収益性が低いアイデアしかなくても諦めずに考える

精神論的に頑張れ、明らめるなだけなく、結論的には結局儲かるものだろうが儲かりづらいものでも結局自分が自問自答して問い詰めていくものなので、考えることは変わらないぞという話になっているかと。

そうすると、もっと楽になると思います。一喜一憂せず、ここまではやったから次はどうしようとか、今こういうフェーズや時期なんじゃないかと冷静に考えたりなどが期待できるはずです。

少なくとも短絡的に収益性が低い、儲からないアイデアしか出ないから明らめるとかでなく、そもそもそれが儲かるかどうかすらもわりと誰も分からないです。とはいえ、駄目そうなものをやっても駄目ですし、ここが難しい。駄目というのを誰がどのように言うかです。自分も含めて。

結局ここの「こうすればうまくいく」はなくて、「こうすれば成功確率はあがるかもね」くらいしかありません。むしろ、うまくいくもその人の成功体験やケース分析でしかないので万能なわけではないですからね。

収益性の低いアイデアとは

例えばわかりやすくいえば、あるサービスや商品を売る、提供するとしても、

  • 売上に結びつきづらい、成約数が少ない、売れづらいというもの
  • 一件あたりの単価が低いもの、宣伝等をするとコストとしてはそれだけでは見合わないもの
  • 利益率が低いもの。売上はあっても利益率が数%だと相当の売上規模でないと成り立たないもの

とまあ、儲からなさそうものという言い方で合っています。

では、これらのアイデアが駄目とかいいとかそういうことを言えるかですが、これが難しいわけです。例えば単純に言えないのですが、趣味性が高いもので例えば登山用品でかつオフロードで自転車滑降みたいなことをやっている人がいるとします。その場合かなりニッチですけどその人は楽しいわけですよね。その時に「もしかしてオフロード用の使える商品を作れば売れるかも。ひらめいた」としたとき、このアイデアが多分収益性は低いものだとします。ではこれがいいのか悪いのか?判断は難しいということです。

端的にいえば、その人がビジネス的にやりたいなら、収益性は高いほうが大体楽というか見合うのでそうした工夫を入れたほうがいいでしょう。逆にビジネス的でなく、社会貢献とか、同じ趣味嗜好の人に楽しんでもらえればいいというのなら、収益性は問題なりません。赤字でも極端なことをいえば借金をしてもやって失敗してもいいと思う人は全員でなくても極稀にいるわけですから。止めることはなかなか難しい。

このように収益性が低いから駄目とかいいとかって言えないということをまず確認した上で次の話です。

収益性の低いものしか思いつかない場合は?

ビジネスにおいては裏返しになりますが、

  • 収益性があること
  • 在庫など無駄なコストをかけないこと(家賃等)
  • 回転率やキャッシュが手元に来やすいこと

などのほうが有利です。3つ目は融資でもなんでもいいのですが、売れてからお金が入ってくるまでの期間が長ければ不利です。1億売れてても手元にお金がないなら借金や支払いができないため終わるということは普通にありえます。

1つめは、くどいですが、利益率が高いとか、コストが低いとか、まあ同じことを言っていますが、1つ売ってどれくらい儲けられるか。1つでなくてもいいですけど、どれくらい売れるかという話です。もちろん市場といわなくても、売れる見込みや規模感もある程度見えたほうがいいわけですけどね。

2つ目は、店舗なら家賃が固定で、またメーカーや小売なら倉庫に入れておいて商品を売るなどのそういった在庫を抱えるリスクがあります。もちろん輸入とか仕入れて売るものも一緒です。

シゴトづくりにおいて悩みというかよくありそうなのは、「社会貢献性が高いことをやりたいから収益性は低くても良い」「社会に役立つものをやりたいから、売上はなくてもいい」というのは意外にありそうです。気持ちは分かるのですが、一方で、売上とかお金を省いた上で考えると、実は逆に「純粋に役立つものでないとほしくない」だけです。もっといえば「要らないものは要らないし、欲しいものは欲しい」だけであって、お金が介在するのはそれで買えるから、売れるからというシンプルな理由です。もちろん色々な考えはあるのですが。

例えば、無料にすれば何でも売れるとするなら、何でも本当に売れるわけです。ただ無料は売上にならないので、本来であればキャンペーン、還元セールのようなもの、またはフリーミアムという有料サービスがあるけど普段は無料で使えるという仕組みにしてないと意味がありません。もっといえば無料でも売れないからこそ、無料とか有料とかの「価格があること」はスルーして、それ自体が価値があるのかどうかを買う側がどうジャッジするかを見極める必要があります。

