例えば、同じうねりですけどそこは作図的な手間なので無視してもらって、サッカー、料理、営業、飲みと4つだけですが、そういうのが例えばあると。

この経験数や経験量のバランスで全然違う人というか、個性や視点になるって感じです。

ここで大事なのは、サッカー終わったから料理やろうとかっていう直線的とか論理的な前後はなくて、並列です。サッカーしながら料理するということはまずないですが、サッカーで遊んでからご飯を作って食べるとかはありえますよね。そこでサッカーをしたな、料理をしたなという経験をしていくわけですね。これは例えばの話です。

これを時間は基本流れるので、無視できるとして、意識は経験です。経験1がサッカーとか、経験2が料理とかとしてください。

サッカーしつつ料理をしている人は他にいるかもしれませんが、サッカーでゴールキーパーをして、肉じゃが料理が上手い人ってあなただけかもしれない。いや他にいるかもしれませんよね。分かります。

がんばってZ軸でも描いてみました(笑)経験3をいれてください。営業経験ということで仕事の経験を入れてみます。サッカーでゴールキーパーをしてて、肉じゃがうまくて、営業をしている人。それってあまりいなくなるんじゃないかと。まだいそうですか?

ならば、経験4をさらにいれてみましょう。軸的にきついからやらないですが、話としてはその経験で重なっていくとあなたが生まれるってことですね。他でもない、個性がそこから滲み出てくるイメージです。頑張って獲得するものではないという気がします。当然、それぞれの経験は必死になってやるし楽しむしってことですよ。ここは誤解なきよう。

無駄な経験はそういう意味で消滅する

経験として色々したけどそれが役立たないって話はありますよね。聞くってことですが、何が無駄か僕には分からないんですね。

失敗も役立つので、何をしてもいいというか。反社会的なのはなしとして。

そうやって経験が貯まるので次はさらに良くなるかも知れない。もちろん外すとか誤解もある。でも、それは視点が増えることなので、まず精度が悪くなることはない。悪くなるのって妙な思い込みとかですから、それも改善できるというか。すぐには無理でもですよ。

経験数が増えた、経験量が増えた。それだけで楽しいじゃないですかと。そういうわけで、経験とか知見ってこうやって積まれていくんですねというイメージです。

僕はどうなのか?

僕の話を書いてみます。N=1なので他で言えるとかはおいておいて、多分抽象化すれば概ね今回の話でいえることはあるんじゃないかって期待を込めてです。

僕は哲学とか人が面白いなと思ったんですね。高校くらいの時ですが、中学くらいから人に喜んでもらえることが好きでした。お笑いというわかりやすいことでなくて、面白いことをしたほうがいいというか。目立ちたいわけではないですよ。このあたりはふわっとしていますが、たしかにあったかなと。

高校だとそういう意味で哲学とかってのが人を考えるし、途中に心理学って面白いかあなというのがあった。流行りみたいなものあったかもですが、心理テストとは違いますからね。流行りましたね。

僕が大学で学んだのは心理学でした。とても面白かったです。その上で社会心理学が一番面白かった。人間個人の心理、単一の人の心の動きとかよりもですね。人が集団においてなんでこうも変わるかが不思議でしょうがなかったです。僕もその一人ですが、例えば横領(笑)とかってありますけど、それって犯罪ですけど、ついやってしまうこともあるし、ほかがやっているとかバレないならいいとか。もっと違う視点なら、会議とか集団の話においてつい声が大きい人のことが正しく聞こえると。ボリュームの問題でもあるというか(笑)声が小さいと弱いし自信がなく思えると。自信がないのでなくそう見えるのが面白いというか。

同調もそうですよね。社会的サボりとかもそう。とても面白い。囚人のジレンマとかも良い。そういうことですよね。そういう延長で僕は意思決定をなんか研究したんですけど、今では忘れました(笑)

仕事はその後プログラマなんかやってました。これは趣味でやっていたプログラミングを活かすためです。職業プログラマって何かが興味があったんですね。仕事としてのプログラミングって何か。

長くなるのでこれくらいで切りますが、心理学とか人への興味、プログラミングとかって経験は今でも宝です。ピカピカしている。でもですね、色々言われたことがあるんですが、例えば「心理学→プログラマ」ってなかなかなさそうなんですね。別にそういう人もいると思うんですけど、イメージしづらい。

その興味や判断は僕がしているので、めちゃくちゃ個性というか、僕の判断が出ているんですね。シンプルにいえば、面白そうだから選んだんです。その時のテーマや考えたいことに近いといえる。後付でいってしまえば、色々やりたかった。たまたまそれがあったしやれそうだった。それだけですね。ここに深いビジョンや社会を!みたいなのって微塵もないですよ。そして実際になかった。

今僕がアイデアで社会を楽しくするなんて思ってるし本気でそう願うのですが、それって願うだけでは面白くないので何か仕掛けてやろうと。そういうことを今思ってるんです。考えているというか。前思わなかったから今そうならないとかはなくて、人は変わるし成長する。

経験によって、心理×プログラマ×となっていって、例えば他にも企画するとか、僕のビジネス経験というところもありそういうのが掛け算されていくんですね。伝わってますか?

