リサーチにおけるマインドセットを学ぶ

先日受けたセミナーがめちゃくちゃ良かったので共有させてください。

本ブログを見る読者は、ビジネスアイデアもさることながら、リサーチやマーケター寄り、またはフリーランスやスモールビジネスなどを手掛ける、またはそれらをやろうとしている人で構成されているはずです。直感です(笑)

そんなあなたにとって、リサーチとはなにかというのは非常にエモいテーマだと思っています。つまり、興味があるはずだということです。リサーチとは、マーケティングにおける初期の段階やステップまたはエビデンスから様々な観察、アイデア出しでも何でも使えるスキルであります。

そのリサーチにおけるスキルは一旦置いておいて、マインドセットというのは仕事を高める意味でも(会社員等所属しようが、独立してやろうがなんだろうが関係なく)必要なことでしょう。

気づきを最大化する

まずどんなセミナーだったかというと、山本さんというリサーチャーが講師を務める講座です。ストアカでオンラインです。あ、ちなみにこの記事自体はステマとかではなく(笑)僕が本当に良いから書いてるのでそこは誤解なきよう。

マーケティングリサーチ入門の入門 始める/育てるときの心構え

タイトルからするとリサーチとかマーケティング・リサーチをする人向けではあります。確かにそれらを全くやってない人が受けてもちょっとマインドセットの部分では厳しいかもしれないです。

一方で自分はいくつかリサーチをやってきて感じているのが、粒度など調整もさる事ながら、「表層をなめて、データはこれです」で終わるってことはまあないということです。そのようにやったことはないですし、そもそも課題設定として、やるべきリサーチを固めていく段階で頭を使うわけですね。適当に課題を設定することはできないし、とはいえ勝手に構築した仮説で進めるのではない。

つまり、顧客とのコミュニケーションがあり、そこで粒度調整をしていく。これはアイデアのアウトプットでも、企画でもなんでもそうなのですが、基本ずれまくるという前提で僕は仕事をしています。ずれまくるなんてあるのか?ということを思う人は、コミュニケーション量や打席数が足りないだけで、普通にありえます(笑)そこはやってもらうと分かるとして、結局リサーチというのは業務で切り取れば調査部隊みたいになって終わるのですが、実際はエビデンスやら経営に関わるところで、マーケティングってやはり面白いなと感じたわけです。

ここらへんのリサーチャーとしての矜持であるとか、それ以外にも仕事の哲学みたいなことへの関心があれば学びは最大化できるはずです。

注意として、上でも書いたように全くマーケティング・リサーチが分からない、やったことがない、知らない人だと専門性が高くて面白くないかもです。そこはご留意ください。

講座から学んだこと

あまり書くとネタバレになりますが、ざっくりした所感は以下のとおりです。

  • リサーチに限らず高める人は高めて仕事をするし、そうでない人はそうではない。成果があるとか優秀な人とかという二極化みたいな話ではなく、自分を律してどう向き合うかというのが結局仕事の哲学になりそう
  • 相談系、つまり顧客から「相談」がある時に、それをどう再構築するか、できるか、問いや仮説が生まれるか、どう切り口や視点で、「メタ」で切れるかがポイントになる。僕であれば、アイデアの相談の際は、神経を使っていて「相手が何を求めてどういうことを考えていて、どんな期待があるのか」はかなりコミュニケーションしてます。ここがうまくできない、つまり「AってことはBで、であればCですかね?」といったときに、「Dです。Dをやってください」みたいな人はまず噛み合わないので(笑)そこで終わりです。そうでない人と仕事をしましょう。
  • 言語化であったり、何かを説明することは、リサーチとしてアウトプットする時に、まとめがうまいとかという分かりやすいものもあるが、要約、抽象と具体、説明する言葉、様々な見せ方、心理学、社会学、様々な興味が必要だなと感じた。そもそも人間への興味とか、社会への興味というのがあって、それは自分はあるのでやはりリサーチとか向いているのだなと再確認できた。
  • 自分はリサーチャーになりたいとかはなくて、そんなキャリアでもないので(笑)ブログに書いているように、リサーチとアイデアと企画とITみたいな、掛け算でやっていくのみというところ。その中でリサーチはインプットを生成し、アウトプットも同時に作り、更に知見を高めていく良い行動習慣といっていい、と自分では考えている。その大きな行動習慣としてリサーチをもっと高められるし、もっと価値がある、とくに付加価値は出せる領域ではないか(地味で目立たないことは多いがそこは本質価値を減じるものではない)と感じた

色々とエモかったので、もし気になる人がいたらチェックしてみてください。

重ねて学びを深めていく

リサーチもですが、何か学ぶ時って、自分の興味と顧客や依頼者のネタを重ねつつ、同じベクトルか近い感じにシンクロすると、めちゃくちゃエモいです。エモいとか使っていると表現がアレですけど、シンクロするとぐっと深まり、さらに次のアイデアや顧客が求めているものが「これではないか」と分かったり(それを狙えるってことはないんですけど)、自分もより楽しくなっていく感じですね。

リサーチで今やろうというところは、前にも書いたような、司書さんのリサーチ力から学ぶとか、図書館を活用するとかはまずはもっと意識していって、あとは情報もですけど、消化して自分の糧にしていくことですね。このあたりはどんどん磨いていって、やはり今年に一発目に書いたような、アイデアを形にするというところに集約したり収束していくというところになっていくかなと感じています。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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