思いつくかどうかはおいておいて、ビジネスが嫌というか、コンプレックスというほどでないものの、苦手という人は「貢献」など社会性に走りがちでしょう。とはいえ、時代環境が変わるので、今までのレベルでの利益至上主義でいけるかとというとそうでもないと。ただ企業の誤解としては納税こそ結果的に循環をもたらすのでだから何をしてもいいとは全く言っていませんが、それは企業の社会貢献価値ともいえます。一つ言えるのは、自分が苦手なことは確かにやりたくないし、突っ込んでいきたくない。だから、ビジネスとか利益とか売上を上げることからシンプルに逃げることは出来ません。

僕自身これらが得意とは全く思ってないですから(笑)安心してください。というか得意な人はあまり見たことがなくて、色々葛藤したり、いいのかなーどうなんだろうなあといいながら「それがビジネスですから」と割り切ってなんとかみたいな人の方が多い気がします。むしろ、ドライに割り切ってしまうのは「強い」からでなく「弱い」からこそそうしている感じです。「ビジネス」「事業」「企業」というと鋼鉄なイメージですが、実際は事業担当者や経営陣はAIでもプログラムでもなく人ですから、もっと情緒的だと言ってもいいでしょう。もちろん占いで決めているわけではないでしょうが。

逃げずにどうするか?

逃げてはいけないとはそれが苦手とはいえ、結果的にシゴトづくりを諦めないのだから、最終的にはイヤイヤというのでなく、もしかしてこうすればできるかもしれないというポジティブに構えつつ、とはいえそこで楽しいからなんでもいいという楽観までいかずに、シビアに現状を見つつ、考えて試していくという姿勢です。

逃げる場合は選択肢が限られます。つまり、得意な人とかと組むことですが、まあ世の中そううまく人とつながれないし、そもそもあなたが「ビジネスが疎い」なら、「相手を信頼できるか」が怪しいわけです。「お金のことは分からないから任せた」はある種カッコいいかもしれませんが、それは相手にも失礼なわけです。というよりも、あなたがそのパートナーを信頼するかどうかはおいておいて「何を持って任せるか」です。「売上をあげられないなら信じられない」なら、あなたも出来ないことを人に任せるのはどうかというカウンターが出来ます。また「どういう部分が苦手かを吟味したり見極めてないなら、何を任せてもいいか相手が分からない」こともありえます。

逃げない場合は、自分で考えて苦手だけどやるパターンです。世の中的には、苦手なことは任せたほうが良いという傾向もありますけど、実際は「苦手なことを誰かに任せられる人がいない」ことのほうが多いので、実践的には「苦手なことを自分でやや苦しいけど勉強して克服する、または違う楽しさを見出して突破する」ことのほうがよくあるんじゃないかと。逆にこれは精神論ではないんですが、そこで面白さが見いだせない、または突破できないならその程度かもしれません。わりとここで明らめることは出来るし、その判断自体は正しいと思っています。

また突破せずとも、逆に他の得意なことでカバーすることもありえます。ですから、ざっとまとめると、

  • 自分がビジネス的視点や考えが苦手だといって逃げるかどうかがある。逃げる人は社会貢献性などを見出しがち。
  • 逃げるから駄目とか、貢献性が駄目ではないので、仮に逃げたならば、ビジネスが得意な人とパートナーになるというのが必要。ただそもそもそういう人を見極められないのでウルトラ級の奇跡な気がする。
  • 実際は苦手とかあーだこーだいってもいいけど、学んでカバーしてある程度こうすればいいのではないかという仮説と検証を繰り返して地味に強くしていくしかない。とはいえ、万能とかインターネット共和国のトップになれとかでもない。

というところになります。

収益性が低いアイデアはやらない

これは盲点かもしれません。そもそも収益性が見込めないことはやらないということです。必死に考えてその時間をサンクコストとしてもったいない!と思えば、せっかくなのでやろうと思うかもしれません。それもありです。