そうすると、不思議なんですが、別に経験を積んで色々出来るようになりたいのだ!とかって意志とかはなくて、面白そうなことをやっていたら出来ていた。または面白いことをやろうとしたり興味があることを熱中したり夢中になっていると、色々見えてきたってのが実感です。目標設定でそれをスマートに狙ってラインを取って見事取る!みたいな感じでは「絶対」ない。もっと泥臭て、もっと見えなくて、ってのが普通なのかなと僕は感じています。身体的にいえばってことですね。

ここで明らかなのは、心理学とかをそのまま仕事に使えるなんてまずないんですよ(笑)心理カウンセラーでさえそうではないというか、「俺は心理カウンセラーだ!」ってことでなく、それを感じさせない人のほうがまず話はしやすいんでしょう。人の心を読まれる感じしませんか?そうでもない?

そういう一例だけでも明らかですが、その経験をそのまま100%適用させて使える使えないっていうのは、タイパとかコスパとかって考えたい人はがっかりするはずです。使えないんだと(笑)まあそこだけ切り取るとそうなるのは事実です。ですが、心理学的な視点はかなりですが、どんどん僕の役に立つという感じですね。

人によるのですが心理学を学んでいたというと、多くの人は興味を持ってくれます。あと心理学学びたいなあという人も多かったです。とくに会社員的な人でなく経営者とかって立場の人が多いですね。それって視点の広さや深さや世の中の人が何を考えるかってことを考えたいからじゃないですかね?そうでないなら必要ないですから。そこで会社員だから必要ないなんて話でなくそういう傾向がたまたま僕は感じたってだけです。でないかもしれませんけどね(笑)

プログラミングとかもそうです。技術としてあるのでそれを学んでいたり実践でやってたというのは大きな経験なんですね。当然これも今やれといわれて仕事レベルでやれることなんてほぼないですよ。ただ今でもプログラミングは面白いと思うし、効率化とか自動化とかどんどんやればいいって思うんですね。これも企画とか色々なものに生きてくるんです。

こうやっていくとなんでも使えると思いませんか?僕は起業一回目で普通にうまくいってないです。という話もネタになっているというか、できている。確かに甘いところもあったので。とはいえ後悔はしてないんですよ。これも使えるなあと。やってナンボじゃないかって思う理由がこういうところにあります。

基本的にポジティブです。なぜなら経験が重なった時に、何がスパークするか分からなくないですか?別に有名人になりたいとかは全くないですが、人に役立つとかはもっとやりたいですからね。困った人は助けたい。当然慈善活動としてというよりも、仕事とかそういう色々な活動でですよね。一人では限界もありますから。経験が重なって何か生まれていく。まさにこれがアイデアです。

そうやってアイデアが生まれていくので、アイデアは色々出てくるし、生まれる材料にもなっていく。それが楽しくてしょうがないって感じです。

おわりに

経験がまさに自分を助けるってことですね。経験が裏切ると買ってないと思っていて、まあ当然人によって事情があるので絶対ではないでしょう。

やったことをシンプルに肯定できる力なのかもしれません。なんか未消化だなとか、やりたくなかったなという経験、コンプレックスやトラウマになったことなんて忘れたいですからね。そういう経験が役立つとは思えないかもしれませんが、短期では当然です。ただ中長期的に見れば後から見れば小さいことになりやすいです。小さいというのは自分にとって絶対的でなく相対的にってことです。

僕も起業の失敗時は「これって自分うまくいくことがないってことかな」と悩むこともありましたよ(笑)僕も人ですよ。ですが、別にそれはそれで、まあ割り切って次やるしかないよねという感じです。失敗は成功までのフィードバックと捉えればほぼいけますよ、多分ですが。楽しんでいきましょう。

経験などでコスパやタイパもダメではないですが、中長期的な視点でいえばそれらは短期的すぎるんだろうと感じています。とはいえ、ここで努力すれば絶対うまくいくとかはないと思っています。努力すべき軸や方向が違えばやはりダメですし、運やタイミングもある。なので、シンプルにその「努力→うまくいく」って考えが「正解思考」って意味で批判されるというかしているんですね。正解がないですよねと言えればそういう考えにならないからです。

経験思考=経験が絶対だということでなく、経験を重ねていって面白い自分や企業や人になっていくと面白いだろうなと。多様性とはいえ、人は人ですから基本的なことってそれほどズレはないと。面白いことは面白く、楽しいことは楽しい。多分ですけどね(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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