ただ、わりと当たり前ですが、あくまで僕の経験では、

  • 社会貢献性の高いことは確かに貢献度は高いとか、社会にとって価値があるけど、収益性がないから伸びないし、広がらないし、独善的になって終わりやすい。終わるとは自分のモチベーションが続かない。人に伝えきれないので当然終わる。
  • 自分が吟味したもので、多分うまくいかない、ここでは収益性が高くならないというのは、多分モチベーションが3年続いても3年でなんとかなることはあまりない。というか、現時点で駄目なものはあまり良くなることもなり。ここでいう収益性が神のごく改善されて高くなる確率はわりと簡単に求められる。例えば「自身のモチベーションが劇的にあがること」「社会の変化が急激に変わること・価値観の変化」「良いアイデアが突然ひらめくこと」などが同時に起こることでしょうが、まず冷静に考えて運を排除するなら、現時点で駄目そうなら多分将来も駄目です。
  • もちろんこれは異論があると思っていて「では最初駄目なアイデアがブラッシュアップされることで変わっていくこともあります。が、これは自身、つまりあなたが諦めずにやり続けるか、手を変え品を変え踏ん張っていくこと、またはあなたより優秀な誰かがあなたを見込んでこうしたらいいとアドバイスなりをくれることなど、そもそも結構な変化がある、または体力があってこそです。しかもあってもそれでどうかということなので、確率的に2割もあればいいのではないかと。つまり8割は負けます。
  • であれば、やらないほうが賢明です。

ということなのですが、これで次の問題は、

  • 収益性が低いアイデアまたはそれしか思いつかない場合はどうすればいいかは、収益性が高いビジネスを調べること、研究すること、どういう視点かを学ぶこととなります。ごく当然ですがそうなります。自分が足りてないなら学ぶしかなさそうです。それか詳しい人に聞けるなら聞きましょう。
  • 次は高いものなんてそもそもないはずではないか、そんなのがあれば誰でもやっている。はありそうです。ただこれもそれをあなたが考えるのであって、誰かが考えてくれるわけじゃない(笑)ので、そこを考え抜くという感じです。もちろん、めちゃくちゃ難しいことをやろうとしているのであれば難しいし、そうでももないことならそうでもないはずです。
  • 例えば雑貨を売るのでも、どういう雑貨を売るのか。もしかして雑貨を作る人は多いから売れる雑貨をまとめてそういう動向を雑貨クリエイターに提案する雑貨マーケターみたいなことをやればいいのかもしれない。ブログでまとめればできるぞと思った人がいるかもしれません。ならばそれをやってみるべきでしょう。そして、その市場動向が売れるかは仕組み自体もありますが、あなたの腕の見せどころです。
  • ここでいう収益性は例えばブログ記事レポートとか、もっと詳細なレポートを1本A4で3ページで、10時間かけたとします。それをいくらで売りますか?雑貨クリエイターでも色々な人がいるのでそこそこ売れている人でより高めたい人か、将来のためにより売上をあげたい人に売るか、ターゲットによりけりです。仮に1万円としたら、1万円を雑貨をどれくらい売ればいいかで全く「景色」が異なります。
  • ジュエリー系のものなら単価が高いので仮に粗利5割なら、2万の雑貨を売れば粗利でペイできますから、その雑貨を100個売っている人気作家なら200万売上で100万の粗利なので、粗利のうち1万は1%です。同時にその情報がいきなり1万以上の売上を担保しなくても、半年で6万払って結果的にさらに売上を20%程度上げたとかになれば、20万アップなので、差額から得しているとなります。という程度には売る相手を考えていく必要があります。ポイントは相手がどういう指標や軸で見るからです。ただ経費削減コンサルみたいなのはまた違うかなと思っていますので、これは好みの問題でしょう。

ここでは簡単に雑貨クリエイター向けのレポートとなっていますが、そういうデータを売れという話でなく利益率を求めるとそういうものになります。ただ1万円でうってもそれを月どれくらい売れるかによりますし、10時間だと時給換算はしませんが、見合わないでしょう。だからこそ仮に売れたらどう収益を増やすか、利益率をあげられないかを考えるフェーズにもなるので、まずやったほうがいいわけです。とはいえこれをやっても多分殆ど売れないならやらないほうがいいわけです。

というシンプルな話になります。

結局何かを売るとは勉強すること

最近思うのは結局勉強するしかないなということです。勉強とは別に教科書または本を読むだけということでなく。

読んだ知識が本当かどうかを試したり、言われていることは妥当性があるかを検証したり、新しいアイデアを試したりということです。その中で何か景色が変わるか、見え方や世界観が感じられるか、何があるかを見て、聞いて、学んでいくことに他なりません。まさに成長です。

この経験値は失敗的なこと(これはフィードバックといいましょう(笑))も経験値ですから、より精度が上がります。すると説得力が出てきてより更に高まるという好循環が出来てきます。

これらは自問自答してもいいし、アウトプットして整理していってもいいし、何を学んで何を学んでないか。どうしたらいいかを考えて考えて考え抜いて動いていくだけといえばそれだけになります。

あなたもどこかの賢いと言われる人が頭で考えた仕組みや麻薬のように甘いノウハウがあったとしてそれをやればいいと思っているかもしれません。が、そんなのはありません。あったらそれはその瞬間が「騙されている」だけでしょう。そこを見極められるなら、逆に大体のことは成功できるし、達成出来る気が僕はしています。つまり、多くの人はやり方を知らないだとか、手段を間違っているとか、そんな偉そうな話はおいておいて、単に色々な誘惑があってその他の誘惑度が強いからそっちにいくだけでしょう。同時に分からずに足が止まり終わることもあります。

でもこれらは大体は勉強をしているなら、批判的に見えるし、何かおかしいなという直観も磨かれます。あと、過剰に自分が出来るとは思わないはずです。そういう意味でものすごく地味にビジネスには勉強が必要だという地味すぎる結論になります。

収益性の他にもあるのでは?

ビジネスをしながら売上や利益をあげつつ、社会に貢献していくスタイルとして例えば社会起業という言葉があります。これは多くの言われる側はあまり好まない印象ですが、実際には彼ら彼女らはビジネスをしているというか、社会貢献的な仕組みを入れたビジネスであって、社会貢献を強調してもミスリードするからでしょう。意識としてないのもあるでしょう。人を助けるというマインドセットがあるとか、自身のやりたいことと合致したなどですから。

そういう意味ではミッションとか、やりたいこと、社会に必要とされているとか、社会貢献性にも色々あるので、ビジネスは収益性だけで見えるものではないはずです。

ただ、結局社会起業であってもなんでも、ビジネスと言わないなら、仕組みですよね、仕組みがなければ大体終わります。個人の熱だけ世の中達成出来るとすると、個人の熱をどう出し続けるか。あなたはどう思いますか?自分が情熱的ならある程度出来ると思いますか?ではその熱を保証する何か、あなたの属性、性格、ご飯が美味しければいい?何でしょうか?それらがある程度見えてないと先が見えないことはやはり辛いですよね。見えないからこそやるのもありですが、人間はそこに突っ込めるならある程度言語化できてない潜在的な何かがあるはずですから、直観レベルで言語化できないけどいけるみたいな(笑)これ大事ですけどね。

だから仕組みが大事です。独善的にならないためには、あなたがやりたいのは分かる、でもそれがどうなる?あとあなたがやり続けられる根拠は?何を信じればいい?となるのが普通です。僕が思うのは、別に実績や根拠がなくてもいいのですけど、それを言うなら何かやらないとなかなか知らない人は信じる前のコミュニケーションが成り立たないのではないかという感覚です。いきなりお金貸してくださいとか、そういうのに近いだけですね。そうなればまあ相手にすることはないですし、したことはありません。

そういう意味で社会起業家として成功できているのは、感覚としてはそもそもビジネス的な仕組みを構築する感覚があったというよりも、あくまで仕組みを作るとか成立するモデルを作るとかという意識が高いこと。あとはそれを具現化する力が当然あった。当然仲間にも恵まれること。という感じです。それがたまたま貢献的なシステムだっただけでしょう。

例えば大手自動車メーカーは世の中に便利な車を普及することに貢献しました。これを批判出来る人はなかなかいないですよね。環境が汚れたとかは後出しジャンケンに近い。ただ当然貢献すれば何をしても良いわけでもない。倫理観が問われる。ただそれは企業だけでなく使う側もそうですから。

自分のビジネスどうなんだろうかと思ったら

まず収益性をチェックしてみてください。高いものを自信を持って出来る人は自信があるからやればいいわけです。あと、在庫もないし、初期費用もほとんどなくて多分出来る仕組みですならそれをあなたがやればいいわけですね。人に怪しい感じで売る必要性はないですよね(笑)

収益が上がらないと思ったら捨ててください。僕が今まで考えたもので拙い起業プランがありましたが、まあ儲からないぞと(笑)そういうアイデアどうするかというとまあやれなかったですし、無理でした。例えば店舗でもなんでもいいですが場所を借りるなら保証金が普通ですし、ないならまず貸してくれません。仮にマンスリーみたいにまたはスポットで借りても次は自分はそれほどやりたいか?という問いがあります。やりたいならそこをある程度突破したくなるし、しようとしますが僕はそこまで出来ませんでした。

僕が出来ないとか諦めたことが価値がないとかは分からないです。ただ自分がやろうとしたけど多分儲からないからやらないならそれまでです。ただこれは儲からないことをやって儲からないよねーということを認めるというか良いと言っているわけでもないです。ただやらないより全然いいし、見える景色、何より学びが多いという意味でグッドな選択だと思っています。一方でこれ儲かる、いけるみたいなアイデアがあっても多くは失敗します。世の中は想像しないことや想定外が普通にあるからですね。

頭でビジネスモデルを考えても妄想で終わるのは結局やる気になりがちです。あと考えても実行しないなら意味がかなり薄れます。結局戻ってくるのは自問自答です。あなたがやりたいのか、そこまでやりたくないのか。どこまでリスクを取れるか取れないのか。お金があるかないか、ないならどこまでアイデアでカバーするか。どこまでやってから見極めるか、明らめるか、継続するか。これらをやりながら検証して問い詰められるというか、そこで逃げずにどうするかを考える。まさにトレーニングです。そして勉強です。

おわりに

そういうシゴトづくりまたはビジネスを考えることがとても楽しいと感じたのは、わりと細かいネタとしてあります。自分が作ったものを人が喜んで買ってくれるのは多分多くの人の人生を肯定してくれます。なぜなら、作ったことが報われるし、人を笑顔にすることは簡単に出来ないからです。しかもお金ももらえるし、また買ってくれる人もいるでしょう。

五平餅の素ならそのまま売っても焼かないといけませんが、焼いたものをそのまま食べられるなら少し高くても買います。お祭りのビールの値段が高くても暑い中運んだり冷たい状態で飲めるし、その場の雰囲気が価値になります。

商売というのも、ビジネスも、シゴトづくりも結局人のためにどうすれば喜んでくれるか。笑顔になるか。価値を感じてもらえるか。面白いと言ってもらえるか。そこを突き詰めていって自分がその上でこれならできそうだ、こんなのはどうでしょうかとやっていくことです。これが非常に面白い。

面白いと思う人は多分儲かることが仮にできなくてもまたは出来ても、その儲かるかどうかは後にできるはずです。まずやってみて面白いと思えるか。面白いなら、あとは経験値を積んで上手くなっていくだけです。前は五平餅のサイズが大きすぎると言われたから女性サイズで小さくしたりサイズを選べたりしようとか。ビールも種類があると嬉しいと言われたらから今年は増やそうとか。そうやると喜んでくれる人がいるはずです。もちろんそれを望まない人もいるかもしれませんが、それこそ、その見極めとジャッジが商売だといっていいでしょう。と、少なくとも僕はそう思って楽しんでいます。

ぜひ収益性が低いアイデアしか思いつかないからといって、この記事は諦めろということでなく、それを踏まえた上でどうすればいいのだろうかをあなたが考えてみてください。裏技のようなものはありませんから、それこそ知恵とアイデアをたくさん出してみましょう。きっと面白い突破口が出てくるはずです。出ないことも当然ありますが(笑)

失敗するアイデアやビジネスをやっちゃ駄目とは思わないのですが、仮にミスったらそこから経験をしたのでフィードバックを踏まえて次はそれをしないなどの学習をしないと、またはそれがあまりにできないと何度もやって繰り返して痛い目にあって学ぶしかないだけですよね。それは特に言うことはないのですが、人によって学習の仕方は色々なんじゃないかと。

まとまりが悪い感じもありますが、アイデアがしょぼくてもやってみないと分からないということをいいつつ、同時に矛盾しているのですが、駄目っぽいと思いながらやってその「駄目かどうか」を検証する胆力とか行動力でカバーがいいんじゃないかという着地です。これを駄目っぽいと思ったからやらないとか、アイデアがいいから慎重にやってミスれないとかでやらないとかになるときついかなと。

書いていて思ったのは成功確率を上げる考え方はかなり大事で、安易に何かの行動が良い悪いとかジャッジが0か1だとかなりまずいのではないかと。グラデーションでどこまでいけるか、そしてやったらどうだったか。この繰り返しでしかないかなと。そうやって精度上げる方法くらいしか、僕は知らないかなというところです。また精神論や自己啓発っぽくないもので、確率上げるのはやはりよりその自分が興味を持つビジネスを見ることにしかならないなあと。ザ・プロフィットとかちょうどそのあたりですけど、観察してそこから得るのだと。その通りですね。

今回は以上です。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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